三宅香帆のレビュー一覧

  • 「夫婦」不在社会

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    相手も自分も傷つけたあとにやっと関係を新しく構築できるのがパートナーというものであるとするならば、大きい傷つけ合い(いわゆる喧嘩)は、二人の関係性を大きく変えていける物語のひとつであり、本で言うところの第⚪︎章みたいなものなんだろうか。公と私を半身で、かつ、やり過ごすことで、夫婦のディスコミュニケーションを防ぎ、横のつながりを構築できるのかもしれない。公と私、このどちらにおいても「組織」としての役割が必要である。また、「私」においては、互いが共同経営者として対話を続けていくことが大切なのだろう。

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    2026年07月18日
  • 考察する若者たち

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    ネタバレ

    何故こんなにも考察が流行ってるのかがわかるかな?と思って軽い気持ちで読み始めました。
    そしたら自分の思った以上に面白かった。
    報われたいという気持ち。
    正解が欲しいという気持ち。
    それらが根幹にあるというのは新しい視点でした。
    でも思い返すとなるほどなぁということばかりです。
    途中色々な話に派生して行ってちょっとついていくのが大変ですが終章はいつもの三宅さん節のようなものが炸裂で是非若者にこそ読んで欲しいなあと思いました。もちろん自分にも響きました。
    自分もどちらかというと批評推進派だと思っているので、AIにお勧めされたものは参考程度にしていて、本や映画を見た時の感情もまずは自分なりに言葉にし

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    2026年07月16日
  • 考察する若者たち

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    「批評から考察へ」ーなるほどーと腿を打ちすぎて痛くなるくらい面白かった!そして三宅さん、もう若くない人に向けてあとがきを書いてくれてありがとうございます。「じゃあどうすればやりたいことが見つかるのか」と子供に聞かれた時に備えてメモしました笑。

    思うに若くはない同世代にも「最適解」迎合人口はそれなりにいて、それが依拠していたのはプラットフォーム/アルゴリズムではなく「口コミ」「楽天ファッションランキング」「トリップアドバイザートップ3」等だったかもしれない。アルゴリズムほどには勝手に回答を示してくれず、自分から探しにいく必要があり、それは「唯一の解」であってそれぞれの最適解ではなかったというこ

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    2026年07月18日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    オレは、面白い人ではないのかもしれない。

    そう思わされるところがいい感じでした。本の話をしていて深まらない、相手にコミットしていないと感じるときって、こう言うことだなぁと。

    三宅香帆さんは視点がいいですね。多角的に見る事を目的に読んでいるんだなぁと感じました。

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    2026年07月12日
  • ニュー日本文学史

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     高校の授業ではあんなに苦手だった古典文学。テストや受験から解放された状態で、現代語訳された文章をいざ読んでみると、こんなにも面白かったのかと感じられた。
     著者による「この作品って今でいう◯◯みたいなものだよね」といった感じの例えを入れ混ぜながら、現代の私たちでも各作品・作者に対する理解がしやすい解説は、気を張らずにすいすいと読める。作品のラインナップにも独自性があるらしく、まさに「ニュー」な日本文学史の入門書である。

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    2026年07月11日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    ネタバレ

    自分の言葉と他人の言葉をしっかり分けることで自分の身を守りましょう!(意訳)という言葉、新鮮で驚きましたね…(上手くできないので本著の教えをそのまま書き出す)
    いつも感想やら推しへの気持ちやらを考えるまではいくけど書き出したりしないし、そのまま他人のツイートを見て「たしかにのう!」となってそれがそのまま自分の懐に落ちていた気がします。まずは自分メモ、やっていこうと思います。
    それから、本著を読めば読むほどなんかなんでも良いので推しに関する文を書きたくなったのですが、最後の方にすごい執筆を生業とする方々の金言の幕の内弁当みたいな推し語りが例題として載っていて、結びを読む頃にはやる気を失ったりもし

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    2026年07月11日
  • ニュー日本文学史

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    三宅さんの文学愛がストレートに伝わってくる本。節々に筆の上手さを感じ、こんな文章を書けるようになりたいって思わされました。

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    2026年07月03日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    本紹介の本を読むのは初めて。
    正直、知らない本ばかりで難しいのかなーと思いながら読み始めました。
    思いの外、10冊くらい気になる本があり、中でも恩田陸さんの酩酊混乱紀行「恐怖の報酬」日記は絶対読みたい!と思いました。
    夜のピクニックのイメージしかなかったので、エッセイは新鮮!
    三宅さんって沢山の本を知っているだけでなく、独自の解釈で内容を紹介してくれるのでぶっちゃけ全部面白そうに感じてしまう。
    国語の教科書の解説を見てる気分!

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    2026年07月02日
  • 考察する若者たち

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     若者の考え方や行動なんて正直興味なかった。ところが読んでみると…報われたい?結果が欲しい?報われない努力はしたくない?…それって自分では?いや、現代に生きる老若男女ほぼみんなそうでしょう。でもタイトルが『報われたい現代人』ではセンスがないか。

     さて、三宅さんの土俵に乗ると、僕は歴史界隈とランニング界隈に属している。ランニングではサブ3.5という目標に向けてそれなりに努力している。しんどい思いをするからには報われたいと思う。でも、短期間または簡単に結果は表れない。幸い、GPSウォッチやアプリがコース軌跡、走行距離の蓄積、タイム、PB更新、ランキング、VO2max、仲間の「いいね」など、あ

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    2026年07月02日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    Before
    映画や本の感想を書くときにありきたりな感想しか出てこない.着眼点を知りたい

    Awareness
    いつも他人のレビューを読んでから同じようなそれっぽいことを書いていたので今後は自分の気持ちに正直になる.今後のAI時代にも自分の考えの言語化をして自分を知っておく

    To do
    感じたことを他人のレビューを見る前に自分の言葉で言語化する.具体的に,自分の経験とも紐づけて

    Contents
    【概要・一言】
    SNS時代において、他人の洗練された言葉に流されず、自分自身のオリジナルの感情や感想を大切にし、それを言語化するための実践的な心構えとテクニックが詰まった内容。

    【本の大事なポイ

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    2026年06月28日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    三宅さんのお陰で、本や映画の感想を書くのが楽しみになった。
    また、教養の少ない自分にとって、新たな世界の可能性を拓かせて下さった。
    これから、紹介された本を読むのが楽しみ。
    感謝しています。

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    2026年06月27日
  • 考察する若者たち

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    すぐに答え合わせしようとするのも、ショートカットで答えを見つけるように最適化してしまうのも、原因は全て現代の人々は忙しすぎるからだと思ってる。遠回りして考える時間も、自分の個性を見つけるために時間を割くことすら許してもらえない。
    そんな社会で生きるしかないから、お互いに意見を言い合うことに時間を取られるくらいなら、自分の個性を殺してその場所場所で最適化して溶け込んでる方がマシだし、そこで時間を取られるくらいならもっと寝たい、もっと自分の楽しいことに時間を使いたいって思っちゃう。
    ホント、忙しすぎるんだよ、、

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    2026年06月26日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    元々富裕層向けのものだった本が、庶民に普及するまでの歴史が書かれており、面白かった。
    そこから「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」についての筆者の持論が書かれていたように思う。

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    2026年06月23日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    新書をきちんと読み切ることができたの、食べ物の本以外だとはじめてかもしれない。

    日本人の長時間労働の歴史を、読書というレンズを通して見ていく手法がおもしろい。時代背景も、ベストセラーとあわせて読み解くとこんなに興味深いんだ、と思った。昔ながらの家にインテリアとして文学全集がある みたいなのがずっと謎だったけど、その仕組みも知れたし。(ちなみにうちの実家にはないが...)

    ファスト教養って一瞬楽しいけど幸せになれないんだよなあ。

    「半身で働く」社会って、ほんとうに全員を幸せにするかもしれない。家族や趣味のある人生を送るには必須なんじゃないかな。なにより、好きな本が読めるし。

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    2026年06月21日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    今の自分は幸いなことに本を読むことができる生活を送っているので、この本は自分にはあまり関係のなさそうな本だなと思って本屋で何度も目にしてはスルーしていましたが、あまりに目につくので読んでみたらめちゃくちゃ良い本でした。
    自分が生活していてモヤモヤを感じているけど何にモヤモヤしているかよくわからなかったことがこの本を読んでかなり整理された気がします。
    仕事に限らず全身全霊が美談とされすぎる今の社会は他者への想像が失われてしまう一因になっていると思いましたし、本書で述べられている半身社会の実現のために、自分の生活圏から離れたノイズに簡単に触れられる読書はその一端を担える存在だと感じました。
    これか

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    2026年06月21日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    もう一度本を読みたい。ちゃんと読みたいと、思って手に取ってみた。最高のタイミングだっだ。
    人生にゆとりや余白が無いと、新しいことに力を注ぐことができない。集中して勉強や読書ができない。そんな私の悩みを見事に言語化してくれた一冊。

    活字と向き合い、触れたことのない他者に触れ、自分の世界を広げる。映像ではなく活字によってインプットし、自分の中でイメージを膨らます。
    読書しよう。もっともっと。

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    2026年06月20日
  • 考察する若者たち

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    会社の後輩と接するに当たり、どんな感覚を持っているのか少しでも知りたくて読んだ。
    上司から見れば私もこの一部なのかもしれないと思いつつ、世界を取り巻くSNSとそれによる嗜好の変化が必然とも言えるくらい説得力のある内容だった。

    その事実を淡々と述べつつ、どっちが良い・悪いということではないという三宅さんの思いが痛いほど伝わってきた。私も白黒ハッキリしたがるような人間にはならないように気をつけてよう。

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    2026年06月20日
  • ニュー日本文学史

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    三宅香帆最新刊。
    そういっている間に来月2026年7月に新刊を2冊上梓するとの情報解禁があった。どんなペースで執筆をしているのか、超人ぶりが伺える。

    本作は淡交社とあまり馴染みのない出版社から発売されている。なんでも京都老舗の出版社で茶にまつわるテーマを扱っている雑誌「なごみ」の連載を書籍化したとのこと。京都在住の縁もあるだろうが著者の活動範囲の広さを思い知る。

    古典紹介というと、各作品の特徴や著者紹介という個別具体に焦点を当て深堀する手法も考えられる。
    しかし、本作では「日本文学史を新しく編みなおす」を標榜し、各作品が持つ新しさを共通するテーマとして各作品を分析している。それぞれジャンル

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    2026年06月20日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    私は朝ドラの感想を毎回SNSで投稿している。
    だから本書で言及されていた、他の人の意見に引っ張られないコツには激しく同意したい。ちょっと参考に他の人の投稿を見てから書こうと思うと自分の中で生まれた「感想」が他の人の声と混ざってしまう、危険。
    YouTubeでお話しされている三宅さんの声が聞こえてくるような生き生きとした1冊でした。そして書評って面白いですね。うっかりオースティンの『説得』を読んでみたくなっちゃいました。

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    2026年06月18日
  • 考察する若者たち

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    映画やドラマの考察が流行ってる訳がわかりました
    他人の考察を読むのも面白いしいろんな人の考察読みたくなる
    でも批評もいいよね
    自分と違う意見も読みたい

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    2026年06月16日