配信予定・最新刊

作品一覧

  • 海月の骨
    NEW

    小説・文芸

    4.2
    1巻2,200円 (税込)
    小説現代長編新人賞から鮮烈デビュー 注目の新鋭・待望の第二作! 損壊遺体を直す納棺師を描いた『アフターブルー』で読書界隈騒然 次なる舞台は「特殊遺品整理課」 看取られなかった人生に、最後に寄り添う人がいる――。 特殊清掃の最前線。 二人の遺品整理士は部屋を片づけ、「生きた証」を見届ける。 「部屋には、そこで生きた人の人生が詰まってる」 異臭を放つ孤独死の現場を清掃し、遺された物を処分する【特殊遺品整理課】。 床を覆う無数のゴミ、家族との写真、子どもの工作品、謝罪を綴ったノート、お揃いの食器――。 清掃が終われば、そこで生きた人の痕跡は一つ残らず消えてしまう。 現場を担う水生と鳴海は、遺された部屋を手掛かりに、誰にも看取られず逝った見知らぬ他人の人生を想像する。 なぜ孤独な最期を迎えたのか。 遺された品々は何を語るのか。 故人の生きた証と向き合う日々はやがて、傷を抱えた孤独な二人の「今」をも変えていく。
  • アフターブルー

    小説・文芸

    4.2
    1巻2,134円 (税込)
    選考委員瞠目! 第19回小説現代長編新人賞受賞作  今村翔吾さん「執念の如き力を感じた」 塩田武士さん「朝宮さんの『業』に、私は期待している」 中島京子さん「チャレンジングな作品」 凪良ゆうさん「著者にしか書けない光と闇」 宮内悠介さん「シンプルに心を動かされた」 薬丸岳さん「一番に推した」 5人の納棺師たちは全力を尽くす。遺された人々が、最後に顔を見てお別れを言えるように。 「どんなに考えても、探しても、人が死んだ理由なんて絶対に見つからないんだよ」 納棺師、遺品整理士、生花装飾技能士……葬儀関係のプロ集団「株式会社C・F・C」。 とりわけ損傷の激しい遺体を専門に扱う「二課」は、無残な状態から生前の面影を復元するのがミッション。 事故、事件、自殺ーー二課には毎日のように遺体が運ばれてくる。入学式を明日に控え線路に正座していた少年、ゴミ屋敷で餓死した男性、幼い我が子を残して事故に遭った母親、飛び降りる瞬間を動画配信していた少女ーー 二課の納棺師たちはその手で、失われた生前のおもかげを復元していく。 愛する人が突然この世を去った時、どうすれば立ち上がれるのか。あの人はなぜ命を絶ったのか。遺された者はどう生きればいいのか。 それぞれに「喪失」を抱えた納棺師たちもまた、明日を生きる微かな光を見出していく。

ユーザーレビュー

  • 海月の骨

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    遺品整理で過去(思い出)をいとも簡単に捨ててしまう遺族たちと、過去に囚われ続ける水生と鳴海。
    そんな二人の物語だったと思う。

    折り合いをつけるために、誰のものとも分からない遺品を保管し続ける鳴海も、母親の呪縛から逃れられず心に蓋をする水生も、生きることへの意味を見出したくて特殊清掃、遺品整理という仕事をしていたと思う。

    特に水生が母親との一件で、何がゴミで何が思い出の品なのか分からなくなり、ゴミ袋に全て捨ててしまうシーンは、鳴海の過去に通ずるものがあり、読んでいて心が痛くなった。

    二人とも救われた…とまでは言い切れないが、変えられない過去に囚われず、一歩ずつ前へ進んでいけるようになったの

    0
    2026年09月13日
  • 海月の骨

    Posted by ブクログ

    読んでいて、言葉の一つ一つが繊細に描かれていて、優しく内包してくれるものがありました。
    つい物語に引き込まれて苦しくもなり、でも微かな光が見えていると言った面で希望を感じたりもしました。
    今作も良かったと思います。

    0
    2026年09月13日
  • 海月の骨

    Posted by ブクログ

    前作も良かったけれど、今作も一気読みするほど良かった。

    『アフターブルー』のときもそうだったけれど、自分の知らない世界で、誰かのために動いている人たちがいることを改めて感じた。

    知らない世界を少しだけ覗かせてもらったような読後感。 二課と特課のコラボも、いつか読んでみたい。

    0
    2026年09月07日
  • アフターブルー

    Posted by ブクログ

    特殊遺体の納棺を専門に扱う納棺師たちの話。被害者にスポットを当てる訳ではなく、死そのものは淡々と描いていて、余計な押しつけがましさがないのが良かった。自分の心にダイレクトに語りかけられている感じ。
    自分にとって生きるとは?を静かに問いかけられている気がしました。納棺師それぞれの背景が丁寧に描かれているので、どんな思いで仕事に向き合っているかも伝わってきます。

    無理にお涙頂戴にせず、静かに描かれているのが好きだし、心に響いて気づいたら泣いていました。
    また、この2課のメンバーに会いたいです

    0
    2026年09月06日
  • アフターブルー

    Posted by ブクログ

    納棺師という仕事がテーマの小説!納棺師という言葉を初めて知ったし、納棺師の仕事についても初めて知った。
    私が心に残っているのは、東雲くんのお父さんが仕事場に来た時、八宵が屋上で東雲くんに話しかけた言葉。私はとても心に響いた。

    0
    2026年09月05日

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