三宅香帆のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
非常に読みやすい文章で、内容も面白く、ぐっと引き込まれました。気づいたら読み終わっていました。
本書での三宅さんの意見には「確かにな〜」と思わされる部分が多く、どのように日々の経験・知見を積み重ねていけば、三宅さんみたいに多角的な視点から物事を思考できるようになるのかなと思いました。私も読書を通して、そういう力を身につけていきたいものです。
また、本書を通じて日々の自分を振り返り、自分も結構"正解"を求めがちかも…とドキッととしました。いわゆる"正解"に縋る生き方は確かに楽だけど、人生の豊かさを考えるなら、周囲に流されず自分軸を持つことや、多様性を受け入 -
Posted by ブクログ
2025/12/28
三宅香帆さんの本はずっと読んでいて、今回もようやく読むことができました。
インターネットやSNSとの我々の関わり方の変遷から、批評の文化から考察の文化へとコンテンツの中身が変わってきていること、その要因や、今後の我々の関わり方などを世代論なども交えながら分かりやすく解説してくれています。
自分自身がこれまで取っていた行動や見てきたもの(SNSとか動画とか)についてもズバリで言い当てている節もあり、「確かにあるある」と共感できることも多かったです。
最終的に著者が言いたいことは、今、沢山あるコンテンツに我々がどのように触れるのか、どのようにして触れるきっかけができるのかと言 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画を観た後や、本を読んだ後に実際私も自分が感じた感想で合っているのか不安になってほかの人の感想を検索したり、作者が伝えたい事は何かと考察動画を見ていたのですが、やはりそこには「正解でなければいけない」、「他の人と同じでなければいけないのではないか」と感じてしまうところからきているし、本書でも触れられている、「世界99」の空子のように周囲に合わせてキャラを最適化させていた方が衝突が少なく、楽に生きられるのではないかという考えから自分の考えではなく正解をもとめてしまう。
ただそれは本当の「自分らしさ」ではない。
本書は自分が好きなこと、知りたい事、感じたことはたとえそれが間違いでもほかの人と違っ -
Posted by ブクログ
本書で言う「本を読む」とは、文字通り読書という意味でもあるが、それを含め、読者自身それぞれが生活に必要不可欠な文化のことである。
私はガッツリ読書が趣味なので、なおさらタイトルに惹かれた。ホント読めないんだよ、本。なんでだ、という思いで手に取った。
働いている(働きすぎな)ことで、そもそも物理的に時間がなくて「読めない。」
仕事に全身全霊で取り組むことで、こころに余裕がなくなり、働く私が求めている情報(仕事に役立つスキルだったり)じゃない情報を受け入れられなくて、そんな情報が集まっている本は「読めない。」
タイトルの言葉には、概ねこのような意味があると理解した。
あと、個人的に最近感じている -
Posted by ブクログ
「好き」という気持ちを伝えたいけど、うまく言葉が出てこない。
その理由と、伝わる為の方法が書かれた一冊。
SNSを通してどこかの誰かの言葉に日々触れてる内に、「自分だけの」感想や心の動きは消えてしまう事がある。
例え「そうそう!同じ」であったとしても、自分のオリジナルの言葉で発して残す事は、後々その好きが消えてしまったとしても、自分自身がどんな事や物、人を好きになるタイプなのかを知る事にもつながるという所が印象に残りました。
伝え方、書き方のコツも参考になったけど、相手の状態(これから自分が話す事にどれだけ関心があるか。知っているのか)を知って、それによって話し方、内容を変えるというのは、 -
Posted by ブクログ
最近、会社の離職率が高まり、若者は何を考えているのか知りたいと思い読みました。
内容は、マンガや小説を参考例として令和の流行の要因をわかりやすく説明されています。
出てくるマンガや小説は知らないもがあっても最後まで読み切れるくらいの触りですのでご安心ください。
ChatGPTが出てきてから、世界は変わったと言われ、身近にもチャッピーと口にするようになってきました。
使っている人に聞くと、相談相手になってもらっているや投資の資料探しに使っているなど様々です。
ChatGPTを使い答えを出すことは、アルゴリズムが答えを出してくれるので最適解が得られます。
仕事では、それでも良いかと思います -
Posted by ブクログ
感想を発信した事がない私が、初めてこの場で感想を記す程、衝動的な本と出会えた。
私はこれまで読んだ本や観た映画、TV、舞台の感想をSNSやレビューサイトなどで述べる事は無かった。しかし、振り返ってみると『面白かった』『楽しかった』『つまらなかった』などという感情しか思い出せない、何が良くて何が悪かったのかを具体的に言葉にできず嫌悪感に陥る事が多々あった。
そんな中、書店でこの本と目が合い購入に至るわけだが、早速読み進めてみると、自分と似たような人が世の中には大勢いる事、そして言語化をするコツが寄り添うように書いてあった。
いくつものコツが自分にも実践できそうだと思う中で最も印象に残ったもの -
Posted by ブクログ
新書界の新星とも言える文藝評論家・三宅香帆。彼女の真骨頂はインプットした情報を言語化し、構造化する事だ。著書「働きながら本を読む方法」では、時間を確保できない現代社会で、本を読み、インプットする方法を構造化した。著書「好きを言語化する技術」でインプットしたものを言語化し、発信する方法を構造化した。本作では、ここまでで得た技術を使って、どうすれば面白く話す事ができるのか?の構造を学べる。そんな三宅香帆・ハウトゥー本集大成みたいな著書。
私はオタクである。自分の好きを語る機会は、まだない。だから、本書を手に取った。話が面白いというのは、それだけで相手に「ちょっとくらい話聞いてもいいかもなー」と -
Posted by ブクログ
■ この本のテーマ・キーワード
言語力、話し方、コミュニケーション
■ 心に残った一文・言葉
クリシェは、あなたの言葉を奪う敵だと思ってください。 よく見る、それらしい言葉。その言葉を使うだけで、なんだか文章自体が、それっぽくなる。感想っぽくなる。だから、つい使ってしまう。
■ 特に印象に残ったことや小さな変化
まさしく私自身言語化が苦手で、いつもいつもクリシェを使っていた。聞きなじみのある言葉が使いやすく、脳みそのすぐ手前にあるから。
でもこの本を読んでから、「本当に自分が言いたいことは何か?」と深く考えるようになった!
■ 感想や読書メモ
伝えたい内容を絞ることとゴールを設定すること