三宅香帆のレビュー一覧

  • 考察する若者たち

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    現代の人々は、時代ガチャ敗者ではないか。

    『「正しさ」なんてすぐ変わる』だから、正解を出そうとするのではなく、自分の考えを大切にしていきたい。正解を導くため、報酬を得るためにAIやSNSを使うと、その時点の世の中の”正しいとされる”答えが出される。それは私たちの個性をなくしていることに繋がる気がする。

    『特別なオンリーワンであることよりも、ラベリングのほうが、報われやすい』(=生きていきやすい)
    共感するが、それでも個性を大事にしたい!ラベリングされたくない!というジレンマ

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    2026年07月26日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    三宅さんは本当に文章がうまくて、スルスル読めてしまうのに、しっかりと内容も頭に入ってくる。応用実践編で紹介されている作品はどれも読みたくなった。巻末の大量のブックリストもかなり気になるけれど、いかんせん分量が多すぎて追いきれない(苦笑)。

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    2026年07月24日
  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    ネタバレ

    うわーん、三宅香帆さんの語り口好きだ〜!

    そもそも推し活文化は今に始まった話ではないということ、自分の身体では獲得し得ない成功体験を他人の身体に託すこと、託した通りになってもらえるように行動すること、等、今までぼんやりとしていたところが幾分明確になった。

    推しもファンも、秘密を共有していないが故に相手の理想にはなれない。という事実は新発見だった。ファンの立場で「推しにいつ裏切られるか」という気持ちになることは理解できるが、それは裏を返せば推しの方から見ても同じで、「ファンが自分の理想とはちがう」ということが起こり得ているのだ、ということは、言われてみればその通りで、背負っている不安は同じな

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    2026年07月23日
  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    推しという存在は、ファンにとって子どもなのかもな。ファンは、推し(子ども)が一生懸命にひたむきな努力を重ねて、なにかを達成することに感動する。それは母性愛に近い。私に推しはいない(というかすぐに飽きるし、自分以上に熱狂している人を見ると冷める)けれど、ファンと推しの関係性や推しの歴史的な背景は十分理解できた。いつか自分に推しができたら、自分の感情を分析してみたい。

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    2026年07月20日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    自分が面白い!感動した!その気持ちを伝えたい、共有したいと思う。が、いざ喋ると全然大したことが言えずモヤモヤする…という経験を何度もしたので、この本を買って読んだ。「言語化とは語彙力ではなく、細分化すること」という部分が印象に残っている。恐らく語彙力よりもやる事が明確で、昔から好きな台詞とかをメモ書きしていた経験があり、共感できたのだと思う。その作業がオリジナリティに繋がるという考えも納得できた。似たような感想は山のようにあったとしても、そう感じた自分の気持ちは自分だけのものだ。自分が何をどう感じたのかを振り返るのって、ちょっと面倒だけど、作品や自分への理解に繋がりそうなので、振り返って書く時

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    2026年07月20日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    オレは、面白い人ではないのかもしれない。

    そう思わされるところがいい感じでした。本の話をしていて深まらない、相手にコミットしていないと感じるときって、こう言うことだなぁと。

    三宅香帆さんは視点がいいですね。多角的に見る事を目的に読んでいるんだなぁと感じました。

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    2026年07月12日
  • ニュー日本文学史

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     高校の授業ではあんなに苦手だった古典文学。テストや受験から解放された状態で、現代語訳された文章をいざ読んでみると、こんなにも面白かったのかと感じられた。
     著者による「この作品って今でいう◯◯みたいなものだよね」といった感じの例えを入れ混ぜながら、現代の私たちでも各作品・作者に対する理解がしやすい解説は、気を張らずにすいすいと読める。作品のラインナップにも独自性があるらしく、まさに「ニュー」な日本文学史の入門書である。

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    2026年07月11日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    ネタバレ

    自分の言葉と他人の言葉をしっかり分けることで自分の身を守りましょう!(意訳)という言葉、新鮮で驚きましたね…(上手くできないので本著の教えをそのまま書き出す)
    いつも感想やら推しへの気持ちやらを考えるまではいくけど書き出したりしないし、そのまま他人のツイートを見て「たしかにのう!」となってそれがそのまま自分の懐に落ちていた気がします。まずは自分メモ、やっていこうと思います。
    それから、本著を読めば読むほどなんかなんでも良いので推しに関する文を書きたくなったのですが、最後の方にすごい執筆を生業とする方々の金言の幕の内弁当みたいな推し語りが例題として載っていて、結びを読む頃にはやる気を失ったりもし

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    2026年07月11日
  • ニュー日本文学史

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    三宅さんの文学愛がストレートに伝わってくる本。節々に筆の上手さを感じ、こんな文章を書けるようになりたいって思わされました。

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    2026年07月03日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    本紹介の本を読むのは初めて。
    正直、知らない本ばかりで難しいのかなーと思いながら読み始めました。
    思いの外、10冊くらい気になる本があり、中でも恩田陸さんの酩酊混乱紀行「恐怖の報酬」日記は絶対読みたい!と思いました。
    夜のピクニックのイメージしかなかったので、エッセイは新鮮!
    三宅さんって沢山の本を知っているだけでなく、独自の解釈で内容を紹介してくれるのでぶっちゃけ全部面白そうに感じてしまう。
    国語の教科書の解説を見てる気分!

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    2026年07月02日
  • ニュー日本文学史

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    三宅香帆最新刊。
    そういっている間に来月2026年7月に新刊を2冊上梓するとの情報解禁があった。どんなペースで執筆をしているのか、超人ぶりが伺える。

    本作は淡交社とあまり馴染みのない出版社から発売されている。なんでも京都老舗の出版社で茶にまつわるテーマを扱っている雑誌「なごみ」の連載を書籍化したとのこと。京都在住の縁もあるだろうが著者の活動範囲の広さを思い知る。

    古典紹介というと、各作品の特徴や著者紹介という個別具体に焦点を当て深堀する手法も考えられる。
    しかし、本作では「日本文学史を新しく編みなおす」を標榜し、各作品が持つ新しさを共通するテーマとして各作品を分析している。それぞれジャンル

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    2026年06月20日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    文章技のネタバレ集。とは言いつつ、なかなかこうは行かない。なんか文字というより、構造物の設計図を解説してあるようで、それが読み手の受け取り方を想定した書き方がされている、ということも分かり、今後の読書が益々楽しくなりそう。相変わらず三宅さんの文章も心地よい。さすが。

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    2026年06月08日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    こちらも最近ポッドキャストで声というか語り口を聞き慣れてしまったため三宅さんの声が聞こえてくるようで面白かった。あの早口をイメージして一気に読むとラジオを聴いているよう笑

    それにしても自分の記憶力の無さ。引用されている本の中にはキッチンとか読んだことがある本もあり、陰翳礼讃とかああ読んだ読んだと思うのだが、文体どころか内容も全く覚えていない。かたや三宅さんの記憶力、文体や特徴を覚える力の凄さよ。まあ文芸評論家のプロと自分を比べても仕方ないのだが、こうして日々つらつらと感想を綴っている本の数パーセントも記憶に残っていない自分が悲しい。いわんやこれらの文体を活用することをや。

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    2026年05月30日
  • ニュー日本文学史

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     著者の三宅香帆さんは、「日本文学史とは、新しさを生み出し続けようとした、「怒られ」の歴史である。」と言います。また、「イノベーションとは、同調圧力を破ってやってくる。」とも。
     でも、三宅さんは同時に言います。
    「しかし面白いのは、けっして単なる破天荒ではないこと。みんな伝統に関する知見がものすごくあった。」

     なるほど~、と感心してしまいます。
    いわゆる古典作品も発表された時はバリバリの最新作だった訳です。しかも時代を切り開くイノベーション作品だった。
     たぶん作者には、同時代に対する違和感や現実との対峙、忸怩たる思いや産みの苦しみがあったことでしょう。

     作品を、それが生まれた時代の

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    2026年05月28日
  • 「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活)

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    聞いている相手のことを想像しながら話す
    相手が自分が話そうとしていることに対してどれだけ知っているのかを意識することで聞いている時の退屈や、疲労が減る。
    興味を持ってもらうためにはどのように話すと良いのかを考えるようにする。

    WANIMA
    男の3人組ロックバンドで見た目はめっちゃチャラそう。好きなのはボーカルのケンタで口の下にピアスとか耳にめっちゃ大きいピアスとか空いてるような人やねん。でもライブになったらかっこよくて間のトークの時にダサいのは今だけやからなとかいつでも帰ってこいよとか
    WANIMAがついてるからなって言ってくれることでミスってもいいんやって、チャレンジしてもいいんやって、W

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    2026年05月05日
  • 人生を狂わす名著50

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    読みたい本が爆発的に増え、読書中だというのに「本が読みたい!」という衝動に襲われるという、謎の現象が発動。改めて、三宅さんの読書量や語彙力、文書力に舌を巻くばかりです。

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    2026年05月01日
  • 30日de源氏物語

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    めっちゃ面白くて3日で読み終えてしまった(笑)
    源氏物語に関しては光源氏というキャラクターしか知らなくて詳しい話は知らなかったけど、恋愛、政治、家族、老いなど、色々な要素が詰まった作品だなと感じた
    超初心者でもわかりやすい、そして面白い三宅さんの現代語訳もあって非常に素晴らしい、源氏物語の入門書だと思います!(古典オタクすぎて三宅さんの筆がノリノリでめっちゃ面白いです!)
    古典関連の本を探してみたくなる一冊です!

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    2026年04月30日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    すごく面白かったです。

    「感想のオリジナリティは細かさに宿る」

    今まで、「繊細ですね」と人から言われるのが少しイヤだったのですが、この文章を読んだ時、
    「細かいところを見れるという繊細さと感想文を書くのは相性がいいのかもしれない」と思い、嬉しくなりました。

    文章を書く上でのコツを色々知れたので、参考にしていきたいと思います。

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    2026年04月27日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    この本は手元に置いて、便覧として使いたいです。何度読んでも、ああそうか、これのことか、という気付きがありそうなんで。

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    2026年04月25日
  • ニュー日本文学史

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    読む前は「調子乗ってるな〜」と思いました

    三宅香帆✕古典

    もう擦られまくっている
    しかもわいなんか三宅香帆さんの著作は全部読んでいるもの

    なんの目新しさもない焼き直しの話でお茶を濁したような本を出すようになってしまったか…大御所気取りですか?なんて思ってしまったのよ

    そんなわけあるかー!

    馬鹿、わいの馬鹿
    三宅香帆さんがそんな本を世に出すわけがあるはずなかろうもん
    失礼か!

    「革新」という新しい視点で古典を読み解いてたりする
    しかも他では取り上げないようなレアの古典も面白く解説してくれていたりして、今までにない要素てんこ盛りの爆盛りである

    しっかりと『方丈記』なんて読みたくさせら

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    2026年04月23日