三宅香帆の作品一覧
「三宅香帆」の「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」「「夫婦」不在社会」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
他人の言葉によって自分の思考が作られてしまうという主張が本当にそうだと思った。
→自分もSNSを眺めてる時に見たセリフを読んでいくたびにその思考になっていくことがよくあった。薄々気づいていたけど「自分の思考が他人によって作られてしまう」と言葉で言われるとこれではダメだと思った。
言葉がナイフとなって相手を傷つけるという言い方が一般的にはあるけど、傷つくだけじゃなくて、『跡がついて思考として残っていく』見方もあるんだと新しい発見だった(コナンのセリフと似た単語だけど少し違う!!)→両者ともほぼ同じ主張だけど、ナイフという言葉チョイスがコナンオタクの自分には刺さる、、
発信相手を考えて、自分と相手の情報格差を埋めるっていうのが仕事などのプレゼンと一緒だなと。この前読んだ本と同じ!
この本は推しについて発信することについての内容だけど、ロジカルプレゼンテーションと通じるものが多くて納得感増した。これまで読んだ本と似た内容があるとなんか嬉しくなる。
自分の好きなもの=推し の言語化をすることで自分の性格や好みなどを深掘ることができる。この本は自己分析の方法としても効果もありそう
大切なのは自分のことを知る!!
推しを語りながら自分を語る!
クリシェ(やばいやおもしろいなどのありきたりな言葉)は自分だけの言葉を奪うと言う主張。よく自分も使ってしまうからギクッとした
Posted by ブクログ
「昭和の男らしさ(男は黙って、信念を曲げずに、頑固なまでに固執する)は、現在では発達障害的だとされる。」衝撃的な引用だったが、「相手の気持ちが汲めず、状況が読めず、自分の世界に閉じこもっている。」と見られて何も弁明しなければ、そう受け止められても仕方ないだろう。黙ってやり過ごすことは今は通用しない。本書は夫婦という繋がりにスポットを当てて論じられている。私は、夫婦間の縦軸と横軸について著者と整理が違うように思う。夫婦間そのものの関係性を横軸とし、夫婦の家族や家のことなどを縦軸とすべきと思う。横軸は、夫婦の関係を最悪離婚という方法で解消できる。しかし、夫婦の縦の繋がりは、特に子どもとの関係を考えればわかるように、離婚で完全には解消できない。縦軸を夫婦で話し合わないと根本的に解決しない。そこに夫が参加していないことが問題なのだと思う。
Posted by ブクログ
印象に残った点
・坂の上の雲も竜馬がゆくも、あんなに長いのに通勤電車で読んでいられたのは、ノスタルジーこそ最も疲れた人間を癒すことを彼らは知っていたからだ。140
・「若者の読書離れ」も本を読んでいたエリート層の優越感の確認159
★ノイズの除去を促す自己啓発書に対し、文芸書や人文書といった社会や感情について語る書籍は、人々にノイズを提示する。182 読書して得る知識にはノイズー偶然性が含まれる。教養と呼ばれる古典的な知識や、小説のようなフィクションには、読者が予想していなかった展開や知識が登場する。文脈や説明のなかで、読者が予期しなかった偶然出会う情報を、私たちは知識という。205
★★本が読めない状況とは、新しい文脈をつくる余裕がない。仕事以外の文脈を取り入れる余裕がなくなる234
・燃え尽き症候群は、かっこいいですか?248
★★トータル・ワーク社会に生きていること、そしてだからこそ本を読む気力が奪われてしまうことを、私たしはまず自覚すべき。自己実現を仕事に求めると、構造的に終わりがなくなる。過剰な自己搾取は、メンタルヘルスを壊す254-256
・半身社会は、旧来の全体社会よりも、複雑で面倒265
・今まで読まなかったジャンルに手を出す269