あらすじ
「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会で昔の話ばかりする大人になりたくない」……そんな時、話題の本や漫画、最新の映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。社会や人生の「ネタバレ」が詰まったエンタメは、多くの人の興味も引く。ただ、作品を読み解き、その面白さを伝えるには、実は「コツ」がある。気鋭の文芸評論家が自ら実践する「『鑑賞』の技術」を徹底解説!
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Posted by ブクログ
どうしてこうも困らせてくるのか
相変わらず困ったことになっています
助けて下さい
毎回思うのです
もう二度と三宅香帆さんの本は読むものか!と
はい、という訳で三宅香帆さんか「話が面白い人になる」ためにインプットの大切さを説きます
面白い話をするためには面白い話を仕入れないとね
うん、わかる
でもってそのための「物語の楽しみ方という技術」を解説してくれるのだ!
そしてもう共感の嵐を巻き起こす技術の数々(中でも読者の仕事という考え方に抉られました)と具体例となる三宅香帆さんの批評(書評)の数々
結果…
読みたい本がまた増えてしまったじゃないか!(# ゚Д゚)
もうちょっと「迷惑」まである
Posted by ブクログ
私は「話が面白い人」という観点より新しい糸口での読み方を伝授してもらった感じがした。読んだことがある本も多く、忘れていた小説内容を思い出しながら読み進めていたら気づくと全て読み終わっていた。中には個人的につまらないなと思っていた本も取り上げられていたが、別の切り口から読むことで新たな物語が生まれるのだと思った。
また、三宅さんが挙げていた五つの技術は大学生(文学部)が小説を卒論を書く際に非常に大切な観点だと思った。noteの引用もあり「しらん」など若者ことばが多く使われており親しみやすく読みやすいので大学生は勿論、普段本を読まない人にも読んでもらいたい一冊。
Posted by ブクログ
非常に多くの書籍の解説が述べられている。私自身も読んだことがある本があり、感想の参考になる。本書に登場する本が読みたくなった。
本の読み方
具体的な作品を読む・観る
①〜⑤のどれかのプロセスで鑑賞・解釈
人に話せるネタに変化する
①比較 他の作品と比べる
②抽象 テーマを言葉にする
③発見 書かれていないものを見つける
④流行 時代の共通点として語る
⑤不易 普遍的なテーマとして語る
Posted by ブクログ
田山花袋の「蒲団」という作品。なんてデンジャラスな!こんな話を恥ずかしげもなく、!と多少の嫌悪感すら感じていたけれど。また一つ、面白く読む、角度について気づくことができた。
Posted by ブクログ
5つのポイントはよく説明されていたけど、本の大部分はnoteやその他媒体で過去出されたものがほとんどで、新しいもの!という感じではなかったと感じた。ポイントがどのように実際の文章で生かされている点がわかったのは良かったかな。
さまざまなコンテンツが紹介されているので、ブックガイドとしては充実の内容!
Posted by ブクログ
三宅さんの本は実質作品紹介集みたいなところがあって面白い。新しい作品を知って読んでみたくなる。
「何をどう読んでいるのか」の説明ばかりだとねむくなっちゃうし、実例として紹介がたくさん読めてよい本です。
Posted by ブクログ
「感想を書くのが苦手だな…」と思って手に取ったんだけど、著者が紹介する“5つの視点”がまさに自分の弱点を言語化してくれた感じ。感想と批評は違うものかもしれないけれど、切り口を持って読むだけで作品の見え方がこんなに変わるんだと実感した。
“面白さをどう伝えるか”の技術がとても参考になった。単に「良かった」で終わらせず、紹介された5つのテーマに沿って感想を書いていく、これはぜひ真似したい。
そして何より、例として挙げられている作品への著者の批評がどれも面白い。読みながら「この本も読みたい」「この作品も気になる」と次々に積読が増えそうな危険な一冊だった。
今はネットで誰でも気軽に感想を発信できる時代だからこそ、こういう“読み方の技術”を知っていると世界が広がる気がする。読書感想文が苦手だった人にもぜひ手に取ってほしい。
Posted by ブクログ
やはり三宅さんの書く文章は親しみやすくて読みやすいと思った。話が面白くなるには、作品を「鑑賞」することが必要であり、鑑賞には以下の5つの型がある。①比較②抽象③発見④流行⑤不易である。この5つの型を使いながら作品を観ることで、話のネタとして仕込める「鑑賞」をすることができるようになる、というものである。普段から作品に触れることが多い人でなければ、③〜⑤あたりは難しいのではないかと感じたので、まずは比較からやってみようと思う。
一方で、正直に言って私はこの本の半分ほどを読み飛ばしてしまった。それは私が作品を観ていなさすぎて、ほとんど知らない作品の話だったからである。それぞれの作品を観ていたらもっと楽しく読めたであろうに、あまり普段作品に触れないことが悔しく感じられた。また漫画やドラマ作品をたくさん観ることがあれば読み返したいと思う。
Posted by ブクログ
三宅さんの教えてくれる「読み方」の技術はとてもシンプル。
・ほかの作品と比較する。
・作品のテーマを見つける。
・作品の中で描かれていないことに注目する。
・その時代を反映していることを見つける。
・時代関係なく、共通する普遍のテーマを見つける。
この5つに当てはまる、三宅さんが2022年〜2024年に書いた文章を応用編として紹介している。
技術の内容はとても分かりやすいし、三宅さんの文章も読んでいて楽しい。
知っている作品も多く、熱中してみていたドラマ「虎に翼」「海のはじまり」や小説「水車小屋のネネ」「成瀬は天下を取りにいく」、アニメ「SPY×FAMILY」などに言及されていて嬉しかった。
が、三宅さんのような文章を書こうとすると途端に「むずかしい!」という気持ちになる。
こればかりは一朝一夕で身につくものではなく、繰り返し習慣になるまで練習していくしかないんだなあと、三宅さんのすごさを見せつけられた。
でも、いつも楽しそうに本やドラマのお話をされる三宅さんを見ていると、この5つの読み方を習得すれば、もっと楽しく本やドラマを見れるようになるかも!という希望が湧いてくる。
人に楽しく話す前に、自分が楽しまないとね!
もっともっと楽しむために、本書を読めて良かった。
Posted by ブクログ
前半は読書の読み方、後半はその応用。前半を期待していると、かなりあっさりなのでがっかりするかもしれないが、読み方の応用編のパートも、こういう観点があるのかと発見が多く面白かった。いずれにしても、本をたくさん読まないとここまでの示唆は出せないと思うので、人に話すことを意識してこれからの読書に励みたい。読みたい本も増えた。
Posted by ブクログ
話が面白い人は、話をネタとして自分のなかに取り入れている。
ではどのようにネタにするかというと、自分のなかで料理をするといいらしい。まず本を読み終わったら、今まで読んだり体験したりしたことと比較し類似点を見つける。そしてその比較から本の主題を言葉にする。主題が言葉に出来たら、その物語の違和感つまり書かれていないものは何かを見つける。それが出来たらようやく時事ネタと絡めたり教養ネタと絡めたりして話すことができる。
主題の発見や違和感などの解釈は視聴者の仕事だ。解釈があるなら作成者は具体的に言葉にできるはずだ。
解釈することを恐れてはいけない。何か面白いネタに料理出来たらたくさん人に話すべきだ。
Posted by ブクログ
鑑賞の本質について、実際の作品を用いて様々な観点から分かりやすく解説されている本。
三宅さんの観点における各作品の批評を通して、作品との向き合い方、本質を抽出する考察など、どのようにしたらより楽しく鑑賞できるのか書かれていて、とても参考になった。
Posted by ブクログ
これを読んで話が上手くなるかと言われると微妙だけど、作品に触れる時の視点は持てた。どちらかというと三宅さんの書評が面白くてブックガイド的な読み方をした。
Posted by ブクログ
面白かったです。
分かりやすくて読みやすくて3日くらいで読破はしました。この中に書かれている本、読んでみたいなぁと思いました!あと、三宅さんの本もまだ読みたいです。
Posted by ブクログ
紅白歌合戦にも呼ばれて、今やすっかり時の人となった三宅香帆さんの新作。単純におもしろかった。新書ですが、ほぼエッセイ。
内容としては、こんな視点で読んでみると、話がおもしろい人になれるよ〜みたいなテーマで書かれた本なんですが、本の大半が三宅さんによる書評です。
そして、その書評がとにかくおもしろい。知らない本やドラマ、漫画の紹介をしているんだけどそれがひたすらおもしろく、三宅さんの引き出しの多さ、教養、作品への愛におどろきます。
前半は、こんな視点で本を読むと話がおもしろい人になると言う説明があって、内容的には、その通りかもしれないんだけど、多分、ほとんどの人は書いてあることの半分も実践できません。もちろん考えるヒントになったりするので、意味がないと言ってるわけではありません。
ただ、比較をしたり、抽象化したりみたいなことって、トレーニングで”みがける技術”でもあるけれども、ベースの思考力や引き出しで差がつくものだと思うんですよね〜。
そう思うとこの本を読んだからといって、話が面白い人になるのは難しいんじゃないかな〜と思うわけです。でも、三宅さんの作品に対する愛がこめられたこの本はとても良いし、気楽に読める一冊なので、ぜひ読んで欲しいです。
Posted by ブクログ
私は本を読んでもすぐに内容を忘れてしまってもったいないな、、と常々思っていたが、それはただ読んでいるだけで鑑賞していなかったんだなと気づいた。インプットした内容を自分なりに解釈し、ネタとして会話に盛り込む。そうできるようになりたい。個人的には書かれていないものを見つけるテクニックが面白いと思った。ぜひ今年こそは読書鑑賞していきたい。
Posted by ブクログ
本を読む時の三宅さんの視点に気づきがいっぱいだった。
自分はどこが今の自分の心に響くかな?と考えるのは好きだったけれど、人への伝え方を考えたことがなかったな。
たくさんのここ最近話題になった本や映画やドラマやアニメが三宅さんの視点で提案されており、読みたい本にたくさん出会えたのが良かった。
Posted by ブクログ
【教養があるとは、社会や人生のネタバレをたくさん知っていること】
作品鑑賞の解釈の工程
1.比較 違うものを混ぜ合わせて違う味(料理・解釈)にする
2.抽象 抽象化は読者の仕事。テーマを言葉にする
3.発見 書かれていないものは、作者の意図。何を言うのではなく、何を言わないのか。
4.流行 今の時代は何が求められているのか、時代の共通点
5.不易 誰もが好きな普遍的な展開は繰り返される。普遍的なテーマとして
読む技術は、他人の話を聞く技術でもある。
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Posted by ブクログ
様々な本や映像作品を例に挙げて説明してくれているが、私が観たことがないものもばかりで、頭に入って来なかった。機会があればそれらの作品を観てみたい。
Posted by ブクログ
「なるほど!」と思う言葉や、本書で紹介されている「呼んでみたいな」と思う作品を知れたことは良かった。
ただ、本書自体は読書術のノウハウについて語ったりしているわけではなく、9割が著者の感想文というか、なんか“あとがき集”みたいな感じ。
特に後半は「著者の日記かな?」みたいな感想文が連発する。
タイトル通りの内容を求めているのなら、なんとなく本書ではない方が良いんじゃないかと思います。
Posted by ブクログ
ブックリストだと思って読んだと言っても過言ではない1冊。本の読み解き方を5パターンに分類し、どんなふうに読んだかが具体例と共に書かれてる。
この本読みたい!こんな風に解釈したい!
そう思わせてくれた。
本を批評するのって技術がいるんだって、体感できた気がする。
Posted by ブクログ
批評の教科書。物語鑑賞「五つの技術」をさまざまな具体例で示されていてとてもわかりやすい。かつ、小説や漫画、ポッドキャストまで例で出されていて「なんでもありなのね!」と批評の幅を広げてもらった。個人的にはあとがきが好き。文体からも“三宅香帆み“を感じる。三宅さん、口語も文体もあまり変わらないんだな。
Posted by ブクログ
「本であるが、あまり本らしくなかった。」
三宅さんのことが好きで彼女の出るYouTubeも見ている。そんな彼女の口語がそのまま本になっている。話し言葉が故に本らしいと思わなかった。
本には本で感じたい言語表現があると気づいた。
noteの読書記録を本にし、そのままだと本にならないから読んだ際の捉え方を付け加えたように見えた。もう少し読み方・読んだ後の捉え方の解釈を読みたかったし、深めて欲しかった。タイトルからすると物足りなかった。そのため星を3つにした。
一方、ジャンルを問わず本・漫画・ドラマ・映画と多くの文学作品に触れて、それを自分の言葉で語っているのは本当に尊敬する。三宅さんにも刺激され、もっと本を読む人になりたいと思ったので、やはり圧倒的努力に脱帽した。
偶然にも本を紹介する本(もっと面白い本)を読んだ後、この本を読んだ。分野を提示し、一冊ずつ紹介する形式でないが故に、興味がわかなくとも全体としスッと読めたところもある。最初に文体について書いたが硬くないところは良さでもある。
本の中で扱っていた本から読みたい本をピックアップして終わる。
・街とその不確かな壁
・喫茶おじさん
・二木先生
・三体
・プロジェクト・ヘイル・メアリー
・訂正可能性の哲学
・方舟を燃やす
・愛する源氏物語
・誰も教えてくれなかった「源氏物語」の本当の面白さ
・ペンギンの憂鬱
Posted by ブクログ
本や映画、ドラマの感想を上手に話せる人は確かに魅力的です。具体的に伝えることができると盛り上がりますよね。 でも、三宅さんが挙げた「5つの解釈ポイント」結構難しい。テーマを言葉にすることはできても、他の作品と比べたり書かれていないことを見つけることは大変だと思います。だからこそ「技術」と言えるのでしょうけど。
Posted by ブクログ
とても興味深い内容でありました。読んだことのない作品もたくさん出てきましたので、少しずつでも興味を持ちたいと思いました。村上春樹が出てきたのは嬉しかったです。
Posted by ブクログ
タイトル通り、敏腕書評家三宅香帆氏による本の読み方の指南書である。序盤に方針を示し、彼女の過去に投稿されたnoteなどを多く例に挙げ具体的なやりかたを見せてくれる。本の出来としては相応のものであると感じたし本の読み方がわからないという人にはかなり参考になる内容であったと思う。彼女の書く書評が好きな人には他媒体に投稿されたものをまとめて見通せるのも嬉しいのではなかろうか。しかしその方法論としては私がすでに実践しているやりかたとほぼ相違ないもので目新しさなどは特になく、星3の評価とした。
Posted by ブクログ
話が面白い人にるためには?
というよりは、
作者視点では様々な本、映画等について
どう分析しているか書かれています。
こんな見方があるのかと勉強になる本です。
Posted by ブクログ
著者の読書量、ハンパない。
書籍を比較したり、流行をよみとったり、不易に気付くには、余程本を読まないとできないなあ。本の読み方が良く分かった。
Posted by ブクログ
三宅さんが本当に好きでどの媒体でも三宅さん主体でやられている活動は追っているのだが、彼女の何が魅力的かってその語り口調だったり、そういう解釈があったか!とか、一見全く関係なさそうなことでも繋がりがあるというのを見つけるのが上手で、そのような惹かれざるを得ない三宅さんの本ということで読まずにはいられなかった。タイトルにもめちゃくちゃ惹かれました。
内容としてはタイトルの直接的な答えがずっと書かれているというより、「読む」技術を書評にまとめて書いている形なので、自分的にはブックガイド的な要素も含めて読んだ。その技術はどうであれ、とにかく軽いテンポで三宅さん特有のオタク語りがずっと溢れてて読みやすいし、前のめりな感じが伝わってきてとても良い!!