あらすじ
夜から次の日の朝まで開いているビストロ「キッチン常夜灯」。同期の南雲みもざに連れられて、34歳のつぐみは初めて店に足を踏み入れて以来、「今日は常夜灯に行く」ことを、仕事のモチベーションにしている。つぐみは、みもざが店長を務めるチェーン系レストランを経営する株式会社オオイヌ・本社営業部に所属している。「女性活躍」の目標のもと、女性が店長になった代わりに、ベテランの男性社員が本社勤務になった。そんな彼らに気を遣いながら、日々仕事に忙殺されているが、直接お客さんと接するわけではなく、やりがいを見出すことが難しい。結婚を意識する彼氏とも、最近ぎくしゃくしはじめている。仕事で疲弊する分、オフを充実させようとするものの、充実が何なのかが自分でもよく分からず、毎日不満とストレスだけが蓄積されていく。そんなある日、秋のデザートメニュー開発を頼まれてしまい……。
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Posted by ブクログ
本作には仕事や恋愛の葛藤、苛立ち、感動や達成感が詰め込まれている。
あれこれうまくいかないことは実は当たり前というかよくあることで、そんなときに拠り所となる人がいたり場所があることが幸せなのでは。
そういう意味でつぐみには帰る場所もあり、頼る人も(カテゴリーは違えど複数)いる。それに気付けたつぐみはこれからも持ち前の根性でシリウスを支えていくのだろう。
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このシリーズ本当に大好きです。心があたたかくなる。疲れているときや元気がないとき、余裕がないときに読みたくなるし、読んでいます。いつも癒しをありがとう。
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ファミレス シリウスがどんどんよくなっていく!どんな仕事も、みんなが少しずつ力を合わせて回してるんだよね。これからの、シリウスも、キッチン常夜灯も楽しみですね!ずっと読み続けたい美味しくて優しいお話!
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ゆっくり、は時に難しい。待つことも、一つの才能である。働く中で人間と人間に揉まれながら、しんどさを抱えながら、私はそれでもしがみついて生きていきたい。そんな気持ちが高まった作品。
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数ある美味しいものの出る小説の中でこれ程料理の情景が浮かぶものはないくらいです。読んでいる内にお腹が空いてくること請け合い!悩んでいてもとりあえず美味しいもの食べよう!と思わせてくれる。一人の女性の心の声が自分と重なり一緒に苦しんだり、楽しくなったり最後はホロリとしたり、作者さんの読みやすい文章も良きです。おすすめです。
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遠回りでもいいから、
自分なりの充実を探していく。
「働くことって、素敵だな」と思わせてくれる一冊だった。
この作品を通して、「充実した日々とは何か」を考えさせられた。
予定を詰め込んで“充実しているフリ”をする休日や、睡眠を削ってまで「何かしなければ」と焦る平日。
自分にも思い当たる行動だったから、主人公の気持ちが痛いほど良くわかった。
物語の中では特別な事件が起こるわけではない。
誰でも経験のあるような思い込みやすれ違いが、いつの間にか自分を苦しめてる。
「やっぱり全力で働くことで充実感を得られる!」
と思った矢先のガッカリな出来事。
どうにかしたいけど、既にいっぱいいっぱいでどうにもできなくて、主人公が無力感に押しつぶされそうになる場面は苦しかった。
けれど、問題の本質に向き合おうとする姿勢が、この物語の爽やかさな風通しの良さにつながっていると思う。
苦手だと、不要だと思ってた甘いものが時には必要になるように、
先入観というフィルター越しに見てた人の、見えてなかった一面を知ることで、「自分だけがしんどいんじゃないんだ」と、胸のつかえが取れるように楽になる。
今回『キッチン常夜灯』はもちろん出てくるが、主な舞台は特別なところのないファミレスとその裏方。
けれど、そこで働く人たちそれぞれに悩みや葛藤、矜持があり、
それぞれの立場で懸命に尽くす姿には胸を打たれ、
一丸となって新たなる一歩を踏み出す様子は、
まるで“大人の青春”のような清々しい充実感に満ちていた。
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「キッチン常夜灯」シリーズ第2弾。
今回の主人公は前回の主人公みもざと同期入社のつぐみ。つぐみはファミリーグリル・シリウスの店舗経験を経て今では本社勤務。優秀な先輩の仕事を引き継ぎ、毎晩遅くまで働いている。
社内に年下の彼がいるけれど、お互い忙しくなり連絡も途切れがち。
そんなつぐみもみもざに連れられてキッチン常夜灯の常連に…。
仕事に恋に悩む女性にキッチン常夜灯のお料理はしみますね。こんな場所があればみんな元気になれるのにな…。
ファミレスって店舗も大変そうだけど、本社も大変なのね。お仕事小説はそういう知らない部分を知る事が出来るし、大変さを乗り越えて成長していく姿を見れる楽しみがあります。今回は特にラストの結婚式の食事会のお話がとても良かったです。
さて、シリーズ第3弾も手元にあるのでさっそく読みたいと思います。
Posted by ブクログ
今作も温かくてとても美味しそうでした。
にんにくスープ飲んでみたいなー。
自分の直属の上司or同僚があんなんだったら本当に詰んでる。明良マジで壊れずにいてくれよかった。
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こんな感じのお料理関係の小説大好き。読んだあと気持ちが温かくなること間違い無いもん。まさかのシリーズ2作目とは!でも読みやすかった。
飲食業界で働く30代の女性。周りの環境変化によって仕事量が増え、恋人との関係にも悩み、何事にもやる気を失った時に友人の紹介でキッチン常夜灯に出会う。
料理の説明がとても詳しくて、実際に料理の写真を調べながら読み進めると余計に食欲が増してくる。
まずはシリーズ1作目から読んで見ようと思った。
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キッチン常夜灯シリーズの第二弾
前回とは主人公(?)が変わって、
みもざちゃんからつむぎちゃんに。
本社勤務で忙殺されて、
恋人とも上手くいっていない…
そんなつむぎちゃんが
キッチン常夜灯で癒され、
良き方向に流れていくお話
キッチン常夜灯が近くにあったら…
もちろんいってみたいけど、
ジビエ、内臓、チーズが苦手なので
もしかすると食べられるものがないかも…
Posted by ブクログ
キッチン常夜灯シリーズの第2巻!
前作もよかったけれど、より面白かった
新しい視点で、今ある日常にしっかり向き合って
明日からもがんばろう!!と思えるお仕事小説。
ミモザとかつぐみとか、女の子の名前がかわいらしい
バスク地方にも惹かれる
旅行リストにくわえたい
Posted by ブクログ
今回はファミリーグリル・シリウスの本社に勤務するつぐみの物語。前作主人公のみもざも登場して嬉しかったです。
シェフの作る料理に励まされて頑張るつぐみを応援したくなります。クロックムッシュとクレームカラメルが美味しそうで食べたい〜!
それからシリウスの料理も気になりました。チェーン店の料理だけど、色々な人が関わって作りあげているんだなって思うと、食べるときの気持ちが変わるなって思いました。
幸せな気持ちが広がる1冊です。
Posted by ブクログ
前作もそうだったんですか、キッチン常夜灯を訪れる主人公の状況がかなりキツイというか、身につまされるので、作中人物は、キッチン常夜灯で癒されるからいいけど、読んでいるこちらは、実際には味わえないので辛い。
でも今回も無事希望が見えてホッとしたので、次作も読みたいです。
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今作は1作目の主人公のみもざの同期で本社勤務のつぐみが主人公のお話。
みもざに連れられキッチン常夜灯を訪れたことで魅力にハマるつぐみ。何度も足を運ぶうちに常夜灯での時間が仕事に対して前向きにさせてくれる。
仕事はもちろん大切な人への向き合い方を考えさせられる作品。
寝る前に読むのがおすすめ。
Posted by ブクログ
みもざの同期のつぐみが主役にバトンタッチ。あの勤務時間で恋愛も同時進行させるのは、難易度高すぎる。キッチン常夜灯みたいに、精神的な基地みたいなもんができて、美味しいもの食べてたら、人と共有することに踏み出せるようになって、楽しむことができていく。
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1作目とは違う主人公だったことに少し驚いたけれど、今作もやはり面白かった。
私もシェフの美味しそうな料理を食べたいな。
3作目は誰が主人公なのか楽しみ。
Posted by ブクログ
前作心を掴まれたので、期待を込めて読み進める。今回の主人公は、優秀で何事もそつなくこなす、少し我が強いタイプ。自分中心に物事を考えて行動することにより、不平不満が溢れ落ち、その空気が周囲にも伝わる。「どうして私ばかり」が思考の癖。一生懸命やっていても報われない気がしてしまう。端ばしで、これは私だと思った(笑)仕事をやらされ感で取り組んでしまうと、必ずと言っていいほど良い方向には進まない。仕事を振られたからには、とりあえず前向きに取り組んでみる。結果どうなるかわからないけれど、楽しむ気持ちは持つようにしたい。頑張っている人に対して、人は自然と力を貸そうと思うもの。周りを巻き込むには、先ず自分が一番頑張ってみるのが近道だ。手を貸すかどうかは周りが決めるもの。主人公のがむしゃら感に今回も勇気を貰った。次回作も楽しみだ。
Posted by ブクログ
美味し物を食べるという事の素晴らしさ。
それはただ単に高い金を払って高価な食材を食す事ではなく、その人の人生だけでなく、周りの人も含めた、豊かな時間、癒しの時間など色々な物を届けてくれる。
そんな豊かな時間を、大切な人と過ごしたいと思える一冊。
Posted by ブクログ
誰かに想われているというだけで自信が持て、充実した毎日を送っていると思うことができる。
充実した日々っていったい何だろう。
仕事?プライベート?恋愛?それともその他の何か?
私はずっとそれを探している。
頭をからっぽにしたくてさまよっているはずなのに、何か色々と考えてしまっている。でも、そういう時こそ、迷っていたことの答えが見つかったりする。結局、自分で考え続けないと、何も見えてこない。当てもなくさまよっているつもりでも、いつの間にかどこかを目指している。
迷う。あれこれ試す。また迷う。そうやってやっと最高の答えにたどり着いた時、それは経験として私の中に深く刻み込まれます。
私は迷うことから逃げてきたかもしれない。
迷い続けるなど時間の無駄だと、深く考えるよりも直感で判断してきた。切り捨ててきた。じっくりと取り組むことを拒否してきたのだ。
今の私は、立ち止まって振り返り、これからのことを考えるしかないのだろう。
迷う。世の中は自分だけじゃない。相手がいるから難しい。相手の考えがわからないからうまくいかない。これでいいのかと迷いのだ。
私はいつも結果ばかりを求めていて、その過程から目を逸らしていた。じっくり関わっていかなければいけないことを、全部すっ飛ばしていた。育んでいかなければならないものをおろそかにして、望む結果が得られるわけがない。
何事も問題を解決しながら進んでいくしかない。知恵を出し合えば必ず手立てが見えてくる。
今あるものの喜びを分かち合う。そういう時間も大切。
Posted by ブクログ
店が良すぎて人生感変わるってやつなんだけの、この本はずっと主人公が変わらず1人目線で書かれているから
ちゃんとその人が知れて、仕事の苦悩、恋人、同僚の話がベースで、少しづつ変化していくのが楽しめる。
まさかの続き物。2巻からスタートしてしまった。
Posted by ブクログ
前作に引き続き、読むに連れて食欲をそそられる。
物語自体も社会人の苦悩が描かれ、つい自分と照らし合わせてしまった。
あー、美味しいご飯が食べたいよー!
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
主人公はファミレスの本社で新商品の開発を担当する女性社員。
同じ会社にいる彼氏との関係もうまくいかず、仕事もうまくいかず…という中でキッチン常夜灯に出会い、奮闘していくというお話。
前回主人公の浅草店店長の女性も出てきて、まさに続編。
前作同様、その流れはないでしょう感がありますが楽しく読めました。