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奇跡のように美しい南の島 そこには、もうひとつの戦争があった―― 空をゆく特攻機の下、激しい空襲にさらされ、 戦争の最前線となった沖永良部島。 それでもわたしたちは生きる、この小さな島で。 青い空を沖縄に向かって飛ぶ特攻機、天国のように美しい海には死んだ兵隊さんが浮かぶ。第二次大戦末期、小さな島沖永良部に暮らすマチジョーとカミは、大切な家族を失い、食料にも不自由する日々を過ごしていた。それでも唄い、恋をし、ひたむきに働き、生き抜く。南の島に刻まれた知られざる戦争の物語。
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Posted by ブクログ
方言を難しく感じてなかなか読めずにいたのですが、通勤時間を使って読み始めたら止まらなくなりました。 沖永良部島に暮らす、こどもたちの物語。 戦時中から始まり、終戦、戦後まで。 「ヤマトゥ」と「沖縄」の間で、「日本」と「アメリカ」の間で、生きのびるためにそれぞれが選んだ道があって、何が良いとか悪い...続きを読むとかではなく、それぞれが精一杯であることをただ見守っている眼差しが感じられて。 奄美大島とも、沖縄とも違う、沖永良部だからこその物語。 いつか、沖永良部を訪れてみたいと思いました。
沖縄から60キロ離れた、奄美の沖永良部島。第2次大戦から戦後まで、沖縄戦に寄り添い最後まで生き抜いた人たち。その子ども達から見た、戦争の悲惨な記録と、愛情と友情の物語。多くを学びました。
前作同様 無知の無知であった。。 今年沖縄返還50年を迎えるけれど 特別ドラマ等は作成されないのだろうか そうか日本じゃないと密航となるのか。。 沖縄本土の戦争の凄まじさはひめゆりの塔等で既読であったが 島々での戦争については無知であった また その終戦後の動きも 目が合う距離で 民間人やこど...続きを読むもを狙って撃つって 戦後トラウマとか 人生観の変化とか そこら辺はどうなのだろう。。
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