三宅香帆のレビュー一覧
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本日、朝から地元の酒造の蔵開きに
小一時間歩いて参戦してきました。
オープン30分以上前に着いたのですが、
すっごい行列!!
その列に並びながら再読した本書。
2月とは思えない小春日和の福岡。
読書がはかどりました。
「若者は努力が報われるという”安心”を
得たいのかもしれない」
そんな仮説から、
一見似ているけど変容している
社会的な事象を対比しながら批評されています。
「批評から考察へ」
「ループものから転生ものへ」
「やりがいから成長へ」
「ヒエラルキーから界隈へ」の4章が、
私は面白かったです。
言われてみれば
「なぜはた」とか「映画を早送りで」とか
「ファスト教養」とかも、
「 -
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「批評」から「考察」へと変化していった若者たち。
なぜこれほどまでに「考察」という文化が広がったのかについて、著者の見解が書かれた本著。
面白かった。
正解を言い当てることは面白いことであり、自らの「考察」という努力が報われるのだから嬉しい。若者はここに「考察」の魅力を感じている。
「批評」は正解がなく自らの努力が報われない。
「考察」は正解があり自らの努力が報われる。
感想や感情なんて意味がない。個人の個性なんかより、自らがどの界隈にカテゴライズされたかの方が大事。そんな世の中へと変化していっているからこそ流行しているMBTI診断についても著者は取り上げている。人間の性格をタイプ分けし、 -
Posted by ブクログ
タイトルと帯に惹かれて手に取った一冊で、個人的には久しぶりの新書だった。
本書で語られる「報われたい」「正解が欲しい」という感情や、「最適化された自分」であろうとする姿勢、さらには「自分で選んでいるつもりで、実は選ばされている」という感覚は、若者論として提示されているが、決して若者だけの問題ではないと感じた。
むしろ、年齢を重ねる中で、無意識のうちに「無難な正解」を選び続けてきた自分自身の姿が浮かび上がり、読んでいて何度も頷く場面があった。
「最適化するあなたに意味があるのではない。あなたの固有性のほうがずっと意味がある。」という一文は、本書の核心を端的に表しているように思う。
成果や -
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オーディオブックにて。
時代の流れから本を読めなくなる人の納得のいく理由が裏付けられていた。
本を読む際にノイズが必ずあり、現代の人々はすぐ答えを求める。その背景にはTikTokなどのショート動画が流行し、短時間で得られる情報量が多いから。
またチャッピーも含めすぐ答えが得られる媒体も登場した。
しかしながら読書は自分が得たい情報以外も入力され、なにせ時間がかかる。
タイパは悪い。
このタイトルの答えもこの本では過去の時代から遡り考察しているためすぐには得られない。
しかし読書はそれがイイ。
現代社会ではすぐに得られる答えが多いため、
時間をかけて答えを探すことの大切さもあるのでは。
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労働と読書の変遷から、「全身全霊」で労働にコミットメントする現代の働き方に疑問を呈し、「半身(=働きながら本を読める)」で働ける社会の実現を訴えていた。
現代において働きながら本を読めなくなった原因は、ネットやSNSでの情報取得が主流になった、あるいは労働時間が長いといったことだけではない。読書で得る知識は情報にはない「ノイズ(=他者や歴史や社会の文脈)」が含まれており、情報社会に生きる社会人にとってノイズは必要のないものと見なされていることも大きく影響している。
自分が社会人になり、自分のスキル向上やキャリア形成に関係のないものをノイズとして見なし、無意味に読書を遠ざけていたことに気づ -
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読みやすい
具体例が示されている
難しい言葉が書かれていない
日常の生活との共通点が多い
自分がなんとなく思っていることを言語化してくれている
言語化力とは才能ではなく、鍛えるものであるということを気づかせてくれる
日々の意識だけではなく日々の努力で鍛えるものであると教えてくれる
日々の意識:言葉に気をつける。やばいと言った言葉を使わない。浅い感想にならないように気をつける→気をつけるだけでそれ以上何も出てこなくなってしまう。それ以上の言葉が出てくるように日々の思考を一歩先まで回しておくことで言葉が出てくるようになる。
日々思考を回すとは?考えるように意識するのではなくどう考えるのかという -
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思春期の学校で感じていた、推しの話でひっきりなしだった時に周りに感じていた疑問が解消された気がする。
〜のreactionとか海外の人たちがこぞってあげているのもどうなのかも。
自分の考えをどこかで確かめたい、正解が欲しい、という気持ちを、AIとの会話や考察動画を見ることで満たされると考えられていて、まぁまぁ納得した。
私は三宅さんほど考えが回らないけれど、世の中そうなっているんだと実感した。現に自分もAIが生活に入り込んでいるし、映画やアニメの考察動画を見て、自分の答えが、どこが間違っているのか合っているのかを確かめたい欲があったからだ。(〜のあのシーンはこう言う意味があった、こう言う -
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考察はすごく好きでよく考察動画をジャンル問わずに見てしまうのだが、決して正解を求めたことはないな、と最初に感じた。他人の意見や見解を見るのが興味深いと思う程度で作者が正解不正解を出してくるのは二の次だよな…なんて考えていた。
しかし、本書を読んでいる期間中に好きなアニメの劇場版総集編があり映画館に見に行ったのだが、パンフレットの監督インタビューにて、自分の感じたことと同じことを監督も述べていて「だよね!!よっしゃ!!」と思ってしまった。無意識のうちに正解を探していたようで頭の中で感じていた自分の作品の味わい方と、実際の思考にギャップがあると感じれたことが驚きだ。
レコメンドされる動画に影響され