ただいま、お酒は出せません!

ただいま、お酒は出せません!

638円 (税込)

3pt

新宿の駅ビルに入っているイタリアン・マルコ新宿店で、店長の皆見から通達があった。「明日から店は休業です。しばらくの間、自宅で待機していてください」。コロナ禍による第一回目の緊急事態宣言。パートで働く鈴木六花は独り暮らしの中、孤独を深めていく。そして、休業が明けても客足は戻らず、課題は山積みだった。それでも六花は店の立て直しに奮闘する。「世の中が変わっても、失くしてはいけないものがある。それは、人と人との交流である。」――2020年からコロナ禍で分断された社会の中、もがきながらも光を探す希望の物語。30代でシングル、パートの女性が奮闘する新・お仕事小説。

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ただいま、お酒は出せません! のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月24日

    『「今日、東京の感染者が四千人を超えましたって。どうなっちゃうんでしょう」「四千人?」思わず訊き返してしまう。これでは、どこにウイルスがあってもおかしくないのではないか』。

    2020年に突如世界を襲ったコロナ禍。このレビューを読んでくださっている方で、このコロナ禍と無縁だったという方はいないでしょ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月21日

     現在進行形の出来事なのに、本当にもう第一波当時のことが曖昧になっている。
     追い込まれた時に、希望をどうやって持っていくのか。もがき続ける答えの無さに、どれくらい耐えられるのか。

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    Posted by ブクログ 2022年12月28日

    コロナ禍での飲食店の苦悩を描いた作品、お酒に罪はないと思います。あなたはどう思いますか?読んでその答えを探してください。

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    Posted by ブクログ 2022年09月18日

    コロナに翻弄される飲食業界はこんな感じだったのか、と思った。
    特に東京は大変だっただろうな。
    働きたい思いが強すぎて、一週間の休みすら楽しめない主人公が少し暑苦しかったけど、本の中に出てくるピザが本当においしそうだった。

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    Posted by ブクログ 2023年09月02日

    サービス業のため共感できるところは多かった。
    最近のことながらコロナ禍の最初は不安でいっぱいだったのを思い出しました。
    主人公が少し苦手なタイプだったので感情移入できなかったかな。

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    Posted by ブクログ 2023年08月20日

    コロナ禍の飲食店はどこもこんな感じだったんだろうと思い、本当に大変だっただろうと今は過去を振り返られる。今後もウイルスの脅威は常にそばにあるけど人はそれに対抗する策を考えられるとわかった。飲食店の接客業はバイトでも経験できる仕事だと思うけど正社員で働くということはその仕事が好きだからに違いないと思う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月21日


    コロナ禍初期、2020年4月、最初の緊急事態宣言が発令された月。
    コロナ禍での飲食店の物語。物語はここから始まる。

    新宿の商業ビルに入るテナントのイタリアン。

    思い返せば、時短営業、アルコール提供の禁止、アルコール提供の時間制限。効果があったのか否かは不明だ。

    あの時期は飲食業に限らず、あら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月03日

    コロナ禍でピンチになるイタリアンレストランで働く女性が主人公の物語。美味しい料理とスタッフのおもてなしでお客様に喜んでもらうのが何よりの働きがいだと思う主人公。コロナで飲食業界は打撃を受ける。ソーシャルディスタンスが求められ、これまでのような人と人との繋がりを大事にしたサービスはもう不要なものなのか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月28日

    なんだろう、キャラ設定?台詞回し?がなんとなーく違和感あって、男の人(主人公と異性)が書いてるのかな?と思ったけど違った。なんか違和感あるんだよなー…。
    でもコロナ禍、特に流行り出し〜1年くらいは本当に周りの人のこと考える余裕なんてなくて、ただただストレスだらけで、ようやくあの時の他の人のことを考え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月24日

    レストランで働く主人公がコロナ禍に直面した時の体験を描く時勢小説。
    ここ数年の苦しい抑圧された感情が詰まっていてとてもリアル。飲食業ではないですが、お気に入りのお店に気を付けつつもひっそりと通った日々を思い出しました。
    これから少しでも情勢が良い方向に向かいますように。

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