キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

858円 (税込)

4pt

チェーンレストラン「シリウス」を運営する株式会社オオイヌに入社したかなめは、店舗でやりがいのある日々を送るも、数年後に製菓部への異動を告げられる。製菓部は製菓工場内にあり、どこか閉鎖的な部署だ。頭の固い製菓部長のもと、早く仕事を覚えて戦力になりたいと思うものの空回りする日々。偶然再会した幼なじみの柊太はカフェで楽しそうに働き、しっかり自分の夢を持っていた。異動願いを出すべきか踏ん張るべきか、30歳を前にして焦りが増していく。ある日、デザートの打ち合わせに神保町の本社を訪れたかなめは、新田つぐみと出会い、「キッチン常夜灯」を教えてもらう。シェフたちとの交流と丁寧な料理を通じて、仕事のやりがいや働く環境、そして自分自身にじっくり向き合うようになる。

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キッチン常夜灯 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • キッチン常夜灯
    814円 (税込)
    街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。店の常連になってから不眠症も怖くない。農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ
    836円 (税込)
    夜から次の日の朝まで開いているビストロ「キッチン常夜灯」。同期の南雲みもざに連れられて、34歳のつぐみは初めて店に足を踏み入れて以来、「今日は常夜灯に行く」ことを、仕事のモチベーションにしている。つぐみは、みもざが店長を務めるチェーン系レストランを経営する株式会社オオイヌ・本社営業部に所属している。「女性活躍」の目標のもと、女性が店長になった代わりに、ベテランの男性社員が本社勤務になった。そんな彼らに気を遣いながら、日々仕事に忙殺されているが、直接お客さんと接するわけではなく、やりがいを見出すことが難しい。結婚を意識する彼氏とも、最近ぎくしゃくしはじめている。仕事で疲弊する分、オフを充実させようとするものの、充実が何なのかが自分でもよく分からず、毎日不満とストレスだけが蓄積されていく。そんなある日、秋のデザートメニュー開発を頼まれてしまい……。
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン
    858円 (税込)
    チェーンレストラン「シリウス」を運営する株式会社オオイヌに入社したかなめは、店舗でやりがいのある日々を送るも、数年後に製菓部への異動を告げられる。製菓部は製菓工場内にあり、どこか閉鎖的な部署だ。頭の固い製菓部長のもと、早く仕事を覚えて戦力になりたいと思うものの空回りする日々。偶然再会した幼なじみの柊太はカフェで楽しそうに働き、しっかり自分の夢を持っていた。異動願いを出すべきか踏ん張るべきか、30歳を前にして焦りが増していく。ある日、デザートの打ち合わせに神保町の本社を訪れたかなめは、新田つぐみと出会い、「キッチン常夜灯」を教えてもらう。シェフたちとの交流と丁寧な料理を通じて、仕事のやりがいや働く環境、そして自分自身にじっくり向き合うようになる。
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ
    924円 (税込)
    チェーンレストラン「シリウス」池袋店の店長であるいつきは45歳。数年前の「女性活躍」方針以前から、いつきは自力で店長になり、都心の店を回してきた。だが最近、店長会議で、若手の女性が臆せず発言したり提言したりするのを聞いて、たじろぐと同時に、これまで自分がやってきたことは古いのかとモヤモヤしてしまう。また、頼りにしていた若手が突然やめると言い出し、説得を試みるものの彼の意思は変わらない。私は「ずっとここにいる人」という目で見られているんだろうなと虚しく思ってしまう。そんなある日、水道橋の倉庫で作業をしたあと、「キッチン常夜灯」を見つけ、お酒と食事を楽しむかなめに偶然出会い、「変わることを恐れてはいけないと、ここで気づかされた」という話を聞く。シェフたちとの交流と丁寧な料理を通じて、仕事のやりがいやこれまで積み重ねてきたこと、そして自分自身にじっくり向き合うようになる。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今回も悩める大人達を見事に癒してまた仕事に送り出してくれました。ああ美味しそう!デザートもいいなぁ。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    「キッチン常夜灯」のシェフとフロア担当の堤さんは息もぴったりで来る人みんなが夫婦と間違えるほど。でも2人は同志であり、それぞれの強みを活かしてお店を心地よい空間にしてくれる。
    文中より
    シェフのお料理のおいしさの秘密はね、その先に「大切な人)が見えているからなの。相手を思って丁寧に作られたお料理は、

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    お仕事小説って、自分の生活にあてはめて考えるからモチベーション上がる。
    製菓部門に異動した女性の話。
    店長職がしたかったのに、今の居場所は自分にとって居心地のよい場所じゃない、と切り捨てている。
    でも、居心地のよい場所は自分で見つけていける。つくっていける。
    やりがいだって、そうなのだ。
    なにもかも

    0
    2025年09月20日

    Posted by ブクログ

    シリウスの製菓工場で働くかなめちゃんが主人公。1箇所ほろっと来るところがありました。
    美味しそうな料理は相変わらず。私も常夜灯のような行きつけのお店が欲しい。

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    第3弾。
    店舗から製菓工場へと移動になったかなめちゃんが主人公。
    このシリーズは、飲食店で働く描写が詳しくて、
    彼女たちと一緒に働いている気分になるおもしろい感覚があった

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    もう私の心の中にキッチン常夜灯はいつも存在している。
    疲れた時や目的を見失いそうになった時に助けて貰っている。
    今作はほっこりだけではなく、ワクワクしながら読み進めてしまった。
    次の作品も読めるといいな。

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    キッチン常夜灯シリーズ3作目
    2作目から大分月日が経ってからの読書でした。
    1作目2作目と違い主人公の職場が製菓工場だからか、スイーツが沢山でてきて、読んでいながら甘い匂いがするような気がしました。
    料理の表現が毎回とても丁寧で、知らない料理でも想像しやすく、かつ美味しそうと毎回思ってしまう。
    タイ

    0
    2025年08月09日

    Posted by ブクログ

    相変わらず美味しそうなご飯が出てくる、、こんなお店が近所にあったらきっと通い詰めちゃうだろうなって思わせてくれるくらい素敵なお店。 そして今回も仕事に悩みを抱える人が…この仕事の悩みもあるあると共感できるくらいリアルに描かれているので、入り込めるんだろうなと…リアルな仕事の悩みとその悩みを打ち消して

    0
    2025年08月05日

    Posted by ブクログ

    今回は製菓工場で働く女性が主人公。
    同じレストランの従業員でもこんなにも仕事が違うのか、くらいまた別の仕事のよう。
    始めは工場に馴染めず、やる気も起きずだったけど、徐々にやりがいや方向性ができて前向きになれるお話

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    職人気質の牧野部長やベテランの社員とパートさんたち、色々とやっかいだ。
    パートさんたち、ボイコットは絶対ダメだよと思うけど…良い展開ではあった。お話のおもしろさ、料理とお菓子の描写も楽しみつつ、日々の人間関係とか、今後の働き方などを考えさせられるところもあり、あぁ、頑張って生きていかなきゃな、と思え

    0
    2025年11月18日

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