三宅香帆のレビュー一覧

  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    著者の読書好きが伝わる本。

    バズる文章術!というキャッチーなタイトルとは裏腹。
    すごく硬派で、知識量を感じさせる。

    文章ってこんな自由でいいんだなーと目から鱗でした。

    特に開高健の一節。同じ文末が続き歯切れが悪い。でもすごくいい。

    他にも句読点打ちまくったり、接続詞を大幅に削ってしまったり…...続きを読む
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    普段からSNSをやっているし、舞台や映画の長文の感想を書いたりnoteを書いたりするのが趣味なので、「パワーワード」や過激な主張に頼らせずに読ませる文を書きたいなと思って読んだもの(フォロワーのおすすめ)。
    堅苦しくない口語調の本なので学生時代国語、現代文の授業が好きだった人で文章やブログを書くのが...続きを読む
  • 人生を狂わす名著50
    熱いけど
    『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』
    のほうが面白かったな
    本書は自らの熱さが出すぎちゃっている感じかな
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    作者は自身がバズりまくった経験から、書評ライターという道に進んだ方。これを読んで投稿したらすぐバズる!かどうかはわからないけど…文章論として面白かった。文豪からアイドルまで愛を持って文章を分析していて、知ってる人は「そうそう、そこがいいの!」と同意し、知らない人は「へぇ、そんな人(書き方)がいるんだ...続きを読む
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本
    書評の読書自体が初めてではありますが、先ずは着眼点が素晴らしいな、と思ったのが直感でした。読み進めると、著者の若々しい口調も心地よく感じていた。読書自体がまだまだ未熟な私は、この著書で多くの本を知る事となったし、著者のことも更に知りたくなった。
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    バズる文体について解説する本です。
    読ませる文章を書きたいと思っていたので参考になります。

    取込やすいものもあったしさっそく使いたいです。
  • 人生を狂わす名著50
    オープンしたての湘南天狼院で見かけて衝動的に購入。
    書評センスもさることながら本当に好きなものを語る人しか持ち得ない、熱量のこもりすぎた筆致が読んでいて気持ちいい!
    とりあえず高慢と偏見、ティファニーで朝食をあたりから読んでいきたい。
  • 人生を狂わす名著50
    あとがきにも書かれてるように本へのラブレターみたいなブックガイド。本についてるハッシュタグが結構分かりやすくて役に立ちました。
    そして何より感動したのがこの名著50に「なんて素敵なジャパネスク」が入ってたこと。小学生〜中学生の時に読んでシリーズ全10冊揃え、何度も読み返したあの本が入ってる時点でこの...続きを読む
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本
    たぶん同世代だからか、口語調のその書き方が、悩んでいる自分に「それならこの本のこういうとこがホントおすすめ!」的に友達が薦めてくれているような感覚にしてくれる。お堅い書評では全くないし、目次を見て自分にいま必要な部分だけかいつまんでも良いと思う。
  • 人生を狂わす名著50
    「社会や世界に流されることのできなくなる本を選んだ」50冊に、それぞれ3冊「次に読みたい」本も紹介される。人それぞれアタリの本は異なるが1割とすれば大学時代からで二千冊ぐらい読まなくては「本を読んでいる」と言えない╱俺も見るがTV見る時間は幸福度に反比例する。優秀なロボットになって、称賛されるロボッ...続きを読む
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本
    もともと書評が好きです。読みたい本が見つかるし、他の人はこんな視点で読んでいるのかと意外な発見がある。そして、本が好きな人が情熱を込めて書いた文章は読んでて引き込まれる。『悔しいときは頑張ったほうが後悔が少ない。』
  • 人生を狂わす名著50
    一言で言うならば、
    本を紹介する本、である。
    しかし、決してそれだけでは終わっていない。
    読みやすくアプローチ多彩な文才で楽しませるし、
    本への深い愛情がビシ!ビシ!と感じられるし、
    何よりすごいのは読み終わった後著者自身にものすごーく興味が湧くこと。
    この人がもし小説を書いたら絶対に読みたい!
    ...続きを読む
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

    短くまとまり読みやすい

     内容自体は他の文章読本でも見たことがあるようなことばかりで、特に目新しいことが書いてあるわけではないが、読みやすさ、わかりやすさは頭一つ抜けている印象。

     ある界隈の常識を別の界隈にわかりやすく伝えるメッセージがバズることがあるが、まさにそれを体現しているように思う。『文章を書くのが大好き』...続きを読む
  • 人生を狂わす名著50
    二度も三度も楽しめる。
    実は最初に読んだ時
    「読書感想文みたいだな。口語体だからテンション高すぎてちょっと鬱陶しいくらいだし、切り口も見方もそんなに鋭くも面白くも無いし…普通」と思ってたんです。
    そうしたら何と!この方25歳だそうで!著者の年齢を知ると「普通かな〜」なんて感じた部分が「初々しい!」に...続きを読む
  • 人生を狂わす名著50
    基本、フィクション以外って読まないけど、面白そうだから読んでみた。

    書評は面白いし、読みたくなる本も多いけど・・・・
    あんまり著者と本の趣味が合わないかな。
    私が深く読めないからかもだけど。

    著者イチオシの「私を離さないで」は、ここしばらくで唯一途中で挫折した本笑
    2回トライしたけど、ついに最後...続きを読む
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本
    読みたくなったのは、『霧笛』だけど、海に行く用事は今のところない。

    ○○したいときに読む本というアプローチは面白いし、そのアプローチの中で著者独自の基準が強めなのがまた面白い。
  • 人生を狂わす名著50
    人生を狂わす名著50と言いながら、1冊に付き「この本を読んだ方におすすめする「次の本」”が3冊紹介されているので、計200冊の本を紹介されたことになる。

    オースティンから始まり、カズオ・イシグロまでの50冊。
    この手のブックガイドにしては既読の本の割合が高いけど、それでもまだまだ読んでいない本は山...続きを読む
  • 人生を狂わす名著50
    著者の本への愛がこれでもか!というくらい詰まった一冊。まだまだ数え切れないくらい読んだことのない名作がある。一冊でも多くの面白い本と出会いたい。
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか
    まさにそう。好きな読書、疲れ過ぎて、カバンに本を入れていても、取り出せない、読めない、スマホをペラペラめくる。読み始めても、スマホのSNSの方が楽....。頭と心に余白が欲しい。
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか
    序章が一番面白かった。
    働き始めると本が読めなくなる人間はそこらじゅうにいて、自由時間を節約すれば読書自体はこなせるはずなのだが、どうしても気づけばスマホを眺めているというもの。

    本編は読書史と労働史として、過去から今に至るまでの、その時代の読書はどんな層に向けて売られていたか、どんな本が売れてい...続きを読む