朝宮夕のレビュー一覧

  • アフターブルー

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    納棺師の中でも特殊なご遺体を担当する彼らの仕事ぶり、ご遺体への向き合い方、全てがかっこよく、尊敬する。
    命の儚さや重さ、メメントモリを感じ、これからの生き方、使者との向き合い方も考えさせられました。

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    2026年04月03日
  • アフターブルー

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    ネタバレ

    様々なきっかけで心を痛めた納棺師の人たちの立ち直りまでのストーリーと言っていい。この近くにあるのにまるで知らない業界のリアル、いや、人の死のリアルを感じることができて良かった。私たちは自分たちが死ぬことは漠然と理解はしている。ただ、それは理想の死であって、この作中のご遺体のような、いわゆる理想や一般的な死に方から外れた形をほぼ想像しない。綺麗な形でみんなに見送られるなり、病院で死ぬ。そんなふうに自然に思っていた。そういった一般的な理想の死に方から、溢れ落ちてしまったご遺体がある。それを救ってご遺族に対面させてあげる仕事が納棺師なんだと知った。なんて、優しい職業なんだろうと思った。当然その仕事を

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    2026年03月31日
  • アフターブルー

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    納棺師たちの仕事と、彼らが抱える闇についての物語。
    これが著者初めての小説だって。本当すごすぎる!

    描写が細かくてエグいのはそうなんだけれども、それはそれと置いておけるほど、何より二課の人たちが温かすぎて、もうみんな好きすぎる。
    過酷な職種ではあるけど、一方で、こんな人たちと一緒に働けるのは幸せだな。

    朝未と八宵の阿吽の呼吸による連携。有明さんと入相さんの絶妙なサポート。東雲くんの優しさ。
    傷を抱えながらも、それぞれが折り合いをつけて、穏やかに生きていけるといいな。

    語彙力がなくて、この感動をうまく残せないのが残念。
    とてもいい小説に出会えた。著者の他の作品を読むのが楽しみだな。

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    2026年03月26日
  • アフターブルー

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    損傷の激しい遺体を生前の面影に復元する「二課」で働く5人の納棺師たちの物語

    思わず目を背けたくなるような生々しい描写もあるが、読後に残るのはそれぞれの登場人物たちの心情の変化や情景の美しさ
    心情が丁寧に描かれているので、物語にも深く入り込めた

    登場人物の名前と各章のタイトルのセンスが好き

    何度も涙腺が緩んだ
    じんわりと心に染み入る作品
    この作品に出会えてよかった

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    2026年03月26日
  • アフターブルー

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     小説家としては初執筆、初応募の作品となる朝宮夕さんの『アフターブルー』。
     初めてとは思えないほどの、リアルさと深みのある作品でした。
     
     私自身、葬儀の仕事をしていて同じ現場に立つこともありますが、納棺師という職の重さを改めて感じることができました。

     作中の登場人物の名前には、それぞれ“空の時”が刻まれていて、生きていく上で切り離すことのできない、時間の残酷さを彷彿とさせました。

     私の仕事場でも、この物語でもそうですが、葬儀の場など日常とはかけ離れていて、存在すらしないで欲しい出来事が、自分の身に降りかかった時の人間は、やはり本性がでやすいです。

     良くも悪くも、葬儀の場はその

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    2026年03月18日
  • アフターブルー

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    めちゃくちゃ良かった!!!
    ストーリーもとても深みがあって良いのだけど、何より文章そのものが美しい。
    言葉選びがとても美しく心を打つ…
    日本語って美しいよなぁ、としみじみ思う作品。
    これ、デビュー作なんだ!!
    続編でも違う小説でも良いので、早く他の作品が読みたい!!

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    2026年03月13日
  • アフターブルー

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    特に損傷が激しいご遺体の復元処理をして、遺族が対面できるようにする納棺師のお話で、納棺師5人の視点から順番に物語が進んでいく。

    ご遺体の描写はかなりグロいけど、小説でなら読めた。もし映像だったら私は見れなかったと思う。
    そしてなにより、一人一人が大切な人を突然理由も分からず失ったり、自分が何者なのかわからなくて迷っていたりする中で必死に生きようとしている、自然と支え合っていることに感動した。

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    2026年03月04日
  • アフターブルー

    H

    購入済み

    納棺師達を主人公とした小説です。
    小説だけでなく、テレビドラマや映画等で、葬祭に関わる人達を主人公とした作品が多く出ていますので、どうしてもその中の一つで時代の流れに乗った作品の様に思えますが、主人公の納棺師達自身が色々と抱えている人達で、その心の襞が現れた作品です。

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    2026年02月15日
  • アフターブルー

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    鈴木保奈美さんのあの本読みましたで紹介されていた。
    なぎらゆう、塩田武士、薬丸岳推薦

    納棺師の話。
    登場人物がやけに凝った苗字だなと読み始めに気になった。それぞれにドラマがあった。

    息子を不慮の事故で亡くした有明。人に恋愛感情を抱いたことがなく、化粧をすることの楽しさを祖母から教わり、性的マイノリティを疑った両親から祖母を引き離されたまま、祖母を孤独に死なせてしまった朝未。行方不明者の妻を探し続けている、また、八宵の夫の遺体を担当していた入相。

    ちょうど一年前、知人が亡くなった。去年はまだ桜が咲いていなかった。一年たって桜を見るとその人を思い出して胸が苦しくなる。きっと毎年少しずつ苦しさ

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    2026年04月03日
  • アフターブルー

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    納棺師さんのお話しで興味はあったけど重い内容だったらどうしようかと少し読むことを躊躇していた作品でしたが、読んでよかったと思いました。

    生きていると人生ってあっという間というけれどまだまだ先は長いなぁと感じることが多かったですがやっぱりあっという間なのかなと思います。華やかな仕事ではないかもしれないけどそれに救われてる人がいるのも事実。どの仕事も尊いと思います。


    続編があったら嬉しいなと思っていたら続編が決まっているとの噂があったので、楽しみに待とうと思います。

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    2026年03月24日
  • アフターブルー

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    納棺師、と言ってもこの作品がスポットを当てるのは、状態が良くないご遺体を復元する「特殊復元処置衛生課」。
    登場する納棺師たちは皆、空に関する名前を持ち、作中でも空の描写が多いのが印象的。
    損傷の激しい遺体の描写は読んでいて辛いものだが、現実の世界でも残された遺族のためにこのような仕事をされている方がいるのだということは、この作品を読まなければ意識することさえなかっただろう。そういった意味では、自分にとって意義深い作品だったと思う。

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    2026年03月23日
  • アフターブルー

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    著者が納棺師だったと。ものすごく納得。見てやってきた人でないと、ここまでのリアルは描けないよね…次作ネタだいじょうぶ?ってくらい、惜しみなくがっつり出してるカンジ。
    死んだりいなくなった人には理由も聞けないし、事故にあった理由とかない。誰かに責任をなすりつけたり、何か原因を見つけ出したいけど。残された人はどうにか折り合いつけて、いくしかない。辛いしやるせないけど。
    …そうだよね、って改めて思う。
    どうしても死んだ理由とか考えちゃうし、何か答えがほしくなるけど。それは死んだ相手のことだけではなく、自分の気持ち、どう生きるか、の葛藤とも似てる。
    結局自分で受け入れたり踏ん切りつけていくしかない。自

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    2026年03月21日
  • アフターブルー

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    あまりに初めて知ることだらけで、壮絶だけれど、ある種映画を見ているみたいな読後感だった。従業員の彼らが胸に抱えている傷について、匂わせたまま消化不良で残っている。これは続きで描かれるのかな?

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    2026年03月20日
  • アフターブルー

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    納棺師のお話でした。暗くなりすぎずに描かれている納棺師の世界、各お話ごとで主人公の心情の機微が伺えました。続編が決まっているそうで楽しみです。

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    2026年03月19日
  • アフターブルー

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    ストーリーは良かった。
    でも全体を通して心情の説明が多すぎる気がする。読者が察知している登場人物の靄のような心情を綺麗に言語化されてしまっている感じ。

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    2026年03月19日
  • アフターブルー

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    納棺師のお話。
    と聞くと、「おくりびと」みたいな感じ?と思うが
    この小説の舞台はもっと悲惨なご遺体を担当する「ニ課」。
    それぞれの喪失感を抱えた納棺師たちが、ご遺体と向き合う姿に胸がギュッとなります

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    2026年03月18日
  • アフターブルー

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    ネタバレ

    ここで描かれているご遺体は、一見非常にグロテスクで見るに堪えない。しかしそのような状態のご遺体に怯むことなく真摯に向き合い、処置を施していく納棺師の姿を何度も見せられると、なぜかそういう気持ちが薄れていき、中盤以降はあまり気持ち悪く感じなくなっていた。不思議だ。

    様々な過去を抱えた納棺師たちは、新入社員の東雲の人柄に触れるにつれ、少しずつ自分で自分にはめていた枷を取り除いていく。しかし東雲自身も、とても大きな枷を自らに課していた。

    ご遺体となって登場する人々の死の理由については、ほとんど触れられる事がない。そんなものは本人にしかわからず、生きている人間があれこれ勝手に理由を付けることに意味

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    2026年03月13日
  • アフターブルー

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    これがデビュー作とは…!幸先楽しみな作家さんがまた1人増えた。誰もに訪れる«死»を舞台に、それに携わる人達の短編集。訪れた死を前に納棺師たちとその見習いの、それぞれ抱えたものを丁寧に詳らかにしていくその筆は優しいだけでは終わらないけど、最終的には優しさに満ちてるなんとも不思議な読後感。次作が待ち遠しい作家さんに出逢えて嬉しい。

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    2026年03月12日
  • アフターブルー

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    私の知る納棺師のお仕事とは異なる現場のそれぞれに喪失感を抱えながらも仕事を通し仲間に支えられて今の一瞬を懸命に生きている姿が描かれている感動の作品でした。
    一瞬の出来事を繋ぎ合わせて長い人生になる。その一瞬に逃げ出したくなることも、逆にとても幸福な事もあると思う
    一瞬を切り取って考える事は危険でもあり、でもその一瞬にしか見えない事もあり
    生きるって本当に難しいよと思う作品でした。

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    2026年03月10日
  • アフターブルー

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    納棺師の人たちがご遺体に向かう心や姿勢が素晴らしかった。そしてその納棺師さんたちもそれぞれに、色々な人生を背負っている。過酷でもあり悲しくも辛くもあるけれど、だからこそ、人の気持ちに寄り添える人たちなのだろう。
    辛くも悲しい現実を感じると共に、心温まる作品だった。

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    2026年03月10日