朝宮夕のレビュー一覧

  • アフターブルー

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    私は以前おじいちゃんの死で初めて納棺師という職業を知り、施行を初めて間近で拝見しました。初めての感覚でした。こんな職があるんだという驚き、綺麗になっているおじいちゃんを見ての感動、納棺師に対しての憧れ、この三つの気持ちが私の頭の中にぐるぐると浮かんでいました。葬儀の後「納棺師」について調べてみると小説「アフターブルー」が出てきました。私は早速購入して読みました。感激しました。こんなに心を揺さぶられる小説に出会ったのは初めてでした。納棺師の方々の素晴らしさや、命が一瞬で消えていく恐ろしさ、が痛いほど伝わってきました。私がこの職に出会え、この小説を読めたことは奇跡です。この奇跡の出会いに感謝し、こ

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    2026年08月01日
  • アフターブルー

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    心が浄化される感覚を覚えるそんな美しい話。
    納棺師という名前を聞いたことしかないような職種を取り上げて、最初は仕事の内容に関心しつつ、グロテスクな描写もあり、絵はなくとも情景を浮かべて「うぅ、、」となるそんな話だった。
    中盤に差し掛かってくると登場人物の過去経緯や、日本語の美しさが伝わる綺麗な表現、風景描写に心が染み染みとなった。
    また登場人物名も少なく、覚えやすいのも助かった。
    こんな素敵な本に出会えたことに感謝。
    私とはベストマッチな本でした。

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    2026年07月29日
  • アフターブルー

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    数年前、映画で知るところになった納棺師。それより、もっとディープな納棺師のお話。しかし、深い深い優しさに満ち溢れた作品。

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    2026年07月15日
  • アフターブルー

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    葬儀関係のプロ集団の中で、事件や事故によって損傷の激しい遺体を専門に扱う「二課」。
    納棺師たちは亡くなった人々の生前の面影を復元するために全力を尽くす…。

    これまで読んだ小説の中で、一番死を身近に感じました。
    事故、自殺、無理心中…想像を絶する死因の数々は自分や大切な人も無関係ではない、確かな現実として心に突き刺さります。
    本作は納棺師たち5人の、それぞれの働く理由や故人の思いを受け取る姿勢にスポットが当てられ、心の機微が繊細に描かれています。
    日々答えのない施行と向き合い、遺族が最後に目にする姿を少しでも生前に近づけようとするプロ意識に、ただただ頭が下がりました。

    主要人物はみんな空にま

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    2026年07月17日
  • アフターブルー

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    面白い。時間を忘れて読んじゃう。
    ドラマになったら面白そうだけど映像だとご遺体の表現がネックになるなー。

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    2026年07月04日
  • アフターブルー

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    人はどんな最後を迎えるかはその人次第だし、突然奪われてしまうこともある
    一瞬暗い内容に思えるけど、それぞれの人が物語に小さな灯りを照らしていた

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    2026年06月30日
  • アフターブルー

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    人はなぜ死ぬのか。どんなに探しても、結局は死んだ人間にしか分からない。

    納棺師と死体のあまりにもリアルな描写、そして人の感情が揺れ動く描写が非常に心にくる一冊。



    とめどなく運ばれてくるご遺体は心臓は止まり声を聞くこともないが、死因やご遺体の状態、ご家族の嘆きのみ説明される。
    この本の面白いところは、死体の過去の話について一切書かれていないことだ。
    なぜ死を選んだのか、どんな環境だったのか、ご家族との関係。全て書かれていない。
    ただただ、腐敗した身体と、嗚咽、涙。
    これがリアルだ。
    過去の話についての描写がないお陰で、納棺師の仕事視点で没頭して読み進めることができた。




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    2026年06月22日
  • アフターブルー

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    読書備忘録996号。
    ★★★★★。

    めちゃくちゃ面白かった!
    納棺師というお仕事小説としてはめちゃくちゃ興味深かった。
    そして主人公5人が抱え続けるそれぞれの喪失感を乗り越えて行く物語が心を打った。

    続編も出るや出ないやという感じなので、忘れないように物語の舞台を整理。
    関東圏の片田舎。田園風景が広がるところに株式会社C・F・Cはある。
    いわゆる納棺企業。

    主人公たちは二課に所属。正式名称、特殊復元処置衛生課。
    簡単に言えば遺体を納棺できるように生前の姿に施す役割。
    事故、事件など死に方は様々。施工の困難さをA~Eで格付け!想像を絶する!
    二課の他に一課(一般処置衛生課)、生課、特課があ

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    2026年06月01日
  • アフターブルー

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    読めて良かった!!
    読みながらどんどん引き込まれました

    佐々涼子さん「エンジェル・フライト」では海外で亡くなられたご遺体について描かれていましたが、こちらは国内でのこと。映画「おくりびと」ともまた少し違う。
    遺体を復元する「納棺師」の仕事を描きつつ、喪失を抱えながら働く納棺師たちの内面も丁寧に綴られていました。

    遺された人が、故人の顔を見てお別れを言えるように復元する。大切な人との最期の瞬間をどんな風に迎えるかは、その腕にかかっている。
    限られた時間のなかで、損傷の激しい遺体を生前の元気だった頃の面影を感じられるよう復元していく──。
    いろいろな意味でかなり大変な仕事だけど、故人の尊厳を守

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    2026年05月23日
  • アフターブルー

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    納棺師のお仕事を初めてちゃんと知った。しかもいろんな事情のある方の納棺。みんないろんな背景があってそれでもその仕事を選んでるってすごくよかったです。しかもデビュー作って!次の作品も楽しみ。

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    2026年05月21日
  • アフターブルー

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    特殊な遺体の納棺師の話。
    死んだ人の事情はさらりと。遺体の復元やら、納棺に関する要望やらが詳しく。そしてそこで働く人々のことが、それぞれの視点で語られる。
    読む前の印象では、陰惨な話かなと思ったが、全然違った。
    訳ありの人々ばかりの登場人物、みんな幸せになってほしい。

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    2026年05月06日
  • アフターブルー

    H

    購入済み

    納棺師達を主人公とした小説です。
    小説だけでなく、テレビドラマや映画等で、葬祭に関わる人達を主人公とした作品が多く出ていますので、どうしてもその中の一つで時代の流れに乗った作品の様に思えますが、主人公の納棺師達自身が色々と抱えている人達で、その心の襞が現れた作品です。

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    2026年02月15日
  • アフターブルー

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    全く知らなかった仕事
    納棺師のやわらかな心になんだか心がぐっときた

    自死を選んだ人の話が多く出てきて
    やよいさんの「結局、自死の理由は分からない。
    他人がわかるものではない。」
    っていう結論が私の中でかなり響いたかな。

    他人の心は勝手に決めつけるものでもないし
    これからもそういうスタンスでいたいと思った.

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    2026年07月19日
  • アフターブルー

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    タイトルと表紙からは全然想像できない、死者と生者を取り持つ葬儀社の人たちの話。新聞記事などでよく見かける事故死や事件死、病死や自殺、そんな簡単な単語一言ではまったく片付けられない様々な状態の死体を修復して遺族のもとに引き渡す納棺師の仕事。職業として日々、死に向き合い仕事をこなしてくれる人がいるからこそ遺族はきちんとお別れができるし前に進むこともできる。頭が下がる。グロい描写も結構あるがそれが人間の肉体に起きる事実だからしっかり読ませてもらった。空や陽光などの自然が色彩豊かな語彙によって美しく描かれて、人間界の苦しさや哀しみや緊張を和らげる。葬儀社に勤めるそれぞれが近親者を突然失った哀しみに苦し

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    2026年07月17日
  • アフターブルー

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    納棺師という仕事をリアルに描いた作品。

    私たちが普段何気なくニュースで聞いている溺死、交通事故死、殺人、自殺など予想もつかない死に対して正面から向き合い、最期の家族との時間を少しでも意味のあるものに変えてあげるのが納棺師の仕事なんだと改めてわかった。

    町田その子さんの「夜明けのはざま」でも葬儀屋さんの差別はあったけど、納棺師も同じように職業差別を受けているのが現実なんだなぁ。

    物語後半でやよいとあさみの同期が特課に居ると触れていたので何やら続編も期待できそうな。

    ところどころ、かなりグロテスクな表現がありますが現実はもっとなんだろうなと思います。
    この作家さん、これがデビュー作とは驚き

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    2026年07月16日
  • アフターブルー

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    『だから、ちゃんと顔を見てお別れできるようにしたい』
    『(死んだ)理由なんて、生きている人間が決めるんだよ』

    葬儀関係の作者が書いたとしか思えない、生々しい死体処置の描写と、納棺師たちが抱えるどこが現実味を帯びた辛い過去。
    ラストに希望は感じられるけど、子どもを突然亡くしても、旦那が急に自殺しても、妻が理由を告げず失踪しても、のこされた者たちはその事実を心の中で整理して踏ん切りをつけるしかないということ。
    物語としてはもやもやしますが、そうやって心を整理して生きていくしかない人の方が現実には多いんですよね。
    鉛を抱えたような気持ちで読み終えました。

    5章構成で、葬儀場の二課で働く納棺師たち

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    2026年06月27日
  • アフターブルー

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    ネタバレ

    うまく言えないけど、文章だけじゃなくて出てくる言葉や文字が綺麗だな、とゆうのが最初の印象でした。
    本当に存在するのか分かりませんが、納棺師の中でも特殊なご遺体を扱う部署で、損壊の激しい方の修復をして、出来るだけ元の姿に戻す、もしくは残された方の望む姿にすることを仕事にしている人達のお話しでした。
    上記の通り、惨い、酷い、悲惨な見た目の方が出てくるので、その描写が苦手な方もいるとは思いますが、私の印象としてはそこまで事細かく書いているわけではないと思いました。あとは想像力の問題かと。そういった表現よりも私は働いているメンバーの気持ちに寄っていったので、あまり気にならなかったのかもしれません。

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    2026年06月23日
  • アフターブルー

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    事故や事件、自殺などによって損傷の激しい遺体を、生前の姿へと少しでも近づけるために尽力する納棺師たち。彼らが遺体の状態と真摯に向き合い、遺族が故人との最後の対面を穏やかに迎えられるよう細心の注意を払う姿は、本作において非常に印象深く描かれている。その仕事は高度な技術だけでなく、故人への敬意と遺族への深い思いやりを必要とするものであり、決して容易なものではない。

    損傷の大きな遺体を前にした納棺師が、動揺や無力感を抱えながらも自らの感情を整理し、黙々と作業を続ける場面に胸を打たれた。一人の人間としての尊厳を取り戻そうとする彼らの所作には、深い敬意と覚悟が込められており、死を単に恐れるべきものでは

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    2026年06月15日
  • アフターブルー

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    どうしてもグロい描写が苦手なので、読むのがキツかった部分もありました。しかし、裏を返せばそれだけリアルに納棺師の仕事が描かれていました。「死」とどう向き合うか、残された遺族はどのようにして大切な人の「死」を受け入れるのか。少なくとも、自分は残された人たちの迷惑にならないような死に方をしたいと思いました。

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    2026年05月28日
  • アフターブルー

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    損傷の激しいご遺体を整え、遺族がきちんとお別れできるようにする仕事の描写が印象的。
    普段知ることのない世界に圧倒されると同時に、故人を送り出すことの意味を改めて考えた。

    物語全体を通して、人生の儚さと、人それぞれが抱えている見えない傷の重さを感じる。
    誰にでも簡単には手放せない感情や過去があり、それを抱えながら生きているのかもしれないと思った。

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    2026年05月27日