「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨

「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨

ビジネス・実用
1,155円 (税込)

5pt

ヒトラーの忠実なる“軍人”か、誠実なる“反逆者”か。
第二次世界大戦を動かした男の虚像と実像を暴く。
これまでの俗説を打破する決定版!!

ドイツ国防軍で最も有名な将軍で、第二次世界大戦の際は連合国からナポレオン以来の名将とまで言われた男、ロンメル。
最後はヒトラー暗殺の陰謀に加担したとされ、非業の死を遂げるが、北アフリカ戦線の活躍から名づけられた「砂漠の狐」の名称は広く知られている。
ところが、日本ではとうの昔に否定された40年近く前の説が生きている程、ロンメル研究は遅れていた。

ロンメルは、ヒトラー暗殺計画に気づいていたのか!? 知っていたとしたら、それを支持していたのか!? 最新学説を盛り込んだ一級の評伝!

「日本では【略】、軍事はアカデミズムにおいて扱われない。
一方、「本職」の自衛隊や旧軍人のあいだでも、戦前、みっちりとドイツ語教育を受けた世代が退くにつれ、
第二次世界大戦の欧州方面の歴史に関する研究が紹介されることもなくなってきたのである。
【略】もちろん、ミリタリー本などでは、多々ロンメルが取り上げられてはいたものの、
それらのほとんどは、1980年代の段階にとどまっており、なかには、
アーヴィングの『狐の足跡』の歪曲を無批判に踏襲するばかりか、誇張して広めるものさえあったのだ。」(「あとがき」より)

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川新書
  • タイトル
    :
    「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨
  • タイトルID
    :
    595884
  • 電子版発売日
    :
    2019年03月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    9MB

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「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大木ちゃ〜ん、だめよ〜だめだめこんなことしちゃ〜
    ほんともう困るわ〜
    良くないわ〜

    なしろもう序章がすこぶるカッコいい!
    なにこの文才
    こんなん読んでもうたらロンメルの人生に興味津々なるに決まってるやないか!

    第二次世界大戦下のドイツ陸軍元帥エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメルの人生を大木毅さんか相変わらずのかっちょええ筆致で追います

    相変わらず、戦闘、戦術の書き方が詳し過ぎて、ちゃんと理解しようとするとさすがのわいも時間かかる
    (ユッキー、わいも時間かかるで!)
    でもこの詳し過ぎるところが大木毅さんの売りでもあり面白いところなので、じっくり読む

    そしてロンメルと言えば「砂漠の狐」という異名があまりに有名
    これは北アフリカ戦線での八面六臂の活躍が由来なんだが、わい昔からすごく気になってることがあって、このロンメルに相対し最終的にロンメルを降す連合軍側の名将モントゴメリー将軍の異名が「砂漠の鼠」なんよね

    うーん( ・ั﹏・ั)

    鼠が狐に勝つかね〜(そういうことじゃない)

    はい、そんでロンメル将軍は未だに大人気なんだが、その人気の(わいが思う)最大の理由は戦争犯罪とは(ほぼ)無縁だったってとこなんよね
    もちろんね清廉潔白とはいかないまでも、「捕虜は皆殺しにせよ!」って命令書を一読して燃やしちゃったりとかね

    ヒトラー個人には一時期心酔してたみたい(自分を軍人として評価してくれてたから)なんだけど、ナチズムとは距離を置いてたみたいだし

    最後はヒトラー暗殺計画に加担していたという疑いをかけられて、服毒自殺を強要されて亡くなるっていう最期も悲劇的でね

    こりゃー英雄譚の作りやすい人物やんな

    さてさて、そんなロンメルの真実の姿とはいかに?!
    大木毅さんに答えを聞け!(ババーン)

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    面白い。
    村上春樹のエッセイにも登場するロンメル元帥の出自と、戦術家/戦略家としてのロンメルについて2019年時点の最新研究結果を反映した評伝。
    WW2は勿論、日本人には馴染みが薄いと思われるWW1の戦役についても詳細に書かれており、「ドイツ国防軍」の成り立ちについても知ることが出来る。

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨
    著:大木 毅
    角川新書 K-254

    エルアラメンの英雄、砂漠の狐、ロンメルを扱ったドキュメンタリーです。

    ナチスドイツは、第二次世界大戦の初頭、ポーランド侵攻に始まる東部戦線、ベルギー・フランスへの西部戦線、北アフリカ戦線、そして、ウクライナを含む、ロシア戦線と戦線を拡大していく

    ロンメルは第1次世界大戦では、WGBに属して、戦場で卓抜な功績をあげた。
    戦術的センスは、抜群にすぐれていたのだ。
    ロンメルは、第1次世界大戦終戦時は、歩兵部隊の大尉だった。
    縮小されていく軍隊に残るためには、WGBの戦功は役にたったが、軍の幹部教育を受けることができなかったロンメルにとって、その影響は、その後に大きな弱点として現れるのである。

    第2次世界大戦の前半でドイツに勝利に導いたのは、機甲師団、戦車部隊、自動車部隊であった。
    ロンメルは、ヒットラーの眼にとまり、第7装甲師団を率いて奮戦をした。ロンメルの名はドイツの英雄としてとどろいたのである。

    西部戦線を制した、ドイツは、ロンメルを北アフリカ戦線へと投入する。

    北アフリカ戦線は、 ドイツ・イタリア連合 vs イギリス・アメリカ・インド連合 の戦いであった。

    だが、師団長としては、優秀でも、地域をとりまとめる、指令官としてはいただけなかった。それは、彼には、兵站を軽んじるところがあったからである。そして、ロンメルは兵站というものを学んだことはなかったのである。

    やがて、北アフリカ戦線で敗北が決定し、イタリア国内に連合軍が上陸するタイミングになると、ロンメルは再び、西部戦線に呼び戻された。

    ヒットラーにとって、ロンメルを、英雄として使える手駒としてあつかったのである。

    こうして、イタリア戦線と、西部戦線を行ったり来たりする、ロンメルに最後の時が訪れた

    1944年10月14日、ヒットラー暗殺の首謀者の一人として、ロンメルは、SSから毒を与えられて、それを呑んで自害した。

    その死にあたっては、盛大な国葬で贈られている。何たる欺瞞。

    ドイツをはじめ、連合国でも、ロンメルは、敵の戦士を尊重する紳士であるという評価である。

    色褪せた英雄とはなったが、ロンメルの名声は、「砂漠の狐」とともに、そのフェアネスに対する評価を残したのであった。

    目次
    序章 死せる狐
    第1章 ロンメル評価の変化
    第2章 「アウトサイダー」ロンメル
    第3章 第一次世界大戦のロンメル
    第4章 ナチスの時代へ
    第5章 幽霊師団
    第6章 ドイツ・アフリカ軍団
    第7章 熱砂の機動戦
    第8章 エル・アラメインへ
    第9章 アフリカの落日
    第10章 イタリアの幕間劇
    第11章 いちばん長い日
    終章 ロンメルとは誰だったのか
    あとがき
    主要参考文献
    写真・図表について

    ISBN:9784040822556
    出版社:KADOKAWA
    判型:新書
    ページ数:320ページ
    定価:900円(本体)
    2019年03月10日初版発行
    2019年04月10日3版発行

    0
    2024年07月24日

    Posted by ブクログ

    ロンメル将軍についてはアフリカ戦線で活躍した名将というレベルの知識しかなかったが、いわゆる出世コースではない生まれ、学歴でありながら功績をあげたこと、そのことが逆に能力の限界に突き当たってしまったことなど知見を得られた。欧州でのロンメル像の移り変わりやヒトラー暗殺計画を知っていたか?など興味深く読んだ

    0
    2019年12月31日

    Posted by ブクログ

    エリートコースから外れたが故のスタンドプレー。しかし、目立たなければリストラされてもおかしくなかった。現場の指揮官としては最高だが、補給を軽視して博打的作戦行動を行うという、全軍の指揮官としてはイマイチ。それはエリートコースから外れて、戦略家としての教育を受けていないがためだった。ここでこうしていればもうちょっとマシだったのではないか、というよく言われるわけですが、彼に関してはその半生を考えると必然だったのではないかと思わされる。力作です。

    0
    2019年06月22日

    Posted by ブクログ

    砂漠の狐、ロンメルの伝記です。
    新たに世に出た多くの資料を取り入れ、英雄としてでなく人間としての姿が浮かび上がります。
    記録が少ない故の伝説や神話ではなく、真実を求める研究に今後も期待します。

    0
    2019年05月27日

    Posted by ブクログ

    ロンメルの研究、色々と進んでいたんだね。知らなかったよ。日本語で出版されないと、商事清めないからね。とてもありがたい。そして、ただ単に最新の研究の成果を書籍にするのでは無く、きちんと読者がそれを理解するのに必要な背景情報(当時のドイツの士官養成の複雑な仕組みなど)を適切に掲載している。とてもありがたい。

    それにしても、ロンメル、高級将校に必要な教育を受ける教育を受ける機会を二回も蹴飛ばしてたのか…
    そのたぐいまれな戦術眼に、参謀教育が加わっていれば、「真に偉大な将官」になったかもしれないよなあ。

    0
    2019年04月19日

    Posted by ブクログ

    ロンメルに関する評伝
    今迄の定説とかを詳しく解説しつつロンメルの人生を解説し、定説や過去の評価を再評価してました
    過去の評価ではあからさまな偏向がかかっている部分紹介されていたり、今までの定説は実は…。と読み応えありました

    それにしてもこの人は苦手な事務仕事が嫌だからと参謀教育を受けていない分、補給に関しては(汗
    師団長レベルならなんとか…なるかな?レベルで方面軍とかのレベルの器では無いのが良くわかりました

    0
    2019年03月19日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦時、ドイツの陸軍軍人として活躍し、悲劇的な最期を遂げたロンメルについて、最新の研究を元に毀誉褒貶を余すところなく描いた一冊。

    0
    2020年06月21日

    Posted by ブクログ

    「独ソ戦」著者によるロンメル評。
    最近hoi4 にハマりww2を勉強し始めたため購入。
    サクサク読めたし入門本として最適だと思う。

    ロンメルがドイツ国防軍の中でもアウトロー的経歴の持ち主だった事を重視し、故に勇猛大胆、独断専行な戦術家として大成し、上級将官としての教育を受けなかったことから補給軽視、戦略的視野が弱い指揮官であったと分析している。

    またアウトサイダーであったため、軍部で昇進するためにも功名心とその誇示には病的であったとも。


    そんなロンメルの評価は現代に至るまで未だ定まらない。
    ロンメルの活躍はナチスにより過度に喧伝されており、また彼が最後までヒトラーへの忠誠心を持ち続けたかも曖昧なこともあり、ナチスの忠実な一員かドイツ国防軍の良心の一人か、今日まで上振れと下振れを繰り返しているからだ。


    ただしロンメルが度々戦場で見せた騎士道精神だけはいつの時代も変わらず評価されていると、この本は締めている。

    0
    2020年03月09日

「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川新書
  • タイトル
    :
    「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨
  • タイトルID
    :
    595884
  • 電子版発売日
    :
    2019年03月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    9MB

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