あらすじ
街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。店の常連になってから不眠症も怖くない。農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。
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Posted by ブクログ
本で泣いたのは久しぶりでした
生きる力をもらえる温かい一冊
でてくるお料理がどれも本当に美味しそうで、食べることがなによりも好きな私にはたまりませんでした。近くにキッチン常夜灯ないかしら
続きがあと三冊もあるのがとっても嬉しい
フルコースのようにゆっくりじっくり読んでいこうと思います
グルメ小説でまずオススメしたい作品になりました
Posted by ブクログ
登場する人たちの言葉か優しくてあたたかい。
明日もがんばろうと勇気が湧いてくる作品でした。
「たくさん泣いたんでしょう?
涙の分だけ、新しい水分が必要よ。待っていてね、何か温かい飲み物を用意してくるわ」
Posted by ブクログ
夜から翌朝までやっている、フレンチレストラン、キッチン常夜灯。訳ありなお客様がたくさんいて、それぞれ頑張ってるなか、辿り着く店。私も常連になってみたい!素敵なシェフとソムリエ。人間ドラマに感動した!
Posted by ブクログ
初めて読む作家さん。初めは主人公みもざちゃんのしょうがなく店長になった、、みたいなやる気のない気持ちにイラッとして。言いたいことも言えない感じも嫌だなって。
でもキッチン常夜灯に出会って、シェフやお客さんと話すようになってから変わっていくみもざちゃんは明るくて前向きで好きになりました。
みもざちゃん、がんばって!って思うので次巻も読みます。
Posted by ブクログ
作者の方にも辛い過去があったのを知り涙なしでは読めなかった。でも感動だけではなくたくさんのほっこりあたたまる話が詰め込まれています。
主人公が前向きに成長していく姿にも元気もらいました。
ガチガチのミステリーもいいけどこういうのも好きだなぁ。私も頑張ろう。
Posted by ブクログ
本作はキッチン常夜灯シリーズの第一作目だが、私は第四作目の「夜ふけのオニオングラタンスープ」を読み終わってからこちらを読み始めた。どちらから読み始めても支障なく読み進められると感じた。
第四作もそうだったが、このキッチン常夜灯シリーズは劇的な結末を迎えたりなどはしないものの、仕事に悩む主人公が、ビストロレストランであるキッチン常夜灯と出会うことで考え方に少し変化が出て、それにより周囲の環境がちょっぴり良い方向に変わっていく。それが何ともリアルだし、読後感も良い。
この作者さんの文章はとても読みやすくてあたたかい雰囲気で、読んでいて心が穏やかになる。他の作品も是非読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
深夜に営業しているこぢんまりしたお店で提供されるサービス、お料理に日々の疲れを癒しながら明日の活力を得ていくお話
シェフや堤さん、そこで出会う常連さんと関係を築きながら主人公のみもざが自分を見つめ直すきっかけにつながる
忙しい毎日に忙殺されているときにこそ読みたい
Posted by ブクログ
美味しくて温かい料理は、温かい人たちがいる場所は孤独を癒してくれる。
こういう場所を見つけられた主人公はラッキーだし、真面目に頑張る彼女だから周りも温かい人が集まってくるのだろう。
今置かれている場所で頑張っていく彼女が素敵だと思った。
Posted by ブクログ
出てくるお料理がどれも美味しそう!そしてひとつひとつのお料理が、ちゃんとストーリーに結びついていてなるほど…と思いました。居酒屋でもバーでもない、居場所を提供する朝までやってるお料理やさん。そんな場所があったなら、私も行きたいなぁ。
Posted by ブクログ
料理もさることながら一人の女性の成長記録としても読める。働いていたら感じる、焦燥、矛盾、ストレス……それでも思いやりを忘れず腐らずに前を向く主人公に好感が持てる。そしてそのきっかけを与えてくれたであろうキッチン常夜灯。シェフのケイさんと『同士』の堤さん、常連の女性。読んでいて自分の小ささに自己嫌悪。こういう大人になりたかったなあ。
Posted by ブクログ
最高でなくとも、最上でなくとも、自分の中の柱をつくることで見えるものがある。人なんだから揺らいで当然。あとはどう打って出るか。そんな気持ちを思い出し今日もやりきろうと思えた作品。
Posted by ブクログ
みもざちゃんがいつ倒れてしまうんだろうとヒヤヒヤしながら読み進めた…が、そんな怖い展開はなく、常夜灯や新たな環境で出会う人々との対話を通して、少しずつ自分と向き合っていく。
永倉さんを説得するシーンはすごいなと思ったが、あんなふうに現実でしっかり物を言えるというのは、すごく難しいことなのです…。
しかし、最悪と思った出来事でも、何かを拾うことはできる。物事は起こるべくして起こる場合もある。そう考えて、過剰に恐れず地道に生きていけば、いつかは楽になれるかもしれない。そんな気持ちになりました。
奈々子さんのエピソードは、長月さん自身の体験が少し入っているのかなと思いました。
出てくる料理は他のシリーズと同様すごく美味しそうです。フレンチに興味が湧きました!他シリーズも読んでみよ〜。
Posted by ブクログ
街の裏路地で夜から朝にかけてオープンする「キッチン常夜灯」
都会の一角で行き場のない人々の明確な行き先として、ひっそり佇む…
チェーン系レストランの店長みもざはアパートが火事になり、会社の倉庫に移り、近くにあった「キッチン常夜灯」に入る
そこには寡黙なシェフが作るおいしい料理が待っていた
手の込んだスープ、シャルキュトリー、ピペラード、トリップ、仔羊の料理…アップルパイからおにぎりにお味噌汁まで…
疲れ果ててたどり着き、空っぽになった体に、新しい力を注ぎこんでくれるシェフの料理
そして居心地のいい空間…
多忙な仕事、ままならない人間関係、眠れない夜
いつもキッチン常夜灯が迎えてくれる
とにかく読みながらワインが飲みたくなる…(帰りの運転がある…
Posted by ブクログ
主人公と同年代として、
仕事に対する考え方など共感できた。
常夜灯の雰囲気とシェフとお料理
どれも心に染みる。
読んだ人はみんな常夜灯へ行きたくなる。
Posted by ブクログ
つらい夜を過ごす人に、居場所を与えてくれるキッチン常夜灯。しかも、どれも食べたくなる料理ばかり。どこかの店の常連になり、スタッフさんと繋がるって素敵だなと思った。
Posted by ブクログ
2026/02/07
常夜灯、その名の通りほんのり温かい気持ちになれる素敵な作品だった。
そして料理がどれも美味しそうで、すごくお腹がすく。
同僚の永倉さんとのエピソードなど、ちょっとすんなり上手くいきすぎでは?と思うところもあるけれど、仕事に対する考え方にはハッとさせられた。
明日からもまた頑張ろう、と思わせてくれる場所があるのはとても羨ましいと思う。
Posted by ブクログ
2023年出版。文庫290ページ。
設定や物語として面白かったので「4」にしたけど...。
この著者さんは話し言葉がたまに文語調?になる。「神楽坂スパイス・ボックス」で顕著だったが、本作では控えめで読みやすいかな?...と思っていたら、最後の盛り上がり・締めの段階からグッと増えた。読み辛さに引っ掛からないよう細部を読み飛ばしながら筋を追って楽しめたが...。
乗っけから、主人公の性別が判然としなかった。「私」と書けば女性視点なのか? 2023年に出版された割には、女性の前提イメージが保守的過ぎないか? など、気にしたくないのに気になる点は幾つか有る。
面白いお話なんだけど...。
Posted by ブクログ
考え込んでしまう夜に安心できる場所があるといなぁと思いました。
料理の表現は美味しそうでお腹がすきました。
次のシリーズも読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
レストランや、居酒屋など接客業をやって行く上で 起こりうる悩み事の事例と、その問題を手探りで解決 に向け日々努力していく中で、ストレスで髪の毛が脱 毛症になったりする中で、他の店が閉まった深夜から 早朝まで開いている飲食店に寄る事で精神的に楽にな っていく飲食業の店長の話でした。
Posted by ブクログ
家事で自宅マンションを焼け出された南雲みもざはチェーンレストラン「ファミリーグリル·シリウス」の店長。会社の倉庫(元寮)に仮住まいする中、近くの洋食店「キッチン常夜灯」に通うようになる。
店長職を押し付けられたと感じているみもざだが、常夜灯の城崎シェフや堤さん、常連のお客さんと接するうち、自分の居場所を自分で整えることの大切さに気付いていき···。
仕事への前向きさをもらえる一冊。
そしてシェフのスープ、本当に美味しそう。
匿名
素敵なお話しです。
真夜中から朝方まで営業してるフレンチのお店。どの料理も美味しそうで思いやりが詰まっている。こんなにもお客さんの事を思い料理を作ってくれるシェフって素敵です。
あるといいなこんな店
この様なレストランが有れば、是非行ってみたいと思いました。以前、テレビで「シェフは名探偵」という西島秀俊がシェフ役のドラマがありましたが、何故か西島さんにシェフ役でこの小説もドラマ化して欲しいと思いました。
Posted by ブクログ
路地裏に佇むビストロ『キッチン常夜灯』。そこに来る人の心を温かくさせてくれる寄り添った料理たち。とあるチェーン店で店長として働くみもざ。同じ料理を提供するシェフや千花さんの働く姿に心が安らぎ、頑張る活力に。そっと心寄り添う料理を作るシェフや何度も来たくなる雰囲気を作ってくれる千花さんに、このような心優しい料理に触れることができるお店が近くにあったらいいのにと思いました。
Posted by ブクログ
2026.02.07
装丁のデザインに惹かれ、手に取った一冊。
章のタイトルに食べ物の名前が入っている作品がなぜか好きなので、ページを巡ってすぐの目次にずらっと美味しそうな料理名が並んでいるのを見て、それだけでなんだか満たされた気分になった。
(最近見ているにこたま。というドラマも毎話タイトルにふたつの食べ物が入っていて、好きだ。)
キッチン常夜灯に通い始めたことで、
感性や価値観がだんだんとほぐれていく主人公南雲みもざのお話。
キッチン常夜灯に来る他の常連客の生き方や
出されるお料理も魅力的。
文字だけでこんなに美味しそうに表現されるのは素直にすごいなと感じる。
身も心もじんわりあっためてくれる、湯たんぽのようなご飯屋さん。近所にこんな飲食店があればいいのになぁ。
Posted by ブクログ
なんかいいな〜。自分の逃げ場とか安心出来る場所があるって、日々の自信にも繋がるし、とっても大切だな。こんなお店がほしいし、全部おいしそうでうらやましい(;;)
Posted by ブクログ
料金どれくらいやろう。って考えながら読んでしまった。みもざ程通えなくても、こんな素敵なお店に記念日だけでも通って、プロが作ったご飯を食べて、明日からも生きる。こんなことができるゆとりある世界になってほしいなあと思う。
Posted by ブクログ
夜9時から朝7時まで営業するキッチン常夜灯。
最初は、この店を舞台に悩みを抱えた様々なお客さんにスポットを当てた連作短編。
なんならちょっとファンタジー寄りの、悩める人々が一度だけ訪れることができ、後日お店を探しても見つけられない系なのかと思っていたけれど、そうではなかった。
女性主人公の仕事の悩みや常連客のエピソードを交えつつ、お店の人も人間臭くて、そんな出会いと主人公の成長を描くお話。
サクッと読めてそれなりに面白かったけれど、シリーズ追うほどハマるかというと微妙。
次作品は、今作主人公から紹介された別の女性が主人公となるようで、もう1作くらい読んでから判断しようかな。
こんなお店ステキだし美味しそうだけど、値段設定気になる。
頻繁に通えるほどこの人に経済的余裕があるのか?
勝手に色々出されるけど、これってどこまでサービスなの?お金取らないなら経営者として大丈夫なのか?
とそんな所がイチイチ気になってしまった…。