三宅香帆のレビュー一覧
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まなもんと三宅香帆さんの「私たちの源氏物語」というイベントを観たり、この一年飛ばしながらも「光るきみへ」を観てきたので、改めて勉強したくなり読みました。
三宅さんの文章は何がテーマの話でも、本当に読みやすくて、でも易しすぎず、テーマに関して網羅的に解説をしてくれるので非常に効率的に学ばせてもらえてるなと感じます。
源氏物語を30日かけて分析するというテーマが本著は書かれており、難解な源氏物語を丁寧に分析しつつも、きちんと読みどころや有名なシーンをキャッチアップしてくれ、これを読んでから源氏物語に当たってみると取っ付きやすくなると思います。
高校生、文学部の古典勉強にもお勧めしたい作品。
「あさきゆめみし」も読んでみようと思います! -
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ある日書店で角田光代さん現代語訳の源氏物語の文庫を目にし、読んでみたいなぁと思ったものの全8巻とそこそこ長いことにビビり散らかし、内容もなんとなーくフワっと光源氏っていうイケメンが異性交遊無双する物語だよなあ?くらいしか知らなかったので、分かりやすい解説書ないかなーと探したところこちらの書籍にめぐりあいました。
オタク友達とお喋りしているような感覚でスルスルと入ってきてとても分かりやすかったです!
三宅さんが本当に源氏物語が好きなんだなということが文章の端々から伝わってきて、楽しみながら読むことができました(ワードセンスもバチ刺さりしました笑)。
おかげさまで大筋を理解することができたので、満を持して現代語訳も読んでいきたいと思いました! -
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『30日de源氏物語』を読んで、非常に感銘を受けました。この本は、登場人物と話の流れがきれいに整頓されており、非常にわかりやすく書かれています。これにより、源氏物語の複雑な人間関係や物語の進行が非常に理解しやすくなっており、初めて読む人にも親しみやすい内容となっています。
特に、登場人物のところが非常に詳しく整理されていて、それをコピーして手元に置くことで、物語の進行中に迷うことが少なくなりました。このおかげで、源氏物語を一層楽しむことができました。
『30日de源氏物語』を読んだ後、『あさきゆめみし』を読むことにしました。これもまた源氏物語の魅力を再確認できる良い機会となりました。この本は、源氏物語を新たに学びたい人や再度読み直したい人にとって、非常にオススメの一冊です。 -
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三宅さんの著書、初めて拝読しました。
「こういった切り口があるのか!」と発見させて頂きました。
「名場面のここが刺さる」といった内容ですが、つまりは「読み解き方」の本。
同じ小説を読んでも、人によって受けり方、もの事の見かた、は違うもの。
これは三宅さんなりの「切り口」で、その小説から何を感じ取ったか? その情報量や感性の豊かさをインプットすることができます。
真っ先の感想は「自分もこうなりたい!」と憧れを感じました。
本が好きで、自分の愛読書をここまで深く読み解くことができたら幸せですね。
(というか、著者の三宅さんはこれを職業にまで高めてしまったのが尊敬です)
例えば本の帯にあるコメント一つで「読みたい!」と直感する本との出会いがあります。
そんな素敵な出会いのきっかけを作ってくれる三宅さんが唯一無二の印象です。
「三宅香帆さんの本に出合えて良かった!」
これからの活躍が楽しみな予感がする一冊でした。 -
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三宅さんの文体が好きで、同じように書きたいって思って読んだ。
なので、三宅さん自身の文章のテクニックが紹介されると思いきや、全然違った!
「バズるつかみ」とか「バズる組み立て」とかのテーマごとに、作家、タレントなどいろんな人の文章が紹介されて、解説されていた。
読みやすい文章や、つい読んでしまう文章って、ふわっとした感覚でやってるものかと思っていたけど、説明できる技術があるんだ。
どうすれば実践できるかも最後に「まとめ」で書いてくれているので、「やってみたい!」ってなる。
でも、しいたけさんの、「最初に意味不明な言葉を放り込む」とかやりたいのになかなか浮かばない!やっぱり文章書くのが上手な人ってすごいんだなあ。
技術を使わない場合の文章も見せてくれて、「え!なんか普通だ…読みとばすな…」って文章に変わるのも面白かった。
今までは本で、「何が書かれているか」しか興味持てなかったんだけど、「どう書かれているか」が気になるようになったし、
自分も文章を書くのを楽しめるようになった。
「読んだふりしたけどぶっちゃけ〜」の時もそうだったけど、三宅さんの興味にいつも取り込まれるから、すごいな〜って思う。読んでよかった! -
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思い返してみると、タイトルの通りだった。
大学生で無駄に時間があるものの、なんか恋愛も勉強も就活も友達関係もよく分からなくて、グダグダとしていた時期に読んだ村上春樹さんのねじ巻き鳥クロニクル。
社会人になって、石の上にも三年。という言葉を盲信して心身ズタボロで帰宅して、コタツでぬくぬくしながら現実から離れて没頭した東野圭吾さんの小説。
そして30代になってからはもはや心身ともに本を手に取る余裕はない。が、疲れ切った心身に「これでもか!」と食い込んでくるスマホからの情報。
安定や将来を棒に振っただろうが、会社員を辞めたことで、また本を手に取る時間と少しの余裕が生まれたことで、「面白い作品を!」「何か新しい発見のある本を」を渇望するようになって、この著書を読んだ。
きっかけは三宅香帆さんのYouTube動画で辻村深月さんの凍りのくじらをお勧めしていたので、試しに読んでドハマりしてからはもはや三宅香帆さんが勧める本は面白いに違いない…!との思いが生まれてきたので、今回は動画でなく、著書からはお勧め作品やどんなときに読むのが効くか。をポイントに本紹介がされているのが分かりやすいし、ただ面白いって言うからでなく、「今の自分が欲しているかも?」という視点から読みたい本を選べるのも良かった。
個人的には、この著書の頃の文章の方が動画でテンションが上がって生き生きと好きな作品について語っているときの三宅香帆さんに雰囲気が近くて、これはこれで難しい本への苦手意識が高めの私には楽しくて親近感があった。少し昔の作品が高めに紹介されているので、ここ数年や新しい作品が読みたいときには少し気分が違うかな。と。
でも本の括りの中で漫画も紹介しているところも好きだった。特に凍りのくじらをきっかけに、改めて漫画ドラえもんの面白さや気付きがあったので、年齢を重ねてからの漫画もまたいいな。と思ったので、小説だけでなく漫画も併せて楽しんでいきたいと思えた。
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Naotyさんのレビューを拝見して即購入。この手のブックガイドはいつの間にか絶版になるので、買える時に買う。
孤島を舞台としたミステリが全66島。6人の書評家が11島ずつレビュー。内訳は国内51島、海外15島。国内だと古きは江戸川乱歩から新しきは夕木春央まで、およそ一世紀に渡る古今東西の孤島ミステリがラインナップ。
クローズドサークルを活かした本格ミステリ中心だがデスゲームや群像劇も含み、ジャンルは幅広い。書評家6人も錚々たる顔ぶれで、有名どころからマニアックな島まで抜かりない。書評書いてる政宗九さんや大矢博子さんは2000年代初頭(※)、ネット上に数多く存在したWEB書評家の中でも著名な方々で、私も「政宗九の視点」や「なまもの」には大変お世話になっていた。
(※)90年代後半から2000年代初頭はインターネット上にミステリ書評系個人ホームページが雨後春筍していた時代。
私の既読は18島。再読したくなる名作が多い。読み落としていた作品や孤島ものと認識してなかった作品もあり、読みたい島が増えて嬉しい。Naotyさんありがとうございます。
祥伝社の「400円文庫」とかなつかしい!お手頃値段なので当時買い集めたっけなー。本書に紹介されている2冊以外にも秀作が多かった記憶。中でも若竹七海『クール•キャンデー』は秀逸だった。
ブックガイドとして不満なのは、紹介されてる本の索引が無いこととMRC会員に宛てたアンケートがどうでも良いこと。 -
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村上春樹作品を中心に、日本における縦方向(親子)のコミュニケーションと、横方向(夫婦間)コミュニケーションを探る、って感じの本。(合ってるのかな?)
途中村上春樹作品を読んでない私からすると理解が少し難しい部分があった!(村上春樹ちゃんと読んでみたいと思った)
日本の作品で縦方向を取り上げるものはあっても横方向を取り上げるものは少なくて、それは日本においてこれまで夫が不在だった(精神的にも実際も?)みたいな内容だと理解したけど、なんかもう一回読まないと難しいな…
日本では母子の結びつきが強い?相談するときに友達と母親が代表的な相談先だけど母親の割合が近年上昇している?みたいな話もあったと記憶してるけど、
この本の内容について夫と話してるときに、そういやワンピースに母親が出てこないのはなんでかな?と2人でなって、調べたらどうも尾田先生が「冒険の対義語が母親だから」とおっしゃってるらしくちょっと母親としては(何がとは明確に言えないものの)刺さった…
夫の不在…もう少し考えたくなった。