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街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。店の常連になってから不眠症も怖くない。農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。
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Posted by ブクログ
初の長月先生作品でした。 ご飯が絡む作品は、ほっこりするのが定番だとは思うんですが、この作品は登場人物全員がそれぞれきちんと傷ついていて、過去や現在と折り合いを付けたり向き合ったりしていて、そこで生まれた傷を優しく撫でてくれるような、寄り添ってくれるような、穏やかな暖かさがずっと続く作品でした。 ...続きを読む日々に疲弊して、肩書きにうんざりして、でもどうしたって生きていかなくてはいけない時、どうしても周りの人間たちの言動や存在に煩わしさを感じてしまうこともあるけど、視界を変えたらそれは全然違う見え方をしてくる、という大切さを、食と人の温もりを通して感じさせてくれる、素敵なお話でした!シリーズものなので、次作以降も読んでいこうと思います!
積読の中から手に取った。 2023年に発刊で、私は一体どれだけ積読していたんだ…。 女性の社会進出を進めるため、自分の意に反して店長に選ばれた主人公の南雲みもざ。終電ギリギリまで帰れない、慣れない店長業務にへとへと、精神状態がギリギリなところで自宅が火事になる。不運すぎる。 なんとかしないといけな...続きを読むいって分かっているけど、私が同じような状況だったらすべて投げ出しているなぁ。 一方、主人公は現実と向き合い、職場と自宅の問題を1つ1つ解決し、自分から変わろうとする努力が伝わってきてとても良かった。 自分が投げやりにならなければ、変われるチャンスってあるんだな。 常夜灯が出す料理は、カタカナだらけで想像がつかない。(私がフレンチレストランで食事をしたことがないため、知識がないだけかも。) でも、主人公が食べる時に毎回「おいしい!」って言ってて、どんな味なのか気になる。
出版社でバイトしていた頃、社員の方に薦められた本。半年以上小説を読めていなかったので、リハビリ?に優しい話が読みたかった。 本当に、スープのように優しい物語だった。 お腹が空いてくる美味しいグルメ小説とも言えるけど、お仕事小説でもあると思った。飲食店として、サービス業として直接顧客と関わる上でどう仕...続きを読む事と向き合っていくのか、みもざに教えてもらったようだった。 一歩踏み込めば一人一人に大切なものがあり、物語がある。それらに寄り添うシェフの一皿。朝まで灯るキッチン常夜灯、行きたい…。
読んでいるうちに心が温かくなると同時に…お腹が空いてきます。 もう美味しそうで美味しそうで、お肉料理とか、パイの描写に変な声が出ました。 夜中にこんなガッツリした料理なんて実際は食べられないんですけれども、食べたくて仕方がないです。 毎日夜遅くまで働いて忙しいと、心の余裕がなくなってしまいます。ギ...続きを読むリギリの時間に来て、なかなか帰らないお客さんにイライラしてしまう気持ち、よく分かります。 シェフは、自分の好きな仕事をとことん突き詰めている印象があって、羨ましくも思いました。 が、美味しそうな料理を食べている常連のお客さん達が、何よりも羨ましいです。
夜から朝にオープンする『キッチン常夜灯』。寡黙なシェフと明るい堤さんが、仕事で疲れてる人や居場所がない人を温かく迎えてくれる。女性ながらレストランの店長を任された『みもざ』は、重圧と店員との関係で、眠れない夜を過ごしていた。だけど、キッチン常夜灯で過ごしていくうちに本当に大切な事は何なのか気付いてい...続きを読むく。居場所がない人に、かけがえのない場所を提供してくれる、こんなお店があったらいいなぁ。
日日の仕事ですさんだ主人公の心身を癒やす「キッチン常夜灯」。 自宅でも職場でもない第三の居場所、わたしも欲しい! 一話で名作の予感がしたので、2巻も購入。 シリーズで続いているのでこれからの楽しみです。
仕事や人生に疲れた人が、 美味しいものと人の優しさに癒やされる小説。 そんな小説が好みの私にドンピシャ作品。 人と人との距離感が優しい感じが好みど真ん中
vlogYouTuberさんの動画から見つけた。 主人公のシリウスでの食を通じて得る縁やコミュニケーションが生業と照らし合わせ気づきや成長していくところが、じんわり人との繋がりが大事だと感じた。 わたしも1人飲みなどから接客業の方々の関わる事が多くあり、会話や距離感を学んでいた部分もあったなぁ、...続きを読むと懐かしくなった。 あとは誰かと一緒にご飯が食べたい。
はじめ、「キッチン常夜灯は幻のお店」なのかなと思ってた。 ただただ、そこに集う人を温かく迎える幻の場所。 でもそこに集う人は、そこで美味しい料理に癒されて、明日を生きる活力を得て、自分の毎日に帰っていく。 幻のお店ではなく、「こんな場所があったらいいな」という願望のかたちなのかも。 それぞれのエピ...続きを読むソード、それぞれの人生がある。 みもざちゃんが想像していた「夜中に帰宅した時に、いつも私の部屋の明かりがついているのを見て、無意識に励まされていたのかもしれない。」って言葉、すごく心に染みた。 人間はつくづく1人で生きてはいけないなぁと。 1人で生きているつもりでも、知らない誰かの存在に勇気づけられていたりする。 美味しそうなお料理と素敵な人々に、ほっこりと パワーをもらえる小説。
食事を提供する仕事のリアルと理想 主人公は大手ファミレスチェーンの女性社員。 1巻は若手の店長。女性活躍を安易に考える上層部のせいで凄まじい重荷を背負わさせる。 2巻はエリアマネージャー的な営業職。本当は現場が好きなのに。 3巻の主人公は未経験なのに製菓部へ異動になって途方に暮れる。 4巻はベテラ...続きを読むン店長。女性活躍政策の前から責任者として戦ってきたのに。 そして最新刊の主人公は配属先に不満の新入社員。 悩んだ時にたどり着くのは、夜通し開いているこだわりのお店。 もはや自分も常連気分です。
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キッチン常夜灯
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