あらすじ
街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。店の常連になってから不眠症も怖くない。農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。
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Posted by ブクログ
出版社でバイトしていた頃、社員の方に薦められた本。半年以上小説を読めていなかったので、リハビリ?に優しい話が読みたかった。
本当に、スープのように優しい物語だった。
お腹が空いてくる美味しいグルメ小説とも言えるけど、お仕事小説でもあると思った。飲食店として、サービス業として直接顧客と関わる上でどう仕事と向き合っていくのか、みもざに教えてもらったようだった。
一歩踏み込めば一人一人に大切なものがあり、物語がある。それらに寄り添うシェフの一皿。朝まで灯るキッチン常夜灯、行きたい…。
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読んでいるうちに心が温かくなると同時に…お腹が空いてきます。
もう美味しそうで美味しそうで、お肉料理とか、パイの描写に変な声が出ました。
夜中にこんなガッツリした料理なんて実際は食べられないんですけれども、食べたくて仕方がないです。
毎日夜遅くまで働いて忙しいと、心の余裕がなくなってしまいます。ギリギリの時間に来て、なかなか帰らないお客さんにイライラしてしまう気持ち、よく分かります。
シェフは、自分の好きな仕事をとことん突き詰めている印象があって、羨ましくも思いました。
が、美味しそうな料理を食べている常連のお客さん達が、何よりも羨ましいです。
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夜から朝にオープンする『キッチン常夜灯』。寡黙なシェフと明るい堤さんが、仕事で疲れてる人や居場所がない人を温かく迎えてくれる。女性ながらレストランの店長を任された『みもざ』は、重圧と店員との関係で、眠れない夜を過ごしていた。だけど、キッチン常夜灯で過ごしていくうちに本当に大切な事は何なのか気付いていく。居場所がない人に、かけがえのない場所を提供してくれる、こんなお店があったらいいなぁ。
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日日の仕事ですさんだ主人公の心身を癒やす「キッチン常夜灯」。
自宅でも職場でもない第三の居場所、わたしも欲しい!
一話で名作の予感がしたので、2巻も購入。
シリーズで続いているのでこれからの楽しみです。
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仕事や人生に疲れた人が、
美味しいものと人の優しさに癒やされる小説。
そんな小説が好みの私にドンピシャ作品。
人と人との距離感が優しい感じが好みど真ん中
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vlogYouTuberさんの動画から見つけた。
主人公のシリウスでの食を通じて得る縁やコミュニケーションが生業と照らし合わせ気づきや成長していくところが、じんわり人との繋がりが大事だと感じた。
わたしも1人飲みなどから接客業の方々の関わる事が多くあり、会話や距離感を学んでいた部分もあったなぁ、と懐かしくなった。
あとは誰かと一緒にご飯が食べたい。
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はじめ、「キッチン常夜灯は幻のお店」なのかなと思ってた。
ただただ、そこに集う人を温かく迎える幻の場所。
でもそこに集う人は、そこで美味しい料理に癒されて、明日を生きる活力を得て、自分の毎日に帰っていく。
幻のお店ではなく、「こんな場所があったらいいな」という願望のかたちなのかも。
それぞれのエピソード、それぞれの人生がある。
みもざちゃんが想像していた「夜中に帰宅した時に、いつも私の部屋の明かりがついているのを見て、無意識に励まされていたのかもしれない。」って言葉、すごく心に染みた。
人間はつくづく1人で生きてはいけないなぁと。
1人で生きているつもりでも、知らない誰かの存在に勇気づけられていたりする。
美味しそうなお料理と素敵な人々に、ほっこりと
パワーをもらえる小説。
Posted by ブクログ
食事を提供する仕事のリアルと理想
主人公は大手ファミレスチェーンの女性社員。
1巻は若手の店長。女性活躍を安易に考える上層部のせいで凄まじい重荷を背負わさせる。
2巻はエリアマネージャー的な営業職。本当は現場が好きなのに。
3巻の主人公は未経験なのに製菓部へ異動になって途方に暮れる。
4巻はベテラン店長。女性活躍政策の前から責任者として戦ってきたのに。
そして最新刊の主人公は配属先に不満の新入社員。
悩んだ時にたどり着くのは、夜通し開いているこだわりのお店。
もはや自分も常連気分です。
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とても温かい作品だった!
食事をして“おいしい”と感じることは、
健やかである証拠なんだなと思った。
だからご飯は大事なのか
“物理的な居場所だけでなく、心の居場所”
私も眠れなくなった時
駆け込めるお店が近くにあったらな〜
Posted by ブクログ
私も職場についてみもざのように、今の環境に不満を持って、でも自分から行動を起こさずに愚痴ばかり言ってしまうこともありました。
でも、「キッチン常夜灯」の物語の世界に入り込むことで、
「生き方も仕事も、自分の身の丈に合ったものに」
「ひたむきに仕事と向き合っていれば、いつかは与えられた仕事に相応しくなれるかもしれない。どうとらえるかは、やはり人それぞれ」
「性別なんて関係ない。やりたいことを、自分のできる限り思う存分やればいいんです。人生は一度きりですから」
こんなシェフの言葉や美味しくそして丁寧に作られた料理に、自分の考え方を変えて行動する大切さを学んだり、常連さんとの関わりや、優しい堤さんに温かい気持ちや元気をもらうみもざと一緒に自分も変わらなきゃ、行動しなきゃと思えました。
自分にとって長くて暗い夜もいつか朝になり太陽の光は昇ることや、心細くなったり気持ちを弱くする夜も、見方を変えれば自分と向き合える大切な時間になる。
与えられた環境で丁寧にひたむきに頑張ることで結果はあとからついてくること。
例えすぐに結果が出なかったり、思うようなものでなくても、必ず頑張りは自分の力になる。
やりたいことを、自分のできる限り思う存分やる。人生は一度きりなのだから。
そんな優しく背中を押してくれる本でした!
Posted by ブクログ
中間管理職の人におすすめ
食べることが好きな人におすすめ
夜寝る前の小説を探している人におすすめ
すさんだ心を癒してくれるキッチン常夜灯のメニュー
Posted by ブクログ
奇しくも主人公のみもざさんと同じ飲食業に就いていますが、共感出来ることがとっても多くて。
忙しくなると見えなくなるものの多さ、余裕が生まれた時に見えるものの温かさが手に取るように分かります。
私もキッチン常夜灯のシェフと千花さんから学ぶことがたくさんありました。
奈々子さんへの配慮のしすぎな気も…
一晩中いてスープしか頼まない人にも優しく出来る人間に私もなりたいです。
仕事中の心の余裕がなくなる時に、この本を読んで気を付けようと思ったことを思い出して頑張りたい、と思える優しいお話でした。
フレンチって馴染みがないので今度久しぶりに食べに行ってみようかな。
ミモザちゃん外食多いので少し心配です。
Posted by ブクログ
長月さんの作品を初めて読みましたが、
ポジティブなフレーズが多く、前向きな気持ちになりました。
今の仕事を一生懸命取り組んでいるか、叱咤激励されている気分になりました。
Posted by ブクログ
温もりと優しさに溢れるご飯の描写で疲れてる時に読むと癒された。気負わず読めるところがすごくよかったな。シリーズ作になってるみたいなので他のもぜひ読みたい。
これまで生きてきた過程や今の気持ちを語れる場所がある、聞いてくれる人がいるって良いよね。
Posted by ブクログ
ほっこり、癒しのお話。
こんなお店私も行きたい。
長月さんの本を読むと、一生懸命にお仕事する姿って素敵だなって思わされる。
温かみのある文章を書く作家さん。
◾️心に残った文章
焦ることはない。
ひとつひとつ、問題を解決しながら生きていくしかない。
それはつまり前へ進むこと。進み続ける限り、大なり小なり問題はきっと見つかる。
でもその都度自分で労わっていくしかない。
この体で最後まで走り続けなくてはいけないのだから。
Posted by ブクログ
チェーン展開するファミレスの店長として働くみもざは、日々の責務に心身ともに疲れていた。そんなときに知った「キッチン常夜灯」に心ほぐされていく。
2冊目、3冊目とあるようなので読み進めてみたい。
仕事は大事だけど、それだけじゃない。どこかに自分を休ませられる場所がモノがあったほうが元気になれる。
Posted by ブクログ
「ほっこり癒される一冊」の帯にひかれて……
重いテーマの本を読んだ後には、こんないやし系の本が嬉しい、
街の路地裏にあるキッチン常夜灯
チェーン店系のレストランの店長のみもざに、仕事終わりの活力と栄養をもたらす大切なレストラン
シェフの本格的な料理が垂涎もの!
ホールを仕切る堤さんは優しい笑顔で迎え入れてくれて、話も聞いてくれる
こんな美味しいレストランが近くにあれば!
現代を生きる疲れた民は皆望む筈だな!
Posted by ブクログ
日々闘う人の心の拠り所であるキッチン常夜灯が素敵。おいしそうな料理の数々におなかが空いてくる。
辛い時、幸せな時、駆け込みたくなるお店が自分にもあったらどれだけ心強いだろう。
キッチン常夜灯に出会って自分の生活や仕事を見つめ直す主人公も素敵だった。
★焦ることはない。ひとつひとつ問題を解決しながら生きていくしかない。それはつまり前へ進むこと。進み続ける限り、大なり小なり問題はきっと現れる。でも、その都度自分を労っていくしかない。この体で、最後まで走り抜けなくてはいけないのだから。
Posted by ブクログ
自分の立場だけでなく相手が何を考えているかを感じとれると人間関係も変わってくるのではないかということが感じ取れました。
また生きるということは、相手も大切だが自分も大切にしていかなければいけない。
その一つが食べることかな。
Posted by ブクログ
身も心も疲れ果ててボロボロだったミモザが、常夜灯を通して、温かいご飯と居場所でヒーリングしていく様子が癒された。深夜から朝にかけて迎え入れてくれる場所があるのは素敵だなと思った。
Posted by ブクログ
当たり前のことが、忙しさの中で忘れられていく。でも、美味しい料理と人の温かい気持ちで、ふとした時に大切なものを思い出す。そんなことを、思い出させてもらった一冊
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ホッとする食事小説。
最近見かけるご飯やレストランをテーマにした小説の中でもちょうど良い現実味があり、読んでいて温かい気持ちになれる。
プライベートでは火事に見舞われ、仕事では理不尽に振り回されながらも食事に救われる主人公が癒やされていく過程に安心感を覚える。
Posted by ブクログ
元気の無い時に必要なのはエナジードリンクなんて無機質なものじゃない。
気持ちのこもった料理なんだ。
言葉や贈り物で届ける愛情もあるけれど、
365日繰り返される「食」で届ける愛情はなんて尊いのか。
遠足で早起きして作ってくれた母のお弁当、
日曜日の朝マヨネーズたっぷりで作ってくれた父のたまごサンドしかり。
また食べたいなぁ
Posted by ブクログ
4.2
おもしろかった!
キッチン常夜灯と、そこを拠り所にして毎日の糧にしている人たち
そして、火災というどんぞこからそこを足かがりに立ち上がっていく主人公
個人的に仕事の、生きていくことへのバイブルになっている「本日はお日柄もよく」に通じるものがありました
続編も読みたい!
Posted by ブクログ
寝る前のルーティンとして読み進めました。寝る前に暖かいレストランに導いてくれます。そこでは毎回オシャレなフレンチ料理を味わうことができる。本を読んでいたつもりが、実際に自分自身が食べて疲れが飛んでいくような。そんな感覚になることができます。心をリフレッシュしたい方はぜひ読んでみてください。
Posted by ブクログ
都心にひっそり佇む小さなフランス料理店は、21時から朝の7時まで夜通し営業という異色の存在ながら、本格フレンチを出すような、知る人ぞ知る隠れ名店。主人公はマンションが火事にあい、ひょんなことからこのお店を知る。
日々の激務と理不尽のモヤモヤに耐えながら頑張るあなたへ、城崎シェフと堤さん(ホール担当)の最高のコンビがきめ細やかなサービスで、静かなエールをくれる場所。このお店が好きで通い続けるお客さんたちの人生に寄り添い、またはシェフと堤さんはお客さんから何かを学び、互いに尊重し合いながら素敵な空間を育んできたことが、少しずつ明らかになる。そして、百戦錬磨のように見えるプロでも、人生の辛苦をなめ、日々悩みながら試行錯誤する過程もしっかり描かれている。
そして、キッチン常夜灯は決して夜中の高級フレンチ店ではなく、早朝営業は別の顔がある。なんだか顧客の層が広くて、ドキュメンタリー番組を観ているような臨場感があった。まさに都会で頑張る人たちのオアシス。
主人公がお気に入りの飲食店を拠り所にしながら成長していくお仕事小説としても、ホッコリさせられた。ランチ酒シリーズも良いけど、同じお店が舞台なのでまた別のジャンルだと思う。それにしても、手の込んだ内臓煮込み料理とワイン、試してみたくなった。
Posted by ブクログ
若干、ご都合展開ではあるけれども、それを割り引いてもほっこりする話。
ちょっと疲れ気味の時、読みやすいし、温かい気持ちになるし、安心する読み物です、
匿名
素敵なお話しです。
真夜中から朝方まで営業してるフレンチのお店。どの料理も美味しそうで思いやりが詰まっている。こんなにもお客さんの事を思い料理を作ってくれるシェフって素敵です。
あるといいなこんな店
この様なレストランが有れば、是非行ってみたいと思いました。以前、テレビで「シェフは名探偵」という西島秀俊がシェフ役のドラマがありましたが、何故か西島さんにシェフ役でこの小説もドラマ化して欲しいと思いました。
Posted by ブクログ
ほっこりとしたい人に送りたい。
深夜食堂とか真夜中に営業しているお店を
たまに見かけることがある。
働いて、疲れた足で家路に着く前に、何か
暖かいご飯を食べたいなと、人の温もりに触れたいなと感じる場面がよくある。
そんな人に読んでほしいのが、この作品です。
Posted by ブクログ
初めて読む作家さん。
夜から朝にかけてオープンする「キッチン常夜灯」。
チェーン系レストラン店長のみもざは、火事でマンションを焼け出され、常夜灯の近所に住むことになる。
強いストレスを抱えながら激務をこなすみもざ。常夜灯の居心地の良さと美味しい料理に魅了されていく。
癒されていくうちに、次第に他の人を気遣ったり、仕事に対して前向きな気持ちになっていく。
フレンチとは全く縁のない生活を送っている私だが、常夜灯のお料理はどれもとても美味しそうだ。ホワイトアスパラのポタージュ、飲んでみたいな。
Posted by ブクログ
ほっこりする優しい小説だった。舞台は夜から朝まで営業すると言う「キッチン常夜灯」。城崎シェフの美味しいお料理と堤さんの明るい接客が素敵なお店。主人公は南雲みもざ、チェーン系レストランの店長さん。仕事のストレスと忙しさで不眠な上に、火事で焼け出され、引っ越しした先の街で出会った深夜のビストロが「キッチン常夜灯」。みもざがこのお店で、新しい人たちと美味しいお料理に出会って少しずつ元気を取り戻し、前に進もうとする様子に、読んでいる方も癒された。こう言うお店、あったらいいのにな。仕事と家庭以外の居場所って、なかなか無いものね。
ここまで合わない本はなかった
出だしはお仕事と私生活に頑張る30前後の女性の話と思っていた
ーーーーー合わない
登場人物に ひとりたりとも共感できる人間がいない。
現実にありそうな話を 書き連ねているが
結局 主人公が好感を持った人間が良い人
それ以外の人物は非常識で不快な人間として描かれる
作者は 主人公のフィルターを通した人物しかかけないのか
それならば せめて一人称を使えば ここまで 不快感は持たなかっただろう。
シリーズ本は一度に買って一気に読む主義だが
気持ちが悪くて1巻でギブアップ。
当方が 主人公や おそらく作者よりも かなり年上で社会人生活も長いであろう事が
この評価の原因の一つとは思うが