あらすじ
街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。店の常連になってから不眠症も怖くない。農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。
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今、たくさんの美味しい小説があって、読みたい本がたくさんある。
この本も年末年始でやっと読めてよかった。
他の人を大切にするために自分を大切にすること、
そして前向きな主人公がより一層前向きになって。
私より10歳若い著者だが、若い人に希望を与える本だと思う。
私は色々あって世の中を斜めに見てしまっているが、若い頃を思い出した。次の本が楽しみである。
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食べ物のお話好きなんだよね〜位の気持ちで表紙に惹かれ書店で手に取りました。
私にもキッチン常夜灯のような場所があればな、前向きに頑張ってみようかなと思う作品でした。
続きを読むのが楽しみです!
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ご飯もの+ほっこり小説は好きなのだが、なかなか考えさせられる作品であった。「生き方も仕事も、自分の身の丈に合ったものにしようと思っている」
オーナーシェフ城崎恵の言葉が刺さる。南雲みもざの成長物語でもある。飲食業のウラも知ることが出来る。
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おしごとの話もうんうん頷きつつ、それを支えるシェフの料理がとってもおいしそう!思わずビストロ探していってしまった。シェフのシャルキュトリー、私も食べたいな〜
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帯に、ほっこり癒される一冊と書いて有りました。本当にほっこりしました!古ぼけたマンションの一階に入っているキッチン常夜灯。寡黙な城崎シェフと笑顔と気配りが素敵な堤さんのお店でいろんな人達が、その包み込まれるような暖かさと美味しいお料理で癒されていくお話でした。ファミレスの店長として頑張っている、いや、頑張り過ぎてる南雲みもざちゃん、それは働き過ぎだよ、そこまでやっちゃダメだと思いながら、彼女が常夜灯で癒され、気付かされていくのにほっとしていく自分がいました。お客様の為に心を込めて美味しい料理を作り続けている城崎シェフもすごいけど、ホールでお客様の状態に気を遣い、話を聞いてくれて、タイムリーにお勧めの飲み物を出してくれる堤さん、すごいです。こんなビストロが有ったら絶対に私も常連になるのに。ホール担当として働く事は出来ないけど、この本を読みながら、堤さんのように、城崎シェフのように、人に寄り添える人間になりたいと思いました。
ちなみにみもざちゃんが初めて常夜灯で食べた牛ほほ肉の赤ワイン煮、他の日替わりスープや子羊料理も読むだけじゃなくて食べに行きたいな~と思わせてくれる一冊でした。
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鎧を着込んで社会と会社と向き合っていく必要があると思っていた。着込むつもりがなくても、自然と手に取ってしまい、重くて息苦しくて、勝手に押し潰されそうになる。そんな鎧をそっと肩から外してくれて、美味しい料理で身も心も解してくれる。そんな天国のようなレストランの話。年上社員の男性と向き合っていく過程は、主人公の成長が描かれている。自分の仕事に誇りと楽しさを見出せた人は強い。大事にしたいことは、青臭いけど、自分のお店でお客さんが笑顔になってくれること。この台詞にグッときた。根底にある自分を支える言葉はシンプルで良いんだ。
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今年の読み納めは長月さんの『キッチン常夜灯』。
寒いこの時期にピッタリのぽかぽかあたたか〜いお話でした。
辛いこと、悲しいこと、情けないこと。
頑張っても頑張ってもうまくいかないこととか夜になると不安になることはいっぱい。
でもあるんですよね、癒してくれる『人』とか『場所』とか『物』が。
そんな希望を感じることのできる作品でした。
ありがとうございました!
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「嫌なことがあったら、美味しいものを食べて酔っ払うに限るじゃない!それでチャラよ。くよくよしたって仕方がない。明日はまた別の日だもの。」
美味しい食事に、温かい人間関係。
読んでいて心が温かくなると同時にお腹もすく。そんなやさしいお話。
飲食のチェーン店で店長という鎧を着て戦うみもざちゃんが、キッチン常夜灯という居場所を見つけて、ちょっとずつ強くなっていく。そんな姿に、なんだか背中を押されるようにも感じた。
みもざちゃん、わたしも日々を頑張るよ。
続編も購入して積んであるので、読むのがとてもたのしみ!
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夜中にひっそりと営業している洋食屋を舞台にしたストーリーは、食欲を刺激する料理と、様々な人達の人間模様が相まって、ひきつけられる。
よくある設定だけど、個人的にツボなのです。
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色んな人が生きていて、大変なこともあるけど、人に優しくなりたいなと思える話だった。
うーん?と思うところもあったけど、実はわたしが住んでいるところの近くにも、21時から明け方までのレストラン?があって。行ったことはまだないんだけど、あのお店がキッチン常夜灯みたいなお店だったらいいなという夢もこめて。
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料理はバスク地方がメインの本格フランス料理で、全くわからないが、何とも美味しそうです。その店の雰囲気を想像するだけで、ゆったりとくつろげるので、続きも読みます。
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ほっこり癒される一冊と紹介されていたので、手にしてみました。やっぱり人間って美味しそうな食べ物には興味津々になりますね♪それを食する事で心も体も癒されていく。こんなに素敵なビストロ‥ウチの近くにもあったらいいなぁ。
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美味しいご飯が食べたくなる1冊です。
夜から朝までやっているフレンチ料理店が舞台。
主人公のみもざが火事に遭って、一時避難先の近所にある「キッチン常夜灯」に出会い、食事を楽しみながら主人公の仕事のことや周りの人たちとの交流が描かれています。
なんといってもお店のシェフと千花さんの穏やかな雰囲気が良くて癒されます。登場するお料理も美味しそうでこんなお店が近くにあったらいいのに〜と羨ましくなりました。
続編もあるようなので読んでみたいです。
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浅草のファミレス店長を務めるみもざ。火災のため急拵えで移り住んだ文京区で出会ったのは夜通し開店しているビストロ「キッチン常夜灯」。どんなに夜遅くても温かく迎えられ、心を込めて作られた料理を味わい心が解きほぐされていく。
常夜灯のシェフと堤さんの真っ直ぐにゲストのことを思ったおもてなしが素敵。真夜中に集う客たちの名前を知らなくても同じ「居場所」で時間を過ごす連帯感が心地よい。足繁く通えるみもざが羨ましいくらい、自分の近くにもあってほしいお店。シリーズということで次作も読むこと決定です。
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ごはん漫画、ごはん小説が好きなので間違いなく好きなやつだった。安心感を買ったやつ。カフェで時間潰すために文庫本を買いたくて、本屋さんでウロウロして出会えてよかった。
主人公はファミレスの店長をしてる女の子。お仕事がんばる小説でもある。
美味しい料理の描写はもちろん、仕事上手くいってハッピーおしまい じゃないちょっと生っぽい感じのお仕事パートも悪くなかったなあ
人が美味しそうにご飯食べてるシーン、小説でも漫画でも映像でもだいすきだ
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『ほどなく、お別れです』シリーズ以来の長月天音さん。
書店や皆さまの本棚で本書をよく見かけて“これは、鉄板でええ話に違いない!”と、ずっと気になっていたのですが、ようやく読めました~。
ファミレスの店長として働いている南雲みもざ。
日々の激務に疲弊していたところへ、居住しているマンションが火事になってしまい、住める状態ではなくなってしまいます。
まさに満身創痍状態のみもざでしたが、仮住まい先の会社倉庫の近くに、夜から朝にかけてオープンしている〈キッチン常夜灯〉に辿り着いて・・。
期待通りのええ話♪
暗闇にポッと灯る暖かいあかりのような〈キッチン常夜灯〉。
フランスで修業したシェフ・城崎さんの作る絶品料理とソムリエでもある堤さんの温かな接客で心身を癒されるみもざ。
さらに、様々な事情を抱えた常連客の方々との交流を経ていくうちに、嫌々していた店長の仕事に前向きになっていく・・というハートフル展開です。
まぁ“癒し系お料理モノ”というジャンルではよくある展開と言っちゃえばそうなのですけど、その“お約束”を求めてこういう話を読んでいるので全然OKでございます。
そして、〈キッチン常夜灯〉はお料理提供だけでなく、そこを訪れる人々にとっての“心地の良い居場所”となっているところが素敵なんですよね。
「夜中なのに、シェフは美味しいお料理を用意して私たちを待っていてくれるんです。
私たちはみんな自分の世界で戦っていて、疲れ果ててここにたどり着く。
空っぽになった体に、新しい力を注ぎこんでくれるのがシェフの料理なんです。
そして、周りには自分と同じように頑張っている人がいる。だからここは居心地がいいんです」
・・このみもざの台詞にそれが集約されていると思いました。
私にも〈キッチン常夜灯〉のような居場所があったらなぁ・・因みにシェフの料理の中ではスープとグラタン、そしてクレームカラメル(プリン)にそそられました♪
と、いうことで安定のほっこりストーリーで心がぽかぽかになりました。
シリーズ化されているようなので、続きの巻も是非読みたいですね♪
Posted by ブクログ
美味しそうなお料理の描写にはワクワクしました。ストーリーも楽しかったのですが、後半に少し説教ぽく感じてしまったのが残念。でも、続編を読みたい!と思うくらい、この世界観にハマってます。
Posted by ブクログ
常夜灯の食事や人との触れ合いを通じて、主人公が自身の仕事や人生への情熱を見つけ出す、成長物語。
読んでいて自分自身にも当てはまることが随所にあり、考え方・気持ちの持ち方で人生楽しくすることができるはず!と再認識。
10代の娘に読んで欲しくて勧めています。
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私もヘトヘトで帰る時、こう言う場所が欲しいー。夜もあまりよく眠れてないし…。みもざちゃん程の責任重い訳では無いけど私にとってはかなりの負担なんですよね。これを頑張れるだけの強い気持ち?が必要なのかな?栄養も休息も足りてないのかも。
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『ほどなく、お別れです』以来2作目の長月作品。
心にストレスを抱えていて、癒しとグルメを求めているなら、読んで間違いない優しく温かい作品。
登場人物のそれぞれの背景は、決して明るいものではないけれども、過去の経験や失敗を糧にして、前向きに生きようとする姿勢に凄く共感が持てます❗️また、出てくるフランス料理はとても美味しそうに描写されていて、空腹時には読んではイケマせん。
好きな話しは、『第三話 ご褒美の仔羊料理』、『第四話 師弟の絆 バスク風パテ』の2つです❗️
今回主人公であった、南雲みもざが次回以降も彼女目線で描かれるのか?全く情報を得ていないので分かりませんが、今後どのようなキャラクター達が登場して、どう展開していくのか、ちょっと気になる作品です❗️
匿名
素敵なお話しです。
真夜中から朝方まで営業してるフレンチのお店。どの料理も美味しそうで思いやりが詰まっている。こんなにもお客さんの事を思い料理を作ってくれるシェフって素敵です。
あるといいなこんな店
この様なレストランが有れば、是非行ってみたいと思いました。以前、テレビで「シェフは名探偵」という西島秀俊がシェフ役のドラマがありましたが、何故か西島さんにシェフ役でこの小説もドラマ化して欲しいと思いました。
Posted by ブクログ
何を求めるかは人それぞれですから。生き方も仕事も、自分の身の丈に合ったものにしようと思っています。
ひたむきに仕事と向き合っていれば、いつかは与えられた仕事に相応しくなれるかもしれない。どうとらえるかは、やはり人それぞれです。
ずっと目を逸らしてきた心の中の疑問をちゃんと肯定してくれる人たちがいる。だったらこれまでの自分を信じて前に進み続けるしかない。
やりたいことを、自分のできる限り思う存分やればいいんです。人生は一度きりですから。
何かに集中することは、時に無心になり、時に別のことをじっくり考えることもある。いいものですよ。
生きていくためには、考えなくてはいけないことがたくさんある。でも、それだけでは疲れます。忙しい日々こそ、時に丁寧に自分と向き合う時間が必要かもしれません。自分を大切にすることを忘れてはいけないんです。
大切なものは、自然と丁寧に扱うでしょ?大切な相手を考えるなら、まずは自分を大切にすることです。
最初は自分のため。でも、その次は誰かのため。
人って、大切なものを失くしながら生きていくの。でも、不思議とまた別の大切なものが現れる。守りたいものは絶対になくならないから本当に不思議。
自分が生きやすいように変えていかなければいけないのかもしれない。自分で行動しなければ、何も変えられない。
焦ることはない。ひとつひとつ、問題を解決しながら、生きていくしかない。それはつまり前へ進むこと。進み続ける限り、大なり小なり問題はきっと現れる。その都度自分を労っていくしかない。
何事も丁寧に、丁寧に取り組んでいく。今のわたしにできることを、ただひたむきに頑張ろう。いずれたどり着く、自分にとっての最高の居場所を目指して。
Posted by ブクログ
キッチン常夜灯という自分にとっての居場所があることで日々の活力になったり、そこでの会話でなにかに気付けることはいいなと思った。心地の良い居場所は大事だとしみじみと思った。
料理のことについてもっと知っていればより楽しく読めたかも
Posted by ブクログ
雰囲気としては前に読んだ『魔女たちのアフタヌーンティー』と似てるかな。日常の中で出会うちょっとした素敵な時間、素敵な人たち。そこでの経験を経て、少しだけ前向きな自分へと変わっていく…。
平易な文章なので疲れることなく隙間時間にもさくさく読み進められる。雰囲気の良い小さな夜のビストロという最高の舞台設定なので、お腹が空くこと請け合い。自分も仕事終わりに通いたくなる。
一方で、登場人物の背景や台詞はやや作り物感があるというか(いやまぁ小説なんて全部そうではあるのだけど)、説明的&いかにも的で若干気持ちが入りにくいところもあった。(作者の慣れの問題かも?もっともっと作品を書いたら上手になりそう。)
シリーズ化されているようなので人気なんだろうな。確かに、良い意味でエネルギーを使わずに読むことができるので、落ち着きたい時、和みたい時、休憩したい時等々、色んなシーンでお供にできそう。
Posted by ブクログ
長月天音さんの作品を初拝聴。
キッチン常夜灯という夜から朝まで営業しているフレンチ料理店が舞台。
今作の主人公となる20代女性のチェーン店のレストラン店長が常夜灯を訪れ、その雰囲気、サービス、料理の味に魅了され、そこから頻繁に通うようになる。
次第に周囲のお客さんやスタッフとも心を通わせ、次第に自分の悩みにも向き合うようになるハートフル系なお話。
ただ、『こんな人いないよ』的な流れが鼻につき、少し惜しいなぁという作品。
と言いつつ、シリーズのようなので続きは読みます笑