【感想・ネタバレ】キッチン常夜灯のレビュー

あらすじ

街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。店の常連になってから不眠症も怖くない。農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

都心にひっそり佇む小さなフランス料理店は、21時から朝の7時まで夜通し営業という異色の存在ながら、本格フレンチを出すような、知る人ぞ知る隠れ名店。主人公はマンションが火事にあい、ひょんなことからこのお店を知る。
日々の激務と理不尽のモヤモヤに耐えながら頑張るあなたへ、城崎シェフと堤さん(ホール担当)の最高のコンビがきめ細やかなサービスで、静かなエールをくれる場所。このお店が好きで通い続けるお客さんたちの人生に寄り添い、またはシェフと堤さんはお客さんから何かを学び、互いに尊重し合いながら素敵な空間を育んできたことが、少しずつ明らかになる。そして、百戦錬磨のように見えるプロでも、人生の辛苦をなめ、日々悩みながら試行錯誤する過程もしっかり描かれている。
そして、キッチン常夜灯は決して夜中の高級フレンチ店ではなく、早朝営業は別の顔がある。なんだか顧客の層が広くて、ドキュメンタリー番組を観ているような臨場感があった。まさに都会で頑張る人たちのオアシス。
主人公がお気に入りの飲食店を拠り所にしながら成長していくお仕事小説としても、ホッコリさせられた。ランチ酒シリーズも良いけど、同じお店が舞台なのでまた別のジャンルだと思う。それにしても、手の込んだ内臓煮込み料理とワイン、試してみたくなった。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人の苦労を「食」とそこに集う「人々」が労う話。

「美味しそうな描写」は苦手だなぁ。

眼前に美味しそうな食べ物の造形が言葉を尽くして表現されているのに、胃袋だけ刺激されて結局食べられない感。

美味しそうなカレーなのに、食べようとしたらレンガで頭をかち割られる感覚に近い。

ということで、途中で挫折。

・・・したんだけど、どうしても気になって数日後に復活して読破。

「そんな飲食店あるわけないがな」と思うのだが、心温まる場所っていうのは自分が知らないだけで実際あるんだろうな。

疲れた心は美味しい食事が癒してくれるというのも本当にあるんだと思う。

いつかそんな飲食店に巡り会いたいなと、心が暖まる良い本だった。

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

直向きに積み重ねることができた生活を丁寧な暮らしというのかな。

食べ物の作品を読むと自分の日常を顧みることができる。
食事が生活のサイクルに入ってるからだろうけど、迷った時辛い時こそいいなと思う。

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2026年05月30日

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