三宅香帆のレビュー一覧
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感想やファンレター指南書かと思っていたので、かなりSNS寄りの内容で驚いた。
頭に内容があまり入ってこなくて私には向いていなかった。Posted by ブクログ -
芥川龍之介というと、『蜘蛛の糸』や『羅生門』など、難しそうで苦手だった。しかし、(芥川龍之介ファンには怒られてしまいそうな表現ではあるが)女の子の気持ちになって自分の弱みを吐き出そうとした作品『女生徒』のような作品もあると知り、興味が湧いた。
また、『ひとめぼれしたときに読む本』で恋愛小説を勧めるの...続きを読むPosted by ブクログ -
作者は本当にたくさんの本を一冊一冊深く読んでいることに感銘した。
私には到底真似できない
だから同じ本を読んでも、受けるイメージにかなり乖離があるように思えるPosted by ブクログ -
変化球の読書案内。
本に対する愛が鬱陶しいまでに(失礼!)伝わってくる道案内本です。
なんとなく、最近の読書傾向がマンネリだなぁという方、
堅苦しい批評本は肌に合わないわという方に
オススメです。
自分だけでは、決して出会わなかったであろう、本たちに巡り会える機会を作ってくれます。
しかし、...続きを読むPosted by ブクログ -
様々な著名な方の文章が紹介され、それをもとに書き方のポイントを教えてくれる。こんなにたくさんの文章を分析し、紹介してくれることが凄いと思う。
ただ、それぞれの書き手には、それぞれの背景や書き方の特徴がある。書き手の性格のようなものなので、それらをすべて自分のものにするのは難しいと感じた。
自分が...続きを読むPosted by ブクログ -
題材設定が秀逸。でも年代の違いもあり、今の自分に置き換えられるシチュエーション少なし。それもあってか、興味を惹かれる本も少なし。なんでこの評価。Posted by ブクログ
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作家本人が意識してコントロールしているのか、それとも無意識にやってるのかはわからないが、どっちであれそれができるから作家なんだろうなあ。
教則本というよりは、著者の「ここのこれやばくない?(ハスハス」みたいなテンションがかわいらしかった。本当に好きなんだろうなあ。Posted by ブクログ -
一般的にいうバズるテクニックのような話ではなく、文章の書き方や表現の仕方で興味を惹く、いわゆる正攻法のバズる文章の書き方を考察している本。
数々の名だたる文章のスペシャリストたちの文章に対する深い分析はなるほどと思うし読んでいても面白かった。
しかし、自分が想像していた方向性と違ったことと、実際にテ...続きを読むPosted by ブクログ -
作者は文章の庶民的なソムリエだと感じた。夏目漱石、江戸小噺、斉藤孝、かっぴー、綿谷りさ。いろんなジャンルや時代を行ったり来たり。さまざまな文章を手に入れ管理して、文章の知識や背景はもちろん何が効果的を実例を交えて伝えてくれている。専門的にならずすぐ使える目線で書かれているのが優しい。文章を味わい尽...続きを読むPosted by ブクログ -
「聞いて!これっておもしろいんだよ!」って思って話してくれる人の話ってついつい聞いてしまうし、おもしろいよね。万葉集についてもっと知りたくなった。Posted by ブクログ
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京都大学大学院生であり、京都天狼院書店員でもある著者の書いた人生を狂わす名著50作は、純文学、エッセイ、ラノベ、漫画と様々なジャンルをバランス良く選書されていて、年齢、性別を問わず読みたくなる作品がきっと見つかる。
数あるお薦め本と違うのは、その切り口が「人生を狂わす」という所にあること。私もしっ...続きを読むPosted by ブクログ -
20200319〜0329 万葉集は好きだからちょこちょこ解説本とか読んでいたけど、知らない歌も沢山あるなあと思った。Posted by ブクログ
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普段、書評というものをあまり読まないのですが、軽快な文章で読みやすかったです。
初めて知る本は勿論のこと、知っててもスルーしていた本も著者の好き!が伝わってくる文章に、思わず読んでみたくなりました(笑)
いつも大体同じジャンルか、作家さん読みという偏食気味傾向なので、あまり興味のないジャンルの本...続きを読むPosted by ブクログ -
教科書のようでいて、実のところ、形を変えた文体ウォッチング本。
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僕は食べるのが好きだし、料理をするのも好きだ。
読むのと書くのは、同じような関係なのだろうか?
…と、これは本書でいう「星野源の未熟力 未解決問題モデル」にあたる書き方、だろうか。
古今のさまざまな書き手の書き方を研...続きを読むPosted by ブクログ -
エンタメ小説ばかり読んで来た身としては、こんな文学的な本、いつ、どのタイミングでお読みになったのかしら…と思うような本もあれば、あれ?私と同じじゃないの!と安心するようなライトな本もあったりで、親しみやすい内容だった。Posted by ブクログ
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「こういう経験、あなたにもありますよね?」としつこく何度も、私は一切経験したことがないことを「あるでしょ?」と言ってくるのが大変に邪魔臭かった。
何故こんなにも、他人の酷評を見たせいで好きなモノが色褪せた経験が誰にでもあると考えているのか甚だ疑問です。私にはありません。
自分の好きや嫌いは、誰がどう...続きを読む