ツミデミック

ツミデミック

小説・文芸
924円 (税込)

4pt

大学を中退し客引きのバイトをしている優斗。そこへ中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗る女が現れ……「違う羽の鳥」。元調理師の恭一は、小一の息子・隼が「近所の老人からもらった」と旧一万円札を持って帰ってきたため、得意の澄まし汁を作って老人を訪ねるが――「特別縁故者」。コロナ禍を生きる人びとの、刹那の“罪”を切り取った短編集。第171回直木賞を受賞した著者の最高傑作!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社文庫
  • タイトル
    :
    ツミデミック
  • タイトルID
    :
    2337446
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ツミデミック のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    全部すごく読みやすかった!ひとつのテーマに沿って描かれた6つの短編集でそれぞれ違う余韻がある。胸くそなものばかりかなと思ったら心暖かくなる結末のものもあって一気読み。

    0
    2026年10月25日

    Posted by ブクログ

    ロマンス☆がお気に入りですが、バリエーションも豊富で刺さるというよりは熱量を浴びる系で非常に面白い。しかし、これはあるあるなのかもしれないけど、面白くて、他の作品も読んでみようと探したのに、読みたいものが見つからない。

    0
    2026年10月23日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍の頃を含む、短編七篇。作品ごとに、だいぶ雰囲気が違くて驚く。

    過去を振り返るときに、「あれはコロナ前だから…7〜8年前か」とか、「あれはコロナ禍か」みたいに区切りにすらなっている、あのパンデミック。生々しかった記憶が思い出されると共に、過去になっていることにも驚く。

    0
    2026年10月19日

    Posted by ブクログ

    どの話もオチが面白い、どこにでもある日常生活の狭間から転落していく兆しからの急転直下は読み応えバッチリ。ってオーディブルで聴いたので聴きごたえかね、しらんけど。

    0
    2026年10月10日

    Posted by ブクログ

    パンデミックをテーマにした短編集。
    相変わらず作品の振れ幅がすごいなと思いました。『特別縁故者』や『祝福の歌』のような作品があるかと思えば『ロマンス☆』や『燐光』のような人間の薄ら寒い部分を描くのも上手い。逆に怖い部分を知っているから人間味のある作品を描くことができるのだろうと思います。
    今作の中では『祝福の歌』が好きです。トラブルが一気に起こる作品ですが、その中で人間の良さが感じられました。

    0
    2026年10月07日

    Posted by ブクログ

    帯に「一穂ミチの最高傑作。」と書いてあってファンとしては「おいおい、そんなわけないだろう、他にもいい作品いっぱいありますけど?」と思ったけど、たしかに、収録作品七篇全てエッジが効いていて面白かった。

    以下、収録作品タイトル
    違う羽の鳥
    ロマンス
    燐光
    特別縁故者
    祝福の歌
    さざなみドライブ
    わたしの春

    どれも素晴らしくて好きだし、この並びも好き。ネタバレになるから言わないけど。

    あえて一つ触れるなら「燐光」。『砂嵐に星屑』でも思ったんだけど、一穂ミチは「死んだ人が化けて出るというのは強い恨みや心残りがあるというよりも、ひょんなきっかけや些細なことが気になる場合なのでは」と考えていると思う。前に読んだ誰の何の小説だったか忘れたけど「人は案外、戸棚に隠した饅頭どうなったかな」というようなことが現世に繋ぎ止められる理由になったりするというお話があって、妙に納得したことを覚えている。一穂ミチの幽霊観もそんな感じなのではないかな。

    どれもこれもとても良くて、短いのに熱量がすごいので、休み休み読むのがいいと思いますぞ。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    「パンデミック」というイレギュラーな中で、それぞれの「罪」について描かれている。
    読んでいてゾクゾクしつつも、どんな結末になるか気になって一気読みしてしまった。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    パンデミックに翻弄された人たちの苦しみをテーマに短編集。これはあのコロナ渦を経験した、令和の時代を生きる我々の世代にしか共感できない小説かもしれない。面白いと言っていいのかわかりませんが、とてもいい読書体験でした。
    文庫書下ろしの「わたしの春」は、ものすごく心にしみました。

    0
    2026年10月25日

    Posted by ブクログ

    何がどうなるのかわからない漠然とした不安を抱えながらも、アフターコロナの時代に突入したら、ぐっと世界が変わるんだろうと思ってた
    この作品はその最中にあったものですが、とても面白かったです

    0
    2026年10月25日

    Posted by ブクログ

    ​第171回直木賞受賞作。
    コロナ禍という誰もが息を潜めていた最中を舞台に、「罪」をテーマに紡がれた連作短編集。

    ​物語の幕開けとなる最初の話では、人間の薄気味悪い悪意や底知れぬ怖さが描かれており、「もしかして全体がこういうイヤミス調の作風なのだろうか」と思いながら読み進めました。
    しかし、中盤から後半にかけては、張り詰めた空気がふっと緩むような、思わずホロっとさせられる場面もあり、非常に読み応えのある1冊でした。

    ​描かれているのは、当時の私たちが身をもって知っているコロナ禍ならではの異常さや、マスク越しに見えないプレッシャーがもたらした息苦しさです。あの時期の記憶が鮮烈に蘇ってくるようなリアルさがありました。

    ​そして、文庫書き下ろしとなっている最後の話では、コロナ禍が終息したあとの世界が描かれています。あの特殊な環境下で生きづらさを強いられていたであろう子どもたちの姿を通して、時代に翻弄され、選択を強要されていた世代の痛みが静かに浮かび上がってきました。

    ​極限の状況下で人が犯してしまう罪と、その先にある救いを鋭く、かつ温かく描き切った見事な受賞作でした。

    0
    2026年10月20日

ツミデミック の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社文庫
  • タイトル
    :
    ツミデミック
  • タイトルID
    :
    2337446
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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