朝宮夕のレビュー一覧

  • アフターブルー

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    読書備忘録996号。
    ★★★★★。

    めちゃくちゃ面白かった!
    納棺師というお仕事小説としてはめちゃくちゃ興味深かった。
    そして主人公5人が抱え続けるそれぞれの喪失感を乗り越えて行く物語が心を打った。

    続編も出るや出ないやという感じなので、忘れないように物語の舞台を整理。
    関東圏の片田舎。田園風景が広がるところに株式会社C・F・Cはある。
    いわゆる納棺企業。

    主人公たちは二課に所属。正式名称、特殊復元処置衛生課。
    簡単に言えば遺体を納棺できるように生前の姿に施す役割。
    事故、事件など死に方は様々。施工の困難さをA~Eで格付け!想像を絶する!
    二課の他に一課(一般処置衛生課)、生課、特課があ

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    2026年06月01日
  • アフターブルー

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    読めて良かった!!
    読みながらどんどん引き込まれました

    佐々涼子さん「エンジェル・フライト」では海外で亡くなられたご遺体について描かれていましたが、こちらは国内でのこと。映画「おくりびと」ともまた少し違う。
    遺体を復元する「納棺師」の仕事を描きつつ、喪失を抱えながら働く納棺師たちの内面も丁寧に綴られていました。

    遺された人が、故人の顔を見てお別れを言えるように復元する。大切な人との最期の瞬間をどんな風に迎えるかは、その腕にかかっている。
    限られた時間のなかで、損傷の激しい遺体を生前の元気だった頃の面影を感じられるよう復元していく──。
    いろいろな意味でかなり大変な仕事だけど、故人の尊厳を守

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    2026年05月23日
  • アフターブルー

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    納棺師のお仕事を初めてちゃんと知った。しかもいろんな事情のある方の納棺。みんないろんな背景があってそれでもその仕事を選んでるってすごくよかったです。しかもデビュー作って!次の作品も楽しみ。

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    2026年05月21日
  • アフターブルー

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    特殊な遺体の納棺師の話。
    死んだ人の事情はさらりと。遺体の復元やら、納棺に関する要望やらが詳しく。そしてそこで働く人々のことが、それぞれの視点で語られる。
    読む前の印象では、陰惨な話かなと思ったが、全然違った。
    訳ありの人々ばかりの登場人物、みんな幸せになってほしい。

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    2026年05月06日
  • アフターブルー

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    ネタバレ

    様々な事情(事故や自死など)で損傷してしまった遺体を復元することを専門にした部署に所属する納棺師たちのお話。

    「おくりびと」や「ほどなく、お別れです」などといった、人間の最期を看取ることをテーマにした作品もあることから、わりと世間には認知されている仕事かもしれない。
    認知されている仕事ではあるものの、ひとの「死」を扱う仕事であるために忌避されがちな側面もあると思う。
    ある意味では他人の不幸を商売にしているとも言えるので、そう思う気持ちもわからないではないけど、世の中の仕事の大半は大なり小なり人間の不幸や不便をきっかけとしたものだと思うので、その理屈で納棺師の仕事を否定するのはナンセンスなんじ

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    2026年05月04日
  • アフターブルー

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    この手の本を苦手とするひともいるかもしれません…!

    描いてある内容はかなりエグいのですがそう感じさせない筆者のかきぶりはすごいです。
    そして感じ入るところが多々あり、静かに涙がぽろぽろこぼれ落ちました…。

    このような世界があることを知れてよかった、そう思わせてくれた本でした。

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    2026年05月04日
  • アフターブルー

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    納棺師、それも損壊が激しい遺体の修復を手掛けるだなんて凄いなと頭が下がる思いだった。
    自分自身は人の死とは今のところは縁遠いが、保護猫活動で猫の死に触れる機会はこれまで多くあった。遺体というのは生きて眠っている状態とは明らかに様子が違っていて、遺体というそれだけでも強烈な物悲しさを発揮し、例えよく知らない子でも涙を誘う。死因や年齢も様々で、幼く理不尽な非業の死ともなると悲しみに胸を鷲掴みにされる。簡単に慣れてしまえるものではない。激しい感情の波は心身を容易く疲弊させてしまう。
    だから長く納棺師の仕事を続けられるというのは本当に凄いことだと思う。そして死が常に傍にあるからだろうか。登場人物達はお

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    2026年04月17日
  • アフターブルー

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    ネタバレ

    良かった。
    重さやテーマは違うけれど、佐藤正午さん『熟柿』に似た印象を思わせる作品だった。
    しかし、これがデビュー作とは恐ろしい。
    次回作以降にも、とても期待。

    p.196-197
    「時間によって、色も明るさも、名前も変わる。同じようで、同じではない。人生もすごく果てしない時間を過ごしているようで、本当は一瞬の出来事なんです。辛く暗い日々も、幸福に溢れた時間も、全て含めてほんの僅かな時間です。(中略)一度たりとも、同じ空はありません。ましてや薄明なんて、毎日訪れるけど、見ようとしなければ見られない景色です。そういう、だった一瞬の出来事を紡いでいくことで、ひとつの人生になる。今しか見られないも

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    2026年04月12日
  • アフターブルー

    H

    購入済み

    納棺師達を主人公とした小説です。
    小説だけでなく、テレビドラマや映画等で、葬祭に関わる人達を主人公とした作品が多く出ていますので、どうしてもその中の一つで時代の流れに乗った作品の様に思えますが、主人公の納棺師達自身が色々と抱えている人達で、その心の襞が現れた作品です。

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    2026年02月15日
  • アフターブルー

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    どうしてもグロい描写が苦手なので、読むのがキツかった部分もありました。しかし、裏を返せばそれだけリアルに納棺師の仕事が描かれていました。「死」とどう向き合うか、残された遺族はどのようにして大切な人の「死」を受け入れるのか。少なくとも、自分は残された人たちの迷惑にならないような死に方をしたいと思いました。

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    2026年05月28日
  • アフターブルー

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    損傷の激しいご遺体を整え、遺族がきちんとお別れできるようにする仕事の描写が印象的。
    普段知ることのない世界に圧倒されると同時に、故人を送り出すことの意味を改めて考えた。

    物語全体を通して、人生の儚さと、人それぞれが抱えている見えない傷の重さを感じる。
    誰にでも簡単には手放せない感情や過去があり、それを抱えながら生きているのかもしれないと思った。

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    2026年05月27日
  • アフターブルー

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    納棺師という仕事を舞台にした小説。でも普通に亡くなった方の納棺ではなく、さまざまな理由で遺体の修復が必要な方々の話。なので、遺体の状態の説明にはビックリすることばかりだが、たしかに轢死、飛び降りなどの自殺や激しい交通事故など、生前の姿からはほど遠い方もいるという現実もあるわけで…。
    小説初執筆でこの内容。新人賞も受賞し、次はどんな小説を書くんだろう。
    章ごとに二課のさまざまな喪失を抱えた方々を中心とした短編小説的なつくりになっているので、しぼったほうがよかった、との感想もあったが、私的にはそれぞれ抱えたものがありながらも希望がある終わり方だったので、よかったと思う。

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    2026年05月16日
  • アフターブルー

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    納棺師である登場人物が抱えている心情、仕事の向き合い方をさまざまな描写で描かれています
    看護師として働く私も、ご遺体ご遺族に対して感情移入をしすぎないことは大前提として、その方々の気持ちに寄り添うとはどういうことなのか、この本を通して再度考えさせられる時間になりました

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    2026年05月15日
  • アフターブルー

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     特殊復元処置を施さないといけないほど損傷の
    激しいご遺体と向き合う納棺師達のシビアな現実と心の内面を描いた物語
    5人の視点で描かれ、それぞれの個人的事情と苦悩が絡む事で、納棺師という職業の
    特殊性 過酷さ 尊さ が際立っていました
     また、ご遺体と真摯に向き合うことで、
    5人はそれぞれ抱える苦悩や生きづらさから少しずつ解放されていきます

     人の亡くなり方は千差万別
    どんな亡くなり方であってもその死が安らかなものであって欲しいと残された者達は願う

    この物語から
    その願いに近づき寄り添う事を生業とする人たちがいる事を知り
    彼らに深い敬意を感じるとともに
    なぜかとても心強い存在のように思えたの

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    2026年05月06日
  • アフターブルー

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    損傷の激しい遺体を修復するお仕事のお話

    人生ってそれぞれ色々あるし、
    やりきれない思いもたくさんある。

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    2026年05月04日
  • アフターブルー

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    いろいろな本を読んできたけれど、納棺師、はじめて知った職業だった。
    こんな風に働いているんだ。驚きの連続だった。
    人間の一生を考える上で、知った方がいい内容だと思う。
    しかし
    ご遺体の描写が多く、その状態もそれぞれで、かなり衝撃的。
    子供にはどうなんだろ。悩むところ。
    綺麗な表紙なので、恋愛ものかな~とか
    知らずに読み始めてしまい「ガーン!」は避けたい。

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    2026年04月26日
  • アフターブルー

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    最後のお別れが出来ないくらい損壊してしまっている遺体を復活させる専門部署、㈱C·F·Cの2課。その部署を立ち上げた有明が欲しいと見込んだ東雲が研修に来るあたりから話は始まる。とんでもなく凄惨な仕事内容が詳らかに描写されながら、そこで働いている4名の抱えている人生や、今後の心の持ちようが一章ごとに紡がれる。最後に新人の東雲の話。普段なかなか直面しないことが読めるので、知識欲も満たされつつ、死と直面する話なので、職業差別含め考えさせられる本だった。私には登場人物の抱えているものと、遺体の持つ情報が一冊ては過多すぎたので★4評価にしたけれど、読んで良かった本だった。
    遺体が損壊激しく、文章でもなかな

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    2026年04月25日
  • アフターブルー

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    損傷の激しい遺体を復元するという、想像を絶する過酷な納棺師のリアル。凄惨な描写に最初は息を呑むけれど、ボロボロになった遺体を生前の姿に近づけようと奮闘する彼らの姿には圧倒された。どんなに残酷な最期であっても、こういう人たちがいてくれるおかげで、遺族は故人と向き合い、きちんと最後のお別れができるのだと、その存在のありがたさが身にしみた。メインキャストたちの名前がそれぞれの背景に近いという細やかな設定も秀逸で、ただ重いだけでなく、読み終えたあとに静かで温かい余韻が残る素晴らしい一冊だった。

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    2026年04月21日
  • アフターブルー

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    納棺師さんたちのお話なんて初めて読みました。5人それぞれの人生と、施術が必要なご遺体の様子がリアルに描かれていました。

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    2026年04月16日
  • アフターブルー

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    ネタバレ

    5人の納棺師たちは全力を尽くす。
    遺された人々が、最後に顔を見てお別れを言えるように。
    「どんなに考えても、探しても、人が死んだ理由なんて絶対に見つからないんだよ」
    納棺師、遺品整理士、生花装飾技能士……葬儀関係のプロ集団「株式会社C・F・C」。
    とりわけ損傷の激しい遺体を専門に扱う「二課」は、無残な状態から生前の面影を復元するのがミッション。
    事故、事件、自殺ーー二課には毎日のように遺体が運ばれてくる。
    入学式を明後日に控え線路に正座していた少年、ゴミ屋敷で餓死した男性、幼い我が子を残して事故に遭った母親、飛び降りる瞬間を動画配信していた少女ーー
    二課の納棺師たちはその手で、失われた生前のお

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    2026年04月11日