大木毅の作品一覧

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作品一覧

2024/03/27更新

ユーザーレビュー

  • 勝敗の構造 第二次大戦を決した用兵思想の激突
    WWIIの各戦役について、俗説を訂正しつつ、勝敗を決したのが戦略/作戦/戦術のどの次元の要素なのか?に注目して分析している。「上位次元でのミスを下位次元の成功で覆すことはできない。下位次元の成功が上位次元に影響したときは、そのような戦略環境があっただけ」という、妥当だが見逃されがちなことを要旨として...続きを読む
  • 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍
     お恥ずかしながら、少なくともここ10年くらいは第二次世界大戦の主戦は太平洋戦争だったという感覚でいた。
    この大戦による日本の犠牲者は戦闘員、非戦闘員合計でおおよそ3百万人と推計されている。気が遠くなるような悲惨な数字だ。
    一方、旧ソ連はジェノサイトも含めると犠牲者は28百万人と推計されている。想像...続きを読む
  • 日独伊三国同盟 「根拠なき確信」と「無責任」の果てに
    読み終えてタイトルその通りだと感じた。「根拠なき確信」と「無責任」。学者としての大木毅氏の憤りがこの二言に凝縮されているとでもいえよう。

    新書なので簡潔かと思っていたが、とんでもない。映画のシーンを思わせるような描写があちこちに出てくる。特に大島浩と松岡洋右という2人の判断、行動が日本を大きく誤ら...続きを読む
  • 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍
    こんな表現は適切ではないかもしれないが、面白かった
    久しぶりに本の内容について議論したくなってしまって友人に勧めまくった
    どちらも戦略なくただ人が死んでいく
    こんな人が国を動かした時代があったなんて…
  • 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍
    ソ連もドイツも指導者が戦略でなく作戦レベルで口を出すし、口を出すときの判断基準がイデオロギーだし、妙に過信して墓穴を掘るし……。似た者同士が正反対のイデオロギーを振りかざして被害を拡大させたのが良く判ります。
    あと軍人の作戦判断は妥当なものが多いと思いましたが、優勢な時は楽観視をしてしまいがちで、劣...続きを読む

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