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ある日、高校生の姉が家を出た。僕は出来の悪い弟でいつも姉に魅かれていた。バラバラになった家族を捨てて僕も、水際を歩きながら考える。姉と君子さんの危うい友情と、彼女が選んだ人生について……。危うさと痛みに満ちた青春を17歳ならではの感性でまぶしく描く坊っちゃん文学賞受賞作(「魚のように」)。ほか、家庭に居場所のないふたりの少女の孤独に迫る短編「花盗人」を収録。
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Posted by ブクログ
十七歳のときに書かれたという短編ふたつ。中脇さんの原点になるのでしょうか。荒々しさはなく、むしろひどくしずかに、陰のなかでもぞもぞ動いているような作品でした。 物足りなさを感じる人もいるかもしれないけど、前述した原点をみたいという感覚で読むと、たいへん興味深いし、年齢のことを言うのはナンセンスだけど...続きを読む、だけど到底十七歳が書いたとは思えない。毎日どんな景色をどんなふうに見ていたんだろう。
著者が高校生のころに書いたというお話。 家出した姉のことを一人語りする弟君のお話。 家庭環境が、ほんの少しだけ複雑な(とは言えどこにでもあるようなものだけど)子女子高生二人のお話。 若い!というのが第一の感想で。 嫌いじゃないけど、もう心には響かないなぁという、自分が年とったことを実感した小説だった...続きを読む。
10代らしさがあると思った。 純文学を好む文学少女が書いた感じ。 鬱々としていてちょっと耽美的というか… 嫌いじゃないです。でも今の作品の方が好き。 「みなそこ」同様、ここでも「みてる」という方言が登場。 「みなそこ」で知った方言だけど良い言葉だなぁと思います。
現在40代の著者が高校3年生のときに書いたという、80頁足らずの短編2つ。 表題作は、姉が家出をしてバラバラになった家族の弟の語り。どうしてよいのかわからない「僕」も家を出て、歩きながら考える姉のこと。もう1編の『花盗人』は、嫌われ者の祖母を亡くした孫娘の語り。副題に「隔世遺伝」と付けたくなります...続きを読む。 どちらの話も読みはじめてしばらくは「僕」や「私」の年齢がわからずとまどう。なるほど高校生のときに書いた話なのだからと納得。この突き放した感覚。みずみずしいというべきか冷ややかというべきか。心にぽっかり穴があく。
17歳で書いたのかー 相当うつうつとした感じがあるけど、書いていて苦しかったのか、書くことですっきり?していたのか… とにかく書き上げているところがすごい。 花盗人のラストはえーー…
『きみはいい子』が面白かったので、同著者のデビュー作を。 まだ2冊しか読んでないが、どちらも親の呪いがテーマなので、この人はそういう作風なのだろうか。 『きみはいい子』はまだストーリー性があり、エンタメ作品に昇華されていたが、こっちはもっと純文学っぽく、よく分からない部分も多い。 二篇とも、親に愛さ...続きを読むれる姉を持つ弟妹の話。 二つ目の「花盗人」は、ラスト2ページの急展開に驚愕した。 闇が深い。
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魚のように
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中脇初枝
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