三宅香帆のレビュー一覧

  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    現代人は働いていると本が読めなくなるのではなく、時間的な制約はあるにより、効率を求め、無駄(ノイズ)を排除した結果、「情報」のみを求めるため、本を読まなくなった。

    それは、ノイズが今の自分には役に立たないと思い込んでいるからだ。

    三宅夏帆さんは、本書を通じて、「知識はすべてつながっているから、役に立たない知識などない。ノイズを受けて入れる余裕がある社会こそ、本来あるべき社会の形だ。」と説いている。

    学ぶ意欲が湧く1冊だった。自分の挑戦をチ後押ししてくれる1冊だった。

    疲れた時は休むのがいい。受け入れる余裕が無い時は誰にもやってくる。そんな時は私の今のこの思いを読み返そうと思う。

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    2026年04月08日
  • 考察する若者たち

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    見る、読むなど得ること自体をもちろん楽しみつつも、それをいち経験として、得たいのかもしれない。

    音楽もランキングから知る時代から、ショート動画で出会う時代に変化した。その影響で、現代の音楽はいかに短く、キャッチーで刺激的かを求めている。サビしか知らなくて、サビしかおもろしくなかったり、転調ばっかりで飽きさせないようしたり、曲調をガラッと変えて刺激を入れたり。

    オンリーワンという孤立というよりも、ラベリングされて、界隈があって、何かに属していたい。何かに寄りかかっていたいという感じかな。孤独は嫌だもんね。

    この感想を書いている時点で、わたしはマジョリティ的な考察する人間とは少し違っているの

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    2026年04月08日
  • 考察する若者たち

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    考察=作者が提示する正解がある。報われるゴールがある。
    批評=正解がない。報われるゴールがない。

    ドラマなどの作品をみても、現代は一人ひとりバラバラな感想を持つことよりも、ゴールがある考察をしたがるという。
    SNSでも自分に興味がありそうなおすすめ動画が勝手に流れてきて自ら選ぶ必要もない。

    知らず知らずのうちに、自分の意見や感想を持つこともなくなり、自分のやりたいことや好きなことが分からなくなっていく世の中に少し恐怖を覚えた。

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    2026年04月08日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    読んでいる中盤辺りから読み終わった今も、
    推しへの好きを言語化して自分の思い、好きをたくさん残して、充実した人生を送っていると実感したい!
    という気持ちが溢れています。

    著者の推し活に対する温度感も好感を持てましたし、読んでいてワクワクしてきました。
    そこそこ生きてきて、文章も添削しながら展開している身としては知っている方法も多かったですが、それをプライベートに使おうとはしなくなってたなと気付きもありました。

    私の場合は推しに対してのモヤモヤはあまりないですが、可愛くてたまらないこの気持ちをどうしたら!と思うことはあります。
    そんなたまらない気持ちを言語化して、自分でも思い出しやすくなるよ

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    2026年04月08日
  • 考察する若者たち

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    パーソナライズされた情報、MBTI、界隈…最適化に注力する時代。
    というか、そんなにも、自己って扱いづらいのか…と思う。いつの間に、こうなったんだろう。

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    2026年04月07日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    「推し」に限らず、自分が好きなものを言語化する上で思考を深めていくためのコツが得られる本だなぁと感じました。中高生にもオススメできる一冊です。
    "言語化とは、細分化のこと"
    よく語彙力がないと自分を卑下してしまいがちですが、「言語化に語彙力は必要ない」「言語化とはいかに細分化するか」。
    なるほどと思いました。そして細分化した先にオリジナリティ、自分らしさが宿るのだと。自分がどんな時にどうしてそんな感情を抱いたのか、自分の感情を見つめて言語化していく力は、「推しの良さを伝える」以外でも自分自身を豊かにするものとなるのではないでしょうか。
    プロの書く推し語り文、とても面白かった

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    2026年04月06日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    読書の話か思いきや「読書を通した社会と働き方」の話だった。

    もし今、何か上手くいっていないなら、過去の働き方を知ると答えが見つかるかもしれない。それは社会が変わってしまったから...だったりするから。

    「好きなことをしよう!」と煽られ、人気だけど稼げない「好きなこと」をし、生活のためにアルバイトをすれば「いつまでフリーターをやってるんだ」と言われる。
    社会に「ノリツッコミ」されてるとしか思えない。

    ほんとそれな!と思う氷河期世代でした。

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    2026年04月05日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    半身で働く、そんな社会を生きてみたいものだ。
    本を読むってエネルギーを使うので、働いていると読めなくなるのはすごくわかる。でも仕事に関係なく読まない人は読まないんだよなーとも思う。本を読む人の中でも、知識を得ようとして読む人と、娯楽として読む人は違う気がしていて、“本が好き“っていう人って、娯楽なイメージがある。それは近年のノイズのない情報ばかり見ているからなのだろうか。

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    2026年04月05日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    作者が同年代で何冊か読んだことがあったので、本書も読んでみた。ノイズを受け入れる余裕がないから本を読めないというのは、最近の実感でも合ってる気がする(逆に本書を読めてるというのはコンディション良いということだが…)。花束みたいな恋をしたが度々紹介されていたので、一度見てみたい。

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    2026年04月04日
  • ニュー日本文学史

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    なかなか手が伸びなかった古典。約千年の文学が、三宅さんの軽快な解説によって紹介されている。この本の好きなところは、それぞれの作品から伺える作者の生きづらさを教えてくれているところ。1冊を通じて、千年前も今も苦悩があるからこそ文学は生まれる。(ただし、戦乱の世では文学の生まれる余地がない!涙)悩みがあればそれをエネルギーに変えていこうよ!という三宅さんのパワーが感じられ、元気づけられました!!

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    2026年04月04日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    花束みたいな恋をしたを観ていてよかった。
    例えとして出ているが、自分も社会人に疲れて読書がノイズになってしまい、一時期遠ざかっていた。
    全身全霊を称揚しないようにしたい。そしてもっと読書を癒しとして楽しめるようになりたいなぁと思った。

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    2026年04月04日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    ネタバレ

    「このケーキがどれだけ美味しいか語るよりも、このケーキに夢中になっている人について語った方が、ケーキのおいしさが伝わっていく。」とても腹落ちした。

    『推し』を自分が相手に対しどう表現、伝えればいいか、かなりわかりやすく書いてくれていた。推しでなくても自身の話を相手にするのにとても参考になりそう。

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    2026年04月04日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    推しがいる身としては、「最高!」「天才!」ばかりじゃなくて、推しの何が良いのか言語化したいと思って読んだ。
    すぐにそれができるものではないけど、まずは書き出して、少しずつ具体化してみることから始めたい。

    他人の使っている言葉を使わない、ってすごく大事だなと思った。
    書いてみたがなんかありきたりな文章になって、自分が感じてるものとは少し違うような気がするって思うことがよくあったけど、原因はこれだったのかもしれない。
    他人の言葉を自分の感情のように思い込んでしまわないよう、自分から出てくる言葉を大事にしたいと思った。

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    2026年04月04日
  • 「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活)

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    なんとなく好き、
    そんなものがあまりにも多すぎたなと
    自覚しました!

    自分の言葉で感想を書くこと!
    これを習慣にしていこう!

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    2026年04月03日
  • 考察する若者たち

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    考察動画ってよく目にする。確かに流行っているのでしょうね。
    批評ではなく考察が流行る理由を紐解きながら現在の若者の気分を解説していく。「報われ消費」「最適解」に拘るのが「今」ということらしい。著者も言うように正解なんてあるはずもないのにね。個人が屹立することが難しいのは当然だけど、そこを目指さないとなぁ。

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    2026年04月02日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    インプットしたものをどのように解釈し、どのように面白さとしてパッケージして伝えるのか。そのための5つの技術が、具体的な作品と筆者自身の読み方を通して紹介されており、とてもわかりやすかった。

    印象的だったのは、「何となく読む」ことを頭ごなしに否定しないところである。自由に読むことの面白さを認めたうえで、「こういう読み方もある」とそっと手ほどきしてくれる。その距離感が心地よかった。

    「読む」という行為は、本来とても自由で、どこまでも広がっていく営みだと思う。本書は、その自由さを狭めるのではなく、むしろ楽しみ方を可視化してくれるガイドマップのような役割を果たしていた。

    面白く話す、面白く伝える

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    2026年03月31日
  • ニュー日本文学史

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    古典文学がこんなに活き活きとしたものだったなんて思わなかった。

    古典の授業はあんなにつまらなかったのに。いや、実はおもしろかったのかもしれない。何せ良く寝ていたものだから。

    今までここに紹介されている作品は、まともに読んだことがなかった。これを機に古典に触れてみたいと思いました。

    ただ、この本くらいに分かりやすい本でないと無理かも。そのくらい、この本は分かりやすく解説されていました。

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    2026年03月31日
  • ニュー日本文学史

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    古典文学ど素人の自分でも楽しく読めた。というか知識ない人の方が楽しめる。特に徒然草の大根の話は笑った。笑ったし、徒然草ってもっと厳かで伝統的な読み物と勝手に思ってただけに、凄く意外な内容だった。
    あと、印象に残ったのは平賀源内の『根南志具佐』と森鴎外の『舞姫』。
    根南志具佐は大まかな話は知っていたが、それが政治に対する風刺とは知らなくてためになった。
    舞姫は著者の方の独自の解釈があり、そういった解釈があるんだなぁと感心した。仕事と女性を天秤にかけて、女性を捨てたクズ野郎の話という認識だったので、違う解釈を知れるのは新鮮だった。
    こういった雑学も楽しめるので、古典文学初学者にはおすすめの一冊。

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    2026年03月31日
  • 考察する若者たち

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    三宅香帆さんによる考察文化についての批評。考察、萌えと推し、AI、世界に一つだけの花という自分らしさから生きにくさを弱めるMBTIなどのラベリング。こうしたテーマを漫画やアニメなどのエンタメ作品を題材として読み解く。
    映画やアニメで考察を楽しむのも感覚としてはわかるけど、個人的には三宅さんよりちょい年上の批評の時代を生きてきたおじさんなので、その時代の変化の整理はわかりやすかった。特に前半の萌えから推しへの変遷はなるほどと感じると同時に色々と考えどころのある話だなと感じた。
    考察という唯一絶対の正解が求められる時代においては「萌え」ではなく「推し」となる。なぜなら「推し」には追いかける理想像が

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    2026年03月31日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    文章ってこうやって味わうんだ…と30歳を超えて初めて気付きました。
    三宅さんの読書、文章への愛が伝わる素敵な本でした。
    これから出会う文章や歌詞を味わうのが楽しみになりました。

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    2026年03月30日