朝宮夕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
5人の納棺師たちは全力を尽くす。遺された人々が、最後に顔を見てお別れを言えるように。
「どんなに考えても、探しても、人が死んだ理由なんて絶対に見つからないんだよ」
納棺師、遺品整理士、生花装飾技能士……葬儀関係のプロ集団「株式会社C・F・C」。
とりわけ損傷の激しい遺体を専門に扱う「二課」は、無残な状態から生前の面影を復元するのがミッション。
事故、事件、自殺ーー二課には毎日のように遺体が運ばれてくる。入学式を明後日に控え線路に正座していた少年、ゴミ屋敷で餓死した男性、幼い我が子を残して事故に遭った母親、飛び降りる瞬間を動画配信していた少女ーー
二課の納棺師たちはその手で、失われた生前のお -
Posted by ブクログ
ネタバレ納棺師に関する話で、
読むタイミングを気をつけないとリアルな描写が怖く(損傷の多いご遺体を扱うシーンのため)感じることもあった。
業界としては悲しいことがないと関わることがないが、登場人物の想いも描かれている様子にはこういう方に感謝だなと思った。
実際は就職してもやめる人が多いというのはほんとだろうなと思った。
朝未と八宵のコンビネーションがいいのはすごい想像がつくし、新入社員の東雲は最初はかなり冷たい人かと思ったが、八宵を慕っている姿勢、家庭環境や八宵の夫が自殺した過去をもち、葬儀社を利用した客から働くようになったことも打ち明けられてお互い守り、信頼していく様子にどんどん人間らしさを感じた。 -
Posted by ブクログ
恥ずかしながら、「納棺師」という言葉、職業をこの本で初めて知りました。
また、本作品のような「納棺の専門業者」がいらっしゃること、様々な理由があり損傷の大きいご遺体があり、それらを修復してくださっているということ、も初めて知りました。
自分が本を読む際は、本の登場人物になった気持ちになって、こういう時は何を考えているだろう、どうするだろう、とか考えながら読み進めることが多いのですが、この本ではあまり感情移入ができず。
というのは内容が問題ということではなく、このお話に出てくる登場人物の方の辛い過去に、自分の心が同一視すること、考えることをストップかけたというか、、、。
登場人物の心の描写、