きみはいい子

きみはいい子

1,540円 (税込)

7pt

夕方五時までは家に帰らせてもらえないこども。 娘に手を上げてしまう母親。 求めていた、たったひとつのもの――。 怖かったのも、触れたかったのも、おかあさんの手だった。

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きみはいい子 のユーザーレビュー

4.0
Rated 4 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    うぅ…胸が苦しい…
    児童虐待をテーマとした五つのお話。
    どのお話にも心温まる部分はあるものの、リアルな虐待の様子が描かれていて呼吸困難になりそう。でもきっと、身の回りで起きていることで、しかももっとひどいこともあったりするんでしょうね…。
    虐待や貧困の連鎖はとても難しい問題だと思う。
    幸せと温かさが

    0
    2025年01月26日

    Posted by ブクログ

    親からの虐待やネグレクト被害にあっている子どもがいて、その状況やそれが起きる背景について描かれている。苦しい内容。赤の他人が出来ることって何だろうか。児童相談所に通報してあとはお任せするとか短絡的なことでもなくて、ここに登場する大人たちのそっと見守る目が絶望の中のひとすじの希望に感じる。それがいいと

    0
    2024年12月06日

    Posted by ブクログ

    ただ「泣ける」、それだけの本なら山ほどある。だが魂の内側に入り込んでそこの奥深くにある傷にそっと寄り添うような作品がいくつあるだろうか。
    「子供」と「大人」に焦点を当てたこの連作短編集は大人だって子供だし、子供だって実は大人の目線を持っている、という事を我々に突きつけてくる。
    虐待に教師の悩み、幼少

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    面白かったよ、自分の親がいかにまともだったかを思い知らされたし単にそれってラッキーなだけだったのかも。愛されて育った子はいい子に育つんだよなあ多分、愛されずに育った子供は絶望だろうなあ、かわいそうだよなあ。本当にクソな親に当たると性格や人生変わっちゃうよなあ。あるただ愛されたいだけなんよなあ。

    0
    2023年06月27日

    Posted by ブクログ

    うん、
    子どもは家族にだけに育てられる訳じゃない。
    身近な大人の関わりが大切。
    そして、そんな大人に出会えるか、なんだよね。

    0
    2023年04月25日

きみはいい子 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    319ページ
  • 電子版発売日
    2015年11月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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