あらすじ
合コンで出会った彼女は「猫ファースト」。付き合い始めて半年、やっと会わせてもらった愛猫は……(「エンパイアライン」)。濃い味と濃い感情が苦手なふたりが、それぞれ冷凍庫に隠しているもの(「わたしたちは平穏」)。名前の付けられない、でも誰もが共感できる感情の綻びに寄り添い、心を解放してくれる6つの物語。
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Posted by ブクログ
読みやすかったです。
恋愛小説中心の短編集。
それぞれの短編集に付けられてる表題の意味が分かると更にこの本が愛おしくなります。
それこそ「たぶん、恋しい」という気持ちに自分自身がなっているんだ思います。
一穂ミチさんのこういう繊細な文章がやはり好きです。
Posted by ブクログ
生きているといろいろある。
言葉にしなくても伝わる気持ち、言葉にしない、
出来ないやさしさや痛み…
説明できないあらゆること、折り合えない気持ち。
「たぶんそんな感じ」という曖昧さに、救われた。
Posted by ブクログ
「あなたがいてもいなくても、
私は上手に息ができない。」という一文に強く惹かれた。
「通じているのにわかってもらえない。
わかっているのに通じない。」
いつまでも消化できない、白黒つけられない感情を
優しく救い出してくれる最高の短編集だった。
いるけど、いない。
いないけど、いる。
人と人との関係性の曖昧なグラデーションを
温かい光で包んでくれる6編でした。
今までの一穂ミチ作品の中でも
抜きん出てて愛しくて優しい一冊です!
タイトルも読後感にぴったりで秀逸!!
Posted by ブクログ
6つ(ノベルティ作品を入れると7つ)の作品に共通してピュアな感情を装った人の怖さが隠れている。
ホッコリするようで、捉え方を変えると恐怖をを感じるものばかり。
Posted by ブクログ
一穂ミチ先生の新作。
全体的にやさしく落ち着いた雰囲気の恋愛短編集で、読みやすい。先生の作品って、重たい場面でもあまり感じさせない温かみがある気がする。
何気に丁寧に伏線も張ってあったりして、少し衝撃も受けた。個人的に5話目が印象に残った。