【感想・ネタバレ】キッチン常夜灯のレビュー

あらすじ

街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。店の常連になってから不眠症も怖くない。農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。

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Posted by ブクログ

仕事に頑張っている女性のシリーズ本。これでいいのかなって色々悩みながら壁にぶつかって、それでも頑張る姿に勇気をもらいました。キッチン常夜灯のようなお店を自分も見つけたい。

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

料理のことは全然分からないけど、常夜灯を訪れたお客さんたちのエピソードに心温まりました。
料理も分からないなりに調べてイメージしながら読んでいたらお腹空いたりして、すごく楽しく読めました(^^)
続きを早速買いに行こうと思います笑笑

こんなお店があったら僕も行ってみたいなと思いました

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2026年06月28日

Posted by ブクログ

とても温かい物語

一人で過ごす夜は暗く長い
そんな静かな夜をやり過ごす場所があったら
ほんの少し気にかけてくれる人がいたら
どれだけ救われるだろう

夜から朝にかけてオープンする「キッチン常夜灯」
眠れない葛藤を抱えてベッドにいる辛さから逃れるように主人公が足を運ぶ場面
自分も時々不眠に悩まされる時期が来るから
物理的なだけじゃなく、心の行き場として
"行き場のない人がたどり着ける真夜中の居場所"
そんな常夜灯がとても温かくて優しく見えました

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

「キッチン常夜灯」はどこにあるの!?
出てくる料理の描写全てが美味しそうすぎて、温かくて、ほっこり前向きになれるお話で一気に読んでしまった。

どんなつらい仕事も、自分の捉え方次第でどうにでも良くできるんだなと

それに気づいてきちんと行動に移した主人公いいなあ

地球の人間一人一人が愛おしく思えるような本でした

続編読みたい!!

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

美味しいお料理がたくさん出てきて、ほっと温かい雰囲気の、こういうお店のお話、大好き。
このところ殺伐としたミステリーが続いていたこともあるし、私生活で不穏なことがあったりもして、そんなときに読むこの作品。なんと安心できることか。
こういうお話はたくさんあるけれど、このシリーズも大好きな作品の仲間入り

夜間から朝まで開店しているビストロ「キッチン常夜灯」。城崎シェフと堤さんのおもてなしの心が温かい〜。常連さんも、少しうるさい人はいても、全然嫌な感じじゃないし。
チェーンの洋食店で働くみもざも、嫌々頑張っていたところから、お客様の喜ぶ顔が見たいという原点に帰って働くことができたり、前向きに頑張るようになって、素敵。他人のとばっちりで「倉庫」に住むことになったけれど、その中で大事な縁を育むのも素敵。
最後のシェフの秘密には、びっくりしたなぁ。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

あたたかい話。この話大好きになったし後楽園に行ってほんとにこんな飲食店があるのか探したくなった。
あとはバスクの料理を作ってみたくなったし、仕事に、目の前のことに向き合って、丁寧にやってみようっていう気持ち。

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2026年06月01日

Posted by ブクログ

ほどなくお別れですと同じ著者だとは気付かずに手に取った一冊。私はこの作家が好みなんだと確信した。

私も水道橋に住んでいたことがあり、そのときに夫婦で営む小さなバルが私の居場所だったことを鮮明に思い出した。まさにみもざにとっての常夜灯と同じで、その店は心の拠り所だった。

あの頃の情景や心情までもがぴったりとはまり、みもざは過去の自分だ、とすら思えるような作品だった。

店内の空気感、シェフの料理の香りまで容易く想像でき、美味しい気持ちで満たされる本。

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2026年05月27日

Posted by ブクログ

みんな良く働くなぁ。
そこまで好きな仕事はしてこなかったから羨ましいかも。
これから見つかるといいな。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

キッチン常夜灯みたいなお店があったらふらっと一人で行ってみたいと思った。
私もカフェやレストランでホールの仕事を長年やって来て、堤さんみたいな接客をされたら絶対通いたくなるなと。

読書初心者の私が本一冊読むのに何ヶ月も掛かってしまうわけだけど…この本は読みやすかったし夜になると読みたくなる感じ。
情景が浮かぶのでキッチン常夜灯は夜に読むのがおすすめです!

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

タイトルも表紙も温もりを感じ、読む前から、ゆったりとした中での読書の楽しさを味わう自分が想像できた。私にとって初めての長月天音さんの作品ということも、本作品への期待をさらに膨らませた。

「プロローグ」の中心人物は、チェーン店「ファミリーグリル・シリウス浅草雷門通り店」の店長を務める南雲みもざ。冒頭から、睡眠中のみもざのマンションが火事になるといった衝撃的な展開を迎える。慌てて逃げる住民たち。結局は鎮火したものの、出火場所がみもざの部屋の真上だったこともあり、部屋は惨憺(さんたん)たる状況になってしまった。ほとんどの家財を焼失してしまったみもざ。この先の展開に不安を覚えながら、次の話へとページをめくった。

「第一話 眠れぬ夜のジャガイモグラタン」。住むところを失ったみもざは、会社の倉庫となっている元社員寮の一室を仮住まいにさせてもらう。その倉庫を管理し、自身もそこで暮らす同社の金田の計らいだった。寮だったおかげで最低限の生活はできるものの、しばらく使われていなかった部屋であるし、火事の喪失感による不安も大きいはずだ。その上、仕事は休めない。想像を絶する心理状態のなか、みもざの店の閉店は10時30分、退店はおおよそ11時という過酷な勤務が続く。疲れ切って帰宅してからの食事が疎かになるのも無理はない。

そんなみもざに金田は、住まいの近くにある店で美味しい料理を食べたという話をする。後日、その店を探してたどり着いたのが「キッチン常夜灯」だった。ここでタイトルと結びつく。この先の明るい展開を期待し、胸が高鳴った。

店員や店内、料理の描写が繊細で丁寧で、私の中に心地よい想像世界が広がっていく。みもざが食した料理の美味しさが、こちらまで伝わってくるようだ。帰り際に渡されたショップカードから、店員の2人はオーナーシェフの城崎恵とソムリエの堤千花だとわかる。2人の会話や雰囲気も、まさに暗闇を照らす常夜灯のようにほっこりとしたものだった。

みもざが夜中に再度訪れると、「キッチン常夜灯」は開店していた。千花に店のことを色々尋ねたり、自分のことを話したりするなかで、「常夜灯」に込められた思いや、この店を開いた経緯を聞く。同じように料理店で働くみもざは、そこでハッとさせられる。店の形態やターゲットは違えど、料理を提供する仕事と考えれば同じなのだ。この先、みもざの考え方や行動にどんな影響があり、どう変わっていくのだろう。ますます話の展開が気になり、楽しみになっていく。

「第二話 明日のためのコンソメスープ」。みもざは、女性1人で来店している客のことが気になっていた。その女性はいつもカウンター席の奥に座り、スープを食していたからだ。やがて会話を交わし、女性の名前が熊坂奈々子であると知る。タイトルにもなっているコンソメスープは、シェフが常連客である奈々子のために、彼女が初めて来店したときに提供した料理だった。そこには、胸にグッとくるエピソードが隠されていた。

奈々子の夫は入院しており、しかもかなり深刻な状態だったのだ。そんな奈々子をもてなすシェフと千花。料理を提供するだけでなく、2人が紡ぐレストランの空間そのものが安らぎの場所になっているのだろう。読みながら、私もその温かさに包まれているかのような気持ちになった。

「第三話 ご褒美の子羊料理」。「常夜灯」は予約を取らないレストランだが、みもざが訪れた日は、偶然にも常連客の昇進祝いとして、仔羊を使った料理を指定した予約が入っていた。予約をしていたのは、会社の役員昇進が決まった女性。友人2人と一緒に、仕事を終えてから夜遅くに訪れてきた。

そこでの会話は、次第に生き方の話へと深まっていく。その言葉を聞きながら、みもざも自分の仕事への向き合い方を見つめ直す。職種は違っても、仕事に対しての考え方や向き合い方には通じるものがあるのだろう。そうした刺激を受けられることも、常夜灯という場所の魅力のように感じた。

食事が進むなか、新たな男性2人の常連客が入ってくる。先客の女性たちとも知り合いのようで、気軽に声を掛け合う。温かい空間と美味しそうな料理の描写に、再び私の想像世界が広がっていく。

そして語らいの中で、シェフの生い立ちや店を構えるまでの歩みが明らかになる。シェフの生き方に感銘を受けるみもざ。夜の9時から朝の7時までという営業時間や、その時間を求めてくる客だからこそ美味しい料理を届けたいというシェフの熱量が伝わってくる。そんなシェフの信念がみもざの心を揺さぶり、この先のみもざの仕事ぶりがさらに楽しみになってくる。私もぜひ、シェフの料理を食べてみたいと思った。

「第四話 師弟の絆 バスク風パテ」。みもざが店長を務める店には、正社員の永倉がいた。永倉はみもざより年上ということもあり、みもざは彼の調理や態度を注意したくても、気を遣って言いたいことが言えない関係だった。みもざの心境を想像すると、ずいぶんストレスが溜まっていただろうと思う。

そのような中、みもざは常夜灯での経験から、調理担当の永倉にホールの役割も担ってほしいと提案する。その提案とみもざの真っ直ぐな思いは、しっかりと永倉に届いた。2人の新たな関係の始まりを予感させる会話が続き、私も嬉しくなった。料理を作ってお客様に提供する仕事は、お客様の反応こそがゴールであり、手応えなのだろう。これまでの物語から、そんなことを強く感じる。こうした思いを持ったレストランがあることは、客にとっても幸せなことに違いない。

みもざが再び常夜灯を訪れると、新たな登場人物である監物(けんもつ)と出会う。監物は、シェフと千花がかつて勤めていたレストランの総料理長だった。彼の登場により、この話では3人が過去に勤めていたレストランの栄華と衰退が語られる。3人が目指していた理想のレストランは確かに存在していたが、オーナーが変わったことで状況は一変してしまったのだ。現実にもありそうな話だが、読みながら胸が痛む。

それでも、それぞれが目指すものを見失わなかったからこそ、今へと繋がっている。「お客様に提供する料理への熱い思い」が今の常夜灯を形作っているのだと、レストランの歴史の深さを感じた。そんな店や人々に出会えたみもざは、どのように変わっていくのだろう。ますます楽しみになってくる。

「第五話 長い夜の末に クレームカラメル」。しばらくぶりに奈々子が常夜灯にやってきた。泣き疲れて、かなりやつれた表情の彼女を見て、シェフ、千花、みもざの全員がすべてを悟る。そんな奈々子を、常夜灯の空間とそこにいるみんなが温かく包み込む。

そして、奈々子が初めてスープ以外の料理を注文する。その料理には、主人を亡くした奈々子の思いが込められていた。それを知ったみもざも同じ料理を注文し、一緒に豪快に頬張る。その姿を想像して、「なんかいいな」と心が温まった。悲しみを吹っ切ろうとする奈々子の姿、それを一緒に分かち合おうとするみもざの優しさ、そして料理を提供して静かに見守るシェフと千花。胸にグッとくるシーンが続く。

感動のシーンはさらに続く。次に描かれるのは、シェフの母とその連れ合いが来店する場面だ。母と息子の会話からは、お互いを思いやりながらも、シェフが子供の頃の関わりに対する母の謝罪の気持ちがにじみ出る。美味しい料理を食べているからこそ、素直な気持ちを飾らずに語り合えたのかもしれない。本当によかったな、と思う。

シェフが最後に母へ提供した料理は、クレームカラメル(カラメルプリン)だった。シェフが子供の頃、母のために作ったプリンのエピソードと繋がり、2人はもちろん、店にいる全員、そして読者である私もほんわかとした温かい気持ちに包まれた。

みもざは改めて、料理を作り提供することの意味や、自分の仕事の尊さを実感する。そうやって心から感じられるみもざ自身もまた、料理への強い思い入れを持っているのだろう。そんな作り手が提供する料理には、格別な美味しさがあるはずだ。終始、明るく前向きな気持ちにさせてくれる素敵なエピソードだった。

「エピローグ」。みもざが住んでいたマンションの改修が終わり、元の部屋に戻ることになった。今の仮住まいからは遠くなるため、これまでのように頻繁には通えなくなる。そこでみもざは、倉庫の管理人であり、常夜灯を教えてくれた金田への感謝を込めて、彼を連れて常夜灯へと向かう。なんと粋な計らいだろう。

作品の締めくくりにふさわしい、温かく明るい幸福感が満ちていくのが、私にもしっかりと伝わってきた。本作はシリーズものということなので、次の作品を読むのが今からとても楽しみだ。長月天音さんの、心を温かくしてくれる素晴らしい描写を、これからも存分に味わっていきたい。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

お料理が美味しそうでほっこりストーリーはよくあるけど、この小説は面白かったです。ただ仕事に一生懸命な主人公みもざの心身が心配でした。

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

心も体も暖かくしてもらえる物語
人の心に寄り添ったコンセプトで朝までオープンしているキッチ常夜灯、こんなお店があったら良いな。
そんな素敵な場所で美味しいものを食べながら、前向きに自分の仕事に取り組む姿勢は素晴らしいです。
でもやっぱりどんな事があっても、人と人なんだなと感じました。
次のシリーズも手に取りたくなりました。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

こういう食べ物でほっこり救われる小説が1番好きだ。絶対好きだと思って読んでなかったけど、早く読むべきだった。

キッチン常夜灯みたいな、ここがあるから頑張れるというお店が私もほしい。

この形式にしては珍しく、ずっと同じ主人公なのが感情移入しやすかった。

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2026年06月16日

Posted by ブクログ

みもざちゃん頑張っててとてもステキ。
仕事頑張ってる人に刺さりそうな作品。
こんなお店うちの近所にも欲しいなあ。
とても心があったまった。

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2026年06月16日

Posted by ブクログ

このシリーズは先に他を読んでしまっていたので今更ながらスタート巻を完読
仕事の後のご褒美で行けるこんな落ち着けて美味しい料理を頂けるお店が本当に欲しいと改めて実感しました
個人的には朝ご飯の握り飯とお味噌汁を食べてみたいな

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

それぞれ置かれている社会の中で、必死にもがきながら生きている人に、「食べもの」を通して癒しと勇気をくれるキッチン常夜灯。
主人公のみもざを含め、常夜灯を開く2人や常連さん、周りの人みんなの仕事や人生への向き合い方が、そっと自分の背中を押してくれる。
そして自分に居場所があることのありがたさ、居場所を見つけること、食べることの大切さが丁寧に書かれていて、私も自分を大切にできるようにしようと思った。

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2026年06月10日

Posted by ブクログ

『何事も丁寧に向き合えば、きっとほどけていく。何かが変わりはじめる。』
「キッチン常夜灯」と、みもざが店長として働く「ファミリーグリル・シリウス」。
同じ飲食店とはいえ業態や環境は全く異なる。比べて落ち込むのでなく、キッチン常夜灯で過ごすあたたかい時間から自分に出来ることを、ひとつひとつ見出していくみもざに心動かされる。

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

たまに読みたくなるグルメ小説。
何かシリーズものを読みたいなと思っていたら、このシリーズの新刊が出るそうで1巻から読み始めてみた。

読みやすくて、おいしそうで、スルスル読める。
ただ、まだいまいち好きになりきれない…けっしておもしろくないわけではない。
なんだかいい話過ぎて疲れるみたいな感じかな。
みもざちゃんの自己犠牲っぷりと、それでも前向きにがんばります!みたいなところなぐったりする 笑

みもざちゃんが円形脱毛症になったシーンでは、ちょうど私もなっている最中なので、もう少し自分を労わってもいいのかもしれないと、胸がキュッとなった。

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2026年06月01日

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ネタバレ

全体的に優しい話となっています。

主人公の女性の悩みがいろんな出来事・出会いによって少しずつよい方向へいっており平和に読めます。

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2026年05月30日

Posted by ブクログ

他の方の感想にもあったけど、冬から春にかけて読んだ方がより、さらにほっこり沁みそうだし、さらに料理のおいしさも想像できてしまうかも。
仕事を頑張りすぎて、いつも疲れてる主人公と似たようなタイプだし、つい自分のごはんはおざなりになってしまうし、、それより休むか本読むか、とか好きな時間に使ってしまう。食べることにもっと貪欲で敏感になった方が結果、いいんだろうな、と感じて、、何からはじめようかと想像してる。多分、こんな感じで読後はちょっと食や人、仕事への向き合い方について考えさせられそうなお話。 この本を手にとったきっかけは友達の住んでいる地域の近くに、このキッチン常夜灯を実際につくりたくて、オープンしたお店があるんだよ、と聞いたことだった。行動にうつしたその方も素敵だし、そんな作品を書かれた作者さんも素敵だし、まさにどこかで誰かの、、の世界観は素敵だと感じた。そこに気づいて積み重ねたい。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説に出てくるお店で、頼むから自宅近くにあってくれと切望しているのは、『みをつくし料理帖』シリーズ(髙田郁)の「つる屋」と、〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ(近藤史恵)の「ビストロ・パ・マル」の2つだったんだけど、そこに「キッチン常夜灯」が追加されました。

牛ホホ肉の赤ワイン煮、じゃがいものグラタン、仔羊料理、シャルキュトリー盛り合わせ、アップルパイ、日々品を変えて出てくるスープたち。

どれも!全部!美味しそう!
なんでうちの近くにないわけ?

夜9時から朝までという営業時間は、私の生活ペースにはちょっと合わないので、できればもう少し早めにオープンしてほしいところだけれど、あえてその時間から、みんなで夜を越すために開けているというのが、そのお店の空気感や想いを体現しているようで、いい。
願わくば、シェフと堤さんが、このスタイルの営業で体調を崩されませんように。

ファミレスの店長として、浅草にある店舗を仕切り、鎧を脱げなくなった主人公が、料理とお店の雰囲気で、少しずつ肩の力を抜いていくストーリー。

ファミレスどころか飲食系の経験はバイトすらないけれども、人に何かを任せるのが怖いというのは分かる。私はそれをこじらせてフリーランスみたいな仕事の仕方をしているけれど、だれかに任せるなら全部自分でという安易な方法はどこかで限界が来るから、それをどうバランスを取るか(仕事を断るか)というのは常に課題だ。
お客さんをコントロールできない(仕事を断るという選択肢がない)ファミレスのような業態だったら、なおさら、だれかに任せるという選択をできるようにならないといけない。
店舗内でもう一人だけいる社員との関係性も少し作れたようで、他人事ながらほっとする。

この間読んだマカン・マランの料理は、自分で作る料理に少し手をかけてみようかなという気分になったけれども、こちらはどれも、いいからプロが作った美味しいものを食べたい、という気分になる。

美味しいビストロでふわふわいろんなものを頼むような食事なんて久しくしてない。
あー、キッチン常夜灯が家の近くに現れてはくれないものか。
子どもが寝た後、一品だけなら、夜遅い時間が苦手な私でも行けるんじゃないだろうか。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

美味しいご飯と自分自身との対話。疲れていると自分の扱いが雑になる。そうなると周りも見れなくなる。でも必死で懸命だから余裕がない。そんな中でも、人はご飯は食べる。美味しいご飯が無機質だった食事を変える。感情が動く。そこでようやく、張り詰めて押し殺された自分の存在と周りの人たちに気づく。
主人公のみもざさんが徐々に、鈍くなってしまった思考を取り戻していくのが妙に身近に感じれる話。
忙しかったり責任感だったり、いつの間にか私たちってすり減っていて、視野も思考も鈍くなりがち。少しでも余裕があれば読書なり旅行なりセルフリカバリーできるのだろうけど、ないなら生きる為に不可欠な中で出会いたい。キッチン常夜灯はみもざさんにとってそういう出会いだったと思う。

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2026年05月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

常夜灯の堤さんやシェフが作り出す雰囲気や常夜灯に通うお客さんとの関係性がとても温かく疲れた日にほっと一息ついて思わず笑顔になっているような一冊。第三話でシェフが常夜灯を始めた理由を知り、シェフだからこそ居場所のない人の居場所である常夜灯を作れたのだろうと思った。そして読者の私ですら常夜灯に愛着が沸いてしまい、みもざが曳舟のマンションに戻るとなった時とても寂しい気持ちになった。そしてなにより、シェフの作る料理がどれも美味しそうで、その描写から料理の香りがしてくるようで、私も常夜灯に通いたいと心底思った。

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

頑張る人の、ほっと一息つける場所。
還る場所。「常夜灯」って響きが、素敵。
まだまだ続く物語、続きもたのしみ。

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2026年05月11日

Posted by ブクログ

もうひと踏ん張りしたくなる小説。
食にあまり興味がない私でも思わず料理したい!と思ってしまうほど描写豊かな料理の数々。それ以上に主人公を中心に、明かされる数々の人の悩みと葛藤、そこから立ち上がるまでの時間。
居場所のない人のための居場所。とても心に沁みました。家族仲が悪くなくても、それなりに話せる友人がいても、軽口を言い合える先輩がいても、それでも絶対どこかで線は引いていて、勝手に引いた線で勝手に苦しくなる。
主人公がんばれ!と思いながら、不器用な彼女と一緒にお店の中のゆったりとした時間を堪能させてもらいました。もっと永倉さんや他のスタッフとの協力し合う過程、その後まで見たかったなあと思いますが、大満足です。

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2026年05月11日

匿名

購入済み

素敵なお話しです。
真夜中から朝方まで営業してるフレンチのお店。どの料理も美味しそうで思いやりが詰まっている。こんなにもお客さんの事を思い料理を作ってくれるシェフって素敵です。

#ほのぼの #切ない

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2025年07月05日

購入済み

あるといいなこんな店

この様なレストランが有れば、是非行ってみたいと思いました。以前、テレビで「シェフは名探偵」という西島秀俊がシェフ役のドラマがありましたが、何故か西島さんにシェフ役でこの小説もドラマ化して欲しいと思いました。

#癒やされる

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2024年08月22日

Posted by ブクログ

ほっこりする話だった。最後で泣いたт т
主人公のみもざちゃんの頑張りを応援したくなる。
登場人物一人一人に思いがあって、相手の態度や言葉の裏側を想像しながら接していこうと思えた。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

美味しい料理と優しい人たちが出てくる物語。
読んでいて、心がホッとします。

食べることは生きること。
大切にしたい。

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2026年06月09日

Posted by ブクログ

このシリーズは、ファミレスのシリウスに勤めてる様々な立場の女性の心情を語るシチュエーションドラマだ!と、その裏で夜中営業のキッチン常夜灯がなぜか心の支えになる・・という構図。
あっ自分でなんかうまく言えたと思いましたw。
料理がフランス料理メインで内臓系が多くちょっと苦手。お料理小説としては残念、自分にはあまりおいしそうに感じませんでしたが、言葉として覚えました。近藤史恵さんの三舟シェフのシリーズを思い出した。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

直向きに積み重ねることができた生活を丁寧な暮らしというのかな。

食べ物の作品を読むと自分の日常を顧みることができる。
食事が生活のサイクルに入ってるからだろうけど、迷った時辛い時こそいいなと思う。

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2026年05月30日

Posted by ブクログ

再読4回目。
最近、食を通して人の心が満たされたり、それを通して人と繋がったり、そうした先に人が回復したり再生していくようなお話ばっかり読んでる気がする。こういうのが、いまのわたしに必要な心の栄養なのかも。

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2026年07月02日

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