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今夜 ボクは砂漠をさまようだろう もちろん キミを探しに行くんだ 三十六の詩で編まれた小さな物語集
たとえ大きなものになれなくても、社会からずり落ちていても、あなたはすべてを包み込む自然とその循環の中で生きている。
遠い“過去の記憶”を宿し、たくさんの生きものたちと出会い、共に歌い、夢をみて、木々や雲とさえ語り合える。
生と死に向き合いながら物語を紡ぎ、それらを自らの声で語ることを長年ライフワークとしてきた著者。
本書は、この星の多様な仲間たちの言葉や営みにかさねて、著者が胸の奥に秘めた想いを初めて綴った詩集。
犬にまつわる五編も加えた全三十六編を収録。
【目次】
『幸運であるトムとセセリチョウの世界』
土
タヌキ
コスモス
サンショウウオ
オサガメ
シジュウカラ
ウスバカゲロウ
カラス
クジラ
コウモリ
シマリス
オットセイ
ヒキガエル
キタキツネ
シオカラトンボ
藻
アゲハチョウ
イモリ
ホタル
ラクダ
アブラゼミ
ムクドリ
雲
繭
コオロギ
ナマコ
セセリチョウ
ヤブイヌ
ツバキ
ドングリ
ブナ
『犬は犬ではない』
花火
砂の犬
犬は犬ではない
犬ぞり
尻尾のない犬
【著者】
ドリアン助川
作家、詩人、歌手。明治学院大学国際学部教授。
一九六二年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。一九九〇年にロックと詩の朗読を融合させたバンド「叫ぶ詩人の会」を結成。九五年からはラジオ番組のパーソナリティーを務めた。
一九九八年、長野パラリンピックの大会歌「旅立ちの時」を作詞。一九九九年にバンド活動を休止、三年間ニューヨークに滞在。
帰国後、本格的に作家活動に入り、映画化もされた『あん』など、数多くの作品を世に送り出してきた。現在も、作家活動と並行して朗読や歌による表現活動を続けている。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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