三宅香帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ時間があったので書店に立ち寄って本を物色したものの、生成AIだの投資だのに食指が動く気分ではなく、
でも何か買いたくて、新書の棚から手に取った一冊。
労働と読書について、時代の変遷と共に考察されており、とても面白かったです。
以下、印象的だったところ。
・『花束みたいな恋をした』、「読書の意思の有無が、社会的階級によって異なる」ことを描いた物語にも読めてくる(P28)
・夏目漱石『門』、明治時代、「成功」というビジネス雑誌が、一方では大阪の工場の図書室で読まれ、一方では東京の歯医者の待合室で眺められる。一方ではおそらく「それしか読む雑誌がなかった」人間がおり、一方では「そんな雑誌があることさ -
Posted by ブクログ
最近本のちょっとした感想でもなんだかうまく書けないなあ、と思っていたので気になって読んでみました。自分が普段気をつけている点も挙げられていて、ふむふむという感じで読み進めていたのですが、あとがきでちょっと泣きそうになってしまいました(笑)
「自分の言葉をつくること」を大切にすること、は推し語りに限ったことではないと思います。
別になんとも思っていなかったニュース。それなのにどこかのコメント欄で見た言葉がいつの間にか自分の中に入り込んできて、それとは反対の意見に反発心を抱く、ってことあります。大げさかもですが、これを続けていたら自分がなくなってしまうのかも、気をつけなくちゃ、とほかの人の言葉と -
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ネタバレ「読書」の歴史を紐解きながら、なぜ私達が本を読めなくなったのかという答えに行き着く。納得。
最後の章で三宅さんが仰る主張はまさに私もずっと思っていた事で、とにかく長時間労働をなくしたい。
私自身は短時間勤務ではあるけれど、パートナーが長時間労働せざるを得ない状況。
それに家事育児も「働く」に含まれる、と書いてあったことも好印象笑
本を読む余裕がある、つまりノイズも取り入れる余裕がある。そんな社会がいい。
全身全霊で没頭することが良いこととされる風潮も無くしたい。そんな状況になるとドーパミンが出るのか、もっともっと仕事をしたくなるけれど、それって本当に豊かなの?他人のこと考えてなくない?他 -
Posted by ブクログ
報われたいからにコンテンツに触れてる人がいると知って驚き。
プラットフォームの台頭によってなんでも数値化されちゃうから報われたい気持ちは分からんでもないけど、そんなコンテンツ摂取の仕方で楽しいか?と思ってしまった。
悩みの相談先として友だちが占める割合が減っているデータを示しながら異国日記とスキップとローファーで「正解」をくれそうな疑似親が出てくるという考えは非常に納得してしまった。本の中で唯一元ネタ知っている題材だったというのもあるだろうけど。
正解を求めず自分の好きなことを見つける。
それについて自由に感想を書くことは本当に大事だなと思った。
別に報われなくたっていい。自分の好きこそが -