ミドル・エイジ・ビギンズ

ミドル・エイジ・ビギンズ

ビジネス・実用
2,090円 (税込)

10pt

『カウンセリングとは何か』で新書大賞に輝いた臨床心理士・東畑開人が、4人のミドル・エイジ・クライシスを聞くことで、現代中年の心とその危機を明らかにする。
インタビューゲスト:尾崎世界観、角田光代、鷲田清一、千正康裕

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ミドル・エイジ・ビギンズ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    仕事と労働という魂の浅瀬におけるミドル・エイジの物語。限界を引き受けることができたときに個性になる。
    人生の午後、他者の物語に触れる。
    苦さと余裕。

    実存・上昇:親になる物語
    実存・降下:影を生きる物語
    生存・上昇:青年に戻る物語
    生存・降下:停滞する物語
    ただし、現代は内なる青年性を抱えながら、人生を「創作」し続けないといけない

    少年は老い易く 学成り難し
    一寸の光陰 軽んずべからず
    未だ覚めず 池塘春草の夢
    階前の梧葉 已に秋声

    ◯私の感じていた行き詰まり感の正体は、狭いところに閉じ込められていて、箱をすべて開けてしまった喪失感ではなく、部屋の外には広大な世界があって、そしてそこにはもう手が届かないという無力感があったということです。

    0
    2026年10月12日

    Posted by ブクログ

    カードは出揃っている。そのカードで続けていく。

    表面を整えること。ケアと美は深層とかアンチとして通底している。

    できるだけ受け取りやすいボールをパスすること。

    ラディカル

    0
    2026年10月07日

    Posted by ブクログ

    角田さんのエクセル教室や鷲田さんのあみだくじの話しが面白かったです。
    オールドエイジビギンズを楽しみにミドルエイジを生きていきます。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    やはり東畑さんの本は面白い。

    4人のインタビュイーは、それぞれに異なる人生を送り、それぞれに異なる考え方を持つのだけど、それぞれに自分の欠片を見つけることができて、面白いなと感じる。
    4人に自分の欠片を見つけることで、自分の中の多様性に気づける一冊。
    中年とは、自らの多様性に翻弄される時期なのかもしれない。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    改めてかつ、前向きに考えるきっかけになる
    あみだくじ性、横に移動していく
    いまこの不安定な時代、青年に戻る物語
    千正さんがいちばんおもしろかった

    0
    2026年09月16日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    うまくフレームきられて、わかりやすかった。
    青年にもどるベース
    だけど
    親、閉店と
    まだまだ、わからないところはあった。
    停滞?部分がわかりづらく、理解できなかった

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    発達段階としては中年期にはまだ遠い私。
    これからの人生どういう方向に進めばいいのだろうと悩んでいた時に本書を手に取った。
    やりたいことが分からないんじゃなくて、
    やりたいこと、興味のあることが多すぎて、
    途方に暮れていたのだと気付くことができた。

    特に千正さんのインタビューは、
    官僚という仕事の世界を覗き見できて刺激的。
    社会や組織が疲れ果てている現代。
    どう自分の危機と向き合い、心を守るか、
    一つの答えを示してくれたような気がした。
    大事に手元に置いておこうと思う。

    0
    2026年08月31日

    Posted by ブクログ

    「ミドル・エイジ」じゃなくて「中年」だろ!と思ったのは、河合隼雄の「中年クライシス」を知らなかった自分の勉強不足。

    55歳になろうとする自分だが、一昔前と比較して年齢の意味合いが10歳ぐらい幼いのではと感じることが多いので、とても面白く、共感できる内容だった。

    4人のインタビューにしても、中年の危機というだけでなく話自体が面白くて、人の歴史って大事だなと改めて思ったり、とりとめのないことを考えながら興味は広がるばかりだった。

    20年後の「オールド・エイジ・ビギンズ」を待ちたいと思ったが、その時は75歳か…、本書の文庫化での追加あとがきを待つぐらいが関の山かも。

    0
    2026年08月24日

    Posted by ブクログ

    知は力なり、読書は知なり。読書は力なり。

    読書体験は、決して味わえない他者の感情や思考や行動、社会との在り方をインプットしてくれる。現実に他者と会話しても分かりえないような領域を示唆してくる。生きる力となる。

    色々な本がそうしてくれるけど、対談記録型で著者のそこに至る前提や全体の捉え方、考察を通じて、すなわち著者の生きる営みを丸出しにしたノンフィクションを読んだような体験をしたのがこの本。

    その領域が心理学、心理支援、カウンセリングなもんで興味深い。中年は一読すべきかも。

    --
    個人的には現代の豊かさとは何か?を問うきっかけとなった。1つ横にスライドして進んだ気がする。次の螺旋階段を登り始めたというか。

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    いつの間にか中年といわれる歳になり、途方に暮れている。残りの人生どう生きようか?というモヤモヤしたものが漠然と心の底にある中で、目に入った本書。
    社会的にも停滞期に差し掛かった現代日本の、現代版ミドル・エイジ・クライシス。
    本書では4人の著名人へのインタビューから、中年以降の生きるヒントを得ることができる。

    それぞれのインタビューが、長い。共感できるものもあればできないものもある。そもそも、キャリア中心の話であり、これまでの人生、多くの時間を家族に対して注いできた自分にとっては、インタビュー相手にもっとバリエーションが欲しかった。

    しかし、「他者の物語に触れることで、自分の物語が生まれてくる」と本書にあるように、中年に至るまでの話はともかく、その後の生き方考え方は、普段なかなか知る機会がなく、自分の場合はどうなんだと考えるヒントになる。


    そして、最後の考察部分はなるほどと思える箇所がたくさんあった。

    一番心に残る一文は、


    「現代のミドル・エイジは人生を「創作」し続けないといけない。」

    という部分。
    私としてはもう中年だから、大人しく老いに備えたいのに、経済的にも不安がつきまとう。となれば、青年期のように上昇しなければ生きていけない。でも、体力も気力も昔のようには戻らない。しかも自分は、キャリアというキャリアも積み上がっていない。

    それでも、自分で創作し続けないといけないのか、とある意味腹をくくる覚悟ができた、、、ような感覚になった。


    皆さんの感想でも、印象に残っているのが鷲田さんの「あみだくじ理論」。
    行き当たりばったりに生きてきたような人生を肯定してくれたような気もした。
    しかし、それでも、鷲田さんにはちゃんと芯があり、社会的に大成されているので比べ物にはならないが。

    0
    2026年10月12日

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