あらすじ
大学を中退し客引きのバイトをしている優斗。そこへ中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗る女が現れ……「違う羽の鳥」。元調理師の恭一は、小一の息子・隼が「近所の老人からもらった」と旧一万円札を持って帰ってきたため、得意の澄まし汁を作って老人を訪ねるが――「特別縁故者」。コロナ禍を生きる人びとの、刹那の“罪”を切り取った短編集。第171回直木賞を受賞した著者の最高傑作!
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Posted by ブクログ
コロナ禍をテーマにした犯罪小説集、罪を犯すのは主人公であったりそうでなかったりします。
憐光とさざなみドライブ、ロマンス☆もなんだかんだかなり好きでした。
一穂さんの安定のストーリー展開力があり、全然想像できない方へ引き込まれて、うわぁ…という気持ちになったりしつつも、その感覚が気持ちよかったです。
パンデミックによって歪んでしまった人々、様々な苦しみの中で罪を犯してしまった人達がいつつも、人に対して希望も残す、そんな小説だったと思います。面白かったです。