ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
このお店の味が食べたくて、普通の日も特別な日も行きたくなる〈洋食屋オリオン〉。両親を失った少女と叔父の心をつなぐトマトソースオムライス。キャバクラでナンバーワンの女性が、素の自分に戻るためのカルボナーラ。高校時代、友人と夢を語りながら食べた煮込みハンバーグ。シェフのくるみが作る料理は、祖母から受け継いだ味を守りながら、今日も常連客たちを温かい幸せで満たす。人生のほろ苦さと喜びを丁寧に紡ぐ物語。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
各話で様々な家族のかたち、友情のかたちが描かれ、どれも優しくて美しかった。 第二話、真湖ちゃんの過去にはびっくり。いつかカオルのその後を知ることができたら嬉しい。 画家になった旧友との再会を果たす第三話、弥夜子の名言多し!胸のすく思いになった。 第四話は途中から涙が止まらなくなった。お互いの...続きを読む存在がその後の人生の支えに、そして蒼君の支えにもなっている。 第五話で「誰も寂しくならないお店」というオリオンのテーマを知り何か納得。世界中のテーマになれば良いのにね。 とても良かった。
心が暖かくなるお話だった。丘の上にある『洋食屋オリオン』は、人々の思い出の食事と何度でも帰ってきたくなる故郷みたいな場所だった。お店の従業員のキャラクターも好きだな。おばあちゃんからお店を受け継いだ、『くるみ』は従業員の『真湖』とバイトの『蒼くん』と猫の『ネロ』と共にこれからも『洋食屋オリオン』で美...続きを読む味しい料理と癒しを提供し続ける。こんなお店が近くにあったらいいなぁ。
初めての作家さんでしたが、店頭の棚に並んでいたのを手に取り、パラパラ読みしてから購入しました。文章が凄く読みやすくて言葉選びが素敵なので、一気に読書に浸かりファンになりました。ヒューマンドラマが得意な作家さんなんですね。他の作品も読もうと思いますが、この作品のシリーズは全部揃えようと思います。続編出...続きを読むてるらしいので買います。これからも応援しています!
洋食屋オリオンが新しい人との出会いを作ったり、門出や再開の場として描かれていているのが良かったです。 ご飯の描写も丁寧で、私も街の洋食屋に行きたくなりました。 新作が出るということなので、それもとっても楽しみです
あたたかい優しいおだやかな気持ちになれる本でした。いろんな方にとってここの喫茶店が心の拠り所になれる、お店の方たちも店名をオリオンにした理由、すてきでした。 わたしは、単身親同士の子のおはなしがすごく好きでした。ちょっとせつなかったけど。昔のおさななじみを重ねて懐かしい気持ちになって、心が晴れた気が...続きを読むしました。 わたしもいつか馴染みのお店があったり、思い出の味があるお店ができる日がきてほしいなぁ…♬
誰も寂しくならないお店、か。 オリオンを訪れる四人のお客さんと、シェフのくるみを描いた短編集。どの話も優しくて、あたたかい。不穏な展開にはならず安心して読めるお話だった。出てくる料理もおいしそうで食べたくなった。 「世界で一番のトマトソースオムライス」 叔父と暮らす少女の物語。両親が亡くなってから...続きを読む育ててくれた叔父さんへのプレゼントが素敵。お互いがお互いを必要としてて、大切にしてるのがわかる。素敵な関係。 「わたしとカリカリパンチェッタのカルボナーラ」 かっこいい!このお話好きだ。頑張ってる自分も胸張れる自分も本物だけど、カルボナーラを食べてる自分も間違いなく自分なんだろうな。登場人物たちもカラッとしてる感じで好印象だった。 「過ぎた日の煮込みハンバーグ」 毎日いっしょに過ごしてた子とか、部活がいっしょだった子とは別で、なぜか印象に残ってる子っていたりするよな〜。何をするかは自由で個人のこだわりでしかない。これでいいのか?なんて案外みんな考えてるのかも。 「きみとベビーリーフのシーザーサラダ」 小学生以来の再会…!お互いの存在が生きていく中でしっかりとあったんだろうな。『きみが初恋だった』『わたしも』素敵な終わり方だった。 「三つ星のレシピとぼくらの話」 シェフのくるみと祖母のあずきさん、そしてオリオンを黒猫ネロの目線で語った最終章。みんなみんな優しくて、私もオリオンに行きたくなった。
様々なバックグラウンドを抱えた、それぞれの主人公の人生のほんの一部に、洋食屋オリオンでの温かなひとときが大きな存在感で確立されている感じ。どのお話も心が温まったし、自分もオリオンでお食事を楽しんでいる気分になり、ほっとして、安心感で自然に涙が出ましたわよ。
とーっても幸せな気分になれる素敵な作品。 オススメです! どれも素敵な物語りで、それぞれの主人公達が努力している姿が垣間見えます。 誰のことも傷つけないし、読んでる私も『良かったね』って言ってあげたくなる場面がたくさん。 年末の殺伐とした毎日に、ひと時の癒しになりました♪
表紙のイラストがとっても素敵。美味しそう。 誰も寂しくならないお店「洋食屋オリオン」。 料理にまつわる5話のお話。私は1話から泣きました。私も疲れたな、しんどいなぁと感じたら美味しい料理を食べよう。 沖田円さん、初めましての作家さんでした。とても読みやすかったので、また読んでみよう。
洋食屋オリオンのお客さんやスタッフにまつわる短編集。 ほっこり系の話だろうと肩の力を抜いて読んでいたら、1話目から号泣してしまった…。 4話目も泣いた。 自分のことを、特別『いい親』とは思ってないけれど、幼い子どもが不遇の目に合うのは辛くて泣けてしまう。 2人とも幸せに成長できて良かった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
丘の上の洋食屋オリオン
新刊情報をお知らせします。
沖田円
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
花守家に、ただいま。 星合わせの庭先で
千年桜の奇跡を、きみに 神様の棲む咲久良町
10年後、きみに今日の話をしよう。
猫に嫁入り【単話】 1
一瞬の永遠を、きみと
犬の泣ける話
怪異相談処 がらくた堂奇譚
神様の願いごと
「沖田円」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲丘の上の洋食屋オリオン ページトップヘ