いい子のあくび

いい子のあくび

小説・文芸
638円 (税込)

3pt

公私共にわたしは「いい子」。人よりもすこし先に気づくタイプ。わざとやってるんじゃなくて、いいことも、にこにこしちゃうのも、しちゃうから、しちゃうだけ。でも、歩きスマホをしてぶつかってくる人をよけてあげ続けるのは、なぜいつもわたしだけ? 「割りに合わなさ」を訴える女性を描いた表題作(「いい子のあくび」)。社会に適応しつつも、常に違和感を抱えている人たちへ贈る全3話。芥川賞受賞第一作。第74回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    いい子のあくび
  • タイトルID
    :
    20184859
  • 電子版発売日
    :
    2026年06月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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いい子のあくび のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごい、ずっと不穏。
    これ、私のこと?と思ってみたり、いや、そこまで考え生きてないよ…と否定してみたりしながらどこが笑い飛ばせない感じが怖い。フィクションなのかと思うざわざわ感でした。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    主人公性格悪いなー絶対友達にしたくないなーと思いながら読み進めてく内に、あれ、これ、私かな?と怖くなる瞬間が多々あった。いい子でいた方が人生イージーな反面、澱のようなものが心に溜まるよねと、我が人生を振り返った。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    決められたルールを守り周囲に配慮して誰かの迷惑にならないようできるだけきちんと生きていても、正しく報われているという実感が得られることはめったにない(解説)
    分かるな〜あるあるだな〜とか思いながら読める自分がいて怖い

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    苛烈だなあと思うところもあるのに共感できそうなところもあってそこを見ないふりしようとしてるわたしから早く逃げたくて焦るように読み進めた

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    単行本でも読んだけれど文庫でも再読。
    3篇それぞれに、これまで自分が心のどこかで感じたことのある(誰にも言えないような)感情がところどころに散りばめられていて、よくぞ言ってくれたという嬉しさと、文字にしたときのインパクトに愕然とする気持ちの両方が押し寄せる。

    この作品に共感する人としない人の決定的な違いってなんなんだろう?ということを考えたい。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    収録されている3篇とも分かり味が深すぎた。
    「いい子」であることが当たり前で、それが正しいことだと信じて生きてきたけれど、社会で生きていると割に合わないことが多すぎる。私が正しいはずなのに、ちゃんとしているはずなのに、なんでちゃんとしていない人の方がいい思いをすることが多いのだろう、と心のどこかで常に感じていたことがこの小説を読んでぶあっと一気に思い起こされたような感覚。

    表題作もとても良かったけれど、個人的には「末永い幸せ」がとても良かった。私自身友人や親族の結婚式に出るたびに増幅していたイライラやモヤモヤとした思いや、友人から結婚式にお誘いが来るたびに湧く「へーこの子も結婚式あげるんだー」という自分の結婚式というものに対する冷笑的な感性をすべて言葉にした上で、さらにもう2段くらい上を行っているような表現の嵐に、正直言って心酔した。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    「おいしいごはんが食べられますように」は読むのが少ししんどかったですが、こちらはもう少し読みやすかったです。
    私はこちらの話の方が好みでした。

    この作者は不平等な世界に対する気持ち(割に合わない)の書き方が凄いなぁと思います。

    私の会社にいつも怒っている人がいますが、気持ちが少し分かりました。
    生きづらいだろうなぁと思います。
    でも、そういう気持ちになるのも分かる。
    分かるけど、どうしようもない。

    読み終わったら不思議と強くなれた気がした。

    あと、歩く時は前を向いてきちんと歩きましょう(笑)

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    2026/9/10
    子供の頃からいい子だった主人公の直子。
    人より早く気付いて誰かのフォローもしたし、先生の話はちゃんと顔をあげて聞いていた。
    それなのに。いい子なのに。なぜ理不尽な目にあうのか。
    そんなの割に合わない…!

    すごい作品だった。
    日々感じるちょっとした理不尽さや怒りを、こんなにも掬い上げてくれる作品があったとは…!
    誰もが感じたことのあるモヤモヤが見事に描かれていて、共感しっぱなしで付箋を貼りまくった。

    ここまでいくといい子なんだか悪い子なんだかって感じはするけど、そのモヤモヤわかるよ、って肩を叩いてあげたくなった。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    常にあるふつふつとした自分に嫌悪感を抱いてしまうような怒りと、何も感じてないようにふるまう毎日との相反する感情との隣り合わせで生きてるよなぁと思った。絶妙なセンス。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    この人が描く女の人の陰湿さ?こざかしさ?が、いつも全部わたしのことかと思う。実際にはデフォルメされすぎてるからわたしはここまで極端ではないのだけれども、社会に抱いている不満とか、自らいい子を演じることで得をしていることもわかっていることとか、だけどやっぱり割に合わなさをずっと抱えているところとか、ぜんぶ共感できて、でもそれが正しくはないこともわかっていて、つらかった。

    0
    2026年09月11日

いい子のあくび の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    いい子のあくび
  • タイトルID
    :
    20184859
  • 電子版発売日
    :
    2026年06月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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