【感想・ネタバレ】ツミデミックのレビュー

あらすじ

大学を中退し客引きのバイトをしている優斗。そこへ中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗る女が現れ……「違う羽の鳥」。元調理師の恭一は、小一の息子・隼が「近所の老人からもらった」と旧一万円札を持って帰ってきたため、得意の澄まし汁を作って老人を訪ねるが――「特別縁故者」。コロナ禍を生きる人びとの、刹那の“罪”を切り取った短編集。第171回直木賞を受賞した著者の最高傑作!

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面白かった!
楽しい話ばかりではなかったけど、どれも面白かった。僕は、「わたしの春」が最高に好きだった!!

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

違う羽の鳥
及川優斗
井上なぎさ
桜田

ロマンス☆
百合
さゆみ
雄大
大石耕平ママ
Takuya

憐光
ミナ
登島つばさ
松本唯
杉田先生

特別縁故者

卜部恭一
朋子
佐竹
リュウ

祝福の歌
達郎
美津子
菜花
近藤久寿…鈴香
堀…ほーりー
牧野
マキノフミエ

さざなみドライブ
キュウリ大嫌い
マリーゴールド
あずき金時…遠藤三雄
毛糸モス
動物園の冬…毛利
児玉

わたしの春
松尾理実
颯真
舞香
寧々
高岡

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2026年07月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったーー!!!そっこー読んでしまったーー!!!!

コロナ禍に生きる人たちのお話。
とくに「ロマンス⭐︎」が世にも奇妙ぽくて私の大好物でした。
街でイケメンUberお兄さんを見かけて、その人に会いたくて旦那さんに内緒でUberちょこちょこ頼んじゃう主婦の話。
ソシャゲ(?)に課金しまくってたという過去があり、ハマると課金グセが出てきちゃうっていうのがリアルだった。
takuyaは可哀想だったけどtakuyaもtakuyaで、、、ね。

私が今ドンピシャ読みたい本って感じですごく良かったーーー
こんな感じの短編集さがしてこ。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

コロナ禍のパンデミックと、それぞれが抱える罪が交差する短編集。全体的に不穏な雰囲気で面白かった!日常の小さな罪…的な話かと思いきや、ガッツリ罪、普通に犯罪の話もオモロかった。人間の卑しい心理もテーマにあって、個人的には「特別縁故者」が好みだった。
コロナ禍あるある、コロナ禍ワードがたくさん出てきて、10年-20年経って読み返した時に、「そんな時代もあったな」と懐かしく思えたらいいなと思う。

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2026年07月20日

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ネタバレ

コロナ禍は私たちの毎日や常識を変えた。
それを思い出させてくれる本。
読み終わるのがもったいなくて、ちびちび読みました。

人間ってこんな醜いのかな、と思うと同時に、そんなものかもしれないという思いが同居する。
謙虚であることが正しいわけじゃない。正論が正しいわけじゃない。

文庫書き下ろしの「わたしの春」、最高でした。
著者の思いがたくさん詰まった傑作でした。
改めて、直木賞おめでとうございます。

以下はお気に入りの文の引用です。
「この人は、わたしが楽をしたら自分が損をするとでも思ってるんだろうか。」
「パニック状態で身勝手な言動を取ってしまったんじゃなく、人間性の地金があらわになっただけとしか思えなくて、もう誰も信じられなかった。」

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2026年07月16日

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『ツミデミック』は、純粋な悪意を展示したものではなく、社会システムが機能不全に陥った際の人間性の病巣を的確に解剖した作品である。

一穂ミチは、冷徹でありながらも温もりを失わない筆致で、パンデミックの閉塞感による焦燥と孤立を、行き場を失った六つのもがきとして具現化している。本書には絶対的な悪人は存在しない。ただ生存への重圧と極限の孤独に押し潰され、道徳の境界線を越えざるを得なかった平凡な人々がいるだけだ。

この本は一面の鏡のように、集団的パニックに直面した際の私たちの脆弱さを映し出している。いわゆる「罪」とは、時に一条の光を掴もうとした結果生じた悲劇に過ぎない。これは息苦しくも目をそらすことのできない時代の備忘録であり、我々にこう警告している――深淵を覗き込む時、深淵もまた日常の姿をして我々を見つめ返しているのだ、と。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

直木賞受賞作! 『スモールワールズ』が大好きなのですが、一穂さんの短編はやっぱり好き!!
ツミデミックという罪とパンデミックを掛け合わせたタイトルもセンスが良すぎる…。

読むとコロナ禍で感じていた違和感や理不尽さ、鬱屈とした気持ちが蘇ってきました。

違う羽の鳥→客引きのバイトをする主人公が中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗る女と出会うお話。ラストは解釈が分かれそうでした。ちょっぴりホラーで不思議な読み心地。
この話の罪だけ、曖昧に感じました。(私だけかな…?)

ロマンス⭐︎→とあることからミーデリにはまる主婦の話。展開がぶっ飛んでるし、登場人物も胸糞な人が多い!夫よ…、いい加減にしてくれ。でも、切れ味抜群、予測不能な一穂さんって感じでよかった!

憐光→死んだ女子高生がよみがえる話。これもなかなか嫌なお話。親友や先生、母親の様子を見るたびに少しずつ新しいことがわかっていく。ラストは怖かった…!

特別縁故者→主人公と息子、近所の老人の関わりを描いたお話。1番心温まり、お気に入り!コロナ禍で職を失う人、それでも生きていかなければならない苦しみなどが鮮明に書かれていました。

祝福の歌→主人公の娘が高校生で妊娠したり、母親がお隣さんについて気になることを話すことで話が進みます。お隣さんの事情については、少し私には遠いお話に感じられてあまり共感できませんでした。
ラストはすてきでした

さざなみドライブ→自殺志願者が集まり、自殺をしに行こうとするお話。
色々な人の事情がまさにコロナ禍で聞いたエピソードを詰め込んでいるものと感じました。解像度が高い。

わたしの春→小学校を卒業するりみが主人公のお話。コロナから少し時間が経ち、変わりゆく世間の動きに違和感や葛藤を抱く主人公が現代の人々の気持ちを代弁していると感じました。


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2026年07月14日

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コロナ関連の短編集。
特別縁故者、祝福の歌が特に良かった。
少し怖い話だけでなく、ハッピーエンドな話もあって良かった。
予想外な展開になる話があったが、読みやすくて纏まりが良かった。
改めてコロナ流行期は大変だったと思った。

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2026年08月02日

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単行本を読んで面白かったことだけ覚えていて、文庫化されて再読。内容はキレイに忘れてて改めて楽しく読みました。どのお話もダークで密度があって一穂さんらしいエッジが効いているのにスルスルと読みやすい。文庫書き下ろしの小学校6年生のお話も良かった。

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2026年08月01日

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ネタバレ

忘れたくても忘れられないコロナ禍という最悪の時代を、生々しく思い出させられる短編集。ウイルスそのものよりも、マスク警察とか飲み会警察とか人間の醜さが本当に嫌いだったことを思い出した。

違う羽の鳥
母に復讐するために自殺したように見せかける発想が怖くて良い。あの時街のど真ん中をクラウチングスタートでダッシュすればよかった。

ロマンス⭐︎
モラハラ夫が不快だったけど、主人公の方がもっとやばかった。フーデリ配達員をガチャに例えるのが現代的でいい。

憐光
主人公が誰からも好かれてなくて可哀想すぎた。つばさは親友を殺してまでお金が欲しかったんだろうか?

特別縁故者
自分自身が最近縁に助けられて生きているからか、すごく心に刺さった話だった。これまでに自分が積み上げてきたものと、人との縁が自分の人生を変えるよなあ、と実感する。

祝福の歌
主人公が娘の相手の不誠実さに怒って娘に堕ろすよう言ったことに対して母が手を上げたことと、結局堀くんが不誠実なままでは?という終わり方が気になった。
ウクライナでの紛争という時事の物語への組み込み方はいいと思った。

さざなみドライブ
パンデミックに人生を変えられてしまった人たちがTwitterで集まって自殺をするという設定が、時代性が盛り盛りでいい。主人公のSFみたいな能力もいい設定だと思う。

わたしの春
コロナに振り回され、楽しみを奪われた2020年から23年の子ども達はかわいそうだと思っていた。謎に潔癖なマスク警察は当時からずっと嫌いだったけど、主人公が読む卒業の挨拶を読んで、自分が2020年に小1だったらどうなっていたんだろうと、コロナウイルスが日本にもたらした社会的な影響について考えさせられた。

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2026年07月31日

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あの頃の、みんな余裕がなく今を生きるのが精一杯の日々を思い出しました。
あの一連の出来事が変えてしまったものを、完全に忘れてはいけないなと。

久々に一穂ミチ先生の文章に触れて、こんな鋭い文章書くっけと思ったけど、ありのままの人間の内面を言語化するのに長けた方だったなと思いもしました。

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2026年07月30日

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コロナ禍を生きる人びとの刹那の罪を切り取った直木賞受賞の短編集。
まだそんなに昔の話じゃないのに、あの頃のことをすっかり忘れていたのは、たぶん自分だけではないはず。そして、すっかり忘れられる人ばかりではない、ということをグイグイと突きつけられた。
あの時代を生きた(生き抜いた)すべての人が読むべき一冊。

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2026年07月29日

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どの短編も読みやすかった。
『ロマンス☆』のヒヤッとする感じも良かったが、『特別縁故者』が個人的には1番好き。
この短編集も以前読んだスモールワールズも良かったので、話題になっている『光のとこにいてね』の購入を決めました。

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2026年07月28日

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コロナがパンデミックになったあの頃を思い出してしまう一冊。表紙の一輪の菊がまた、どこか重苦しい不気味さを連想させるんですよね。今思い返しても、コロナ禍の時期苦しかったな。個人的に「特別縁故者」好きでした。

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2026年07月27日

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6編から成る短編小説。すべて読みやすく、すんなり読める。次に何が起こるのか、とわくわくしたり、少し怖かったり。ひとつの小説の中でいろいろな感情が味わえる。すべてコロナ禍に関するお話なので、感情移入しやすいのもよい。

特に「私の春」は、書き下ろしでかなり短いが、個人的には大好きな作品。最後をこれで締めるあたり、関連のない短編の中に、流れを感じさせられる。

ちょっとした暇つぶしにもさらっと読める、おすすめしたい作品。

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2026年07月25日

Posted by ブクログ

話題作の文庫化待ってました

全編通して面白かった
驚きやどんでん返しは無いが楽しく読めた
淡々とした文章に構成力を感じる

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2026年07月23日

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人の嫌なところを静かに書いている印象
決して派手なことは起きないのに心に残る話しだった。

コロナの時期が終わりその後の人々の営みは変わった
あの当時は家からでちゃいけない、人と触れあっちゃいけない、マスクは絶対、不用意な外出もだめ

今は暑すぎて外に出るのが怖いくらい
コロナが過ぎたら知らない間に夏は快適に過ごせなくなっていた。

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2026年07月22日

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コロナ禍を舞台にした作品
あの頃の余裕の無さ、理性のタガが外れていく人物の様を追体験するきとができました。

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2026年07月20日

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パンデミック下で生きる人々の短編集。

世界に未知のウイルスと行き場のない怒りで満ちた2020年代初頭。死の匂いとなんとなく存在する社会の対立構造の中で、登場人物はみんな人生の転換期を迎えている。

たとえパンデミックがなかったとしても、わたしたちの人生はライフステージに伴ってゆるやかに変化していくはずだ。ただ当時の私たちは、パンデミックに伴う大変革によって否応もなく急激な人生の変化も強いられた。

そんなパンデミック下であった人生の変化も当たり前の日常のことも、私たちは忘れ始めている。
しかしその期間で、大勢の人々が決して戻らないものを失った。
みな傷痕はほとんど癒えきっているのかもしれないが、深い傷を負ったことを忘れないように。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

直木賞受賞作。
受賞した当初はあまり興味のない作家さんだったけど、「光のところにいてね」と「本屋さんのある街で」の短編を読んで、文章が綺麗な作家さんで個人的に今注目の作家さん。
受賞作が文庫化されるとのことで、内容は知らないまま、発売を楽しみにしてた。
コロナのパンデミックの経験を描いた7作の短編集
あれからもう5年以上経ってるんだ、とつくづく感じた。
あれだけ苦しかった2年ちょっとも、もう記憶が薄れている。
それを忘れちゃいけないと言うことを、どの作品でも触れている。
流れるような文章を書く作家さんのイメージだったが、今回の短編はどの作品もイヤミス的な要素があって、意外な一面も知ることが出来た。
個人的には、さざなみドライブが刺さった。
きっとコロナを経験したなら、誰もが思うところはあると思う。

もう二度と味わいたくない
あの日々を、どうしてか、
書き留めておこうと思った

栞の作者のこの言葉が一番心に刺さったかも。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ


コロナ禍での罪のもろもろ。

さいごの書き下ろしは全くもって罪ではない気がするけど、これまでとは違うことをしたというニュアンスで罪なのかな。
自分にとっては罪に等しいような行いとでも言うべきか。
一番短い話なのに、不覚にもホロリと。

コロナ禍、今思えば意外と楽しめたこともあったと思うけど、それは大人だったからなのかもしれない。
私の周りも私も、今生きているからそう思うのかもしれない。

一穂ミチ作品は先が読めないことがほとんどだったけど、珍しく『さざなみドライブ』は出だし数ページでどんな話かが推測できた。
こう思うのは、私が医療機関に勤めているからなのかもしれない。

今回もうまくまとまらないけど、一穂ミチの作品はやはり、これまでのところすべて好き。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

コロナ禍並列の物語が文庫新作も入り7篇並ぶ短編集
あのパンデミックの頃の閉塞感をそのままに罪ありきな話が展開する
猟奇的なものから家族のあり方や罪を現す物語がコレでもかと入って単行本でも読んだのに文庫になっても面白さは変わらない話が盛り沢山でした
特にロマンスが自分にはかなり刺さり怖かったし面白かっ
やっぱり一穂ミチさんは短編の名手だと感じた作品ばかりでした
描写が全て絵に浮かぶのは凄いよね

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

一穂ミチは現代短編小説の名手だ。
本書も6本の短編と1本の書下ろし掌編から成る。
これだけの作品が収録されていて、これはイマイチかな、と思うような作品が一切ないところがすごいところだ。

本書を貫くテーマは文字通り「罪」と「パンデミック」だ。
自ら犯した罪、巻き込まれた罪、そして人の手に負えないパンデミックに翻弄され、人生を狂わされた人たちの話だ。
これだけ重いテーマを扱っていながら、後味の悪い読後感はない。
かといって、すっきりと終わるわけでもない。
しかし、もやもやとした感じが残るわけでもない。
一穂ミチ特有の不思議な読後感に包まれる。

そして文庫化に当たって書き下ろされた掌編は、日常が戻りつつも当時の記憶が残っている今こそ読むべき素晴らしい作品に仕上がっている。

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

初めての短編集。祝福の歌が1番良かったかな。私は普段ミステリーを読むことが多いので読んでて楽しかったです。最初のお話し、違う鳥の羽は1作目にふさわしく綺麗な内容。最後のお話し、わたしの春が1番辛かったかな。1番苦しんだのは子供たちだよねと再実感。みんな忘れちゃうって確かにね。私も忘れかけてたけどこの本をきっかけに思い出した。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

パンデミックなことにはパンデミックだけれどもパンデミック最中のことかと言われたらそうでもないので、帯に書かれている通りに受け取ってしまうとパンデミック最中に起こったことを想像してしまうかもしれないなと思いました。
内容としては罪について奥深く書かれていたので読み応えがありました。
ちょっと中毒性があります。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パンデミック×犯罪
どの短編も面白かった。ゾッとするものもほっこりするものも。
お気に入りは「特別縁故者」と「わたしの春」。
お金持ちのおじいちゃんの粋な計らいに感動した。
コロナ渦の異常な状況を思い出してあの頃子供の頃大変だったのだろうなと気持ちを想像したり。
コロナって結局何だったんだろうな。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

第171回直木賞受賞作品の文庫本

『スモールワールズ』や『うたかたモザイク』が好きで、一穂さんの短編はハズレがないと信じ、迷わず購入しました❗️

前半はちょっとホラーチックな感じで、余りのめり込むことがありませんでしたが、後半は自分好みの作品が多く、読んで良かったと思えた作品でした
ただ個人的には、『スモールワールズ』の方が好きです❗️

好きな話しは、『特別縁故者』と『祝福の歌』の2編です
ボーナストラックの『わたしの春』もコロナ禍で多くの人々の気持ちを代弁している作品だと思います

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パンデミックの暗い話ばかりの中、突然現れた「特別縁故者」のハッピーな感じ
その後も割と良い終わり方が続いたけど、前半の不気味な感じの方が好きだったかな。

文庫化で新しく巻末に入った短篇
そりゃ小学生時代まるまるコロナでわけわかんない中、大人はどんどん慣れてきて、自分だけ置き去りにされたように感じるよな。と

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

ツミデミックで一番感じたのは、「悪い人の話」ではなく、「普通の人の中にある弱さが、少しずつ形を変えて出てくる話」

タイトル通り「罪」が感染するというより、

不安、寂しさ、欲望、善意、正義感まで、人の心に入り込んで増幅する
という感じがした。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

コロナ禍での犯罪小説集。未曾有の閉塞感の中で、誰もが抱えていた息苦しさや焦燥感。そんな特異な日常の亀裂から染み出す怖気、悪意、卑しさ、或いは強かさや優しさ。かくも複雑な人間という生き物の感情たち。時に冷徹、時に暖かい著者の眼差し。様々な語り口で紡がれる物語には流石の力量を感じる。『祝福の歌』には目頭が熱くなった。

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2026年07月15日

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