丘の上の洋食屋オリオン

丘の上の洋食屋オリオン

814円 (税込)

4pt

このお店の味が食べたくて、普通の日も特別な日も行きたくなる〈洋食屋オリオン〉。両親を失った少女と叔父の心をつなぐトマトソースオムライス。キャバクラでナンバーワンの女性が、素の自分に戻るためのカルボナーラ。高校時代、友人と夢を語りながら食べた煮込みハンバーグ。シェフのくるみが作る料理は、祖母から受け継いだ味を守りながら、今日も常連客たちを温かい幸せで満たす。人生のほろ苦さと喜びを丁寧に紡ぐ物語。

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丘の上の洋食屋オリオン のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 丘の上の洋食屋オリオン
    814円 (税込)
    このお店の味が食べたくて、普通の日も特別な日も行きたくなる〈洋食屋オリオン〉。両親を失った少女と叔父の心をつなぐトマトソースオムライス。キャバクラでナンバーワンの女性が、素の自分に戻るためのカルボナーラ。高校時代、友人と夢を語りながら食べた煮込みハンバーグ。シェフのくるみが作る料理は、祖母から受け継いだ味を守りながら、今日も常連客たちを温かい幸せで満たす。人生のほろ苦さと喜びを丁寧に紡ぐ物語。
  • 丘の上の洋食屋オリオン はなむけのひと皿
    858円 (税込)
    見晴らしの良い丘の上に建つ〈洋食屋オリオン〉。扉を開けると看板猫がお出迎え。この店の変わらぬ味は、客たちの思い出と結びついている。会ったことのない父親の葬儀に出た女性が、秘められた絆に気づくナポリタン。愛猫の介護をする主婦の、すり減っていく心をほっと温めるミートドリア。学校で居場所をなくした少年が、後悔とともに頬張る夏野菜のカレー。別れを経て、新しい一歩を踏み出す人々の揺れる心を丁寧に紡ぐ物語。

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丘の上の洋食屋オリオン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     各話で様々な家族のかたち、友情のかたちが描かれ、どれも優しくて美しかった。
     第二話、真湖ちゃんの過去にはびっくり。いつかカオルのその後を知ることができたら嬉しい。
     画家になった旧友との再会を果たす第三話、弥夜子の名言多し!胸のすく思いになった。
     第四話は途中から涙が止まらなくなった。お互いの

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    心が暖かくなるお話だった。丘の上にある『洋食屋オリオン』は、人々の思い出の食事と何度でも帰ってきたくなる故郷みたいな場所だった。お店の従業員のキャラクターも好きだな。おばあちゃんからお店を受け継いだ、『くるみ』は従業員の『真湖』とバイトの『蒼くん』と猫の『ネロ』と共にこれからも『洋食屋オリオン』で美

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    初めての作家さんでしたが、店頭の棚に並んでいたのを手に取り、パラパラ読みしてから購入しました。文章が凄く読みやすくて言葉選びが素敵なので、一気に読書に浸かりファンになりました。ヒューマンドラマが得意な作家さんなんですね。他の作品も読もうと思いますが、この作品のシリーズは全部揃えようと思います。続編出

    0
    2025年06月07日

    Posted by ブクログ

    洋食屋オリオンが新しい人との出会いを作ったり、門出や再開の場として描かれていているのが良かったです。
    ご飯の描写も丁寧で、私も街の洋食屋に行きたくなりました。
    新作が出るということなので、それもとっても楽しみです

    0
    2025年04月25日

    Posted by ブクログ

    あたたかい優しいおだやかな気持ちになれる本でした。いろんな方にとってここの喫茶店が心の拠り所になれる、お店の方たちも店名をオリオンにした理由、すてきでした。
    わたしは、単身親同士の子のおはなしがすごく好きでした。ちょっとせつなかったけど。昔のおさななじみを重ねて懐かしい気持ちになって、心が晴れた気が

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    誰も寂しくならないお店、か。
    オリオンを訪れる四人のお客さんと、シェフのくるみを描いた短編集。どの話も優しくて、あたたかい。不穏な展開にはならず安心して読めるお話だった。出てくる料理もおいしそうで食べたくなった。

    「世界で一番のトマトソースオムライス」
    叔父と暮らす少女の物語。両親が亡くなってから

    0
    2025年03月31日

    Posted by ブクログ

    様々なバックグラウンドを抱えた、それぞれの主人公の人生のほんの一部に、洋食屋オリオンでの温かなひとときが大きな存在感で確立されている感じ。どのお話も心が温まったし、自分もオリオンでお食事を楽しんでいる気分になり、ほっとして、安心感で自然に涙が出ましたわよ。

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    とーっても幸せな気分になれる素敵な作品。
    オススメです!

    どれも素敵な物語りで、それぞれの主人公達が努力している姿が垣間見えます。
    誰のことも傷つけないし、読んでる私も『良かったね』って言ってあげたくなる場面がたくさん。

    年末の殺伐とした毎日に、ひと時の癒しになりました♪

    0
    2024年12月17日

    Posted by ブクログ

    表紙のイラストがとっても素敵。美味しそう。
    誰も寂しくならないお店「洋食屋オリオン」。
    料理にまつわる5話のお話。私は1話から泣きました。私も疲れたな、しんどいなぁと感じたら美味しい料理を食べよう。
    沖田円さん、初めましての作家さんでした。とても読みやすかったので、また読んでみよう。

    0
    2024年12月12日

    Posted by ブクログ

    洋食屋オリオンのお客さんやスタッフにまつわる短編集。
    ほっこり系の話だろうと肩の力を抜いて読んでいたら、1話目から号泣してしまった…。
    4話目も泣いた。
    自分のことを、特別『いい親』とは思ってないけれど、幼い子どもが不遇の目に合うのは辛くて泣けてしまう。
    2人とも幸せに成長できて良かった。

    0
    2025年10月18日

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