作品一覧

  • アフターブルー
    値引きあり

    アフターブルー

    小説・文芸

    4.2
    1巻2,029円 (税込)
    選考委員瞠目! 第19回小説現代長編新人賞受賞作  今村翔吾さん「執念の如き力を感じた」 塩田武士さん「朝宮さんの『業』に、私は期待している」 中島京子さん「チャレンジングな作品」 凪良ゆうさん「著者にしか書けない光と闇」 宮内悠介さん「シンプルに心を動かされた」 薬丸岳さん「一番に推した」 5人の納棺師たちは全力を尽くす。遺された人々が、最後に顔を見てお別れを言えるように。 「どんなに考えても、探しても、人が死んだ理由なんて絶対に見つからないんだよ」 納棺師、遺品整理士、生花装飾技能士……葬儀関係のプロ集団「株式会社C・F・C」。 とりわけ損傷の激しい遺体を専門に扱う「二課」は、無残な状態から生前の面影を復元するのがミッション。 事故、事件、自殺ーー二課には毎日のように遺体が運ばれてくる。入学式を明日に控え線路に正座していた少年、ゴミ屋敷で餓死した男性、幼い我が子を残して事故に遭った母親、飛び降りる瞬間を動画配信していた少女ーー 二課の納棺師たちはその手で、失われた生前のおもかげを復元していく。 愛する人が突然この世を去った時、どうすれば立ち上がれるのか。あの人はなぜ命を絶ったのか。遺された者はどう生きればいいのか。 それぞれに「喪失」を抱えた納棺師たちもまた、明日を生きる微かな光を見出していく。
  • 海月の骨

    海月の骨

    小説・文芸

    4.1
    1巻2,200円 (税込)
    小説現代長編新人賞から鮮烈デビュー 注目の新鋭・待望の第二作! 損壊遺体を直す納棺師を描いた『アフターブルー』で読書界隈騒然 次なる舞台は「特殊遺品整理課」 看取られなかった人生に、最後に寄り添う人がいる――。 特殊清掃の最前線。 二人の遺品整理士は部屋を片づけ、「生きた証」を見届ける。 「部屋には、そこで生きた人の人生が詰まってる」 異臭を放つ孤独死の現場を清掃し、遺された物を処分する【特殊遺品整理課】。 床を覆う無数のゴミ、家族との写真、子どもの工作品、謝罪を綴ったノート、お揃いの食器――。 清掃が終われば、そこで生きた人の痕跡は一つ残らず消えてしまう。 現場を担う水生と鳴海は、遺された部屋を手掛かりに、誰にも看取られず逝った見知らぬ他人の人生を想像する。 なぜ孤独な最期を迎えたのか。 遺された品々は何を語るのか。 故人の生きた証と向き合う日々はやがて、傷を抱えた孤独な二人の「今」をも変えていく。

ユーザーレビュー

  • 海月の骨

    Posted by ブクログ

    気がつけば奥歯噛み締めてしまってました。しんどい。
    特殊清掃のお話し。前作「アフターブルー」読み直してから読めば良かった。
    あの人もあの人も出てたし、あの人は出てたのか?

    0
    2026年10月04日
  • 海月の骨

    Posted by ブクログ

    片付け欲、爆発本!

    人の温もり以外、物への執着はいらないと思わせてくれます。

    素敵な本を読んで、続編希望!と思っていたらこちらは第二部らしいことを知り、ぜひ前作も読みたいです。

    0
    2026年10月03日
  • アフターブルー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    納棺師(遺体を美しくする仕事)の話
    涙、笑い、ちょっと恋愛ありの話
    朝宮夕さんの文章が綺麗、特に空の描写
    同期夕宵と朝未の関係性がいい

    0
    2026年09月29日
  • 海月の骨

    Posted by ブクログ

    自分にとって必要なものが相手にとっては要らないものだったりする。逆も然り。
    主人公たちの要らないもの。欲しいもの、欲しかったもの。背負いたいもの、背負いたくないもの。"物"にも"思い出"にも雁字搦めになっている姿が苦しくも、とても人間らしくて愛おしかった。

    「ブルーアワー」に続いて、とても素敵な作品だった。

    特に102ページの主人公の心情に深く共感した。

    海やシーグラスという自分の好きな物や、大切な言葉や関係性たちが散りばめられていて、自分にとってとても大切な作品になりました。

    三兄弟の幸せを願って止みません。

    0
    2026年09月28日
  • 海月の骨

    Posted by ブクログ

    先が気になってどんどん読んでしまったけど、ときどき胸が苦しくなって、休憩が必要だった。
    昨夜は夢でうなされて3回ほど叫んでいたそうだ。
    (主人は私の叫び声で起きたらしい)
    ゴミを溜め込む側も依存する相手を常に探している母親も、なにかしら辛くて生きづらいからそうなっているのだろうけど、その人たちのもとに生まれた子はどうしようもなく辛いしやり場がない思いを抱えるんだろうなぁと感じた。けどその親たちもまた子どもの時親から同じような思いをさせられたのかもしれない。
    読んでて辛い気持ちになったけど、なんとなく最後は折り合いをつけて生きていく方向に進んでいく感じで、辛いは辛いけど、まあそうだよねぇという納得のいく終わり方だった。

    0
    2026年09月24日

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