三宅香帆のレビュー一覧

  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    推しという存在は、ファンにとって子どもなのかもな。ファンは、推し(子ども)が一生懸命にひたむきな努力を重ねて、なにかを達成することに感動する。それは母性愛に近い。私に推しはいない(というかすぐに飽きるし、自分以上に熱狂している人を見ると冷める)けれど、ファンと推しの関係性や推しの歴史的な背景は十分理解できた。いつか自分に推しができたら、自分の感情を分析してみたい。

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    2026年07月20日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    自分が面白い!感動した!その気持ちを伝えたい、共有したいと思う。が、いざ喋ると全然大したことが言えずモヤモヤする…という経験を何度もしたので、この本を買って読んだ。「言語化とは語彙力ではなく、細分化すること」という部分が印象に残っている。恐らく語彙力よりもやる事が明確で、昔から好きな台詞とかをメモ書きしていた経験があり、共感できたのだと思う。その作業がオリジナリティに繋がるという考えも納得できた。似たような感想は山のようにあったとしても、そう感じた自分の気持ちは自分だけのものだ。自分が何をどう感じたのかを振り返るのって、ちょっと面倒だけど、作品や自分への理解に繋がりそうなので、振り返って書く時

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    2026年07月20日
  • 「夫婦」不在社会

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    相手も自分も傷つけたあとにやっと関係を新しく構築できるのがパートナーというものであるとするならば、大きい傷つけ合い(いわゆる喧嘩)は、二人の関係性を大きく変えていける物語のひとつであり、本で言うところの第⚪︎章みたいなものなんだろうか。公と私を半身で、かつ、やり過ごすことで、夫婦のディスコミュニケーションを防ぎ、横のつながりを構築できるのかもしれない。公と私、このどちらにおいても「組織」としての役割が必要である。また、「私」においては、互いが共同経営者として対話を続けていくことが大切なのだろう。

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    2026年07月18日
  • 考察する若者たち

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    ネタバレ

    何故こんなにも考察が流行ってるのかがわかるかな?と思って軽い気持ちで読み始めました。
    そしたら自分の思った以上に面白かった。
    報われたいという気持ち。
    正解が欲しいという気持ち。
    それらが根幹にあるというのは新しい視点でした。
    でも思い返すとなるほどなぁということばかりです。
    途中色々な話に派生して行ってちょっとついていくのが大変ですが終章はいつもの三宅さん節のようなものが炸裂で是非若者にこそ読んで欲しいなあと思いました。もちろん自分にも響きました。
    自分もどちらかというと批評推進派だと思っているので、AIにお勧めされたものは参考程度にしていて、本や映画を見た時の感情もまずは自分なりに言葉にし

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    2026年07月16日
  • 考察する若者たち

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    「批評から考察へ」ーなるほどーと腿を打ちすぎて痛くなるくらい面白かった!そして三宅さん、もう若くない人に向けてあとがきを書いてくれてありがとうございます。「じゃあどうすればやりたいことが見つかるのか」と子供に聞かれた時に備えてメモしました笑。

    思うに若くはない同世代にも「最適解」迎合人口はそれなりにいて、それが依拠していたのはプラットフォーム/アルゴリズムではなく「口コミ」「楽天ファッションランキング」「トリップアドバイザートップ3」等だったかもしれない。アルゴリズムほどには勝手に回答を示してくれず、自分から探しにいく必要があり、それは「唯一の解」であってそれぞれの最適解ではなかったというこ

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    2026年07月18日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    オレは、面白い人ではないのかもしれない。

    そう思わされるところがいい感じでした。本の話をしていて深まらない、相手にコミットしていないと感じるときって、こう言うことだなぁと。

    三宅香帆さんは視点がいいですね。多角的に見る事を目的に読んでいるんだなぁと感じました。

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    2026年07月12日
  • ニュー日本文学史

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     高校の授業ではあんなに苦手だった古典文学。テストや受験から解放された状態で、現代語訳された文章をいざ読んでみると、こんなにも面白かったのかと感じられた。
     著者による「この作品って今でいう◯◯みたいなものだよね」といった感じの例えを入れ混ぜながら、現代の私たちでも各作品・作者に対する理解がしやすい解説は、気を張らずにすいすいと読める。作品のラインナップにも独自性があるらしく、まさに「ニュー」な日本文学史の入門書である。

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    2026年07月11日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    ネタバレ

    自分の言葉と他人の言葉をしっかり分けることで自分の身を守りましょう!(意訳)という言葉、新鮮で驚きましたね…(上手くできないので本著の教えをそのまま書き出す)
    いつも感想やら推しへの気持ちやらを考えるまではいくけど書き出したりしないし、そのまま他人のツイートを見て「たしかにのう!」となってそれがそのまま自分の懐に落ちていた気がします。まずは自分メモ、やっていこうと思います。
    それから、本著を読めば読むほどなんかなんでも良いので推しに関する文を書きたくなったのですが、最後の方にすごい執筆を生業とする方々の金言の幕の内弁当みたいな推し語りが例題として載っていて、結びを読む頃にはやる気を失ったりもし

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    2026年07月11日
  • ニュー日本文学史

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    三宅さんの文学愛がストレートに伝わってくる本。節々に筆の上手さを感じ、こんな文章を書けるようになりたいって思わされました。

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    2026年07月03日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    本紹介の本を読むのは初めて。
    正直、知らない本ばかりで難しいのかなーと思いながら読み始めました。
    思いの外、10冊くらい気になる本があり、中でも恩田陸さんの酩酊混乱紀行「恐怖の報酬」日記は絶対読みたい!と思いました。
    夜のピクニックのイメージしかなかったので、エッセイは新鮮!
    三宅さんって沢山の本を知っているだけでなく、独自の解釈で内容を紹介してくれるのでぶっちゃけ全部面白そうに感じてしまう。
    国語の教科書の解説を見てる気分!

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    2026年07月02日
  • 考察する若者たち

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     若者の考え方や行動なんて正直興味なかった。ところが読んでみると…報われたい?結果が欲しい?報われない努力はしたくない?…それって自分では?いや、現代に生きる老若男女ほぼみんなそうでしょう。でもタイトルが『報われたい現代人』ではセンスがないか。

     さて、三宅さんの土俵に乗ると、僕は歴史界隈とランニング界隈に属している。ランニングではサブ3.5という目標に向けてそれなりに努力している。しんどい思いをするからには報われたいと思う。でも、短期間または簡単に結果は表れない。幸い、GPSウォッチやアプリがコース軌跡、走行距離の蓄積、タイム、PB更新、ランキング、VO2max、仲間の「いいね」など、あ

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    2026年07月02日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    Before
    映画や本の感想を書くときにありきたりな感想しか出てこない.着眼点を知りたい

    Awareness
    いつも他人のレビューを読んでから同じようなそれっぽいことを書いていたので今後は自分の気持ちに正直になる.今後のAI時代にも自分の考えの言語化をして自分を知っておく

    To do
    感じたことを他人のレビューを見る前に自分の言葉で言語化する.具体的に,自分の経験とも紐づけて

    Contents
    【概要・一言】
    SNS時代において、他人の洗練された言葉に流されず、自分自身のオリジナルの感情や感想を大切にし、それを言語化するための実践的な心構えとテクニックが詰まった内容。

    【本の大事なポイ

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    2026年06月28日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    三宅さんのお陰で、本や映画の感想を書くのが楽しみになった。
    また、教養の少ない自分にとって、新たな世界の可能性を拓かせて下さった。
    これから、紹介された本を読むのが楽しみ。
    感謝しています。

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    2026年06月27日
  • ニュー日本文学史

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    三宅香帆最新刊。
    そういっている間に来月2026年7月に新刊を2冊上梓するとの情報解禁があった。どんなペースで執筆をしているのか、超人ぶりが伺える。

    本作は淡交社とあまり馴染みのない出版社から発売されている。なんでも京都老舗の出版社で茶にまつわるテーマを扱っている雑誌「なごみ」の連載を書籍化したとのこと。京都在住の縁もあるだろうが著者の活動範囲の広さを思い知る。

    古典紹介というと、各作品の特徴や著者紹介という個別具体に焦点を当て深堀する手法も考えられる。
    しかし、本作では「日本文学史を新しく編みなおす」を標榜し、各作品が持つ新しさを共通するテーマとして各作品を分析している。それぞれジャンル

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    2026年06月20日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    私は朝ドラの感想を毎回SNSで投稿している。
    だから本書で言及されていた、他の人の意見に引っ張られないコツには激しく同意したい。ちょっと参考に他の人の投稿を見てから書こうと思うと自分の中で生まれた「感想」が他の人の声と混ざってしまう、危険。
    YouTubeでお話しされている三宅さんの声が聞こえてくるような生き生きとした1冊でした。そして書評って面白いですね。うっかりオースティンの『説得』を読んでみたくなっちゃいました。

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    2026年06月18日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    文章技のネタバレ集。とは言いつつ、なかなかこうは行かない。なんか文字というより、構造物の設計図を解説してあるようで、それが読み手の受け取り方を想定した書き方がされている、ということも分かり、今後の読書が益々楽しくなりそう。相変わらず三宅さんの文章も心地よい。さすが。

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    2026年06月08日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    こちらも最近ポッドキャストで声というか語り口を聞き慣れてしまったため三宅さんの声が聞こえてくるようで面白かった。あの早口をイメージして一気に読むとラジオを聴いているよう笑

    それにしても自分の記憶力の無さ。引用されている本の中にはキッチンとか読んだことがある本もあり、陰翳礼讃とかああ読んだ読んだと思うのだが、文体どころか内容も全く覚えていない。かたや三宅さんの記憶力、文体や特徴を覚える力の凄さよ。まあ文芸評論家のプロと自分を比べても仕方ないのだが、こうして日々つらつらと感想を綴っている本の数パーセントも記憶に残っていない自分が悲しい。いわんやこれらの文体を活用することをや。

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    2026年05月30日
  • ニュー日本文学史

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     著者の三宅香帆さんは、「日本文学史とは、新しさを生み出し続けようとした、「怒られ」の歴史である。」と言います。また、「イノベーションとは、同調圧力を破ってやってくる。」とも。
     でも、三宅さんは同時に言います。
    「しかし面白いのは、けっして単なる破天荒ではないこと。みんな伝統に関する知見がものすごくあった。」

     なるほど~、と感心してしまいます。
    いわゆる古典作品も発表された時はバリバリの最新作だった訳です。しかも時代を切り開くイノベーション作品だった。
     たぶん作者には、同時代に対する違和感や現実との対峙、忸怩たる思いや産みの苦しみがあったことでしょう。

     作品を、それが生まれた時代の

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    2026年05月28日
  • 「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活)

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    聞いている相手のことを想像しながら話す
    相手が自分が話そうとしていることに対してどれだけ知っているのかを意識することで聞いている時の退屈や、疲労が減る。
    興味を持ってもらうためにはどのように話すと良いのかを考えるようにする。

    WANIMA
    男の3人組ロックバンドで見た目はめっちゃチャラそう。好きなのはボーカルのケンタで口の下にピアスとか耳にめっちゃ大きいピアスとか空いてるような人やねん。でもライブになったらかっこよくて間のトークの時にダサいのは今だけやからなとかいつでも帰ってこいよとか
    WANIMAがついてるからなって言ってくれることでミスってもいいんやって、チャレンジしてもいいんやって、W

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    2026年05月05日
  • 人生を狂わす名著50

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    読みたい本が爆発的に増え、読書中だというのに「本が読みたい!」という衝動に襲われるという、謎の現象が発動。改めて、三宅さんの読書量や語彙力、文書力に舌を巻くばかりです。

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    2026年05月01日