三宅香帆のレビュー一覧

  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    半身で働く。
    なるほどなと思った。

    全身全霊で仕事をしていた時には
    親にサポートしてもらっていた。

    全身全霊で家事育児をしていた時には
    夫が朝から晩まで仕事をして稼いできてくれていた。

    誰かのサポートがあったから
    全身全霊でやってこれたということに納得。
    確かに全身で浸ると考えなくてもいいからラクな部分もあって、浸りすぎて心を壊すこともあっなぁ。。。なんて思いながら読んだ。

    労働の歴史と読書を関連づける視点がとても興味深い。

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    2026年08月24日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    最近の作品を中心に、名文をピックアップして解説(どこがどう素晴らしいのか)してくれる。
    「なんとなく読みやすい」「素敵な文体」の正体が言語化されており、学びがたくさん。
    未読の作品が多かったので、紹介されていた作品も読んでみたい。

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    2026年08月23日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    本を読みたい自分と読めてない自分の理由に気づけました。そしてもっと余裕のある生き方を目指したい。
    読書の歴史、背景から現代の難しさまでスッと読める内容です。

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    2026年08月23日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    面白く物事を話せるようになるための本の読み方、というテーマの本であったが、正直私は著者の本や漫画、映画に対する感想や解釈の方が読んでいて面白かった笑。
    確かに本や漫画などを、どのように話のネタにしていくかということは理解できたのだが、どちらかと言うと例として挙げられていた著者のコンテンツに対する視点や批評に、「そんな解釈があったのか…!」と面白さや新鮮さを感じることが多かった。
    同時に著者の視点の広さ、引き出しの多さに驚いた。コンテンツをネタにする方法として挙げられていた、作品の『比較』をするにも膨大なインプットが必要であると自分は感じる。著者がこんなにもスラスラと比較出来る作品をあげられるの

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    2026年08月22日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    立身出世主義からはじまる階級向上に向けた「知識(ノイズ+情報)を得るための読書」、新自由主義以降の自己実現を達成するための「ノイズを省いた情報」、後者を促進してしまうのは全身で働く日本の仕事感にあるのでは?過去の歴史から半身で働く主義を唱えた傑作

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    2026年08月22日
  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    2026.50

    今年50冊目は推したちとどう生きるか

    正直オタクがつかう"推し"という言葉は
    AKBが起源ではなくその前からあったのだけど
    著者が48グループのオタクだし
    年齢的にもそんなの知らないよね…仕方ないか…
    という小さな悲しみはあったものの

    言いたいこと全部最後に詰め込むスタイルは
    相変わらずで良かったです
    最後読むために読んでるみたいなとこある

    推しとの向き合い方に悩み苦しむ人には
    良い提案になるのだはないかと思う

    とくに集団と空気
    これは推し活に限ったことではないよねというのは
    最近映画を開戦前夜を観たのでかなり刺さった

    良い本だった

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    2026年08月22日
  • 「夫婦」不在社会

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    「夫婦間のコミュニケーション不足」というテーマの本かと思いきや、「村上春樹作品で描かれる夫婦から読み解く夫婦論」がメインの印象。
    …と思って読み進んでいたら、あとがきで三宅さんご自身が「夫婦というテーマで読む村上春樹作品が裏コンセプト」と書かれていました。
    村上春樹作品を読んでいたら、もっと分かりやすかったのかな。

    第4章では、村上春樹から少し離れて、現代における労働と私生活との時間のバランスについて書かれていて、共働き夫婦である自分たちには耳の痛い話だったけど、勇気づけられた。
    いったん仕事から離れて、夫婦や自分と向き合う時間を、臆せずどんどん奪還していこうと思った。

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    2026年08月21日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    新書系の本って淡々と読むから、感情が載ることがない。だから、いまこの場で培った技術を披露するのは難しくない??!って思う。

    推しの魅力を伝えたい時は、語彙より細分化が大事というのは、根本的に気づきになったと思う。私は感想書いたり、歌詞書いてみたりしたいなって時に、「語彙力ないしな〜」って早々に諦めてきたけど、語彙力なくたって、細分化ができれば、きっと私らしくていい文章にはなるよな〜って。

    だから、語彙力ないとか浅い言い訳せずに、①文章の順番変えてみる、②根気強く修正する、それに、③ちゃんと削る、④ゴールを見据えて書くとか、この本に書いてあるような、地道な作業が大事だよね。
    この本で得た知見

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    2026年08月22日
  • ニュー日本文学史

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    名文って声に出して読みたくなるなー!
    「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとして、するなり」「つれづれなるままに、日暮硯に向かいて・・・・」国語の授業で音読したなあー
    「この世の名残 世も名残 死ににいく身をたとぶれば あだしか原の道の霜の道 一足づつに消えていく 夢の夢こそあはれなれ」色々な舞台、映画で聞いたセリフだなあー
    国語の授業は好きだったけれど、改めて「そうだったんだー!」の連続で面白かった。これが教養・・・。
    中でも特に読んでみたい!と思ったのが「有明の別れ」。こんなの、ヅカオタ全員好きに決まってるじゃないか。バウとかでやらないかな。この現代語訳版 が絶版しているの、本当に悲

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    2026年08月18日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    今、私はやりたいことがパンパンにあって若干迷走ぎみなので、このタイミングでこの本を読んで、その全てに全力投球じゃなくていいか!と心が楽になった。
    私が前職場で働いていたとき、読書をしなきゃと自分にノルマを課すように読書をして、きっちり読書ノートを書いて挫折することを繰り返していたのを思い出した。読書に夢中になっていた小学生の頃はそんな焦りはなかったよなと思う。今こうして読書が楽しめているのは、転職して時間や体力に余裕があること、社会人生活にも慣れてきて仕事が人生の全てじゃないなと肩の荷を下ろせたからだと思う。三宅さんの言語化で、「やっぱりそうだったんだ!」と背中を押してもらったような感じ。

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    2026年08月18日
  • 考察する若者たち

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    若者じゃ無いけれど、本を読んだり映画を観たりした後に、他の人の感想や解釈を聞きたくなります。果たして自分は批評と考察どちらを求めてそうしているのか、自分でもよくわかりません。この本を読んだ直後に三宅さんと岡田斗司夫さんがこの本について対談しているYouTubeを見て、とても面白かったのですがそれも答え合わせ(考察)がしたかったからなのか? とにかくせっかく時間をかけて視聴したコンテンツを色んな方向から何度も舐めて楽しみたい、よく知りたい、考えたい。これは報われるため?

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    2026年08月18日
  • 「夫婦」不在社会

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    ネタバレ

    村上春樹著書は苦手意識が強く未読が多いので、読むのに苦戦した。

    第2章「夫婦と沈黙」での「ねじまき鳥クロニクル」の解説から、黙る夫とディスコミュニケーションを感じる妻の対比を通して考えさせられることは多かった。「あなたは私と一緒に暮らしていても、本当は私のことなんかほとんど気にとめてもいなかったんじゃないの?あなたは自分のことだけを考えて生きていたのよ、きっと」 この著を読まなければ出会えなかったと思う一文。

    第4章「夫婦と時間」で解説されていた山本文緒の「なぎさ」は面白そうなので読んでみようと思った。東畑開人の「何でも見つかる夜に〜」はずっと気になっていたのでこれを機に読もうと思う。

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    2026年08月18日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    タイトルの「なぜ~」からして、購入時は「どのようにして労働が読書に対して悪影響を及ぼすのか?」を密度高く書いている本なのだろうかと考えていました。もちろんそれに対する答えも述べていましたが、何よりもこの本を面白いと感じたのは、ある種の歴史書として読めるという点です。各時代(明治・大正・昭和・平成以降)において、読書と日本社会においてどのような価値があり、労働・労働者とはどのような関係性を築いていたのか。この本は明治時代までタイムスリップし、時代の流れを事細かに教えてくれました。

    さらにこの本の特筆すべき点は、三宅香帆さんの本に対する圧倒的な知識力です。年代毎に流行った小説や小説家を余すことな

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    2026年08月18日
  • 考察する若者たち

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    考察文化を考察していくと見えてきたのは、現代の「報われたい」という生きづらさだった。現代が生きづらいと感じるのは、「報われたい」気持ちにあふれた社会になっていたからなのか。そんな気持ちとは無縁と思って生きてきたけれど、そう言われてみると、やるからには「報われたい」と思っていたことに気づいた。それでも最後まで読んだときには、報われなくても、生きづらくても、自分の感覚を信じたいと思うようになっていた。思ったことを、感じたことを、そのまま言葉に、行動にすればいいのだ。そうすると、自分と、世界が、少しよくなっていく。そう信じてみてもいいのかもしれない。

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    2026年08月17日
  • 考察する若者たち

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    うーん、なんとも上手なしりとりを見せられたような気分。小説やマンガを例に引いて、正解のない批評よりも、正解のある考察が好まれるのは報われたさの表れだと言う導入、そこから萌えと推しの対比、ループものと転生もの対比、陰謀論、やりがいより成長、このあたりまでは良かった。とても読みやすいし先にあげた小説やマンガの例がいい。それぞれ現代は報われる方が受け入れられるのだ、と言う意見には説得力を感じた。

    ただそこから後の章はどうも分析が甘く少ないサンプルなのに主語を大きく論じる点、粗さがすごく目についてガクッと面白くなくなった。特にプラットフォームやAIに対する理解のあたりは一面的な理解であって前半の分析

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    2026年08月17日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    タイトルの付け方が秀逸!
    著者の本は、これで2冊目だが、今回もそれが一番の感想。
    文章術のテーマで書きたいところに、推しを絡め、読者層を広げる効果を狙ったと想像した。論理も理解できると感じながら読み進めた。後書きに、狙いが書かれていた。あながち間違っていなかったようだ。
    伝え方の難しさ、人の言葉の攻撃性や影響力については、仕事をしているとよく感じる。俯瞰しながら、伝え方を見直す機会にしたいと思う。やはり、良い見本、参考事例は重要だ。大いに共感!

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    2026年08月17日
  • 考察する若者たち

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    報われることを求める社会を鮮やかに分析していた。なるほど、と納得した。そして最後の提言。三宅香帆のアイデンティティは批評であると。言及されていた「スキップとローファー」が見たくなった。

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    2026年08月16日
  • 考察する若者たち

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    面白かった。
    報われたい若者。正解を探す考察。萌えではない応援する推し。推しは理想、理想に向かう報われ。努力は嫌いではない、報われない努力が嫌い。やりがいではなく安定や成長。やりがいは就職理由でもこの20年で半減。50→28。界隈というジャンルのフラットな一員として没個性化。自分で選ぶことを忘れる。AIは楽して正解を示すツール。アルゴリズムとはパーソナライズされたリコメンド、パーソナライズだけども界隈としてのリコメンド。そこには固有名詞は解体される。自分で選ばなくなる。

    若者の育成について参考になる。如何にして努力を報われると思わせるか。1on1が大切。マイナスをゼロにしてあげる気づき。その

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    2026年08月16日
  • 「夫婦」不在社会

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    村上春樹を軸に、ドラマ「海のはじまり」や映画「君たちはどう生きるか」「ファーストキス」まで。知っている作品の見方を増やしてくれたり、知らない作品を読んでみようと思わせてくれたり、そんな一冊。

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    2026年08月16日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    ●感想、参考になったこと
    素材(本)を、ああ、おもしろかった…
    だけで終わらせず、料理方法(比較、抽象、発見、流行、不易)を知っておくことで楽しみ方が増える。

    三宅さんがそれぞれの技法で料理したものを読めるのだが、こんなふうに自分なりの解釈を自由にやって楽しむっていいなと思った。


    ●本概要
    「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会で昔の話ばかりする大人になりたくない」……そんな時、話題の本や漫画、最新の映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。社会や人生の「ネタバレ」が詰まったエンタメは、多くの人の興味も引く。ただ、作品を読み解き、その面白さを伝えるには、実

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    2026年08月16日