あらすじ
好きな本・映画・舞台・ドラマ・アイドルを語りたい人の必読書
23万部突破!話題の著者が教える「言語化」の本
★オリコン上半期BOOKランキング 2025」形態別「新書」1位!
(集計期間:2024/11/18~2025/5/18)
★Instagram、TikTokでも話題!
★三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2024」大賞「言語化」にて言及されました(2024.12.04 ニッポンドットコム)
あなたの「推し」はなんですか?
お気に入りのアニメ、本、漫画、映画。
応援しているアイドル、声優、バンド、YouTuber。
大好きな舞台、コンサート、ライブ。あるいは、スポーツや釣りなどの趣味も、推しに入るかもしれません。
本書は、アイドルと宝塚をこよなく愛する著者が、書評家として長年培ってきた文章技術を「推し語り」に役立つようにまとめた1冊です。
SNS発信・ブログ・ファンレター・友人とのおしゃべり・音声配信などの発信方法ごとに、自分だけの言葉で感想を伝える技術を教えます。
推し語りには、語彙力や文章力が必要だと思われがちですが、それは間違いです。
必要なのは、自分の感想を言葉にする「ちょっとしたコツ」だけ。
そのコツさえ知れば、あなただけの言葉で好きな作品の素晴らしさを語れるようになります。
ここでは特別に、少しだけそのコツをお教えします!
コツ① 自分の感情を一番大切にする
コツ② 妄想をこねくり回して、感想を生みだす
コツ③ よかったところを細分化するだけで、あなただけの言葉になる
これって一体、どういうことなんでしょう…?
本書を読めば、特別な才能や技術がなくても、あなたの感動を自分の言葉で語れるようになります。
≪こんな方におすすめ≫
・映画を観たあと、他人の感想をSNSでリサーチしまくってしまうが、本当は自分の言葉で感想を発信したい
・好きな作品について、うまいこと言いたい
・好きな作品や推しについて語ろうとすると「おもしろかった」「すごい」「やばい」「よかった」という凡庸な表現しかでてこない
・ファンレターやブログを書きたいけど、ネタが思いつかない
・なぜ、その作品や人に魅かれるのか言語化したい
◆購入者限定ダウンロード特典付き!
「推しの素晴らしさを語る」発信方法ごとのまとめ
※本書は、2023年に弊社より刊行された『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』の携書版です。判型以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
推しに対する「好き」っていうきもちを言語化する技術だけが書かれている本かと思いきや、自分が書いたものを発信する際に気をつけることや、周りの意見に流されないようにするにはどうしたらいいのか、数ある周りの意見から自分の考えを守るためにはどうしたらいいのか、そして好きという気持ちの言語化は自分を理解すること、自分を表すことにもなるなど、SNSでいろいろな意見に振り回されず胸を張って情報発信する術を身につける方法が書かれていてとても面白かったし、なんだか勇気づけられました。
Posted by ブクログ
ためになったし勉強になりました。やっぱり私三宅さん好きだわ。
私には推しがいないので、本に対する愛(レビュー)に活かしたいと思っています。
以下備忘録。
自分の言葉を見つけるには。。
・良かった箇所の具体例を挙げる
・感情を言語化する
・忘れないようにメモする
よかったところを細かく具体的に挙げる(具体例が細かいほど他の人と違う感想になりやすい)
・好きな(好きじゃない)キャラクター
・印象に残ったセリフ
・心に残っている場面
・びっくりした展開
・最後までよくわからなかった心情
ネガティブな感情は不快か退屈のどちらか。
・自分のイヤな体験との共通点を探す
・どこが退屈だったのか(キャラなのかセリフなのかラストの終わらせ方なのか)探す
なるほどなあ、と思うこと多数。
中でも一番やろうと思ったのは、忘れないようにメモする、です。
私の読書の仕方は、まず、読みながら気になるところにフセンをつけます。
読後、フセン部分を書き写したり感動ポイントをメモします。
そして、時間があるときに清書してアップします。
一気に清書まですればいいのだけど、フルタイムで働いている上に本によっては1日1冊ペースなので本当に時間がないのです(涙)
ですが、本によってはフセンを貼る箇所がなかったり、メモをする時間が取れなかったりして、いざ清書するときに詳細忘れて困ることも結構あるんですよね。
本書を読んで、読みながらその場で手書きでのメモが一番確実、って思いました。
読書もレビューも好きなのに、レビューが溜まって苦痛になることも多々あり、本末転倒だなっと思っていたので三宅さんにお礼を言いたいです!
Posted by ブクログ
令和版の推しへの感想文や、布教文句の書き方講座でした。
本書の面白いのは「推し」というテーマで書かれているのがミソだと思う。
言いたいことがまとまらん とか 言いたいことがあるのに 最高だった で済ます。
そういうときが自分でもあるため、共感しながら読み進めることができました。
共感できるためか、サクサク読めました。
これは通読してから、詰まった時に読み返すのに適した本だと思います。
Posted by ブクログ
日常会話の中で、どうも意味が相手にあまり伝わってないと感じる場面があったりします。相手の理解が無いからだと人のせいにしていましたが、今考えみると伝える為の工夫をしていなかったような。
私には、熱烈に語りたいよう推しは居ないかな。
なので、好きを言語化する事についてあまり興味はなかったのですが、話題書なので読み始めました。
自分の好きを相手に伝えたい時に、相手との熱量と情報の差を埋めること。自分の言葉で好きを伝える事。細分化した言葉を使う事。
色々な技法があるなと思うなかで、伝える事の難しさ、そして気持ち(推し)が伝わった時の嬉しさにはなんだか共感する部分があります。
猫が好き コーヒーが好き 古い家具も好き
自分の好きも様々あるみたいなので、それを言葉にして表現してみたいと思いました。
もしかしたらその先に、推しがあるのかもと
Posted by ブクログ
推しについて語るをテーマに、考えの言語化について書かれている本。
推し=好きなもの、気に入っているもの、人に勧めたいもの、などに置き換えられるし、他の言語化にまつわる本などで小難しく書かれているようなことが身近な言葉、テーマで書かれているため、イメージしやすく、作者が言う『自分の言葉を作る』が体現されていたように思った。
繰り返し読んで言語化スキル、自分の言葉を作る力をつけていきたい。
Posted by ブクログ
言語化に必要なのはセンスや語彙力ではなく気持ちの細分化である!
同じものを見ていても抱いた感情は私だけのものでそこにオリジナリティが生まれるのだなと。
好きなものについて言葉にしてみたくなる、わくわくする一冊でした!
Posted by ブクログ
初めて三宅香帆さんの本を読みました。
本屋さんに行けばいつも目につく所に置いてあって、タイトルを横目でチラチラ見ながら気にはなっていた本。
【言語化】って言葉が最近よく耳にしたり目にするけど三宅さんが流行らせたと言っても過言では無いような。
私は毎日日記を書くけど少しづつ取り入れてみようと思いました。
Posted by ブクログ
帯の文章
ーすごく感動したのに「おもしろかった」しか言葉が出てこない・・・!!
まさに自分だと思い、そんな自分を変えたくて手に取った本でした。それが活かせるかどうかは自分次第・・・
Posted by ブクログ
自分の言葉を守り抜くために、敢えて他人の言葉に触れない。というのも、自分の感想なりなんなりを形にするまでは。
それから大事なのは細分化である。なにも初めから高尚なことを言えとは誰も言っておらず、丁寧に丁寧に細かく記述していくのがミソである。
Posted by ブクログ
好きを言語化する技術-推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい」しか出てこない
私の悩みは、主に仕事において、人前での発表が苦手で伝わりづらかったり、相手の意図が汲めておらずコミニュケーションエラーを生じることがある。書かなくてはいけない論文も全く筆が進まない。この本は推しの布教活動をする人がターゲットになるタイトルであるが、他人にわかりやすく伝える(しゃべる、発信する、文章を書く)技術を教えてくれるので、仕事での悩みのヒントになる本でもあった。
細分化により言語化した自分の言葉(核)を、相手に伝わりやすい工夫で包んであげる。情報に対する自分と相手との情報格差を知った上で、伝えたいことを決めて、伝える。当たり前だが何かが伝わるということは、自分の情報だけではなく相手の存在があることで成り立っているのだと気付かされた。
また、これまで本や映画は鑑賞してもそのまま放置していたが(消費行動)、今後揺らぎうる自分の「好き」「あはれなり」といった今の感情を、言葉という真空パックに閉じ込めるという、能動的な行動を逃してきたことを勿体無いと感じた。自分の人生を豊かにするために、この技術を取り入れていきたいと思った。
Posted by ブクログ
自分の「好き」を他人に伝えることテーマとして、他人に自分の思いを伝え、理解してもらうために、必要な考え方や技術についてまとめている本。
相手に伝えたいことがあるのに、上手く伝わらない、良い伝え方がわからないという人には参考になる部分が多いと感じる。
私自身、自分の考えを言語化することが苦手と感じる場面があるので、この本で紹介している「言語化」に向けたプロセスを実践していきたいと思う。
Posted by ブクログ
この本に影響を受けて、Filmarksに鑑賞した映画のレビューを書くことが習慣になり、自分の感情や思考が言語化できるようになった気がするし、映画を観ることがより楽しくなったと思う。
Posted by ブクログ
人の感想を先に見ないというのは大事ですね!
ブログとか長いこと書いてるとあまり意識せずに使ってるテクニックもあるもんだなぁ〜と読んでました。
言語化は大事ですよね~皆の推しの話を聞きたいという気持ちがめっちゃ伝わってくる一冊でした!
Posted by ブクログ
自分の好きを言語化できるようになりたいから読んだ本。今まで感想に「すごい」とか「感動」とかの言葉しか使えなくてモヤモヤしたことがあったけどそれは「クリシェ」と呼ぶことが分かったし、クリシェをしないためには「なんで〇〇だと思ったのか」などを深堀することが大切なんだと気づいた。
あと、3章読んでる時、相手に推しのことを喋りたい。でどうやって情報の差異を埋めたらいいの?って時に相手との距離を掴むのが大切だと知ったのですが、上手く使えれば会話とか上手くなりそーだなって思った!笑
まだ慣れないだろうけど、とりあえず感想を書く前に他の人のレビューを見ないことから意識して、言語化技術を上げていきたい!
Posted by ブクログ
SNSへ関わり方を見直すきっかけになった。他人の感想を見る前に、揺らぎやすい「自分の好き」を保存しておく。
あとは人に話す時、「他人との情報格差を埋める」意識をしていこうと思った。
「好き」をもっと自由に、自分の言葉で表現できるように、たくさん試して研磨していきたい。
Posted by ブクログ
・(上手い下手関係なく)自分の言葉を持つこと
・他人や他人の言説との距離を測ること
ややニュアンスの差こそあれ、かなりざっくりまとめるとこの本が主張したいのはこの2つかな。そして確かにこの2つが、推し語り論にとどまらず、SNSとの付き合い方にも通づる正しいスタンスのように思う。
例を示してのレクチャーもあるけど、どちらかというと心構えの練習をひたすらさせてくれる感じがした。三宅さんのラジオを聴いているので、文体が話し方そのままで脳内再生が余裕。笑
Posted by ブクログ
推し語りするためのHOWTOを知るために、読者はこの本を手に取ると思います。
しかし、著者が伝えたいことはそれとは別にあり、自分の意見を言葉にしようということでした。
なぜかというと、他人の言葉に同調するだけだと、いつの間にか強い言葉に流されてしまい、その圧力に負けてしまうことに強い危機感を感じているからです。
もちろん題名に偽りはなく、文章を書く方法がこの本の大体を占めているので、とても勉強になる内容ばかりです。
しかし、最終的には文章のテクニックよりも、自分が持った感想を最後まで書ききることを重視しています。
これは同調圧力に屈せず、自分の気持ちを言葉で表現してほしいという著者の願いが表れているように感じました。
Posted by ブクログ
三宅香帆ボイスが脳内再生される……
この本では、メモを取るときのコツ、読み手を想定する理由、「なにを狙って書く(話す)べきか」などを分かりやすく学ぶことができた。
自分はコミュ障なので“話す”のは難しいけど、文章や動画づくりを通して少しずつアウトプットしていけたらと思う。
そういえば、ここ最近読んだ実用書はすべてに「とにかくメモしろ!」と書いてあった。
──人はすぐ忘れる生き物。感動したことも悲しかったことも、色褪せて細部が消えていく。だからこそ、すぐにメモしろ!!──
ということらしい。
ここまで言われると、メモ術専門の本も読みたくなってくるなあ
Posted by ブクログ
好きを語る、そしてその前のプロセスである思考のハウツー本。自分の考えにどう向き合い、それをどう伝えるか、というお話。
思考は流れていく。自分の思いや感想なんてすぐ忘れてしまう。そうならないために自分にどのように問いかけるか、SNSはじめ他者の意見とどう付き合うか。
まずは書き切ることが大事と本書に書かれていたので、とりあえず拙い感想でも手を動かしてみる。そういうコツが散りばめられている。
最近私が「オタク」と言えるほどの熱量のあるものが無く、失ってしまった自分の情熱を思い出して少しさみしくなった。でも、あのころこんなふうに好きだったな、と思い出せることも、好きを言語化していたからだ。(コンサート感想日記とか書いていた)その気持ち自体が、当時の私の宝物なんだろうな。
寂しさと懐かしさと実用性と、様々な感情が想起されました。
Posted by ブクログ
頂いた1冊。推しという存在がいないので読む気が全くなく寝かせていたが、読んでみたら推し云々ではなく、「好き」や「嫌い」を言葉にする技術が詰まっている本だった。
映画や本の感想をnoteなどに書いている身としては既にやっていることが大半だったが、1冊に体系化されているという点で有難い。読む時期が数年前だったら名著だったかも。
Posted by ブクログ
「考えさせられる」は気をつけてても使っちゃう
クリシェはなるべく無くすよう努力します
作品全体のふわってした感想よりも一部を抜き出してきてあれこれ書いてある文章の方がはるかに読みたくなる
Posted by ブクログ
著者の書評はついつい読みたくなることが多い。
読みたくさせるための具体的なテクニックが書かれている。書評と合わせて読むと面白い。
人の感想を見る前に自分の言葉で考える
→無意識に影響を受けてしまうため
①よかった箇所の具体例をあげる
②感情を言語化する
③忘れないようにメモする
①
好きなところや、驚いたところをなるべく細かい部分をあげる
細かいほどオリジナリティが出る
②
①であげたポイントでどんな感情を抱いたのか、どうしてその感情を抱いたのかを書く
・ポジティブな感想の場合
感情が共感か驚きどちらなのか
共感
自分の体験と共通点がある
好きなものと共通点がある
驚き
どこが新しいと感じたか
・ネガティブな感想の場合
不快
自分の嫌な体験と共通点がある
嫌いなものと共通点がある
退屈
どこがありきたりか
メモは自分にしか見えないところに書く
→人からどう見えるかを気にしないようにするため
専門用語を使うと早く情報量が多く伝わる
相手に自分のレベルが伝わる
知らない相手にもあえて使っていちいち説明をするほうが熱意が伝わりやすい
書き始める前にやること
読者を決める
伝えたいポイントを決める
書き出しが一番難しい
→修正前提で書く。あとから組み替える
よかった要素を描写
自分語りをする
文脈で始める(〇〇と共通項がある等)
問いから始める
一旦書き終えてから修正する
Posted by ブクログ
読書をするとその感想を一言記録をするようにしているが、それがなかなか難しい。「すごかった」「よかった」としか表現できなくて、なぜほかの人たちはあんなにも内容のある素晴らしい感想や評価を書くことができるのだろうかと思っていた。今回この本のタイトルを見て、私にこそ必要なことが書かれた本だと思った。この本は推しをネット上で進めるためのノウハウを意識して書かれているが、映画や読書の感想を書くのにも通じることが書かれていた。それをするための具体的な方法は、まず ①細分化して具体的に気になった点を列挙し ②それぞれに対する感情を言語化し ③それをメモする ということだった。確かに細分化して言語化するという作業はわかりやすくて、実践できそうな気がする。今までそういう本を読んだことがなかったから役に立ちそうな気はするが、でもこうやって感想を書きながら、やっぱり役に立っているかどうかは自信がなくなってきた。
Posted by ブクログ
好きは一時的な感情であるという考えを読み、確かにそうだと思った。だからこそ、こうして感想にして書いて残す必要があるんだなあと。
あとで読み返した時にああ、あのときの自分はこんなことを考えていたのかと思い返せる。好きだったときの感情は恥ずかしいけれど、いい思い出になる。
そのためにも漠然とした感想を書くのではなく、より細分化しなくてはならない。自分が感じたことを細分化して文章にする。
そうしてより自分らしい文章が書けるようになりたいと思った。
Posted by ブクログ
ライトなタッチで描かれており、とても読みやすい。
他の人の意見を見る前に、自分の言葉を持つ
自衛する(他者の影響を受けすぎないように)
は現代にあったアドバイスだと思う。
Posted by ブクログ
課題図書で題名に惹かれて読んだ本だったけど、私が読むには早かった。筆者ほど推しに対して熱い気持ちがなかったため、ここまでやるのは面倒かなと思ってしまった。私はSNSに書き込むより喋りで推しの魅力を語りたいタイプなのでそういう人にはこの本は不向きかもしれない。