可燃物

可燃物

小説・文芸
800円 (税込)

4pt

ランキング3冠! 警察×本格ミステリ傑作
【ミステリーランキング3冠】
米澤穂信、初の警察×本格ミステリーがついに文庫化!

【内容紹介】
群馬県警捜査第一課の葛警部は、上司にも部下にも煙たがられる存在だ。
だが、葛の捜査能力を疑う者は一人もいない。

連続放火、見つからぬ凶器、遺棄されたバラバラ死体、不可解な立てこもり――
難事件の奥に潜む真実を、葛警部だけが見抜く。
ミステリランキング三冠に輝いた、警察×本格ミステリの金字塔。

解説=有栖川有栖

単行本 2023年7月 文藝春秋刊
文庫版 2026年9月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    可燃物
  • タイトルID
    :
    2411137
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年09月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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可燃物 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    5篇からなる警察×ミステリーの短編集。
    全編通して、何となく推理できてしまいそうな親しみやすさがあるのに、想像もつかない結末が用意されていて唸らされた。
    方法をめぐる謎、共通点をめぐる謎、犯人探しなど、コンセプトが多岐に渡り面白い。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    それぞれの事件に対して、なぜ?犯人は?など謎が面白い上、それに対する葛警部の考えや動きも面白い。真相についても、事件なのだから当たり前に色々な事情があった上で起きているわけで…事件を操作するというのは本当に大変だ…と何回も思った…続編希望!

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    葛
    主藤
    桜井
    小田
    桐乃
    宮下
    佐藤
    村田
    飯塚
    笹尾
    川村
    榊野
    新戸部四郎
    年嵩
    伊村
    蓮井
    三田村

    崖の下
    芥見正司
    浜津京歌
    後東陵汰
    水野正
    下岡健介
    額田姫子

    ねむけ
    金井みよ子
    田熊竜人
    水浦律治
    大島医師
    蒲田照夫…幸代
    古賀久
    岡本成忠
    紙川翔祐
    鈴木泰輔

    命の恩
    服部央
    野末晴義…裕子
    野末勝
    荒川悠斗
    宮田村昭彦…香苗…一彦…聡子
    井沢登志夫
    徳安康一郎
    豊岡優美

    可燃物
    磯俣洋一
    谷村康太郎
    下西美礼…久太
    坂田章清
    三田高生
    幡野
    小河峰雄
    大野原孝行
    宇佐みどり…吾郎
    藤谷
    岩出友幸
    高柳充
    日比谷洋祐

    本物か
    小峰徹次
    長菅麻奈美
    横井なつめ
    川野
    志多直人…春太
    代崎恵
    倉本香里
    安田明治
    王春美
    青戸勲
    久島一伸
    湯野有加里
    鈴村照星
    辻川花

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    好きだなぁ。
    Who Why Howと、それぞれおもしろ要素はあるのだが、私はとくにWhyに関心が向いた。それは殺害だけでなく、供述にも言える。被疑者、被害者、目撃者そして、警察関係者。その発言に、理由背景がある。『ありえそう』とリアル感を味あわせてくれた。もちろん、んー?みたいな理由もあったかもしれない。でも、ひとの行動は、大概そんなものだろうと思うのである。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    おんもしろかった。
    濃厚な5つのお話が詰まっていました。
    ひとつひとつは短いのに濃いから満足度が高い。
    重めのガトーショコラみたい。
    一気には読まず(読めず)、ひとつひとつ余韻を味わって読み進めた。

    「可燃物」はタイトルになるだけあっておもしろかったし緊迫感があった。

    個人的には「ねむけ」が最後までどうなるかわからなくてうずうずそわそわした。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    どれも性質が異なる事件の短編で、鮮やかな結末。モース警部を清潔にしたような葛警部。これは続編の期待大。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    警察×本格ミステリと硬派な作風にも関わらずスラスラと読める。
    その上五編全ての真相で驚かされる傑作だ。

    特に表題作の「可燃物」は最後まで真相の足がかりすら掴めず、全てが明らかになった時には「えーっ!」と声をあげてしまった。
    現実で同じ事件が起きたら、犯人不明のまま迷宮入りしそうだ。
    人間を見ることを第一に捜査する葛警部だからこそ、可燃物の正体に辿り着けたのだろう。

    葛警部の人物像などまだまだ余白があり、世界観も広げられそうなので是非シリーズ化してもらいたい。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    無骨で上司にも部下にも煙たがれている群馬県警捜査第一課の葛警部が、見つからない凶器、深夜にも関わらず目撃者の多い交通事故、バラバラ死体、連続放火事件、ファミレスでの立てこもり事件に挑む短編集。

    文庫本が出たら購入しようと思っていた作品。

    犯人っぽい人が大概犯人じゃないんだよな、とは思うんだけど全編、「なるほどー」の連続だった。

    葛警部、口数少なく、真面目すぎて、菓子パンとカフェオレばかりの食事で、人間的には大丈夫か…って感じの人だけど、なぜか嫌いになれない。

    彼をイメージして、いろんな俳優さんが思い浮かんだ。

    葛警部のシリーズはもっと続くのかな?長編だともっと面白いと思うんだけど。

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    米澤穂信『可燃物 県警捜査第一課 葛警部』文春文庫。

    米澤穂信は余り読んだことがない。恐らく、読んだことがあるのは『ボトルネック』という作品だけではなかろうか。本作は、『このミス』を始めとする様々なミステリーランニングで第1位を獲得しているらしく、それならば読んでみようと思った。

    上司からも部下からも煙たがれながらも、高い捜査能力を持つ群馬県警捜査第一課の葛警部を主人公にした警察ミステリー5編を収録した短編集である。

    いずれの短編も派手さは無いが、多方向、多面的に物事を観察することで真相に辿り着くという面白さがある。噛み締めれば噛み締める程、味が出てくるような面白さがあるのだ。そういう点では、長岡弘樹の『傍え聞き』といったミステリー短編集にも似ているが、本作の場合は推理から謎解き、結末までが素直に、ストレートに展開する。

    仕事でも問題解決のためには、様々な角度から事実を見直し、幾つかの事実を繋ぎ合わせて推理することが重要であるが、それに気付くか否かは個人のセンスに掛かっているのだと思う。主人公の葛警部はこうしたセンスと推理力を兼ね備えているようだ。


    『崖の下』。殺人犯は誰で、凶器はどこに行ったのかと、謎解きに挑戦するのも面白い。群馬県のスキー場で4人のスノーボーダーが遭難し、その中の2人が崖下に転落した状態で発見される。1人は重傷で病院に搬送、もう1人は既に亡くなっており、首には三角柱のような物で刺された傷があった。群馬県警本部の刑事部捜査第一課の葛警部が現場に駆け付け、鑑識と共に付近を捜査するが、犯行に使われた三角柱のような凶器は見付からなかった。★★★★★

    『ねむけ』。強盗致傷事件と信号無視による交通事故と複数の目撃証言という幾つかのヒントがやがて1つの事実に繋がっていく捜査と推理の過程が面白い。群馬県藤岡市で起きた強盗致傷事件。被害者の老女は頭蓋骨陥没骨折の重傷で意識不明の重体だった。類似前科のある者を中心に被疑者を洗い出すと1人の男が浮かび上がるが、男は交通事故を起こし、病院に搬送される。葛警部は男が信号を無視して交差点に進入したという複数の証言を得て、危険運転致死傷罪の別件で男を逮捕することも考える。★★★★★

    『命の恩』。謎のバラバラ殺人事件。被疑者はあっさり犯行を自供するが、葛警部は事件の矛盾点から真相に辿り着くという謎解きの面白さ。しかし、少し無理を感じる点もある。群馬県の榛名山の山麓で切断された人間の上腕部が発見される。発見されたのは成人男性の右腕の上腕部で、鋸のようなもので切断されたと思われた。山狩の結果、バラバラに切断された人体の部位が次々と見付かり、頭部の歯型から男性の身元が判明する。葛警部は男性の自宅を捜索し、突き止めた複数の関係者の聴取を行う。★★★★

    『可燃物』。表題作というだけのことはある面白さだった。全くの逆方向の推理に驚愕。物の見方というのは様々あり、物の見方次第では真相に辿り着くことが出来るのだ。群馬県太田市のゴミ集積所で発生した連続放火事件。被疑者と思われた男は過去に勤務先で失火事件を起こしていた。葛警部の指示で男をマークするが、なかなか尻尾を出さず、ある日を境に放火事件はぴったりと止んでしまう。★★★★★

    『本物か』。驚愕の真相に震えた。衝撃度と面白さで言えば、表題作の『可燃物』よりも上だ。伊勢崎市ののファミリーレストランでの立てこもり事件が発生する。葛警部は部下と共に現場に駆け付けるが、上司から特殊係に任せるので手を出すなと厳命される。犯人の男は早々と特定されたが、男は拳銃のような物を持ち、複数人を人質に取っていた。葛警部は店内から逃げ出した従業員と客たちから店内で起きたことについて質問する。★★★★★

    本体価格770円
    ★★★★★

    0
    2026年09月10日

    Posted by ブクログ

     一気読みした。このドライな刑事もの、最高です。
     部下からは怖がられて近づかれない、上司からは優秀すぎて疎まれる、そんな刑事、葛による5つの短編である。どれも秀逸で、あ~~こういうオチねと思うと全然違ったりする(笑)そういうのも含めて米澤穂信に振り回されている感じがまた心地よい。こういう小説をぼーーと読むのが結構至高だと思った最近である。 

    0
    2026年10月03日

可燃物 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    可燃物
  • タイトルID
    :
    2411137
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年09月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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