朝宮夕のレビュー一覧

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    綺麗で繊細な文章表現。
    人の凸凹した細かなピースが少しずつはまっていってとてもいい人間関係を紡いでいく様子が素敵で、ほっこりしながらも涙腺が緩む瞬間が気持ちのいい小説でした。

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    2026年02月18日
  • アフターブルー

    H

    購入済み

    納棺師達を主人公とした小説です。
    小説だけでなく、テレビドラマや映画等で、葬祭に関わる人達を主人公とした作品が多く出ていますので、どうしてもその中の一つで時代の流れに乗った作品の様に思えますが、主人公の納棺師達自身が色々と抱えている人達で、その心の襞が現れた作品です。

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    2026年02月15日
  • アフターブルー

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    心に傷を持った、5人の納棺師が主人公の話。章ごとに視点が変わる。

    シンプルに、とても面白かった。
    そしてこれが著者が初めて書いた小説ということに驚き。
    商業作家ではないのにこの業界への詳しさって…色々背景を想像してしまう。
    この著者、なんとなく女性なのではないかと想像してしまうけれど、ご自身の詳しいプロフィールは公表していないという。
    そして、小説を書いて賞をとり、出版されたことを家族にも話していないとコラムで書いてらした(言いそびれたとのこと)

    次の作品もとても楽しみ

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    2026年02月09日
  • アフターブルー

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    久しぶりにハマる本に出会えました。
    私は納棺師という職業もこの本を読むまで全然知りませんでした。残された遺族はどう生きればいいのか、主人公また過去の苦しみを抱えながらこのお仕事に向き合っている姿に感動しました。それぞれの喪失を抱えた人たちが明日を生きるために暗闇にあるわずかな光を見出していく姿に自分自身の今までの人生やこれからの人生について考えさせられた。


    どんなに考えても、探しても、人が死んだ理由なんて絶位に見つからないんだよ

    この言葉に自分の価値観や先入観をぶち壊された。
    読んでよかったと思いました。

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    2026年02月05日
  • アフターブルー

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    納棺師という読んだことがない視点でとても面白かったです!
    自分の知らない世界がまだまだあるなと感じた。

    自分自身や周りの人達を大切にしたいと改めて思えました。
    人それぞれ悩みや抱えているものもあるよなと、この本を読んで視野が広がった気がした。

    様々な状態で送られてくるご遺体。
    それらを綺麗に復元し棺の中へ。
    様々なご遺体があって、どんな状況で送られてきたのかも書かれていたのでとても読みやすかった!

    朝未くんと八宵ちゃんのコンビが素敵。

    今作がデビュー作品ということで、今後どんな作品が読めるのかとても楽しみです!

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    2026年02月03日
  • アフターブルー

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    納棺師のの話だけではなく5人それぞれのストーリーがあって素敵な話だった。
    映画で有名な納棺師の話とはまた違った部署の話で、ご遺族のためにこういう仕事をしてくれている方もいるんだなと感じた。

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    2026年01月24日
  • アフターブルー

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    生々しい描写に唖然。事故にあったご遺体の損傷はかなりのものでしょう。これまで直視してこなかったありようを見せつけられて打ちのめされました。身内の葬儀で湯灌や納棺に立ち会いました。その時は流れるようにとらえていましたが、とんでもなく大切なお仕事。改めて感謝を伝えたくなりました。

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    2026年02月21日
  • アフターブルー

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    ここのところ旅立ちについての映画や小説を目にする機会が多かった。
    初めて読む作者だったが、雑誌の書評欄に上がっていた本書を読んでみようという気になった。
    5篇の物語のサブタイトルの一部が登場人物の名前になっているのが面白くて、それぞれの物語がタイトルになっている人の話なんだろうなと想像がついた。
    ここに出てくる納棺師がそれぞれ身近な死に向き合っており、痛みを知っているからこそ、遺族に寄りえるんだなと思った。
    小説を読んでいるだけでも、その細かい描写に大変な職業だなと思い、常に人手不足な状況に納得しつつ、それでもやはり欠かせない職業であると思った。

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    2026年02月20日
  • アフターブルー

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    元納棺師である著者、朝宮夕さんが綴る死の現場は、驚くほど生々しく、ありのままだ。遺体の変色や損壊、そして文章では伝わりにくい臭いや体液、皮膚の変化。その生々しい表現に、正直、何度もたじろいでしまった。

    葬られるご遺体にも、種々様々な事情が見え隠れする。たとえば、女性に生まれながら男性として生き、そして亡くなった方。棺に納めるとき、母親が「どうしても女性の姿にしてほしい」と願う場面。それはあまりに切実で、結局のところ、納棺師の仕事は「見送る人のためのもの」であり、死者のためではないのだという現実を突きつけられる。

    その圧倒的な現実に立ち向かう登場人物たちの姿が、何よりも胸を打つ。
    先輩である

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    2026年02月19日
  • アフターブルー

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    新人作家で話題作ということもあって手に取ってみた。納棺師という馴染みのない世界だったが登場人物がみんな個性的ですぐに引き込まれた。
    みんな何かしら抱えて仕事をしているが、みんなそれを自然に受け入れている姿が素晴らしかった。無茶苦茶グロい仕事と人間模様の清々しさの対比が良く一気読みできた。

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    2026年02月14日
  • アフターブルー

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    505 audible
    「死を考えるのは早い?」と友人に聞いた時「いつ何があるか分からないから早くないよ」と言われたことを思い出した。
    今日が明日の過去になる。納棺師さんが繋ぐ最後のお別れに触れ、当たり前の1日を大切にしたいと強く思いました。もう一度お別れを言えるなら…と願います

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    2026年02月11日
  • アフターブルー

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    納棺師さん、と言っても少し特殊な損傷の激しいご遺体を扱う内容とリアルな表現が、受け付けられない方も多いかもしれません。
    それ以上に納棺師さん達それぞれが抱える葛藤や生と死への向き合い方の描き方に惹かれました。

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    2026年02月15日
  • アフターブルー

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    訳アリの納棺師4人の物語
    それぞれが抱えていた物が解かれていき再生していく。
    八宵が残された家族から「お前のせいだ」と責められるが、そんな事があるだろうか?

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    2026年02月08日
  • アフターブルー

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    ネタバレ

    納棺師・エンバーマーという仕事を題材にした物語で、死生観について深く考えさせられた。
    グロテスクな描写は確かにあるけど、不思議と嫌悪感はなく描かれているように思う。改めて死は現実の延長線上にあるんだなぁと思った。
    エンバーマーという職業の存在自体は以前から知っていたけど、本作を通してその仕事の重さや責任の大きさを改めて実感し、ただただ頭が下がる思いです。遺体修復については賛否が分かれるところですが、少しでも遺族の心が和らぐのであれば、その行為には確かな意味があるのではないかと感じる。
    また、不慮の事故などで、いつ自分自身もお世話になる側になるか分からないという点で、この物語は決して他人事ではな

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    2026年02月07日
  • アフターブルー

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    本を読む前は、亡くなった人の人生を描いているのかなと思っていたのに、全然描かれていなくて、読後すぐは物足りないなと思っていた。背景がある方が読者は感情移入しやすいと思うから。
    だけど、亡くなった方がどんな原因でなくなったのか、どんな背景があったのか、これを他人が安易に推測して踏み躙ってはいけないというメッセージを伝えたくて、安易に書かなかったのではないかと思った。

    作中で出てくる納棺師が、感情移入してはいけないと言っていて、最初は納棺師が精神的に疲れないようにするためだと思っていた。もちろんそれもある思うけれど、それが故人を尊重するということなのかも。

    ただ、そうはいっても、八宵さんの旦那

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    2026年02月06日
  • アフターブルー

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    無意識にか、自分は死というものから目を背けて生きてきたんだろうと思う。
    幸いにも、まだ身近で納棺師の方のお世話になる機会はなかった。
    それでもいつか、それが自分自身か、それとも身近な誰かか。
    免疫のない状態で直接触れるより、こうして疑似体験させてもらえたことに感謝したい。
    何歳であろうと、どんな人生を送ってきたのであろうと、永遠の別れは辛いもの。
    それがまだ幼い命であったり、幼い子供を守る立場であった母親であったりすると余計に。
    残された者と、これから灰に帰す者を繋ぐのが納棺師という仕事なのだろうと思った。

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    2026年02月04日
  • アフターブルー

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    5人の納棺師たちは全力を尽くす。遺された人々が、最後に顔を見てお別れを言えるように。

    「どんなに考えても、探しても、人が死んだ理由なんて絶対に見つからないんだよ」

    納棺師、遺品整理士、生花装飾技能士……葬儀関係のプロ集団「株式会社C・F・C」。
    とりわけ損傷の激しい遺体を専門に扱う「二課」は、無残な状態から生前の面影を復元するのがミッション。
    事故、事件、自殺ーー二課には毎日のように遺体が運ばれてくる。入学式を明後日に控え線路に正座していた少年、ゴミ屋敷で餓死した男性、幼い我が子を残して事故に遭った母親、飛び降りる瞬間を動画配信していた少女ーー
    二課の納棺師たちはその手で、失われた生前のお

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    2026年01月31日
  • アフターブルー

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    納棺師の仕事、苦悩、やりがいについて知ることができた
    生きている人間は死について考えることもないし、
    死に向き合うことって少ないけど
    絶対に死は訪れるもので 
    納棺師に限らず、死と向き合う仕事は
    世の中に必要不可欠だから私たちも知る努力をしないといけないなあと

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    2026年01月31日
  • アフターブルー

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    2泊3日で読み終えた。
    死についての描写ではなく、登場人物の人数分の抱えている背景を読むのが辛かった。人と人が出会うときの化学反応によって、それぞれの抱えている辛さが、少しずつ前進して終わってよかった。
    人は1人では生きていけないし、明日が来ることは当たり前ではないし、死はすぐそばにいる、忘れがちなことが思い出された。

    柳瀬博一さんの「親父の納棺」をまた読みたくなった。
    この本でいうところの1課の話だけどね、ハードではなく、おすすめ。
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    追記
    他の人の感想を読んでいると、
    登場人物のそれぞれの物語として捉える人と、
    納棺師の話として捉える人の2パターンに分かれるの、面白い現象

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    2026年01月18日
  • アフターブルー

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    納棺師の仕事、
    ここでは損傷の激しいご遺体を扱う
    働いている人たちにもそれぞれ物語があり、切なくなる場面も多かったがなかなかよかったです

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    2026年01月13日