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Posted by ブクログ 2024年04月08日
短いお話の集まりだったので、どれから読んでも良いとは思ったけど、何となく初めから読んでしまった。
初めの何話かは、読み終えるたび心の奥底が痛んだ。中頃からは「これはオスの発想で記されたモノ」と感じて「なるほど、やはり」と思いながら読み終えた。
読み終えて、心が穏やかな気持ちになった。
多分、長く生き...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月15日
家のこと、実家のこと、
仕事、いろいろあって疲労困憊ですが、この本はセラピー本としてよいです。シートン動物記やイソップ童話や星野道夫などを想起させて、脳をほぐしてくれます。いま人間の住まいに降りてきているクマの気持ちはどうなんだろうと。哲学の入門書としてもよいかも。
素敵なイラストが心を穏やかにしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月25日
大好きなドリアン助川さんの本。色々な種類の動物たちの目線で、哲学的な考えを盛り込んだ21話からなる。とても面白い試みで、作者の意欲を感じた。
ドリアン助川さんが、動物と哲学に夢中になった理由として、本文中に、「子供の頃から、人間社会が苦手だったので、動物たちに語りかけようとした。哲学に惹きつけら...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月09日
動物を題材に哲学を語る。良い試みだと思う。
森で孤独なクマ少年が、どこからか注がれる視線を通じ森との一体感を認識したり、若きキツネのメスが幼い次世代の弟を案じ自己犠牲もいとわず他者との関係の上での自分を認識したり、サル山のボスの存在はその個の力ではなく迎合する大衆があってのことではないかと問い...続きを読む
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