キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ
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キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

924円 (税込)

4pt

チェーンレストラン「シリウス」池袋店の店長であるいつきは45歳。数年前の「女性活躍」方針以前から、いつきは自力で店長になり、都心の店を回してきた。だが最近、店長会議で、若手の女性が臆せず発言したり提言したりするのを聞いて、たじろぐと同時に、これまで自分がやってきたことは古いのかとモヤモヤしてしまう。また、頼りにしていた若手が突然やめると言い出し、説得を試みるものの彼の意思は変わらない。私は「ずっとここにいる人」という目で見られているんだろうなと虚しく思ってしまう。そんなある日、水道橋の倉庫で作業をしたあと、「キッチン常夜灯」を見つけ、お酒と食事を楽しむかなめに偶然出会い、「変わることを恐れてはいけないと、ここで気づかされた」という話を聞く。シェフたちとの交流と丁寧な料理を通じて、仕事のやりがいやこれまで積み重ねてきたこと、そして自分自身にじっくり向き合うようになる。

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キッチン常夜灯 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • キッチン常夜灯
    814円 (税込)
    街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。店の常連になってから不眠症も怖くない。農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ
    836円 (税込)
    夜から次の日の朝まで開いているビストロ「キッチン常夜灯」。同期の南雲みもざに連れられて、34歳のつぐみは初めて店に足を踏み入れて以来、「今日は常夜灯に行く」ことを、仕事のモチベーションにしている。つぐみは、みもざが店長を務めるチェーン系レストランを経営する株式会社オオイヌ・本社営業部に所属している。「女性活躍」の目標のもと、女性が店長になった代わりに、ベテランの男性社員が本社勤務になった。そんな彼らに気を遣いながら、日々仕事に忙殺されているが、直接お客さんと接するわけではなく、やりがいを見出すことが難しい。結婚を意識する彼氏とも、最近ぎくしゃくしはじめている。仕事で疲弊する分、オフを充実させようとするものの、充実が何なのかが自分でもよく分からず、毎日不満とストレスだけが蓄積されていく。そんなある日、秋のデザートメニュー開発を頼まれてしまい……。
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン
    858円 (税込)
    チェーンレストラン「シリウス」を運営する株式会社オオイヌに入社したかなめは、店舗でやりがいのある日々を送るも、数年後に製菓部への異動を告げられる。製菓部は製菓工場内にあり、どこか閉鎖的な部署だ。頭の固い製菓部長のもと、早く仕事を覚えて戦力になりたいと思うものの空回りする日々。偶然再会した幼なじみの柊太はカフェで楽しそうに働き、しっかり自分の夢を持っていた。異動願いを出すべきか踏ん張るべきか、30歳を前にして焦りが増していく。ある日、デザートの打ち合わせに神保町の本社を訪れたかなめは、新田つぐみと出会い、「キッチン常夜灯」を教えてもらう。シェフたちとの交流と丁寧な料理を通じて、仕事のやりがいや働く環境、そして自分自身にじっくり向き合うようになる。
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ
    924円 (税込)
    チェーンレストラン「シリウス」池袋店の店長であるいつきは45歳。数年前の「女性活躍」方針以前から、いつきは自力で店長になり、都心の店を回してきた。だが最近、店長会議で、若手の女性が臆せず発言したり提言したりするのを聞いて、たじろぐと同時に、これまで自分がやってきたことは古いのかとモヤモヤしてしまう。また、頼りにしていた若手が突然やめると言い出し、説得を試みるものの彼の意思は変わらない。私は「ずっとここにいる人」という目で見られているんだろうなと虚しく思ってしまう。そんなある日、水道橋の倉庫で作業をしたあと、「キッチン常夜灯」を見つけ、お酒と食事を楽しむかなめに偶然出会い、「変わることを恐れてはいけないと、ここで気づかされた」という話を聞く。シェフたちとの交流と丁寧な料理を通じて、仕事のやりがいやこれまで積み重ねてきたこと、そして自分自身にじっくり向き合うようになる。

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キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    夜中に読むと余計お腹が空く。
    過去作の主人公たちが成長して関わってくれる所が楽しみ。
    最後にサプライズ…そこの所もっと詳しく!
    次回?

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    キッチン常夜灯シリーズ大好きなの4作目。
    今作の主人公は40代半ばのベテラン店長のいつきさん。会社の経営方針の変化や、年齢を重ねてゆく自分の働き方に不安に襲われたり、両親の老いてゆくさまに寂しさを感じたり。
    でも、キッチン常夜灯の美味しい料理やシェフや堤さん・常連さん達の優しさに触れて疲れた心を癒さ

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    自分を労わるご褒美ご飯のオンパレード
    相変わらずお料理の描写が濃厚で、見えない湯気と香りが漂ってくる
    常夜灯を読んでると、つくづく食べることと生きることは密接だなと感じる
    栄養のある温かな食事は明日への活力に変わるから

    今作ではもう少しでアラフィフになるベテラン店長いつきが主人公
    みもざ、つぐみ、

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    シリーズ4作目。今回は『シリウス』池袋店長のいつきが仕事や高齢の家族と向き合っていく物語でした。

    40代はまさに自分と同世代。仕事や高齢の家族との付き合い方によっては、自分がやりたいこととは思うようにいかなくなってくるタイミング。自分も同じ。(いつきのように立ち位置は違えど)仕事の悩みや高齢の家族

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    キッチン常夜灯4巻目。
    シリウスで働く店長のいつきさんが主人公のお話。ただ、これまでの常夜灯で主人公であった、みもざちゃん、つぐみちゃん、かなめちゃんも登場していた。
    葛藤している姿、頑張っている姿をみてお仕事頑張ろうと勇気をもらえたお話だった。

    常夜灯、私も行きたいな

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    久しぶりにこのシリーズの新刊でしたね。
    ずっと楽しみにしていました。
    久しぶりすぎて、それまでの主要主人公の名前が少し飛んでいたのですが飛んでいてもなんのそのでした。
    やっぱり目を引くのは料理ですね。
    私は食べたことも名前を聞いても分からない料理ばかりなのですが、本に書かれていることだけでこれは美味

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第四弾!!

    今回は池袋店店長いつきが主人公。
    いつきが唯一女性店長だったが、会社の「女性進出」によって、若い女性店長も増える。月一の会議で臆せず発言する若い女性店長。
    なんだかんだ悩みながらふとした時に出会った「キッチン常夜灯」。そこで会社の後輩とも出会う。
    後輩と話しながら、モヤモヤした

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    主人公の年齢層が上がり、自分の未来を考えさせられた気がする。
    相変わらず料理が美味しそうで、長時間労働の悲壮感や年齢による悩みも多少緩和され、娯楽として楽しめる一冊だった。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    4作読んできた中で、これは最もリアリティを感じる。著者さんの年齢に近い主人公だから、きっと著者さんも通ってきたばかりの、または直面している真っ最中の道が描かれているのかも。私自身も同世代で未婚・子無し、要介護の親を抱えているから、主人公のどうにもならない不安に共感した。
    自分の誕生日をビストロで自分

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    4作目。相変わらずいい話。
    私の周りも転職している人が多くて、私もこのままでいいのか?と思うこともあるけれど、私はまだこのままでいいな、と思えた1冊。
    仕事もプライベートも充実できたらいいな。

    0
    2025年11月16日

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