アフターブルー
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アフターブルー

小説・文芸
2,255円 (税込)
2,029円 (税込) 10月15日まで

10pt

選考委員瞠目! 第19回小説現代長編新人賞受賞作
今村翔吾さん「執念の如き力を感じた」
塩田武士さん「朝宮さんの『業』に、私は期待している」
中島京子さん「チャレンジングな作品」
凪良ゆうさん「著者にしか書けない光と闇」
宮内悠介さん「シンプルに心を動かされた」
薬丸岳さん「一番に推した」

5人の納棺師たちは全力を尽くす。遺された人々が、最後に顔を見てお別れを言えるように。

「どんなに考えても、探しても、人が死んだ理由なんて絶対に見つからないんだよ」

納棺師、遺品整理士、生花装飾技能士……葬儀関係のプロ集団「株式会社C・F・C」。
とりわけ損傷の激しい遺体を専門に扱う「二課」は、無残な状態から生前の面影を復元するのがミッション。
事故、事件、自殺ーー二課には毎日のように遺体が運ばれてくる。入学式を明日に控え線路に正座していた少年、ゴミ屋敷で餓死した男性、幼い我が子を残して事故に遭った母親、飛び降りる瞬間を動画配信していた少女ーー
二課の納棺師たちはその手で、失われた生前のおもかげを復元していく。

愛する人が突然この世を去った時、どうすれば立ち上がれるのか。あの人はなぜ命を絶ったのか。遺された者はどう生きればいいのか。
それぞれに「喪失」を抱えた納棺師たちもまた、明日を生きる微かな光を見出していく。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    アフターブルー
  • タイトルID
    :
    1934320
  • ページ数
    :
    280ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年07月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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アフターブルー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    納棺師という仕事を通じて生と死について深く考えさせられた。
    ここに出てくる登場人物みんなが苦しいものを抱えているのだけど、暖かく人情が溢れていて、
    こんな方達に出会って仕事をしていけることが羨ましいなと思った。

    今日を当たり前に生きれていることが当たり前ではないのだと。
    奪われるときは一瞬。
    今を本当に大切に生きたいと思える。

    ◾️心に残った文章

    喜びも幸福も一瞬にして奪われる。
    不幸も失望も一瞬にして訪れる。
    長いようであっという間に終わる人生。
    その瞬間をわたしたちは紡ぎながら生きている。

    0
    2026年09月15日

    Posted by ブクログ

    特殊遺体の納棺を専門に扱う納棺師たちの話。被害者にスポットを当てる訳ではなく、死そのものは淡々と描いていて、余計な押しつけがましさがないのが良かった。自分の心にダイレクトに語りかけられている感じ。
    自分にとって生きるとは?を静かに問いかけられている気がしました。納棺師それぞれの背景が丁寧に描かれているので、どんな思いで仕事に向き合っているかも伝わってきます。

    無理にお涙頂戴にせず、静かに描かれているのが好きだし、心に響いて気づいたら泣いていました。
    また、この2課のメンバーに会いたいです

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    納棺師という仕事がテーマの小説!納棺師という言葉を初めて知ったし、納棺師の仕事についても初めて知った。
    私が心に残っているのは、東雲くんのお父さんが仕事場に来た時、八宵が屋上で東雲くんに話しかけた言葉。私はとても心に響いた。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    納棺師という職業を初めて知った。事故や事件、自殺などで亡くなった損傷の激しいご遺体の復元処置を行い遺族と対面できるようにするという、精神的にも体力的にも大変な仕事だ。様々な理由でこの仕事をしている人が出てくるが、悩みを抱えながら真摯にご遺体と向き合う姿がかっこよかった。東雲くんが納棺師に関わる機会があったからではなく、成り行きで採用され、自分の仕事に誇りを持って前に進むところがよかった。

    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    納棺師5人のお話

    それぞれどうして納棺師として働いているのか
    理由があって

    人の死とか遺族の気持ちを考えさせられる話

    ドラマにありそうな展開で、
    1日で読み切ってしまった

    続編出してくれないかな〜

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    私は以前おじいちゃんの死で初めて納棺師という職業を知り、施行を初めて間近で拝見しました。初めての感覚でした。こんな職があるんだという驚き、綺麗になっているおじいちゃんを見ての感動、納棺師に対しての憧れ、この三つの気持ちが私の頭の中にぐるぐると浮かんでいました。葬儀の後「納棺師」について調べてみると小説「アフターブルー」が出てきました。私は早速購入して読みました。感激しました。こんなに心を揺さぶられる小説に出会ったのは初めてでした。納棺師の方々の素晴らしさや、命が一瞬で消えていく恐ろしさ、が痛いほど伝わってきました。私がこの職に出会え、この小説を読めたことは奇跡です。この奇跡の出会いに感謝し、これからも読み続け、「納棺師」を語り継いでいきたいです。

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    心が浄化される感覚を覚えるそんな美しい話。
    納棺師という名前を聞いたことしかないような職種を取り上げて、最初は仕事の内容に関心しつつ、グロテスクな描写もあり、絵はなくとも情景を浮かべて「うぅ、、」となるそんな話だった。
    中盤に差し掛かってくると登場人物の過去経緯や、日本語の美しさが伝わる綺麗な表現、風景描写に心が染み染みとなった。
    また登場人物名も少なく、覚えやすいのも助かった。
    こんな素敵な本に出会えたことに感謝。
    私とはベストマッチな本でした。

    0
    2026年07月29日

    H

    購入済み

    納棺師達を主人公とした小説です。
    小説だけでなく、テレビドラマや映画等で、葬祭に関わる人達を主人公とした作品が多く出ていますので、どうしてもその中の一つで時代の流れに乗った作品の様に思えますが、主人公の納棺師達自身が色々と抱えている人達で、その心の襞が現れた作品です。

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    亡くなった人の最後のお支度をしてくれるのが納棺師です。この本ではご遺体の損傷が激しい方たちの修復作業と、納棺師たち各々の事情が紡がれていました。

    まず、登場人物たちの名前を目次に投影させていることに気づきました。

    次に、思わず目を背けたくなるような修復作業の過酷さに向き合う読書になると思いました。

    大切な人を失い、自分を生かしていくために作られたこの職場での逡巡する思いはとても重いものでしたが、いつか自分も味わう思いであるかもしれないと思い、目が離せませんでした。

    空の移り変わりと同じく、人生も一度たりとも同じではないということ、長いようで、あっという間に終わる人生の瞬間を紡ぎながら生きているということを語り合う場面がとても印象的でした。

    大丈夫だとそのまま受け止めてくれる人がそばにいることは、明日への道しるべになると思いました。

    この本は第19回小説現代長編新人賞受賞作品「薄明の先に」を加筆修正し、タイトルを変更して発行されました。新人賞でこの作品を生み出した朝宮夕さんの、今後の小説がとても楽しみです。

    読んでよかったと思える一冊でした。



    〈目次〉
    0 有明の月
    1 朝未(あさまだ)き
    2 入相(入相)の鐘
    3 宵の明星
    4 東雲の空









    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    事故死専門の納棺師を描いた作品。存在すら知らなかった過酷な仕事だが、事故で奪われた生前の姿を取り戻す修復が、遺族にとってどれほど救いになるかを実感した。

    0
    2026年10月02日

アフターブルー の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    アフターブルー
  • タイトルID
    :
    1934320
  • ページ数
    :
    280ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年07月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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  • 【閲覧できる環境】
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