あらすじ
このお店の味が食べたくて、普通の日も特別な日も行きたくなる〈洋食屋オリオン〉。両親を失った少女と叔父の心をつなぐトマトソースオムライス。キャバクラでナンバーワンの女性が、素の自分に戻るためのカルボナーラ。高校時代、友人と夢を語りながら食べた煮込みハンバーグ。シェフのくるみが作る料理は、祖母から受け継いだ味を守りながら、今日も常連客たちを温かい幸せで満たす。人生のほろ苦さと喜びを丁寧に紡ぐ物語。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
よくある「美味しいご飯に癒される系」だろうと思ってあまり期待していませんでしたが(失礼)、期待以上でした!
1話目から涙が出てきた(笑)。
キャバ嬢もカッコよかったし、辛い幼少期を経て20年ぶりに再会した話も感動しました。
専業主婦には「何この人甘ったれてるの?」とちょっとイラッとしたけど(笑)、友人が素晴らしかった。
シリーズものなんですね。続きも読みたい!
Posted by ブクログ
☆10はつけたいです!!
なんでもっと早く読まなかったんだろうと思うぐらい、とても素敵な作品でした!
『洋食屋オリオン』シリーズが第3弾の発売があって気になり、読み始めてみたけどこのシリーズはどんどん追っていきたい!
お店にいる看板猫のネロを含め、登場人物みんな好き!会話の一つ一つに愛情があり、想いがあって読んでいてとても癒されました。
最後の章には涙がポロリしてしまう展開もあったけど、それも含め全部のお話よかった。
登場する洋食もとても美味しそうな表現が沢山あって、お腹すいてる時に読むのは要注意です!(笑)
まだまだシリーズ読み始めだけど、これからゆっくり物語に浸っていきたいです!
Posted by ブクログ
1話1話読むたびに涙が出てくる。
これが歳を重ねたということか。
1話読むたびに、少し時間を空けて噛み締めてました
。
読み進めるたびに自分の人生ではと振り返りました。
これを中学生の時にみたらファンタジーのように読めたのかなとか思いつつ。
中学生にも、大人にもおすすめできる本でした。
Posted by ブクログ
「美味しいものは、幸せでできてるんだ」
作るのも食べるのも好きだから、この物語のなかで救われる言葉がたくさんあった。
人生の酸いも甘いも、美味しいものがそばにいる。
続きを読むのが楽しみ!
Posted by ブクログ
職種や年齢にかかわらず、美味しいごはんはいつでも心を救ってくれる。大切な人たちと共に食事する時間をとても大事にしたくなるような本でした。表紙のオムライスがとても美味しそうで食べたくなります。
Posted by ブクログ
読んでいるだけでお腹が満たされていくような、お腹が空くような感覚。なんといってもオムライスが美味しそうすぎて、と思えば煮込みハンバーグ、カルボナーラ、全てが美味しそうで、私もオリオンで寂しさを溶かしたいと思った。猫がいる洋食屋さんなんて、素敵すぎる。夢のような一冊でした。続きが楽しみ。
Posted by ブクログ
こういう小説大好き。
「落ち込んだときは、美味しいものを食べればいいんだから。そしたら元気が出るからさ。美味しいものは、幸せでできてるんだ」という言葉に納得。
美味しい料理には幸せになる魔法がかかっている。
美味しいものには不幸が似合わない。たとえ不幸であっても美味しいものを食べるひとときは幸せになれる。料理を頑張ろうと思った!
四話の「きみとベビーリーフのシーザーサラダ」が良かった!20年ぶりに子供の頃のつらい時期に励みとなった同級生にあえた話。こういう再会する話はいいなぁ。心がじんわりした。シリーズでずっと続けてほしいな!
Posted by ブクログ
各話で様々な家族のかたち、友情のかたちが描かれ、どれも優しくて美しかった。
第二話、真湖ちゃんの過去にはびっくり。いつかカオルのその後を知ることができたら嬉しい。
画家になった旧友との再会を果たす第三話、弥夜子の名言多し!胸のすく思いになった。
第四話は途中から涙が止まらなくなった。お互いの存在がその後の人生の支えに、そして蒼君の支えにもなっている。
第五話で「誰も寂しくならないお店」というオリオンのテーマを知り何か納得。世界中のテーマになれば良いのにね。
とても良かった。
Posted by ブクログ
心が暖かくなるお話だった。丘の上にある『洋食屋オリオン』は、人々の思い出の食事と何度でも帰ってきたくなる故郷みたいな場所だった。お店の従業員のキャラクターも好きだな。おばあちゃんからお店を受け継いだ、『くるみ』は従業員の『真湖』とバイトの『蒼くん』と猫の『ネロ』と共にこれからも『洋食屋オリオン』で美味しい料理と癒しを提供し続ける。こんなお店が近くにあったらいいなぁ。
Posted by ブクログ
私は料理小説が好きだ。食欲をそそる料理描写を味わうために料理小説を読んでいる。
本書は落胆した。うまみ、甘み、コク、ほどよい塩気、心地よい食感…よくある「おいしい」描写の羅列に「この作者は食べることが好きではないのだ」とため息をつきながらページをめくった。
魅力はそこではないと気付いたのは一章を読み終えた時だ。
鳥肌が立った。秘められた過去。登場人物達がオリオンを通して人生を転換させていく様。最後までページをめくる手を止めることができなかった。
こういう話もあるのかと今は思ってる。いい小説に出会った。続きをぜひ読みたい。
Posted by ブクログ
前回読んだ本が、祖母が営む料理屋で孫も働く内容だったんだけど、偶然にも、こちらも、祖母と孫。こちらは、孫が店を引き継いだ状態で話が始まる。
店に訪れる人達のそれぞれのストーリーが面白く、引き込まれる。特に小説家の幼少期からの話が泣ける話で印象深い。
それぞれの話の終わり方も好き。これからきっとステキな未来が待ってるんだろうな、と思える。
Posted by ブクログ
素朴な洋食店オリオンに訪れる人の人生を描いた連続短編集
安心感がある文章でアットホームな雰囲気。人生の一部に忘れらない味として存在するオリオン。様々なドラマがあるが、明るい転換期を迎える場所として描かれており読後が清々しい
Posted by ブクログ
丘の上にある可愛い洋食屋オリオンは、「どこにでもあるような、でも誰かにとって特別なお店」。両親を亡くして叔父さんと暮らしている女子高生が、第一志望の大学に合格して食べたのは、トマトソースオムライス。両親が死んだことも理解できず、悲しくて泣いてばかりいた自分を慰めるために叔父さんが初めてオリオンに連れてきてくれた時に食べたのと同じ。キャバクラでナンバーワンの女性は、体形維持のための食事管理しているが、時々無性にカリカリパンチェッタのカルボナーラが食べたくなってやってくる。食べているときの顔は子どもみたいに無邪気で…。優しく温かな気持ちになれる。
Posted by ブクログ
洋食屋オリオンを訪れる人々の短編集。挫折したり、苦しい日常があったりだが、みんなオリオンでの出会いをきっかけに、前を見て進んでいく。良い話ばかりだった。
Posted by ブクログ
お初の作家さん。
表示の美味しそうな料理と猫につい釣られて購入。
強く印象に残るような話ではないけど、じんわりとほんわかした気持ちが心に残るお話でした。
料理の描写は少なめだったけどどれも美味しそう✨
後半3つの話が好き。
何かにつけグルグル迷いまくってる私には、「1秒も1ミリも自分の選択や幸福を疑わない人生なんてあり得ない」「時々疑うのも、自分を見直すいいタイミングだと思えば良い」って弥夜子のセリフが印象的。
反面、将来の夢はお嫁さん♡とか専業主婦で育児やランチに理解のある旦那がいて恵まれてるのにこのままでいいのかとか言い出す由紀には少なからずイラっとしたけど、満たされてるはずなのにある日ふとこのままでいいのかな…って謎の不安に襲われることは誰でもあるよね……とちょっとだけ共感。
Posted by ブクログ
洋食屋オリオンのお客さんやスタッフにまつわる短編集。
ほっこり系の話だろうと肩の力を抜いて読んでいたら、1話目から号泣してしまった…。
4話目も泣いた。
自分のことを、特別『いい親』とは思ってないけれど、幼い子どもが不遇の目に合うのは辛くて泣けてしまう。
2人とも幸せに成長できて良かった。
Posted by ブクログ
連作短篇集5篇+2
ほっこり温かい気持ちになるレストランオリオン。
第一話の20歳で幼い姪を引き取って育てた叔父さんがとても素敵。どの物語も最後は幸せになって良かった。
Posted by ブクログ
全てが優しい話が詰まった1冊。
叔父さんと姪ちゃんとの繋がりのオムライス、頑張っているホステスさんが自分に還れるカルボナーラ、生き方に悩む主婦と高校時代の友人との友情の煮込みハンバーグ、辛い子供時代の一時を支え合った再会のサラダ、おばあちゃんのバトンを繋ぐ孫と愛猫ネロの話。
どれも優しくて美味しそうでした。
カバーの絵も美味しそうで可愛い!
Posted by ブクログ
洋食屋オリオンのお話。
トマトソースオムライス、カルボナーラ、煮込みハンバーグなどおいしそうなお料理を引き立てるほっこりとしたお話が短編で綴られていて良かった。ただ、短編同士の話のつながりを感じられなかったので、評価4にした。
Posted by ブクログ
素朴で万人に親しまれる美味しい洋食が食べられる洋食屋オリオン。お腹が空く美味しそうな表現の数々に洋食屋に行きたくなること必至。大学合格を機に育ての親の叔父の元を去る女子高生の話がとても良かった。幼い少女だった姪っ子はもちろん、若干二十歳の青年も幼い姪の存在を拠り所にして支え合って生きてきたことがわかり、思わず涙腺を刺激された。その他はほんわかした雰囲気を壊さないためかご都合主義的展開が多かったが、鼻につく程ではない。看板猫ネロの存在はフィクションだからと許せはするが、鳴き声がやたらとセリフ起こしされている点が気にかかる。
Posted by ブクログ
2026 04/26
思い出と共にある食事、普通の日も特別な日も行きたくなるお店。
ある少女の「美味しいものは、幸せでできてるんだ」のセリフが素敵だと思った。美味しいものは元気をくれる。
よく『何を食べるかではなく誰と食べるかだ』と聞くけれど、本当にそう。好きな人と一緒に食べる食事は美味しい。共に過ごすその時間もご馳走だから。
食事が出てくる話としては、よくあるありふれた内容だったけれど、心温まるので、疲れた日々をリセットするのにちょうど良い感じ。
Posted by ブクログ
1話
〈世界で一番のトマトソースオムライス〉
読みやすくて定番といえば定番の家族の物語なんだけど、涙腺を的確に刺激され涙ボロボロ。
家族って確実に縛られて不自由な思いをすることも、迷惑をかけられることもあるけど、それ以上に“生きる力”をくれる。
娘を持つシングルマザーである自分にも思い当たる部分が多くて、短い話なのだけど泣けた〜
2話
〈わたしとカリカリパンチェッタのカルボナーラ〉
知らない間にプライドとか期待とか色々背負っちゃって自分がわからなくなることあるよなぁ
でも美味しいものをただ美味しいと味わうとき、確かに素の自分に戻れるような気がする
だから美味しいものへの人々の興味は減ることがないのかな
「どうあるべきか、ではなく、どうありたいか」その答えがハッキリとはわからなくても、ちゃんと考えていたいと思った。
3話
〈過ぎた日の煮込みハンバーグ〉
心がすり減るマウント合戦…
叶えた夢であっても、現実は夢見てた理想とは違うもんだよね。
美味しいものをどんなときに食べたいか、シンプルな問いかけだけど芯をついていて、自分にとって大事なものを改めて思い知った。
迷うのだって悪くない。
そのたびに自分にとって大事なものに改めて気づけるなら、何回だって迷って、そのたびにより大事にすると決意したいと思った。
4話
〈きみとベビーリーフのシーザーサラダ〉
少し切ない小さな恋と感謝の気持ちのお話。
家庭環境に問題のある女の子が主人公で、さらっと描かれてはいるけれど、子供が辛い状況にいるお話はしんどかった。
物語で繋がるという展開は素敵だと思ったけど、少し内容が薄く感じた。
5話
〈三つ星のレシピとぼくらの話〉
可愛い視点で描かれるお店の様子。
洋食屋オリオンの創業者であるおばあちゃんが込めたテーマ『誰も淋しくならないお店』が、これまでのお話に通じていてとても良いなと思った。
Posted by ブクログ
晴ヶ丘の高台にあるレストラン「洋食屋オリオン」。おいしくって懐かしいメニューの数々は、地域の人々に親しまれ愛されてる。
登場人物が抱えるものはどこかほろ苦いけど、オリオンの料理とそれらを味わった記憶が優しく背中を押してくれる優しい物語。
トロトロトマトソースのオムライス、カリカリパンツェッタのカルボナーラ、熱々とろける煮込みハンバーグ、農園のベビーリーフシーザーサラダと飯テロすぎる。
Posted by ブクログ
街の洋食屋さんオリオン数十年前間あずきさんが一人で切り盛りしていた店を孫娘のくるみが継いで続けている味もおもてなしも抜群のお店。
短編集だがどのお話もお帰りなさいと言ってくれるような温かい料理とエピソードでほっこりできる。1話目のオムライスが美味しそすぎた。
Posted by ブクログ
両親を亡くした女の子と叔父さんのお互いに
心から思えるようになったからこそ大事な
絆がわかる話やキャバ嬢でお店のナンバーワン
を目標にしてきた女性が素の自分に戻り
未来を改めて考える話、思い描いた夢を
実現したもののこれが正解なのか思い悩む
主婦にかつての友達に会って今の自分を
自分で認めることに気づかされる話。
従業員の過去やオリオンで働くことになった
馴れ初めなんかも面白かったです。
ほんとに人生色々とあるけど
美味しいものを食べたらほんの少しでも
幸せな気持ちになれることは
間違いないなと思いました。
Posted by ブクログ
知らずにシリーズ2巻目から
読んでしまった1巻。
旅立ち、想い出、ネロとの出会いが
相変わらず美味しそぉなメニューと共に
描かれている。
このお店のイメージとなった
お店が存在すなら行ってみたい。