作品一覧

  • 伝言
    4.1
    1巻1,881円 (税込)
    わたしたちのしたこと。しなかったこと。これは、いまを生きるあなたのための物語。 『きみはいい子』『わたしをみつけて』『世界の果てのこどもたち』など、 話題作を生み出し続ける著者、4年ぶりの新作! 2016年本屋大賞3位、 『世界の果てのこどもたち』には書かれなかったもうひとつの真実。 満洲・新京で暮らす女学生、ひろみ。 「尽忠報国」「一億玉砕」「五族協和」、そう信じていた―― 永遠に失われた、もう、どこにもない国。 あの場所で見たこと、聞いたこと、 そして、わたしに託されたことを、わたしは忘れない。 終戦間際の満洲を、圧倒的な事実に基づき描く。 これは、いまを生きるあなたのための物語。
  • 小学館世界J文学館 日本の昔話
    -
    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 「ここをほりたい、ちんころりん」 日本の各地に伝わる昔話から50話を選んで収録。すべて日本各地で口伝で語られてきた原話から取って再話した、昔話集の決定版! 著名な昔話も、意外な展開に驚かされることも。収録作品=「十二支のはじまり」「さるとかにのもちあらそい」「鳥の王さま」「三枚のお札」「へっぴりよめご」「節分のはじまり」「一寸法師」「ねずみのむこえらび」「花をぬすんだ神さま」「お月お星」「つる女房」「ねずみのすもう」「ちんころりん」「うらしま太郎」「花のすきな殿さま」「したきりすずめ」「ホーラのマーヤ」「わらしべ長者」「へびむこいり」「娘とえがま」「とらとなめくじのかけっこ」「たなばたさんとおぎおんさん」「王女をとりかえした七人ののろ」「からすの神々の話をきいたオタスツ人」「ハンガイ森の兄妹」「日本一目にどっこいしょ」「へひりの番人」「おかねのはなし」「おまえが言うなよ」「うばすて山」「鬼のおたま」「ならなしとり」「ゆきおんな」「花さかじいさん」「ぴんぱらりん姫」「泰作さんのはなし」「村のはしの寝太郎」「竜宮の銭ひり犬」「食わず女房」「かさじぞう」「ぽったりもち」「おおみそかの火」「天からふんどし」ほか。(新編) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • ちゃあちゃんのむかしばなし
    -
    「ちゃあちゃん」こと中脇初枝さんが、子ども時代を過ごした高知県四万十川流域に伝わる昔話を、どの地域に暮らす子にも楽しんでほしいとの願いを込めて再話。「かちかち山」「さるかに合戦」などおなじみのお話や、この地方ならではのお話など、時代を越えて愛されてきた昔話のなかから50話を選びました。いつの時代も小さく弱い者を見守り、励ましてきた昔話は、現代の子どもも、また大人をも魅了することでしょう。

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  • はじめての世界名作えほん 1 ももたろう
    -
    1~80巻385~660円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どんぶらこ、どんぶらこと川かみから流れてきた大きな桃から生まれたももたろう。犬、さる、きじをつれて、鬼退治へとむかい……。 文章の文字は「教科書体」を採用し、漢字とカタカナには全てルビを配置。 「読み聞かせ」を卒業した「ひとり読み」にも最適。 児童文学者・西本鶏介氏による、親子ともにおはなしへの理解が深まる解説も収録。
  • 神の島のこどもたち
    4.5
    1巻924円 (税込)
    奇跡のように美しい南の島 そこには、もうひとつの戦争があった―― 空をゆく特攻機の下、激しい空襲にさらされ、 戦争の最前線となった沖永良部島。 それでもわたしたちは生きる、この小さな島で。 青い空を沖縄に向かって飛ぶ特攻機、天国のように美しい海には死んだ兵隊さんが浮かぶ。第二次大戦末期、小さな島沖永良部に暮らすマチジョーとカミは、大切な家族を失い、食料にも不自由する日々を過ごしていた。それでも唄い、恋をし、ひたむきに働き、生き抜く。南の島に刻まれた知られざる戦争の物語。
  • 小説現代 緊急特集 この災厄に思うこと
    5.0
    1巻165円 (税込)
    未曾有、といわれる災厄がひたひたとやってきた。 新型コロナウイルスによる感染症。 気がついたら世界中を覆っていたこの疾病を広めないためには、 今のところ人と人を遠ざけるしか手立てがない。 このような災禍の前で、言葉は、物語はどんな力を持つのか。 私たちはどう向き合って、どう乗り越えていくのか。 緊急特集として、十四人の表現者たちに それぞれの想いを書き下ろしていただいた。
  • 世界の果てのこどもたち
    4.5
    1巻924円 (税込)
    珠子、茉莉、美子――3人の少女は、戦時中の満州で出会った。何もかも違う3人は、とあることから確かな友情を築き上げる。やがて終戦が訪れ、3人はそれぞれの道を歩み始める。日本、中国で彼女たちはどう生きたのか。そして再び出会うことはあるのだろか――。2016年本屋大賞第3位に選ばれた、感涙の傑作、ついに文庫化。
  • 神の島のうた
    4.5
    1巻1,925円 (税込)
    沖永良部島で代々唄い継がれている島唄。段々と唄い継ぐ人がいなくなり、いまや消滅の危機に瀕している。同時発売の中脇初枝著の小説『神に守られた島』でも多くとりあげられているその唄の中から、特別に後世に残したい唄を、中脇初枝自身がチョイス。それに気鋭写真家・葛西亜理沙が沖永良部で撮り下ろした写真を載せる。"島"の原風景が見える、唯一無二の一冊。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • こんこんさま
    3.1
    1巻638円 (税込)
    「あたしの家、幸せにしてくれる?」お稲荷さんがあるために「こんこんさま」と呼ばれる屋敷に、末娘が連れてきた占い師。あやしい闖入者により、ばらばらだった家族が一転して――家族再生のものがたり。
  • 魚のように
    3.3
    1巻473円 (税込)
    ある日、高校生の姉が家を出た。僕は出来の悪い弟でいつも姉に魅かれていた。バラバラになった家族を捨てて僕も、水際を歩きながら考える。姉と君子さんの危うい友情と、彼女が選んだ人生について……。危うさと痛みに満ちた青春を17歳ならではの感性でまぶしく描く坊っちゃん文学賞受賞作(「魚のように」)。ほか、家庭に居場所のないふたりの少女の孤独に迫る短編「花盗人」を収録。
  • わたしをみつけて
    4.1
    1巻1,540円 (税込)
    誰かの仕打ちで、ひとは傷つく。 でも、ほかの誰かのひとことで、 生きていけるようになる。 施設で育ち、今は准看護師として働く弥生は、問題がある医師にも異議は唱えない。 なぜならやっと得た居場所を失いたくないから――。
  • きみはいい子
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    夕方五時までは家に帰らせてもらえないこども。 娘に手を上げてしまう母親。 求めていた、たったひとつのもの――。 怖かったのも、触れたかったのも、おかあさんの手だった。
  • きみはいい子

    Posted by ブクログ

    ただ「泣ける」、それだけの本なら山ほどある。だが魂の内側に入り込んでそこの奥深くにある傷にそっと寄り添うような作品がいくつあるだろうか。
    「子供」と「大人」に焦点を当てたこの連作短編集は大人だって子供だし、子供だって実は大人の目線を持っている、という事を我々に突きつけてくる。
    虐待に教師の悩み、幼少期とは死ぬまで永遠に続く檻のようなものだ。本書を読んでもしかしたら自分自身もそうだという事に気付かされる方もいるかもしれない。
    この本はそれほどよく出来ている。
    収められた短編は粒揃いだが、その一つ一つがわずかな繋がりを見せてくる時、読者は初めて「全ては繋がっている」という世界に辿り着く。いい本だ。

    0
    2024年09月18日
  • はじめての世界名作えほん 32 たなばたのおはなし

    Posted by ブクログ

    ツッコミどころ満載の七夕のお話。

    牛何物?
    彦星下心丸見えじゃないか?
    娘、さすがに柄杓だけで川の水なくすのはむりだろ…

    私が知っている七夕のお話をもっと軽かった気がする。ある意味でリアルっぽいけど。

    0
    2024年06月13日
  • はじめての世界名作えほん 38 せつぶんのおはなし

    Posted by ブクログ

    好きな説で、納得いく(笑)
    ふく=福との考え方は真っ直ぐすぎる
    生き方をレクチャーされたような一冊で馬鹿にはできない

    0
    2024年01月26日
  • 世界の果てのこどもたち

    Posted by ブクログ

    2016年本屋大賞三位。
    過酷なエピソードばかりだったが、ラスト、また3人で穏やかにお茶を飲める、奇跡の様なひとときが眩しかった。

    入念に取材し、丁寧に紡がれた素晴らしい作品でした。

    0
    2023年11月01日
  • 伝言

    Posted by ブクログ

    優しい語り口で読みやすい。主に満州で暮らす少女から見た戦中戦後の生活。国ではなく、一人一人の人間として向き合い接することの大切さ、自分の判断基準をぶれずに持つこと。『伝言』…よいタイトル。しっかり受け取りました。

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    2023年10月27日

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