三宅香帆のレビュー一覧

  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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     京大在学中に書いた書店ウェブサイトの名著紹介「人生狂っちゃうよね、と思う本」が大人気となり増補して単行本となったほど読書が生き甲斐の著者でさえ、就職するとスマホばかり見てしまい「本が読めない」という事態に直面したという(仕事はふつうに面白くやりがいある)
     考察は「積ん読」の原点の昭和初期「円本ブーム」〜戦争体験〜週刊誌ブーム…読書で得られる「知識」は、「情報」が勝敗を分かつ情報化社会では余計なノイズが混じったものと認識される。生果実よりスイーツ、はてはサプリメントのように。創作は純然とした絵空事のエンタメでなければならず『教養』は時代錯誤となっているから、旧来の世界名作を読む人は希少。
     

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    2026年07月30日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    半身で働く
    ってことですね。
    確かにふつーに会社で働いてたら、時間全然ないよね。

    時代ごとのベストセラーなどみていて、私の読書傾向のミーハーっぷりに笑ってしまった。
    今は読んだ端から内容を忘れているので、何のための読書かわけわかんないけど、ネットでの情報ゲットとは違う形で私の中に入って来る読書はやめられないと思う。

    とりあえず、三宅香帆さんが「毎日一冊」くらいのペースで本を読む、とどこかで見たか聞いた気がしたが、そんなこと出来ない私がくやしい。

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    2026年07月29日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    本屋で目について、目次を見たら「しいたけ.の誘引力」「星野源の未熟力」「三浦しをんの台詞力」とか、著者+○○力、というのが並んでいて、こんなの絶対おもしろいじゃんと思って買いました。

    活字中毒的にはたいへん面白い読み物だったし、あとふつーにオタク語りを読んでる感覚の面白さもある、ポッドキャストとか聴いてるからめっちゃ三宅さんの声で脳内再生されました。笑
    結構実践的に使えそうなテクニックもあったし、あ〜これ自分もやるなっていうのもあって、実用書としても全然読めると思います。
    手元に残るのが嬉しい1冊になったので、買ってよかったです!

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    2026年07月28日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    この本を読んで話の面白い人が意識しているようなことは何か、常にどういうことを考えているのかを知ることができた。

    例えば、人気な作品というのはその時代の流行に乗っている側面、人が欲しているものであるということに気づくことが出来た。

    現在放送されているアニメ鑑賞で「鬼の花嫁」に対して、ずっと一人を愛してくれる存在を欲している人が多数なのが人気を博している理由の一つかもしれないと以前の自分では気づけなかった点に気づけたと思う。

    ただ、話が面白い人の考えを理解したのと実践するのとでは天と地ほどの差があると実感し、自身の感性を磨きながら、期間をあけて再度熟読していきたいと思う。

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    2026年07月28日
  • 考察する若者たち

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    YouTubeで見ない日はない
    非常にお世話になっているので評価甘め

    前提
    考察=作者が提示する謎を解くこと
    批評=作者も把握していない謎を解くこと
    著者は批評を是とする

    売れた本(漫画を含む)やドラマや映画など
    ヒットコンテンツを中心に具体例を出しながら
    世の中の流れを著者の幅広い知識を背景に
    書かれてている
    現代の若者(若くないが自分も含め)
    タイパ・コスパで正解をすぐに求めてしまう人を
    やや非難気味に書いてある非常に読みやすい本

    結局どうすべきかは
    巻末に色々書いてあるが
    本を本屋で自ら選んで買って読んでねという
    いつものオチで心地よい

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    2026年07月27日
  • 考察する若者たち

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    現代が考察ブームなことは気づかなかったが、苦しい生活や社会情勢の中で正解を見つけたい、報われたいと考えるのは当然と言えば当然だと思う。前編通して面白かったしタメになったが、特に最終章はすごく刺さった。報われなくても、自分の考えや欲望はなかったことにならないし、それがいずれ自分の固有性になる。それが積み重なるというのは確かにそうだなと思った。コスパダイパが悪くても、批評もしてみたいと思った。それが正解かどうかは関係なく、自分なりの考えを表すことが大事。

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    2026年07月26日
  • 「夫婦」不在社会

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    これは村上春樹小説の解説も兼ねているのか…?!
    村上春樹小説の今まで分からなかったことが分かってとても面白い

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    2026年07月26日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    私は「推し」もいないし、長文も書くつもりはないけど、「他人の言葉がナイフにならないよう、自分の言葉をもつ」というところがなるほどと思いメモしていた。あとがきで、そこが一番伝えたかったところと書いてあって嬉しい気持ちになった。

    他人軸で生きていることに悩んでいたから、何に対してもSNSを見るのが先ではなく、自分の考えを持つことを意識して、自分の言葉によって打ち勝てるようにしていきたい。

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    2026年07月26日
  • 「夫婦」不在社会

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    ネタバレ

    初めて三宅さんの本を読んだ。
    新書でありながら読みやすく、また村上春樹論としても興味深かった。
    特に自分が観ていまいちだな、と思っていたファーストキスに関する記載はなるほど。。と思った。タイムリミットがあることで男性的役割から降りることができた、と考えるとあの結末は納得かもしれない。

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    2026年07月25日
  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    最近推しているコンテンツが多かったので、推しとはそもそも何なのか、自分は推しとどう向き合っていくのがいいのだろうかと思い拝読しました。

    推しの歴史を学べることはもちろん、直近までのSNS社会や実際のアニメや小説などを用いながら推すという行為やスタンスに対する解像度がとても高まりました。

    個人的には自分が推しているものは勝手に現代は共同性を持ってしまうことがあるので、その良さを享受しつつ、適切に距離をとりながら自分として、推しに対する考えや好きを言語化して、コンパスにしながら推しと向き合いながら生きていこうと思えました。

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    2026年07月25日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    今まさに自分が悩んでいることが、時代の流れや日本人の働き方の変遷と共に綴られていた。読書の歴史書と言っても過言ではない。現代人から称賛される本や読書のあり方は、時代に反映されていることが分かりやすく記されている。

    読書の中にあるノイズを排除して、ネットからピンポイントで知りたい情報を得たいと思う気持ちは本当によく分かるし、それは仕事に忙殺されそうになっている時こそ起こりうる。それはノイズを受け入れる時間と心の余裕がないから。そして、ノイズを受け入れられる心の余裕が持てないほど仕事に注力する生き方は、結果として自分を追い込むことに繋がる。

    一方で、他者の文脈(ノイズ)を受け入れることは心の豊

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    2026年07月24日
  • 考察する若者たち

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    新書って面白い!
    三宅さんの影響で、新書の良さを改めて感じている。

    報われたい現代人という内容に、すごく共感できた。

    世の中がどんどん効率化されて、タイパやコスパが重視されていく現代。その便利さを知ってしまっているからこそ、無駄なことはしたくない、自分がやること全てに報われたい、という思いが強くなってしまっているのかな。

    それはみんなそうだと思うし、私自身もそう。限られた時間の中で、自分のためになることにフォーカスして生きていきたいと思っている。

    だけど、最適化(効率化)されすぎた世の中で生きていくことって、きっと失敗や冒険が少なくなる。
    今の自分にぴったりのものだけではなく、今の自分

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    2026年07月24日
  • 伝わる言語化 自分だけの言葉で人の心を動かすトレーニング

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    以前に読んだ、推しの素晴らしさを語るコツが描かれている本の補足といった意味合いで、本作を読みました。

    細分化するほど、その人らしさが出る。
    細かい具体例を挙げ、どんな感情がわいたか、またその理由を考えてみる。
    この一連の過程は、本当の意味で自分自身を理解するためのヒントになる気がしました。
    さっそく、自分が好きなこと(リトグリのライブ映像で好きなシーン)を思い浮かべて、なぜ好きなのかを言語化してみました。
    ものすごくスッキリしました。

    本作を読んで、様々な発見や気づき、考えられたことがあったので、とても良かったです。


    『たとえ不器用であっても、自分自身の言葉で語ったときには、相手の心を

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    2026年07月24日
  • 考察する若者たち

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    ネタバレ

    最近の考察ブームの根底には「報われたい」心理があるという指摘にハッとした。作者の用意した正解を見つけ出し、考えることで「価値あるものを見つけた」と実感したい現代人。私もその一人である。
    ​界隈化する社会の中で、私たちは「個人の感想」より「みんなの正解」を求めてしまっている。それは自分らしさの喪失でもある。
    ​「報われなくてもいい。自分にとって価値あるものを見つけていこう」という批評的視点を持つことの大切さ。誰かのおすすめや流行りではなく、自分だけの感想をしっかり語れる人間を目指したい。

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    2026年07月23日
  • 考察する若者たち

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    記念すべき最初の一冊(厳密には数冊読んだことがあるけど)でした。受験が終わり、前々から読書を始めようと思って、いざ本屋でなんとなく取った一冊で、時の人“三宅香帆”のこともその時は、最近本の動画で見た人くらいの印象。読後の感想としては、一冊目にしては面白かったんじゃないかと正直思っています。
    内容は考察をはじめとする現代の若者の行動は、「報われたい」という原理で説明できるよね。という内容で、最終的には考察とは逆の行為である批評を進める内容でした。こんな感じの話題は友達ともたまに出てくる話題だったので、のめり込みやすく割とすぐ読めたんじゃないかと思っています。
    三宅香帆は年齢的にはどちらかというと

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    2026年07月22日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    最初に感想文のテクニックが述べられ、それ以降は著者のこれまでの感想文がお手本的に紹介される。
    そもそも著者の感想文が面白いので、例示されている作品を見てみたくなる。
    こんだけ読書家の人が書いたおすすめ本が知れると言うだけでも読む価値あり!

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    2026年07月22日
  • 「夫婦」不在社会

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    ネタバレ

    なぜ働いていると本が読めなくなるかが、花束みたいな恋をしたについて引用しまくってるとしたら、この本は村上春樹を引用しまくってる

    確かに言われてみると、親子やシングルマザーをテーマにする作品が多い。男、ないしは夫婦をテーマにする小説に心当たりがない。夫婦問題もあるとしたらすぐ不倫。

    売れないタイトルに名前を変えるとしたら、村上春樹から考える夫婦像かな

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    2026年07月22日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    普段「あ〜おもしろかった」「この人の文は読みやすいなぁ」で終わってしまうところを、この人の文はなぜ読みやすいのか?なぜ惹き込まれるのか?とことん突き詰めていて興味深く読んだ。文体の解体本。三宅さん自身が文章が大好きなんだなぁというのが伝わってきた。
    読んだことのある本が載っていると嬉しかったし、本作にのっていて読んだことのない本で気になる本にも出会えたので世界が広がりました。

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    2026年07月22日
  • 「夫婦」不在社会

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    親子や夫婦関係について哲学することができました。
    登場する作品について知らなくても楽しく読み進められます。
    公的な時間による植民地化を防ごうと思いました。

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    2026年07月21日
  • 考察する若者たち

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    ネタバレ

    一応、若者として三宅香帆の若者批評はどう入った具合なのだろうと手に取ったのがキッカケである。

    結論言うとその通り!と言う感想である。

    結局は何事も最適化なのである。批評的なことを言ったところで、それってあなたの感想ですよね?と言われ話が終わってしまう。結局は批評が好きという人たちも、そういった界隈ということでグループ化され、そこからは抜け出せないのが事実としてある。界隈の傷は界隈同士で傷を舐め合うしかないのである。というと知見が広がらないのも事実であり、ヒットチャートをみんなで聴くといった行いがあれば、それぞれの意見が出てきてそれを言い合うみたいな行為が流行るのは理解できるが、それぞれ持ち

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    2026年07月20日