中脇初枝の作品一覧
「中脇初枝」の「きみはいい子」「神の島のうた」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中脇初枝」の「きみはいい子」「神の島のうた」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
匿名
山も海もない地平線が広がる平地の続く旧満州帝国(中国東北部)で育ったひろみは、「ふるさと」を聞いて歌ったとしても、「ふるさと」の情景がぴんと来ない。五族協和と唱えながらも、そこで暮らす中国人を満人と呼ぶことに違和感を持たない。肉体労働や雑役をする人たちは日本人ではなく満人であるのが当たり前。
女学校で、将校さんから指示されて大きな紙で何かを作らされていても、それが何かわからなくても、「軍事機密」と言われれば疑問を持つことも封じてしまう。
うっすらと何かの兵器なのだと思っていても。
終戦、というか敗戦で、関東軍はさっさと引き揚げてしまい、満州に残された人は、「満人」と呼ばれていた中国人からどれ
Posted by ブクログ
映画から入って、原作を読みたくて買った本
今取ろうとしてる資格を目指すきっかけのひとつになった作品
特に印象に残ってるのは虐待の疑いがある男の子と先生の話だった
映画でも原作でも最後先生が男の子のために行動したのかが分からず、読んだ後自分の中で考える余地がある話だった
でも、私はあの先生は男の子のために介入したと信じてる
全て読んだあとに「きみはいい子」というタイトルに涙が出てきた
世の中の虐待を受けている子どもや受けてきた大人、障害のある子どもや大人はみんなちゃんと「いい子」
この作品を読んだことで、虐待は悪で、虐待をする親が全て悪い、なぜこんなことをするのかという以前までの自分の考えが大き