ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで197万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
9pt
合コンで出会った彼女は「猫ファースト」。付き合い始めて半年、やっと会わせてもらった愛猫は……(「エンパイアライン」)。濃い味と濃い感情が苦手なふたりが、それぞれ冷凍庫に隠しているもの(「わたしたちは平穏」)。名前の付けられない、でも誰もが共感できる感情の綻びに寄り添い、心を解放してくれる6つの物語。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
さすが。大変うまい作品集で、一気読み。ミステリーでもないSFでもない普通の小説としては、最高レベルなのでは。万人にオススメ。
仕舞い込んでいた感情や想いを言語化してくれる登場人物たちが、互いに解け合う温かさ…たぶん、自分も恋しいのだと思う。
一穂ミチさんの「アフターユー」が良すぎてファンになりました。 一穂さんの文章は、どこか生っぽくてしっとりしているのが魅力的。 掴めないものを掴みたくなるから、どんどん文章や世界観にのめり込みたくなる不思議な魅力があります。 すごく愛おしい、いろんな「恋しい」が詰まっている1冊。
一番最後の『たぶんそんな感じ』が一番好きでした。なぜ、認知症になった大叔母が口笛(というか指笛)を吹くようになったのか?の謎がとけて、ホロッとしました。
全6話からなる短編集。 飼い猫を溺愛する女性と交際をはじめた男の話『エンパイアライン』。 食の好みも暮らし方も恋愛も淡泊、という共通点のある男と交際する女の話『わたしたちは平穏』。 更年期に入り突如出血量が増えた月経に難儀する一回り年下の彼氏のいる独身48歳『月を経る』。 23年にわたる単身赴任生活...続きを読むを終えた夫に違和感を覚える妻の話『あなた』。 27歳の青年のもとに、突然小学六年生の甥っ子が行方知らずの母親に会いたいと訪ねてくる『すげえ泣くじゃん』。 不本意ないきさつで仕事を辞めた女性の元に海外を飛び回る母親から連絡があり、急遽高齢者向けマンションにいる大叔母を迎えに行く『たぶんそんな感じ』。 よりどりみどりの6話で、全て心に残るストーリー。どれも一穂さんの持つ平穏なんだけど最後に心にズシンと響く世界観が広がっている。 最後の「たぶんそんな感じ」は、今日、8月9日に読み終えてよかった。高市さんにも読んでほしい。
とても読みやすい文章でいて、心に刺さる描写も多い。『そうだったのか』で物語が一つの線になった時の快感が随所に。 特に同世代の『月を経る』は自分と重ねた。 40代、今まで許されていた扉が一つずつ閉まっていく。今でもときめくのに、それらの扉は閉められていく。ミニスカート、ふわふわの巻き髪…その代わりに...続きを読む開けられていく扉って白髪、シミ、ほうれい線…なんだか虚しい。そんな表現にひどく共感した。 若い頃にワクワクした扉と同じときめきを得られる扉はこれから見つけられるだろうか。
絶妙なバランスを保っている装画のように、男女関係も保たれているのかも······。そんなふうに思えた短編集。タイトルも絶妙。一穂ミチさんの表現力もさすがだった。 【エンパイアライン】 人には見えないものが見えても、心のバランスを保つためなら、それでいいと思えた。 【わたしたちは平穏】 平穏な気持...続きを読むちで暮らせることが一番。過去はもう終わったことだから、気にしないのが一番と思った。 【月を経る】 月のものをこんなふうに言ってくれる人となら、きっとうまくいきそうな気がした。 【あなた】 単身赴任帰りの夫に聞きたいけど聞けないこと。あるあるだけど、これから少しずつ聞けそうな感じがした。 【すげえ泣くじゃん】 「怖い」という気持ちを押しのけるように、茶化すような言葉を言ってしまうこと。そういうときもある。でも、その本当の気持ちを伝えてもいいと思える人に出会えてることに気づけてよかったと思った。 【たぶんそんな感じ】 言葉って難しい。伝えるのって難しい。でも、気持ちが伝わっているとわかったときはすごく嬉しい。そんな感じ。
不思議な関係性を描いた短編集。 共感はできないけれど、いざ自分がその立場になったらこうなるかも、とは思った。 最後2つの話が素敵。
短編集。私はかなり面白く読んだので★5寄り。万人向けの内容ではない(面白かった!と思う層が片寄る本)。恋しくてたまらない、のではなく、多分、好き…かな?どうだっけ?みたいな感情が詰まってます。 「エンパイアライン」 エンパイアラインとは洋服の形のことだが、その単語をたまに電車で見る、空想パートナーを...続きを読む引き連れた界隈有名おじさんのエアー会話で聞いた僕はその日、合コンでマリと会った。かなり気に入ってアタックして、ようやく恋人になれたマリにはセッコという飼い猫がいる。 「わたしたちは平穏」 友達の紹介で若月さんと同棲している。マンションのオーナーチェンジで立ち退きを要求されたとこぼしたら、じゃあ、うちに住む?って言われたから。住み始めて一週間位した頃、私は華やかな容姿の幽霊を見始めた。彼女は若月さんが7年前に離婚した元妻のようだ。 「月を経る」 48歳。月経が乱れ、激しく出血することがある。同居している一回り年下の保とのことを考えると心がやや不安定になる。 「あなた」 夫の哲郎は風力発電に関わるような仕事で、赴任先はいつも田舎。ついていくつもりだったが出産と育児でへばっていた私は単身赴任をしてくれた夫に甘え、つい都会暮らしを続けて、23年後、ようやく夫は帰ってきた。夫のある変化に気づいたことをきっかけに関係を改めて考えたりする。 この話、娘がすごく安定感をくれて良かった。 「すげえ泣くじゃん」 色々良いこととかでも溜まってくると出奔癖ある母に捨てられた一(はじめ)は、その母の弟(一にとっては叔父)である俺を頼って越谷から大阪に突然来た。パンダが日本を去るニュースにたまたま写っていた母が奈良から来たと喋っていて、探したくなったみたいなのだ。号泣してるよ。すげえ泣くじゃん。じつはこのセリフを吐くのは最近2回目だ。 途中、えっ、どういうこと?と思って何回か読み返してしまったけど、結構好きな話だった。最後の俺の決断が心地良い。出奔女はダメだけどね。 「たぶんそんな感じ」 大叔母が口笛吹きまくって困っていると施設の人から連絡あり、日本にいるのは私だけなので一旦引き取って自宅に連れていく。自宅は最後に一緒に暮らしていたらしい橘五朗が住んでいて、訪れることができた。そして大叔母はやはり全ての会話を口笛で返す…。 姪孫(てっそん)も大叔母も単語は知ってたけど、使い方わかってなかったから、その意味を教えてくれた小説ってのと、口笛会話が印象強すぎて、これから指入れた口笛聞いたら多分これ思い出すな。 大人の話なので中学校以上。基本は高校以上向け。
人間関係によって、様々な物語が生まれる 人生は関わる相手によって情という感じ方が変わってくるのだと思う それが感情だったり愛情だったり受け取り方は様々だ
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
たぶん、恋しい
新刊情報をお知らせします。
一穂ミチ
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
小説・文芸
スモールワールズ
ツミデミック
少年・青年マンガ
魔王の帰還
いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)
本屋さんのある街で
パラソルでパラシュート
うたかたモザイク
たぶん、恋しい 無料お試し版
試し読み
「一穂ミチ」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲たぶん、恋しい ページトップヘ