【感想・ネタバレ】わたしをみつけて(30件)のレビュー

レビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年12月13日

『きみはいいこ』の続編ということで手に取った一冊。

いずれも、「いい子」がキーワード。
いい子でなければ愛されない、いい子でなければ必要とされないことが怖くて苦しかった子供時代。今もやっとのことで手に入れた居場所を失いたくなくて、いろんなことを飲み込んでそこにしがみついている主人公の弥生。
いい子...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年07月21日

『施設のものはみんなのものだった。
そんなこと知っていた。一度だけ、ほんとの気持を言ってみただけだった。
その一度きりで、自分がいい子じゃなければ、受け入れてもらえないことを知った。
だからこわかった。』

「名づけは親の最初の暴力みたいなものだし。 - つけられた名前で生きていかなきゃいけないんだ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年04月26日

こんなにも人の心の傷をやさしく描けるのは、中脇さんならでは。

いわゆる”一般的”な子供時代を経ていない子供は、自己を確立し自分を保つためだけでも、極限に伸ばされた太く平べったいゴムを常に腰に巻きつけられ後ろから引っ張られているような状態のまま前に進んでいくという日常生活を送らなければならない。
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Posted by ブクログ 2016年08月15日

「わたしはいい子」が余りにも辛すぎて
だからその分だけ
この本の感動があったのかと。

捨て子であった主人公が
いい子と隣り合わせで持つ心情に押しつぶされそうになりながらも
人との出会いで少しずつ変わっていく。

言葉にしてしまうとこんなに薄っぺらくなってしまうけれど
とても感動的なお話だった。

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Posted by ブクログ 2016年05月12日

平易な文章は無駄がなく詩のように滑らか。細かな部分まで丁寧に描かれていて、ノンフィクションかと思うくらいとてもリアル。
女性らしい視点で命を見つめている。大切なのは医師の名誉ではなく患者の命だし、親の都合ではなく子供の命なのだと。
是非また読んでみたいと思った。

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Posted by ブクログ 2016年02月02日

久しぶりに泣けた小説
詩的な文体
人との出会いが人を変えていく

ドラマは小説の内容をフォローする形だったので、ラストがちょっと気がかり

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Posted by ブクログ 2016年01月09日

鈴木保奈美と滝本美織のドラマもよかったが、原作はもっとよかった。途中、何度か涙が出そうになった。「きみはいい子」につながる感じ。

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Posted by ブクログ 2015年12月05日

お医者だからとか看護師だから、ではない。人間はいい人に出会えるかだよなぁ。そして確かに世の中にはいい人がいっぱいいると思う。

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Posted by ブクログ 2015年11月25日

「きみはいい子」も衝撃作だったが、本作もまたインパクトがあった。主人公自身の物語も感動作であるが、医療界の抱える闇がよく描かれていると思う。病院に勤めている私が言うのだから間違いない。皆さん医者をあまり信用しないほうがいいですよ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年09月25日

1番信頼したいはずの、守ってもらえるはずの親という存在を知らない、埋められない心の穴。
自分で壁を作り、無意識のうちに傷付かないよう自分を守ろうとする弥生。


一期一会。
『案外悪い人ばかりじゃない』『信頼してみるのも悪くない』
自分はひとりなんかじゃなかったと、これまで周りに居てくれた人達の存在...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年07月22日

自分が自分として生まれてきたことを、それがたとえどんな風であれ、感謝してみたとしたら、何か変えられるのかもしれない。
それすらできずに、失われてしまう命があるという現実を思えば、なおさら。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年07月14日

ひりひり、ひりひり、する。
でも最後の最後に、なんとかほほ笑むことができる、
そんなお話。

きみはいいこ、がよかったので、
他のもよんでみよーと思い手にとる。
いやあ、中脇さん、いいなあ、好きです。
文は比較的易しいので、一見児童文学的でもあるんだが、
内容は、なんかこう、人の核心をついてる、とゆ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年03月29日

『きみはいい子』を読んでから少したって、また手にとった中脇初枝さんの本。

主人公の准看護師の弥生は、3月に捨てられていたから、その名がついた。
親を知らず、施設で育ち、看護師としていい子でい続けようと決め、周りとの諍いなく、日々勤め、暮らしていた。
いい子でいれば捨てられない、そう心に決めて。

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Posted by ブクログ 2018年08月07日

生きるために淡々と働いてきた弥生。藤堂師長がかっこいい。プロってこういうものだと思った。菊池さんも。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年04月29日

一つの病院でしか働いたことがない人にとっては、そこにいる医師しか知らない、当たり前と言えば当たり前だけど、それはかわいそうで不幸なことで、もっと違う医師がいる、と教えた師長さんがいてくれてよかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年12月03日

捨て子の主人公が施設や短期間養父母の元で育った経験から、自分は「いい子」でいないと捨てられると思い込んでいる。
施設をでて、準看護師として働く病院は旧態依然の産物でセクハラやパワハラが蔓延しているが、いい子でいたい主人公は薄い笑顔でかわしていく。そこに新しい師長が入ってき、自分主体で考えて動くことの...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年09月03日

まだ2冊しか読んでないけど中脇さんの本はけっこう好きだなと思う。

仕事に対する考え方、周りの人との関係の持ち方、自分と重ね合わせて考えられる本。

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Posted by ブクログ 2015年08月26日

人との出会いを通じて、かわっていく主人公。「わたし」は、独りで作られるものではなくて、人に育ててもらうものなのだと気付かされた。

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Posted by ブクログ 2015年06月13日

タイトルが、切実に響く。
「わたしをみつけて」
いつでも、誰かのことを見つけられる存在でありたいと願いながら。

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Posted by ブクログ 2015年06月09日

どんなに望んでも手にいれられないものが弥生にはあった
自分の本当の名前、本当の誕生日、本当のお父さんとお母さん
もしかしたらいたかもしれない兄弟


七夕の短冊やサンタさんの手紙に「お母さん」と何度も
書いて願ったのに叶わなかった。


東京の産院で捨てられ、乳児院で育てられ二歳になると
児童養護施...続きを読む

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