朝宮夕のレビュー一覧

  • 海月の骨

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    孤独死した現場の清掃を行う「特殊清掃員」。
    「特殊遺品整理課」の2人はこころに傷……闇を抱えながら淡々と遺品整理を行う。

    「部屋にはそこで生きた人の人生が詰まってる」

    水生の送ってきた壮絶な人生。

    2課から移ってきた鳴海の壮絶な人生。

    どちらも想像を絶するものだけど、それ以上に2人が手がける特殊清掃が凄まじい。

    チラッと出てきた東雲くんが癒し。

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    2026年08月20日
  • アフターブルー

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    ネタバレ

    納棺師たちのお話。ドラマ『アンナチュラル』を想起させるような作品で、アンナチュラルが大好きだった自分にはとても好みな作品だった。文体もとても読みやすく、読む手が止まらなかった。
    どの章も印象的で、それぞれの登場人物の個性や関係性が愛おしくなってくる。
    人の最期と向き合うことは、自分の人生とも向き合うということ。
    ブルーアワー。薄明。自分の好きな空の景色が出てきてとても嬉しかった。
    章を進めるごとに登場人物たちが愛おしくなり、もっと彼らの日常を見ていたい。読み終わることが寂しくなるような作品。そんなお話に出会えるのは久しぶりだった。
    "死"は生きている人間は誰も経験したことが

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    2026年08月18日
  • 海月の骨

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    前作、アフターブルーの続きがまた読めるとは!とても嬉しい。

    今回焦点が当てられるのは特殊清掃の仕事。亡くなった人の人生を、遺品から垣間見ることになる。

    主人公の水生にも鳴海にも影がある。背負いきれないほどの重りを、仕事を通じて、二人が互いに託していく姿が切なく、あたたかい。

    「おせっかい」をして相手の領域に踏み込むことで、孤独死は減るはずだ、というメッセージが印象的。辛いテーマだが、救いのある、あたたかいお話だった。個人的にはアフターブルーより好き。

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    2026年08月21日
  • 海月の骨

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    ゴミか思い出かは、その人にしか分からない。
    思い出は、お金がたくさんあっても買えない。
    学生の時に、見て見ぬふりをすることはイジメと一緒と何回も聞いたのに、親とでも誰とでも自ら線引きすることが上手くなっていた。
    気付いていても声を掛けて、お節介を焼くことはしない。
    そういう世界が、孤独死を招くという言葉に、自分の薄情さに、傷付いた。
    『ちょっと踏み込む』
    気になったら、ん?と違和感を感じたら、ちょっと踏み込む。
    大丈夫?と聞いても大丈夫としか答えないから、勘違いでも、言葉に出してみる。
    今日から、一言でも言葉に出してみようと思った。
    主人公の水生と先輩の鳴海、大家さん、話中に出てくるみんなが外

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    2026年08月10日
  • アフターブルー

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    納棺師5人のお話

    それぞれどうして納棺師として働いているのか
    理由があって

    人の死とか遺族の気持ちを考えさせられる話

    ドラマにありそうな展開で、
    1日で読み切ってしまった

    続編出してくれないかな〜

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    2026年08月09日
  • アフターブルー

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    私は以前おじいちゃんの死で初めて納棺師という職業を知り、施行を初めて間近で拝見しました。初めての感覚でした。こんな職があるんだという驚き、綺麗になっているおじいちゃんを見ての感動、納棺師に対しての憧れ、この三つの気持ちが私の頭の中にぐるぐると浮かんでいました。葬儀の後「納棺師」について調べてみると小説「アフターブルー」が出てきました。私は早速購入して読みました。感激しました。こんなに心を揺さぶられる小説に出会ったのは初めてでした。納棺師の方々の素晴らしさや、命が一瞬で消えていく恐ろしさ、が痛いほど伝わってきました。私がこの職に出会え、この小説を読めたことは奇跡です。この奇跡の出会いに感謝し、こ

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    2026年08月01日
  • アフターブルー

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    心が浄化される感覚を覚えるそんな美しい話。
    納棺師という名前を聞いたことしかないような職種を取り上げて、最初は仕事の内容に関心しつつ、グロテスクな描写もあり、絵はなくとも情景を浮かべて「うぅ、、」となるそんな話だった。
    中盤に差し掛かってくると登場人物の過去経緯や、日本語の美しさが伝わる綺麗な表現、風景描写に心が染み染みとなった。
    また登場人物名も少なく、覚えやすいのも助かった。
    こんな素敵な本に出会えたことに感謝。
    私とはベストマッチな本でした。

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    2026年07月29日
  • アフターブルー

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    数年前、映画で知るところになった納棺師。それより、もっとディープな納棺師のお話。しかし、深い深い優しさに満ち溢れた作品。

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    2026年07月15日
  • アフターブルー

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    葬儀関係のプロ集団の中で、事件や事故によって損傷の激しい遺体を専門に扱う「二課」。
    納棺師たちは亡くなった人々の生前の面影を復元するために全力を尽くす…。

    これまで読んだ小説の中で、一番死を身近に感じました。
    事故、自殺、無理心中…想像を絶する死因の数々は自分や大切な人も無関係ではない、確かな現実として心に突き刺さります。
    本作は納棺師たち5人の、それぞれの働く理由や故人の思いを受け取る姿勢にスポットが当てられ、心の機微が繊細に描かれています。
    日々答えのない施行と向き合い、遺族が最後に目にする姿を少しでも生前に近づけようとするプロ意識に、ただただ頭が下がりました。

    主要人物はみんな空にま

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    2026年07月17日
  • アフターブルー

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    面白い。時間を忘れて読んじゃう。
    ドラマになったら面白そうだけど映像だとご遺体の表現がネックになるなー。

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    2026年07月04日
  • アフターブルー

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    人はどんな最後を迎えるかはその人次第だし、突然奪われてしまうこともある
    一瞬暗い内容に思えるけど、それぞれの人が物語に小さな灯りを照らしていた

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    2026年06月30日
  • アフターブルー

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    人はなぜ死ぬのか。どんなに探しても、結局は死んだ人間にしか分からない。

    納棺師と死体のあまりにもリアルな描写、そして人の感情が揺れ動く描写が非常に心にくる一冊。



    とめどなく運ばれてくるご遺体は心臓は止まり声を聞くこともないが、死因やご遺体の状態、ご家族の嘆きのみ説明される。
    この本の面白いところは、死体の過去の話について一切書かれていないことだ。
    なぜ死を選んだのか、どんな環境だったのか、ご家族との関係。全て書かれていない。
    ただただ、腐敗した身体と、嗚咽、涙。
    これがリアルだ。
    過去の話についての描写がないお陰で、納棺師の仕事視点で没頭して読み進めることができた。




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    2026年06月22日
  • アフターブルー

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    読書備忘録996号。
    ★★★★★。

    めちゃくちゃ面白かった!
    納棺師というお仕事小説としてはめちゃくちゃ興味深かった。
    そして主人公5人が抱え続けるそれぞれの喪失感を乗り越えて行く物語が心を打った。

    続編も出るや出ないやという感じなので、忘れないように物語の舞台を整理。
    関東圏の片田舎。田園風景が広がるところに株式会社C・F・Cはある。
    いわゆる納棺企業。

    主人公たちは二課に所属。正式名称、特殊復元処置衛生課。
    簡単に言えば遺体を納棺できるように生前の姿に施す役割。
    事故、事件など死に方は様々。施工の困難さをA~Eで格付け!想像を絶する!
    二課の他に一課(一般処置衛生課)、生課、特課があ

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    2026年06月01日
  • アフターブルー

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    読めて良かった!!
    読みながらどんどん引き込まれました

    佐々涼子さん「エンジェル・フライト」では海外で亡くなられたご遺体について描かれていましたが、こちらは国内でのこと。映画「おくりびと」ともまた少し違う。
    遺体を復元する「納棺師」の仕事を描きつつ、喪失を抱えながら働く納棺師たちの内面も丁寧に綴られていました。

    遺された人が、故人の顔を見てお別れを言えるように復元する。大切な人との最期の瞬間をどんな風に迎えるかは、その腕にかかっている。
    限られた時間のなかで、損傷の激しい遺体を生前の元気だった頃の面影を感じられるよう復元していく──。
    いろいろな意味でかなり大変な仕事だけど、故人の尊厳を守

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    2026年05月23日
  • アフターブルー

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    納棺師のお仕事を初めてちゃんと知った。しかもいろんな事情のある方の納棺。みんないろんな背景があってそれでもその仕事を選んでるってすごくよかったです。しかもデビュー作って!次の作品も楽しみ。

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    2026年05月21日
  • アフターブルー

    H

    購入済み

    納棺師達を主人公とした小説です。
    小説だけでなく、テレビドラマや映画等で、葬祭に関わる人達を主人公とした作品が多く出ていますので、どうしてもその中の一つで時代の流れに乗った作品の様に思えますが、主人公の納棺師達自身が色々と抱えている人達で、その心の襞が現れた作品です。

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    2026年02月15日
  • 海月の骨

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    ネタバレ

    誰にも看取られず逝った、その人の「生きた証」に触れる物語

    圧倒的なリアリティで描かれる特殊清掃と遺品整理の現場。決して綺麗事ばかりではなく、思わず目を背けたくなるほど生々しい描写に胸が締め付けられます。

    今作で扱われるのは、「ゴミ屋敷」「シングルマザー」「親ガチャ」「孤独死」といった、現代社会の重いテーマ。決して他人事ではないリアルな苦悩が突き刺さります。

    前作『アフターブルー』(朝宮先生の衝撃的デビュー作!)未読でも十分に楽しめますが、既読者ならニヤリとできる繋がりや別部署の視点が描かれており、ファン必読の一冊!

    「遺品整理は、人生に触れられる仕事」——その重みと温かさに、ページを

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    2026年08月22日
  • 海月の骨

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    孤独死と向き合う特殊清掃員。
    なにが思い出?
    なにが貴重品?
    その差は?
    モノだけで測れないもの。
    わからない。
    “その人の人生に触れられる“

    そんな2人の背景も重く。
    ヤングケアラー、認知症、ゴミ屋敷。
    現代の闇が重なってくる。
    重いよ。
    読んでいて、ココロ沈むよ。落ちる。
    救われるものがあるとしたら、
    それは“人“なんじゃないのかな。

    「アフターブルー」の東雲くんがでてきてニヤつく。
    頑張ってるんだね。
    みんな、頑張れ。頑張れ。
    沈んだココロが上を向く。また一歩踏み出せる…

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    2026年08月18日
  • アフターブルー

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    納棺師のお話。それも特殊な処理を必要とする納棺師。皆それぞれの想いを抱えながら、この特殊なお仕事をしている。
    誌面で読むから状況を理解できるけれど、実際に直面したら耐えられないと感じる。
    でも、納棺の処置をテキパキとする八宵さんと同期の朝未さん。なぜこの仕事をしているのか。2人の背景や同僚たちの抱えている背景が次々に語られていく。そして新人の東雲さんの背景は最後に語られる。彼は納棺師として、会社に残るのか?2ヶ月の研修で彼が自分で掴んだものは何か。

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    2026年08月17日
  • アフターブルー

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    全く知らなかった仕事
    納棺師のやわらかな心になんだか心がぐっときた

    自死を選んだ人の話が多く出てきて
    やよいさんの「結局、自死の理由は分からない。
    他人がわかるものではない。」
    っていう結論が私の中でかなり響いたかな。

    他人の心は勝手に決めつけるものでもないし
    これからもそういうスタンスでいたいと思った.

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    2026年07月19日