三宅香帆のレビュー一覧

  • 30日de源氏物語

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    30章に分けて、源氏物語の各帖の内容のざっくりとした説明と、実はこの話はこうだったという物語を読むうえで理解しておくべきエッセンスを分かり易く著している一冊です。源氏物語を読んでいない初心者の僕としては、十分に楽しめました。ただ、「こんなに分かり易く説明してもらってもまだややこしいかも」という源氏物語のハードルの高さを感じもしました。

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    2024年10月30日
  • 30日de源氏物語

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    まなもんと三宅香帆さんの「私たちの源氏物語」というイベントを観たり、この一年飛ばしながらも「光るきみへ」を観てきたので、改めて勉強したくなり読みました。

    三宅さんの文章は何がテーマの話でも、本当に読みやすくて、でも易しすぎず、テーマに関して網羅的に解説をしてくれるので非常に効率的に学ばせてもらえてるなと感じます。

    源氏物語を30日かけて分析するというテーマが本著は書かれており、難解な源氏物語を丁寧に分析しつつも、きちんと読みどころや有名なシーンをキャッチアップしてくれ、これを読んでから源氏物語に当たってみると取っ付きやすくなると思います。

    高校生、文学部の古典勉強にもお勧めしたい作品。

    「あさきゆめみし」も読んでみようと思います!

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    2024年10月04日
  • 30日de源氏物語

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    源氏物語のはじめの一冊目としてよくできている。源氏物語オタクがド素人に丁寧に面白さを解説してくれているような一冊。最後源氏物語がどのように扱われてきたかなどにも触れており面白かった。

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    2024年10月02日
  • 30日de源氏物語

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    旅先で購入。
    源氏物語は面白いぞ〜といろんなところで聞いているので、入門に…ということで読んだ。
    各場面の抜粋を読むだけでも本編読みたくなるので、おすすめの現代訳があれば知りたいです。
    源氏物語を読む時はこの本を片手にゆっくり読みたいな

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    2024年09月23日
  • 30日de源氏物語

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    ある日書店で角田光代さん現代語訳の源氏物語の文庫を目にし、読んでみたいなぁと思ったものの全8巻とそこそこ長いことにビビり散らかし、内容もなんとなーくフワっと光源氏っていうイケメンが異性交遊無双する物語だよなあ?くらいしか知らなかったので、分かりやすい解説書ないかなーと探したところこちらの書籍にめぐりあいました。
    オタク友達とお喋りしているような感覚でスルスルと入ってきてとても分かりやすかったです!
    三宅さんが本当に源氏物語が好きなんだなということが文章の端々から伝わってきて、楽しみながら読むことができました(ワードセンスもバチ刺さりしました笑)。
    おかげさまで大筋を理解することができたので、満を持して現代語訳も読んでいきたいと思いました!

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    2024年09月06日
  • 30日de源氏物語

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    『30日de源氏物語』を読んで、非常に感銘を受けました。この本は、登場人物と話の流れがきれいに整頓されており、非常にわかりやすく書かれています。これにより、源氏物語の複雑な人間関係や物語の進行が非常に理解しやすくなっており、初めて読む人にも親しみやすい内容となっています。

    特に、登場人物のところが非常に詳しく整理されていて、それをコピーして手元に置くことで、物語の進行中に迷うことが少なくなりました。このおかげで、源氏物語を一層楽しむことができました。

    『30日de源氏物語』を読んだ後、『あさきゆめみし』を読むことにしました。これもまた源氏物語の魅力を再確認できる良い機会となりました。この本は、源氏物語を新たに学びたい人や再度読み直したい人にとって、非常にオススメの一冊です。

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    2024年08月07日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    読み物としてもとっても面白い、更に文章における表現方法をかみ砕いてわかりやすく解説している実用的な本でした。
    作者がいかに文章というものを多面的にとらえ、個性に着目しているのかがわかりました。
    バズりたい人も、バズりに興味がない人も一度読んでみてほしい!文章ってやっぱり面白いよな~と再確認できる本でした。

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    2023年10月09日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    三宅さんの著書、初めて拝読しました。
    「こういった切り口があるのか!」と発見させて頂きました。
    「名場面のここが刺さる」といった内容ですが、つまりは「読み解き方」の本。
    同じ小説を読んでも、人によって受けり方、もの事の見かた、は違うもの。
    これは三宅さんなりの「切り口」で、その小説から何を感じ取ったか? その情報量や感性の豊かさをインプットすることができます。
    真っ先の感想は「自分もこうなりたい!」と憧れを感じました。
    本が好きで、自分の愛読書をここまで深く読み解くことができたら幸せですね。
    (というか、著者の三宅さんはこれを職業にまで高めてしまったのが尊敬です)
    例えば本の帯にあるコメント一つで「読みたい!」と直感する本との出会いがあります。
    そんな素敵な出会いのきっかけを作ってくれる三宅さんが唯一無二の印象です。

    「三宅香帆さんの本に出合えて良かった!」
    これからの活躍が楽しみな予感がする一冊でした。

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    2023年09月22日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    15分の(ほぼ)ワンシーンのシナリオ執筆に挑戦することになったはいいものの、ワンシーンで何を表現すればいいのかと悩んでいた時に本屋さんでこの本を見つけ、これだ!と購入を即断。

    最近は全体の構成ばかり考えていましたが、好きな作品には語りたくなる名場面があるという指摘にそうだよなぁ〜と頷きまくりでした。
    様々なシチュエーションについて名場面が紹介されていて勉強になることばかりでした。

    本書に弊害があるとすれば、紹介されている作品がどれも面白そうで、執筆よりも読書を優先したいと思わせてしまうところでしょうか。

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    2023年08月20日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    著者の書評本が好きなので、こちらの本も読みました。
    小説の読み方が本当に上手い!
    すごく味わって読んでいらっしゃるなあと感じます。
    様々な小説の名場面を紹介されているのですが、読んでいるととにかく読みたい・書きたい気持ちになります。

    登場人物の関係性に着目して紹介されている章があり、特に二次創作をされている方にここをおすすめしたいかなと思いました。(関係性がメインとも言える創作だと思うので)
    著者も二次創作を経験されているとのことで、読んで得るものがあると思います。

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    2023年07月30日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    三宅さんの文体が好きで、同じように書きたいって思って読んだ。
    なので、三宅さん自身の文章のテクニックが紹介されると思いきや、全然違った!
    「バズるつかみ」とか「バズる組み立て」とかのテーマごとに、作家、タレントなどいろんな人の文章が紹介されて、解説されていた。

    読みやすい文章や、つい読んでしまう文章って、ふわっとした感覚でやってるものかと思っていたけど、説明できる技術があるんだ。

    どうすれば実践できるかも最後に「まとめ」で書いてくれているので、「やってみたい!」ってなる。
    でも、しいたけさんの、「最初に意味不明な言葉を放り込む」とかやりたいのになかなか浮かばない!やっぱり文章書くのが上手な人ってすごいんだなあ。

    技術を使わない場合の文章も見せてくれて、「え!なんか普通だ…読みとばすな…」って文章に変わるのも面白かった。

    今までは本で、「何が書かれているか」しか興味持てなかったんだけど、「どう書かれているか」が気になるようになったし、
    自分も文章を書くのを楽しめるようになった。

    「読んだふりしたけどぶっちゃけ〜」の時もそうだったけど、三宅さんの興味にいつも取り込まれるから、すごいな〜って思う。読んでよかった!

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    2023年05月30日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    三宅さんが紹介される本だと、今までまったく興味を持ったことがない本でも、そしてそれが長い本だったとしても読みたくなる。もちろん気になっていた本もしかり。たとえば、『嵐が丘』とか『千夜一夜物語』とか『華氏451度』とか『恋愛論 完全版』(橋本治)とか『モンテ・クリスト伯』とか『風と共に去りぬ』とか『アンナ・カレーニナ』とか『細雪』とか、そんな本たち。

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    2021年12月29日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    悩み別に本を処方していくというコンセプトの本。悩みに効く一言、悩みに効く部分の紹介(引用)+著者のエピードもあってエッセイとしても読めます。こんな本は今までなかったかもしれません。

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    2020年01月25日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    思い返してみると、タイトルの通りだった。
    大学生で無駄に時間があるものの、なんか恋愛も勉強も就活も友達関係もよく分からなくて、グダグダとしていた時期に読んだ村上春樹さんのねじ巻き鳥クロニクル。
    社会人になって、石の上にも三年。という言葉を盲信して心身ズタボロで帰宅して、コタツでぬくぬくしながら現実から離れて没頭した東野圭吾さんの小説。
    そして30代になってからはもはや心身ともに本を手に取る余裕はない。が、疲れ切った心身に「これでもか!」と食い込んでくるスマホからの情報。
    安定や将来を棒に振っただろうが、会社員を辞めたことで、また本を手に取る時間と少しの余裕が生まれたことで、「面白い作品を!」「何か新しい発見のある本を」を渇望するようになって、この著書を読んだ。

    きっかけは三宅香帆さんのYouTube動画で辻村深月さんの凍りのくじらをお勧めしていたので、試しに読んでドハマりしてからはもはや三宅香帆さんが勧める本は面白いに違いない…!との思いが生まれてきたので、今回は動画でなく、著書からはお勧め作品やどんなときに読むのが効くか。をポイントに本紹介がされているのが分かりやすいし、ただ面白いって言うからでなく、「今の自分が欲しているかも?」という視点から読みたい本を選べるのも良かった。

    個人的には、この著書の頃の文章の方が動画でテンションが上がって生き生きと好きな作品について語っているときの三宅香帆さんに雰囲気が近くて、これはこれで難しい本への苦手意識が高めの私には楽しくて親近感があった。少し昔の作品が高めに紹介されているので、ここ数年や新しい作品が読みたいときには少し気分が違うかな。と。
    でも本の括りの中で漫画も紹介しているところも好きだった。特に凍りのくじらをきっかけに、改めて漫画ドラえもんの面白さや気付きがあったので、年齢を重ねてからの漫画もまたいいな。と思ったので、小説だけでなく漫画も併せて楽しんでいきたいと思えた。

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    2026年10月11日
  • ミステリーアイランド

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    Naotyさんのレビューを拝見して即購入。この手のブックガイドはいつの間にか絶版になるので、買える時に買う。

    孤島を舞台としたミステリが全66島。6人の書評家が11島ずつレビュー。内訳は国内51島、海外15島。国内だと古きは江戸川乱歩から新しきは夕木春央まで、およそ一世紀に渡る古今東西の孤島ミステリがラインナップ。
    クローズドサークルを活かした本格ミステリ中心だがデスゲームや群像劇も含み、ジャンルは幅広い。書評家6人も錚々たる顔ぶれで、有名どころからマニアックな島まで抜かりない。書評書いてる政宗九さんや大矢博子さんは2000年代初頭(※)、ネット上に数多く存在したWEB書評家の中でも著名な方々で、私も「政宗九の視点」や「なまもの」には大変お世話になっていた。
    (※)90年代後半から2000年代初頭はインターネット上にミステリ書評系個人ホームページが雨後春筍していた時代。

    私の既読は18島。再読したくなる名作が多い。読み落としていた作品や孤島ものと認識してなかった作品もあり、読みたい島が増えて嬉しい。Naotyさんありがとうございます。

    祥伝社の「400円文庫」とかなつかしい!お手頃値段なので当時買い集めたっけなー。本書に紹介されている2冊以外にも秀作が多かった記憶。中でも若竹七海『クール•キャンデー』は秀逸だった。

    ブックガイドとして不満なのは、紹介されてる本の索引が無いこととMRC会員に宛てたアンケートがどうでも良いこと。

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    2026年10月11日
  • 考察する若者たち

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    心のどこかで常に正解を求めている。

    正解や最適解があると知ってるから、遠回りすることは悪だと感じる。

    自分らしさより、周囲に合わせた自分を創り出して生きやすいようにしている。

    だから、答えのない問いに対処できない。

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    2026年10月11日
  • 人生を狂わす名著50

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    三宅香帆さんの一番最初に世に出たデビュー本らしい。
    本への愛がほとばしっていて、知らない本も数多く紹介されていて、読んでみたくなる。関連する次の本も毎回3冊あげてくれているので、読み応えも十分。

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    2026年10月11日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    オンラインでマンガを読み終わった後にコメント欄を読んだり、YouTubeをコメント欄を見ながら視聴するのは、それらを摂取したことによって自分の中に生まれた感情を言語化しようとしているからなのだろうと思いました。
    簡単に人の感想を見れるようになって、自分の感情の名前を他人にラベリングしてもらうようになっている。

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    2026年10月10日
  • 考察する若者たち

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    ちゃんと村上ワールドに連れて行ってくれて、ありがとうございました!人生に起きた心の未解決に深く降りていく冒険。多くの村上作品と同じように、この作品もその旅路を描いているように感じる。僕も自分の心の未解決を巡る旅を、いつか経験できるのだろうか?

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    2026年10月10日
  • 「夫婦」不在社会

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    村上春樹作品を中心に、日本における縦方向(親子)のコミュニケーションと、横方向(夫婦間)コミュニケーションを探る、って感じの本。(合ってるのかな?)
    途中村上春樹作品を読んでない私からすると理解が少し難しい部分があった!(村上春樹ちゃんと読んでみたいと思った)

    日本の作品で縦方向を取り上げるものはあっても横方向を取り上げるものは少なくて、それは日本においてこれまで夫が不在だった(精神的にも実際も?)みたいな内容だと理解したけど、なんかもう一回読まないと難しいな…

    日本では母子の結びつきが強い?相談するときに友達と母親が代表的な相談先だけど母親の割合が近年上昇している?みたいな話もあったと記憶してるけど、
    この本の内容について夫と話してるときに、そういやワンピースに母親が出てこないのはなんでかな?と2人でなって、調べたらどうも尾田先生が「冒険の対義語が母親だから」とおっしゃってるらしくちょっと母親としては(何がとは明確に言えないものの)刺さった…
    夫の不在…もう少し考えたくなった。

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    2026年10月10日