三宅香帆のレビュー一覧
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【学びたいこと】
三宅夏帆さんの言語化の最新本。
前作「『好き』を言語化する技術」を実践しようとした際に、共感した好きという事象を説明することが難しかった。
この本で言語化への深掘りと仕事に応用する技術を学びたい。
【質問】
Q1自分の好きの言語化がうまくいかない理由は?
Q2プレゼンで好きを語るコツは?
Q3コンセプト作りへの応用は?
【本書の答え】
A1細分化の少なさ
・細かければ細かいほどいい。
・心が動いた箇所の具体例を挙げる。
・どこの場面でどういう感情なったか。
・オリジナリティは細かさに宿る。
A2①細分化②相手に合わせた共感or驚き
A3コンセプトとは「何が価値なのか」を一 -
Posted by ブクログ
『弱さ考』に通づる。弱さ考を読んでから、もしくはこの本の後に『弱さ考』をぜひ読んでいただきたい。
これほど有名でベストセラーになったのに、なぜぼくの耳には「半身」の声が届いていないのだ?
2024年(レビュー時の2年前)からこの本の存在は知っていた。今では「三宅香帆」の名前と顔をどこでも目と耳にする。
なのに、それなのに、「半身」の「は」の字も聞こえないのはおかしい。この本をちゃんと読んでいるのか。
「半身」になるのが怖いのか?「全身全霊」にすがりたい(楽になりたい)のだろうか?でもそれは「楽」だが、楽ではないだろう?
全身全霊で働いているからこそこの本も読めなくなるのだろうか。
未来に -
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なんと紅白歌合戦の審査員ですよ!文芸批評家という職種の人がその席に座ったことってかつてあったのでしょうか?YouTubeをはじめとして顔を見ない日がないんじゃないか?という三宅香帆。2025年『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で新書大賞を受賞してから一年の締めくくりのビッグイベントまでフル回転している印象です。本屋の減少、出版の苦境、本を取り巻く環境がさらに厳しくなっているないで、一身に出版コンテンツの可能性の語り部とて期待されているようです。それは圧倒的な読書量による導き出される社会的視点の「言語化」能力によるものと思われます。本書でもその能力炸裂です。考察には「正解」がある/批評には
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ネタバレ読んだきっかけ
話すの上手くなりたい!周りの人に最近見たドラマや本の話をしてもなんか上手く内容も魅力も伝わらない
感想
この本自体、著者が好きな、自分だけの感想を伝える事の素晴らしさを伝える内容になっていた。そしてそれはすごく伝わった!伝えるために必要なことをシンプルにまとめつつ、重要な点は繰り返して強調。
読みながら私も今ハマっているファーストラブの感想を一話ずつ見返しながらノートに書き始めたほど!
これまで
何かを見たらすぐに人の感想を調べてた
すぐクリシェに逃げていた
人から変と思われるのが怖かったのかもしれない
読後
自分だけの感想だからこそ、書く意味がある。
しかも本を書く著者 -
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どうしてこうも困らせてくるのか
相変わらず困ったことになっています
助けて下さい
毎回思うのです
もう二度と三宅香帆さんの本は読むものか!と
はい、という訳で三宅香帆さんか「話が面白い人になる」ためにインプットの大切さを説きます
面白い話をするためには面白い話を仕入れないとね
うん、わかる
でもってそのための「物語の楽しみ方という技術」を解説してくれるのだ!
そしてもう共感の嵐を巻き起こす技術の数々(中でも読者の仕事という考え方に抉られました)と具体例となる三宅香帆さんの批評(書評)の数々
結果…
読みたい本がまた増えてしまったじゃないか!(# ゚Д゚)
もうちょっと「迷惑」まで -
Posted by ブクログ
本書のような、現代のさまざまな状況についての解説本を好んで読むようになった。これこそまさに新書なのだが、年も改まったことだし、いろいろ勉強していこう。本書は若者たちがどういう価値観や行動基準を持っているのかについての解説。起業家には年齢ではなく若者的思考、若者的価値観で行動する方が多いので、とても参考になった。考察するのは、「報われること」を求めるから。批評には個人の意見や主張があるけれど、若者たちはこのような主張をして目立つこと、対立すること、阻害されることを極端に怖がる。ゆえに、発信者(小説や漫画の作者、映画やドラマの演出家)の意図(正解があるが、それは伏線という形で明確には表に出てこない
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この本を読んだ感想としては変かもしれないけど。
映画「花束みたいな恋をした」を見たくなってしまった。
CMを見ただけでは、「こんなクソ恥ずかしそうな恋愛モノ見ない見ない」って内心思っていた。そんな作品のタイトルが、この本で出会う事になるとは思わなかった。
とある表現の技術を解説した後の具体例の中で、この作品に触れ引用していたのは、甘い恋の始まりでも切ない別れのシーンでもない。
就職した事によって趣味に入り込めなくなった主人公のセリフだ。
「息抜きにならないんだよ。頭入んないんだよ。パズドラしかやる気しないの」
私にも心当たりがありすぎる。
強く共感する気持ちから、CMしか見たこともない -
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労働環境や時代の変革の中で読書がどのような位置付けになっていくかの流れが話されていて、とても面白かった。
特に読書がエリート層と労働階級との差別化のために使われていたり、知識の象徴としてインテリアに飾られていた点が興味深かった。現代でも読書は他の趣味に比べて崇高なイメージがあるが、それがずっと昔から脈々と続いていたのかと初めて知った。
また、読書は知りたい情報だけでなく、それ以外のノイズも含めて知識として蓄えているという話があった。それが現代では逆に不要なものとして認識されている点も改めて指摘されるとそうだなと感じた。自分としてはそのノイズが面白いと思っており、自分の知らない世界や感性を求めて -
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この本を読みながら、僕は思春期の自分を思い出していた。その頃の僕は母と衝突するのがとにかく嫌で、なぜかといえば最後に必ず母が泣き出すからだった。親に泣かれるのは後味が悪い。
それで僕はある日、自分から反抗期をやめた。母が望みそうな良い子を演じ、確執を避けた。自分さえ我慢すれば丸く収まる。それが僕の出した最適解だった。われながら時代を先駆けたものである。まだインターネットも普及していなかったのに。
正解が与えられていると安心する。その気持ちはよくわかる。答えを他人に預けていれば、責任を回避できるからだ。でも大学四年を迎えたとき、異変が訪れた。文学や哲学の面白さに目覚めてしまった僕は、大学院に進ん -
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筆者の筆が乗っている。面白い。
【考察と批評】
読み手が異なれば、とある作品の読み方や感想が異なってくるのは当然だと私も考えている。脳による解釈というプロセスを挟むので、前提となる知識や背景(=当人のこれまでのインプット)によって「感想」というアウトプットは人それぞれ異なる。
その違いについてあーだこーだ意見を言い合える友人がいると人生が豊かになるよね。
そういう意味では、物語の作者の背景を解釈に活用する「考察」も、唯一解としなければ読み方の一つとしては面白い。
【最適解】
情報が氾濫する現代、誰かにレコメンドされずに一から自分の考えを構築することは不可能。
そういう意味では、自分の興味関 -
Posted by ブクログ
SNSに書く文章がいつも「よかった!」という表現に行き着くことが多く、もっと自分の感じたことをうまく言語化する方法はないかな?と考えていたところ目に入ったのが本書。
推し活に限らず、感想文が苦手な人もこの本を読めば、具体的に何をどのように書いたら良いかわかると思う。
こういう基本的なハウツーを読書感想文を書かせる前に小中学校で教えた方がいい!!
本書で言われているように日本の読書感想文信仰ってある気がする。
ろくに感想文の書き方を教わっていないのに感想文はやたら書かされる。
それでも書ける子は書けるけど、苦手な子は苦手なまま…。センスや感受性のあるなしで話は終わってた気がする。
何