聞く技術 聞いてもらう技術

聞く技術 聞いてもらう技術

ビジネス・実用
924円 (税込)

4pt

「聞く」は声が耳に入ってくることで、「聴く」は声に耳を傾けること――。「聴く」のほうがむずかしそうに見えて、実は「聞く」ほうがむずかしい。「聞く」の不全が社会を覆ういまこそ「聞く」を再起動しなければならない。そのためには、それを支える「聞いてもらう」との循環が必要だ。小手先の技術から本質まで、読んだそばからコミュニケーションが変わる、革新的な一冊。

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聞く技術 聞いてもらう技術 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     聞くためには、聞かれなければいけない。
     聞かれることと、聞くことは循環しているということが実生活にも当てはまったため共感しながら読んだ。
     これからはどちらの技術も使えるようにしたい。

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    職業柄、聴くことは意識している。著者の言うように、私も聞くよりも聴くを重視していた。だが、聞くの大切さを冒頭からガツンと言われ、ハッとなる。言われてみれば確かにそうだ。
    その後の聞くこと、聞いてもらうことの話はとても興味深い。著者が言うほど聞いてもらうことは簡単ではない。聞いてくれたらいいのになぁと思うことは日々たくさんある。だけど、それは聞いてもらうこちら側の何かが不足していたのかもしれない。たった一言、話を聞いて、で良かったのかもしれないな。
    自分のことはみんな、話したがる。いつか自分の番が来るかなと思って聞くのだけど、なかなか回ってこない気もしている。だけど、きくと聞いてもらうをもっと上手に循環させていこう。

    0
    2026年07月20日

    Posted by ブクログ

    想像した内容とは違ったけれど、少しだけやさしい世界になるために必要な、やさしい本だった。
    ケア・支援ができる(聞ける人になる)ためには、支援者自身が話を聞いてもらえていることが必要、というのがとても印象的だった。「何かあった?」と聞いてあげられる人になりたいと思う。

    0
    2026年07月19日

    Posted by ブクログ

    「自分のことを聞いてもらえないと、自分も誰かの話をちゃんと聞けない」というのはなるほどなーと思った。確かにそういう経験あるわ。

    「孤立しているとき、一人でいても他者の言葉に脅かされている」これもなるほど納得。

    0
    2026年07月01日

    Posted by ブクログ

    本書では、まず、「聞く」と「聴く」との違いから入ります。

    聞く:声が耳に入ってくること
    聴く:声に耳を傾けること

    いま、余裕がない社会になっていて、耳に言葉が入ってくることを塞いでしまって「聞く」が機能不全に陥っている状態になっていることを言っていることには、納得します。嫌なことには耳に入れたくない、そんな状態なのかもしれません。声が耳に入ってきても健全な状態でいられるように、心身ともに良好な状態に保っておける術を自分自身で身につけておかなければならないと思いました。

    その1つが個人的には「朝ラン」だと思っていますが、本書を読んで、朝ランは「孤独」の環境下に自分を置いていることがよいのかなと思いました。

    「孤独」と「孤立」。
    外から見れば「一人でいること」になりますが、心の世界では違っていることを本書では言っています。

    孤独:鍵のかかる個室にいて外からの侵入者におびえなくていい状態
    孤立:相部屋にいて、嫌な人や嫌いな人などが出やり入ったりしている状態

    なるほど。心の世界では大きく違うし、自分にとって、朝ランは「孤独」の世界で、自分の世界に入っているときなんだなぁと思いました。

    心身共によい状態に保っておけば、他人の状況も見て取れるようになる。

    「大丈夫?」「なにかあった?」

    職場でも家庭でもちょっとした声掛けが大事だと言われている
    その心の背景を理解することができました。

    「聞いてもらう」も私にとっては大事なことです。
    一番は、いま、病気からの回復期にあること。
    見た目は変わらないのかもしれませんが、内面はやっぱり異なります。

    病後の日常をnoteというメディアで残していますが
    「大丈夫?」と声をかけてもらえるよう「聞いてもらう技術」も
    磨いておく必要があるなぁと思いました。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    何回も読みたい本。
    人とのつながりと言われると、言葉だけだとありきたりで薄っぺらく感じがちだが、これを読むとなぜ大切なのか?よく分かる。
    これからの過ごし方や考え方が変わりそう。

    0
    2026年04月15日

    Posted by ブクログ

    聞くことと聞いてもらうことはぐるぐると回っている…。聞く人の後ろにはその人の話を聞いている人がいてその後ろにはその人の話を…エンドレスの様な循環が世界を支えている繋がりなのかも。

    0
    2026年02月13日

    Posted by ブクログ

    本書は、コミュニケーションのための本ではなく、心の言葉を聞くためのカウセリングのための本です。

    聞く技術ではなく、聞いてもらう技術とは、人に聞いてもらえないから。
    ちゃんと聞いてという訴えを「聞く」のは難しい。
    心の奥底にふれるよりも、懸命に訴えられていることをそのまま受け取るほうがずっと難しい
    「聞く」が不全に陥るとき、聞かなければならないとおもっている。それなのに、心がせばまり、耳が塞がれて、聞くことができなくなる。
    それは、「聞いてもらう」からはじめよう。

    気になったものは、以下です。

    ■聞くための前提とは

    ・どこで話そうか、どれくら時間があるといいのか。まずは時間と場所を決めてもらう。
    ・話を聞くためには、反応がオーバーであったほうがいい。反応があると人はうれしいから。
    ・正直でいよう。言いにくいことを黙っているのはあり、言わないでおくは、嘘ではないが、思ってもいないことをいうのはだめです。
    ・聞くために、間をつくりしょうか。相手の中から話題をもちだしてもらうために。
    ・返事は遅く。何かをしゃべりだすのではなく、5秒待つ。
    ・あいづちをうつ。7色のあいづち「うーん」「ふーん」「なるほど」「そっか」「まじか」「だね」「たしかに」
    ・オウム返しをする。相手のことばを言い換えてもいい、そのままでもいい

    ■なぜきけなくなるのか

    ・わかったふりをしてはいけない。
    ・自分の意見をいうな、自分の意見はまた今度
    ・言葉にならないことは、時間が解決してくれる。一週間後に言葉になることも。時間が仕事をしてくれる。
    ・社会に欠けているもの、もっともかけているものは、「聞く」こと。
    ・心にとって真の痛みは、世界に誰も自分のことをわかってくれる人がいないこと
    ・きいてもらうだけで、心の痛みをやりすごくことができる

    ■孤立から孤独へ

    ・僕らは、一人では孤独に耐えらえない、誰かが隣にいなくてはいけない。
    ・聞くとは、「ごめんなさい、よくわかっていなかった」というためのもの。
    ・「聞く」の中核にあるのが、孤独の問題である
    ・孤独には安心感が、孤立には不安感がある
    ・一瞬では解決しない、「時間をかけるしかない」、時間をかけて、何回も会うことです。

    ■聞いてもらえるには

    ・苦しんでいると、ロジカルにわかりやすくはなせない。必要なのは、賢い頭ではなく、戸惑うこころです。
    ・オンラインミーティングで最後まで退室しない技術
    ・緊急事態、「ちょっと聞いて」とまわりにいうこと。それがすべて
    ■聞くことの力

    ・聞くだけでなおるのですか? はい、案外力があるんですよ。
    ・間の前に生きた人がいて、その人とむきあっていると、冷静に考えたらわかるはずのことがわからなくなってくる。人間の迫力のようなものが伝わってくるから。
    ・なんでも見つかる夜に、こころだけみつからない。

    ■だれがきくのか

    ・話せがわかるが通用しないとき。ひとりでもいいから、味方である人、敵じゃない人をみつけること
    ・本当の敵、敵意が或る人からは、距離をとるか、権限のある人に訴えて相手から引きはしてもらうか、とにかく逃げるのが吉、諸々のことは逃げたあとに考えればいい。
    ・第三者は3種類ある 
      ①司法的第三者 状況を把握して裁定を下してくれる 
      ②仲裁的第三者 中立性をたもち、当事者の間に入って間をとりもってくれる 
      ③友人的第三者 友達として横にたってくれる、裏にまわってくれて、争いとは離れたところで話を聞いてくれる
    ・おせっかいに、案外ひとは助けられる
    ・「聞くことのちから」苦境にあるとき、誰かが話を聞いてくれる、不安に飲み込まれ、絶望し、混乱しているときに、その苦悩を誰かが知ってくれて、心配してくれる。ただそれだけのことが、心にちからを与えてくれる

    ■結論(本質編)

    ・聞く技術 ⇒ 「何があった」と尋ねてみよう
    ・聞いてもらう技術 ⇒ 「ちょっと聞いて」といってみよう

     ⇒そういえないときは、聞くところからはじめよう。

    目次

    まえがき
    聞く技術 小手先編
    第1章 なぜ聞けなくなるのか
    第2章 孤立から孤独へ
    聴いてもらう技術 小手先編
    第3章 聞くことのちから、心配のちから
    第4章 誰が聞くのか
    あとがき 聞く技術、聞いてもらう技術 本質編

    ISBN:9784480075093
    出版社:筑摩書房
    判型:新書
    ページ数:256ページ
    定価:860円(本体)
    発行年月日:2022年10月10日
    発売日:2022年11月05日第3刷

    0
    2026年01月03日

    Posted by ブクログ

    良い本でした。
    敷居が低く、納得がたくさん。
    ちょっと、くどい感じもありますが、ちゃんと回収します。
    もう少し短くすれば、濃縮されて伝達率も上がると思うのですが、好みですかね。
    またこの人の著書が読みたいと思える読後感でした。

    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    新書を読み慣れていないためか、節と節の繋がりが難しいと感じる部分があったが読みやすい部類なのかなと思う。
    これまで「聞くことのちから」について全くと言っていいほど考えていなかった。身勝手に「聴く」に重きを置き、そのほうが相手に寄り添えていると思っていたし、それを意識している自分に酔ってさえいたように思う。何とも恥ずかしい。
    本書を読み「聞く」ことの難しさを痛感した。「聞いてもらう」ことのありがたさを再確認できた。
    これからは「聞いてもらう」ことには今まで通り甘え、「聞く」をもっと大切に、過ごしていきたい。

    0
    2026年07月29日

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