朝宮夕の作品一覧

「朝宮夕」の「アフターブルー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • アフターブルー
    4.0
    1巻2,134円 (税込)
    選考委員瞠目! 第19回小説現代長編新人賞受賞作  今村翔吾さん「執念の如き力を感じた」 塩田武士さん「朝宮さんの『業』に、私は期待している」 中島京子さん「チャレンジングな作品」 凪良ゆうさん「著者にしか書けない光と闇」 宮内悠介さん「シンプルに心を動かされた」 薬丸岳さん「一番に推した」 5人の納棺師たちは全力を尽くす。遺された人々が、最後に顔を見てお別れを言えるように。 「どんなに考えても、探しても、人が死んだ理由なんて絶対に見つからないんだよ」 納棺師、遺品整理士、生花装飾技能士……葬儀関係のプロ集団「株式会社C・F・C」。 とりわけ損傷の激しい遺体を専門に扱う「二課」は、無残な状態から生前の面影を復元するのがミッション。 事故、事件、自殺ーー二課には毎日のように遺体が運ばれてくる。入学式を明日に控え線路に正座していた少年、ゴミ屋敷で餓死した男性、幼い我が子を残して事故に遭った母親、飛び降りる瞬間を動画配信していた少女ーー 二課の納棺師たちはその手で、失われた生前のおもかげを復元していく。 愛する人が突然この世を去った時、どうすれば立ち上がれるのか。あの人はなぜ命を絶ったのか。遺された者はどう生きればいいのか。 それぞれに「喪失」を抱えた納棺師たちもまた、明日を生きる微かな光を見出していく。

ユーザーレビュー

  • アフターブルー

    Posted by ブクログ

    読書備忘録996号。
    ★★★★★。

    めちゃくちゃ面白かった!
    納棺師というお仕事小説としてはめちゃくちゃ興味深かった。
    そして主人公5人が抱え続けるそれぞれの喪失感を乗り越えて行く物語が心を打った。

    続編も出るや出ないやという感じなので、忘れないように物語の舞台を整理。
    関東圏の片田舎。田園風景が広がるところに株式会社C・F・Cはある。
    いわゆる納棺企業。

    主人公たちは二課に所属。正式名称、特殊復元処置衛生課。
    簡単に言えば遺体を納棺できるように生前の姿に施す役割。
    事故、事件など死に方は様々。施工の困難さをA~Eで格付け!想像を絶する!
    二課の他に一課(一般処置衛生課)、生課、特課があ

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    2026年06月01日
  • アフターブルー

    Posted by ブクログ

    読めて良かった!!
    読みながらどんどん引き込まれました

    佐々涼子さん「エンジェル・フライト」では海外で亡くなられたご遺体について描かれていましたが、こちらは国内でのこと。映画「おくりびと」ともまた少し違う。
    遺体を復元する「納棺師」の仕事を描きつつ、喪失を抱えながら働く納棺師たちの内面も丁寧に綴られていました。

    遺された人が、故人の顔を見てお別れを言えるように復元する。大切な人との最期の瞬間をどんな風に迎えるかは、その腕にかかっている。
    限られた時間のなかで、損傷の激しい遺体を生前の元気だった頃の面影を感じられるよう復元していく──。
    いろいろな意味でかなり大変な仕事だけど、故人の尊厳を守

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    2026年05月23日
  • アフターブルー

    Posted by ブクログ

    納棺師のお仕事を初めてちゃんと知った。しかもいろんな事情のある方の納棺。みんないろんな背景があってそれでもその仕事を選んでるってすごくよかったです。しかもデビュー作って!次の作品も楽しみ。

    0
    2026年05月21日
  • アフターブルー

    Posted by ブクログ

    特殊な遺体の納棺師の話。
    死んだ人の事情はさらりと。遺体の復元やら、納棺に関する要望やらが詳しく。そしてそこで働く人々のことが、それぞれの視点で語られる。
    読む前の印象では、陰惨な話かなと思ったが、全然違った。
    訳ありの人々ばかりの登場人物、みんな幸せになってほしい。

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    2026年05月06日
  • アフターブルー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    様々な事情(事故や自死など)で損傷してしまった遺体を復元することを専門にした部署に所属する納棺師たちのお話。

    「おくりびと」や「ほどなく、お別れです」などといった、人間の最期を看取ることをテーマにした作品もあることから、わりと世間には認知されている仕事かもしれない。
    認知されている仕事ではあるものの、ひとの「死」を扱う仕事であるために忌避されがちな側面もあると思う。
    ある意味では他人の不幸を商売にしているとも言えるので、そう思う気持ちもわからないではないけど、世の中の仕事の大半は大なり小なり人間の不幸や不便をきっかけとしたものだと思うので、その理屈で納棺師の仕事を否定するのはナンセンスなんじ

    0
    2026年05月04日

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