三宅香帆のレビュー一覧

  • 考察する若者たち

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    最近のSNSによくあるアリゴリズムについて、詳しく書かれていて納得しました。若者たちが、報われたいと強く思うこと、努力が怖い、努力が報われないことが怖い。そうやって思うから、考察のように正解があるものにしがみつきたくなる気持ちも、共感できました。
    三宅さんの著書では、漫画やアニメなどを例として紹介することが多く、興味があるものの幅が広がって好きです。
    今回も読みたくなる漫画を幾多か見つけました!今度読んでみたいです!

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    2026年03月13日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    今のところ推し活と言えるほどのことはしていないし、ハマってるもの…と言われると悩んでしまうくらいけど、この本は読んでよかった!
    映像作品や書籍など、結構人の感想を見てから見てしまったりが多く、そうするとこの人が言ってた通りこうだった〜と感想が固まりがちになっていたことに気付けた。
    まっさらな状態で見て、自分の感想をきちんと言語化してないことがなんとなくハマりきれない、引いて見てしまうことの一因なのかも。
    そう言う、推し活、推し語りという観点だけじゃなくてエンタメを楽しむための方法論として一読の価値あり!

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    2026年03月13日
  • 考察する若者たち

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    批評とは作者も思いつかなかったような解釈を見つけ出すこと。最近はこういう読み方ではなく、作者が意図した仕掛けを考察して正解を見つけ出すことに面白さを感じているにだという。この背景にあるのは、努力したことは報われたい。報われない努力には意味がないし、そういう失敗は怖いのだという。勉強でも仕事でもエンタメでさえ、努力が報われなかったらそれは意味がないことだという。ここまで読んできて、これが今の若者を観察して導き出した社会論だということがわかった。「界隈」というシニアには聞き慣れない言葉も、そこで展開されるキャラという縛りも、実感として感じられない私には、先に読んだ『世界99』をほんの浅いレベルでし

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    2026年03月12日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    予想以上に面白かった!明治時代から遡っていったので、驚いた。ここまで近現代の日本と読書史について深く書かれた本は、初めてではないだろうか。
    映画「花束みたいな恋をした」を例にとって解説していて分かりやすかった。
    最後の結論は少し具体性に欠け弱い気もしたが、それでも各時代のベストセラーから社会背景や時代の変化を読み解いていくのが、非常に興味深かった。
    労働についての言及が鋭く、今の時代が抱える課題を指摘しており共感しかない。本への愛情も随所に感じられる。

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    2026年03月12日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    言語化することは、自分のことを深く理解することに通じる。好きなことも、苦手なことも。

    SNSには、自分より上手な言葉を投稿してバズるようなコメントを見ることもあるだろう。

    しかし、それは自分の思い、注目ポイントと完全には一致しない。独自の価値観を考えることは、自分の思いを知ることになる。

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    2026年03月11日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    よく何かに感情を動かされた時、短い単語しか出てこなかったが、この本を読んでもう少し長い単語文章で表現することができそうだと感じた。
    自分で捻り出した自分の好きに対する言語化は、自己理解に繋がることをこの本が気づかせてくれた。

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    2026年03月11日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    読書のあり方は、時代とともに変化していて、現代はノイズになっているという説明が印象的だった。
    半身で生活するのが大事。

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    2026年03月11日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    言語化するプロセスを丁寧に言語化、説明してもらっていてとてもありがたい。そのプロセスもとても納得ができる。

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    2026年03月10日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    「文体ってよく本の感想でよく聞くけどどういうことだろう」と思い、気になっていたため観了。今まで文体を意識していなかった理由は、おそらく、情報を得て=著者との対話を通じて自身の価値観を深めたり変えたりする方が好きだからだ。つまり、文の形に目を向けていなかったのだ。最近『映画分析入門』でカメラワークや構成への知識欲が湧いているが、文体へも注視してみたい。また、こういう感想やnoteの文章で活かしたい。

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    2026年03月10日
  • 考察する若者たち

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     三宅香帆、得意分野中の得意分野みたいな本。三宅香帆の得意分野とは、他の著作から分かる通り、抽象的な概念の分析と言語化だと私は考えている。世間でなんとなく漂う空気感であったりを、何故そのような空気感が漂うのか。分析し、言語化することで我々読者も納得する論理とする。非常にロジカルな論者である。尚且つ、文章に込められる熱意が強い。本作でも、その特徴が色濃く出ていた。

     考察する若者とは何か。若者サイドから見ても納得のいく定義であった。映画を倍速で観る若者たちにも通じるとところがあると考える。結局のところ、誰しも今をしっかりと生きていると胸を張りたいのだと思う。映画を倍速で観る人たちはコスパを気に

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    2026年03月09日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    言わずと知れた超有名新書、やっと読めました。
    最近は物語系を読むことが多く、久しぶりの新書でしたがすごく面白くて楽しんで読めました。読書史、興味深かった…。
    書店に行きたくなるし本が読みたくなる本でした!
    三宅香帆さんの雑誌連載やSNSを見ていてすっかりファンなので、他の著作も読もうとスタンバイしております。

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    2026年03月08日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    「好き」を言語化する技術 - 三宅香帆


    これは「推し」の魅力を伝えるための技術の話。

    この本によって今、私は「推し」の魅力を伝えなければならない、という使命感と、今なら伝えられるかもしれない、という高揚感に駆られている。

    なぜかって、私には正真正銘「推し」という存在がいる。最近の言葉にあやかって使っているので、「推し」という言葉を使い慣れていないことは、どうか多めにみて欲しい。

    「推し」とは簡単に言うと好きな人、夢中になれるもの。アーティスト、アニメ、スポーツ、本、映画なんだって良い。
    私にとっては、小学生の頃からあった存在だった。不定期に様々なジャンルの音楽アーティストを好きになっ

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    2026年03月08日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    労働と読書の旅路を、明治から2023年12月までの歴史にて、示された本。

    本とは、歴史やその人の価値観がノイズとして反映された知識である。

    現代社会における、インターネット情報や、自己啓発書には、ノイズが省かれた自分に必要な情報しか基本得ることごできない。

    SNSにて情報の溢れる社会にて、労働者不足を残業にて補う社会「全身全霊で生きる」に対してのアンサーは「半身で生きる」。

    全身全霊に一つのことに費やせるのは、周りの人がサポートしてくれるからや、自分自身にたまたま余裕があるからに他ならず、一時的には可能である。
    しかし、これが持続的になると鬱になる。

    半身で生きることは、複数の自分

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    2026年03月08日
  • 考察する若者たち

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    様々な作品を基にして現代の若者の思考や価値観を考察していく内容。
    創作物は往々にして現実世界を反映して物語を作っており、それによって物語を見る人は登場人物に共感できる。その点では物語を考察することは現実を読み解くピースになるとは思うけど明らかに多用しすぎでは?とも思う。物語を考察して、これこそが現実を反映しているのだ!と断定するほどフィクションを信頼しきってもいいんだっけ?とはなる。

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    2026年03月05日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    なるほど〜という方法ばかり!とてもおもしろかった。読ませる文章にはリズムがあることくらいしか知らなかったけれど、改めてこうやって分析されたものを見ていると本当にそうで、他にもいろんな技を見られた気がした。なかなか習得は難しいと思うけど、一朝一夕で身につくものではないので、よく読んでよく書く練習をするべきなんだろうな。

    ・綿谷りさ、語尾をぶった斬る▶︎いらない語尾は切って仕舞えば良い。印象深い体言止めの数々。
    ・北原白秋、二つのものを並べて始める
    ・しいたけ、最初に意味不明な言葉を放り込む
    ・江戸小噺、あえて皆まで言わない
    ・高田明、あるあるから話し始める
    ・さくらももこと古畑任三郎、結末を先

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    2026年03月05日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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     な、なんと2万を超えるユーザーがこの書籍に触れている!う、売れすぎではないか!
     これは出版界のアイドルや!30代にして、アイドルになることが可能とは!

     冗談はさておき、この書物は新自由主義にカウンターを打ちこむ軽妙かつ斬新な右ストレートである。特に176ページあたりから、三宅姉さんの言いたいことが炸裂し始める。
     主張の中身は違えど、斎藤幸平『人新世の「資本論」』が訴える新しい社会の提案と方向性を同じくしている。
     私たちには社会を変える発想と認識を持ち、行動を考え直す機会が与えられている。

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    2026年03月04日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    ネタバレ

    もっと理論みたいなことが書かれているのかと思ったけど、予想以上に具体的な方法が提示されていて実践しやすい。

    感動とは、言葉にならない感情のことで、「やばい」しか出てこないのも当たり前。昔は「あはれなり」でプラスもマイナスも表現していた。

    言語化できない自分をこれまでは否定的に捉えていたけど、そんな風に感じなくていいのかも。

    自分が好きだと思ったところを細分化すること。
    自分がうまく言語化できないことで、すぐに周りの感想を見てしまっていたけど、これからはまず自分がどこを好きだと思ったのか、丁寧に見ていこうと思う。

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    2026年03月02日
  • 考察する若者たち

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    分かりやすい、面白い。自分は若者であり平成との間を生きているなと実感。
    個々人は繊細な今を生きていると思うが、世の中の猛烈な「流れ」が簡単に(?)生まれてしまう今、自分の価値基準を自分だけは大切に行きたいと思った。

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    2026年03月02日
  • 考察する若者たち

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    ネタバレ

    自分も含めて何かするときに報われたい気持ちがあるからすぐ正解を探したくなる、批評ではなく考察が流行る、AIに正解を聞く、凄い合点がいった。
    正解=最適化に辿り着けないと怖い、時間が勿体無いというのは非常に現代を生きる自分にとって身にしみて痛感した。そして、これがある意味での生きづらさでもあるのかと少しスッキリした。
    著者の三宅さんが語る批評の良さである色々な人が色々な感想を持っているのを見て、世界の見え方が人によって違うことを感じる所業は、ある意味ではそれを最適化を求める人たちによって批判されることが怖いので、正解を探しに行ってしまうことにつながり、批評文化より考察文化が台頭していくのではない

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    2026年03月01日
  • 30日de源氏物語

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    面白かったー!!!「あさきゆめみし」を高校生の時に読んでいたものの、大人になってからやっぱり源氏物語を分かっておきたいと思って読んでみた。
    ざっくりとした説明でありつつ、時代背景については丁寧で読者にすごく親身になってくれる書きぶり。読んでてたのしい!30日でというのがまた簡潔になっているゆえかもしれない。楽しい!この人の別の作品も読もうかな?!となるくらい私にぴったりだった

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    2026年02月28日