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新宿の駅ビルに入っているイタリアン・マルコ新宿店で、店長の皆見から通達があった。「明日から店は休業です。しばらくの間、自宅で待機していてください」。コロナ禍による第一回目の緊急事態宣言。パートで働く鈴木六花は独り暮らしの中、孤独を深めていく。そして、休業が明けても客足は戻らず、課題は山積みだった。それでも六花は店の立て直しに奮闘する。「世の中が変わっても、失くしてはいけないものがある。それは、人と人との交流である。」――2020年からコロナ禍で分断された社会の中、もがきながらも光を探す希望の物語。30代でシングル、パートの女性が奮闘する新・お仕事小説。
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Posted by ブクログ
コロナ禍における飲食業界の過酷さを描いている。
2020年の分断された社会を思い出してしまった。
飲食に限らずどこも大変だったなと、今さらながら思い出すことになる。
今作は、新宿駅ビルに入っているイタリアンレストラン「マルコ」で、ベテランフロア係として働く鈴木六花が、不安になりながらもいろんな問題に目を背けることなく奮闘する話である。
席数を減らしたり、アクリル衝立をしたり、それでも休業に追い込まれることが何度か…
お酒が出せないことや他店の応援やお弁当など、いろんな工夫をするが、それでも吸収されるのか…とか。
六花の熱い思いは伝わってくるが、何より丸子社長が突然お店に現れて、ピザを作り出す場面には驚いた。
お客様が笑顔で美味しかったと言ってくれて、笑顔で返す、そんな交流を食事中の店内でもできたら素晴らしいことだと言う社長の気持ちが、働いてる者の励みにもなるだろうと感じた。
六花のマルコが好きで、ここで働きたいという思いがよくわかった。
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