新しい恋愛

新しい恋愛

小説・文芸
737円 (税込)

3pt

ドキリ、共感。
芥川賞受賞のロングセラー『おいしいごはんが食べられますように』著者
短編の天才が見透すあなたの本音!
言えなかった心のもやつきに気づく恋愛小説。

★宇垣美里
大人になった私たちは 好きなだけでは愛せない 正しい恋だけしてられない

★朝井リョウ(「群像」2024 年 10 月号掲載の対談より)
好きと思う気持ちの中にある、その人そのものに向いた部分、その人が置かれている状況や条件に向いた
部分、それ以外の部分。そういう、感情を分解されるような感覚

★大森時生
この小説を読んで、恋愛がしたくなった。恋愛はグロテスクで嫌悪の対象だ。だからいい。だからし
たい。

★麻布競馬場(解説より)
リアルであること。僕がサラリーマン作家、あるいはいち読者として著者を心の底から信頼している
のは、まさにその点にある。

ロマンチックから逃げる二十五歳のわたしと「今の」恋愛を語る中学生の姪(新しい恋愛)。内緒で付き合っていた先輩社員の別な一面に心が揺らぐ(花束の夜)。身に覚えのあるごくあたりまえの好意と悪意。好きって一体なんだっけ……。見逃していた生感情にドキリとさせられ、共感にもだえる五つの短編。

「花束の夜」
ひそかにつきあっていた先輩社員が退職、その送別会の夜に……。

「お返し」
バレンタインデーに渡されたのは、チョコレートだけではないのかもしれない。

「新しい恋愛」
プロポーズされたくない25歳の私と、まっすぐに恋愛を語る中学生の姪の2日間の物語。

「あしたの待ち合わせ」
狛村くんはずっと私が好きだ。私は好きではなけれども、手放したくはない。

「いくつも数える」
50歳課長の「年の差婚」をきっかけに社内に広がるモヤモヤと思いがけない波紋。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    新しい恋愛
  • タイトルID
    :
    2379377
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年08月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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新しい恋愛 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    不思議な恋愛小説。少し遠いのにとてもリアル。
    いつから、あなたが好きという感情に自分だけの気持ちだけを信じて溺れられなくなったんだろう。
    好きな人の社会的評価、異性評価、同性評価、、、
    気にしてないって言い切りたいけど、社会的だったり同性から好かれてると誇らしく感じてしまうのは、私も気にしてるから?気にしてないんだけど、存在してる気持ち。気付かされて痛い。矛盾だらけで怖い。

    0
    2026年10月25日

    Posted by ブクログ


    「これは恋愛なのか?でも恋愛じゃないとしたら何なのか?」という塩梅がリアル。
    ・好きではないけど手放したくない
    ・やましいことはしてないのに、彼女ができたからサシ飲みをやめておこうと思うのはなぜか
    ・まわりからの評判によって、自分の気持ちと花束の置きどころに彷徨う
    ・年の差婚ってキモい、でも自分も年の差と付き合おうとしている、でも自分はそれと違うと思いたい

    コテコテの恋愛小説に飽きていたので、このリアル感が心地よい。読み終わったらつまんなくなる気がして、ちょびっとずつ読み進めた。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    会社員を経験されている高瀬さんの綴るオフィスの様子はいつも生々しいほどにリアルである。この点においては「花束の夜」が絶妙だ。

    ー倉岡さんのほころびなんて可視化しないでいてくれたら、よかったのに。

    表題作「新しい恋愛」も当事者の男女2人のやりとりというよりは、その殆どが主人公と中学生の姪っ子との会話で完結しているところが面白い。 

    ーわたしは言葉が通わない人と暮らすのはさみしい。お互いに通じ合う言葉で、お互いの話がしたかった。


    本書には共感できる言葉たちが随所に散りばめられている。ドラマのように甘ったるくなく、苦すぎない。現代の生きた恋愛小説だ。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    大人になるとどうしてこうも恋する気持ちが複雑になっていくんだろう。ただ、好きなだけでは一緒にいられないのはもちろん当たり前で、それ以上に周りの目とか自分の「貴方にはこうしてほしい気持ち」とか、あるいは貴方に向ける感情そのものまで悪意のない人に黒く汚されていってしまう。自分の力だけではそんなのどうしようもないし、それに抗えるだけの好きが減っていく。好きを増やすことに努力がどうして必要なのだろう。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    「おいしいごはんが食べられますように」でも感じた、思わず「うっ」となるような感覚。

    それでも共感できないわけではなくて、普段は隠しているような気持ちが、ふと露わになったような。
    自分でもどこかで感じてたけど、敢えて見ないようにしていたものを、この作品によって可視化されたような感覚になる。
    これも高瀬さんの作風なのかな、、
    他の作品も気になったけど、元気な時じゃなきゃ読めなそう。

    綺麗事だけで終わらないところが好き。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    とてもおもしろかった。高瀬さんの小説は普段自分が思ったらだめなんだろうな、言わない方がいいだろうなと心の中でこっそり思ってることを主人公たちも思っていてそこが好き。恋愛は苦手だし恋愛小説も共感できるものではないけど、どこか引いて見ているのが新しい恋愛でこれまで読んできた恋愛小説とはまた別でそれがよかった。表題作の新しい恋愛の主人公のロマンチックが苦手なのもすごく共感したし、オチに驚いた。いくつも数えるもハッとして好きでした。 26/9/12

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    こんなにキュンキュンしない恋愛小説はないんじゃないか、高瀬さんらしい…と一つ目のお話を読んで思った
    恋愛と、それを取り巻く社会。どうしても他人からどう思われるか、社会的に見てどうなのか、という目線なしに、恋愛におぼれられない。すごくリアルで面白かった。

    「新しい恋愛」
    恋バナしよう、とウキウキ話す中学生の姪っ子と2そろそろ26になるわたし(主人公26、、)の恋愛に対するギャップが新鮮
    「仕事の愚痴や健康といった別の話題の延長ではなく、くっきりと恋愛だけを分けて話題にするなんて、もう長い間意識していないことだった。
    私も中学生の美寧々との間で違う意味を持つということを頭では理解しているつもりでも、なかなか気持ちが追い付かない。」

    「いくつも数える」
    一番ブスブス刺さったな
    「気持ち悪い」という感情がわからないわけでもない、そんなこと思ってしまう罪悪感も共感する。でもそんなこと、できるだけ話題にしたくないけど、そこを描く高瀬さん…一言で表せない人間のごちゃごちゃの感情、読んでて一緒にごちゃごちゃになった




    0
    2026年10月24日

    Posted by ブクログ

    高瀬隼子さんが書いている時点で、普通の恋愛短編集を想像していたわけではなかったんだけれど、それでもまったく想定外の角度から書いてくるところが流石です…となった(笑)読むまで自覚できていなかった独特な感覚を引き出してくれる短編ばかりだった。

    0
    2026年10月20日

    Posted by ブクログ

    ひそかに思ってた、
    でもタブーだと思われそうで言えなかった
    気持ちを言葉にしてもらって
    私だけじゃなかったと安堵する
    何が正解かなんて見つからないけれど

    0
    2026年10月18日

    Posted by ブクログ

    見たことも体験したこともないのに、あー聞いたことあるなとか自分が経験した事があるかのような気持ちになる
    なんて日常の切り取り方がうまいのだろう
    日常の自分では言葉で言い表せない出来事を素敵な言葉で繋いでいる
    面白い

    私は花束の彼が1番好きでした

    0
    2026年10月18日

新しい恋愛 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    新しい恋愛
  • タイトルID
    :
    2379377
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年08月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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  • 【閲覧できる環境】
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