三宅香帆のレビュー一覧

  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    何をどう読んでいるのかに対する解として、"比較、抽象、発見、流行、不易"の観点から著者の実際の内容にて解説してくれている本でした。
    もちろん面白かった、という楽しみ方ももちろんあるがそこには技術もあってそれが新たな面白さや深みを出してくれるんだな、と感じました。

    実際にこの技術で紹介されている本はとても興味深いものが多く、
    実際に読んでみたい本がいっぱい出てきました。
    読みたい本を探している人にとってもいい本だと思います。

    実際私は以下の本が特に気になっており成瀬シリーズはその足で買いに行きました。
    成瀬シリーズ、水車小屋のネネ、女の国会

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    2026年05月29日
  • ニュー日本文学史

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    文章が柔らかく読みやすい
    三宅さんの解釈、解説わかりやすくて面白い。

    新しい試みも時が経てば古典になるなら、今のAIで発展してきている状態も古典になるのだろうな。
    いにしえ過ぎるモノは逆に新手になったり。
    常に挑戦し変わり続けないとだな。

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    2026年05月28日
  • 考察する若者たち

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    示唆深い本だと思う。特に、ランキングによるヒエラルキーがあったマスメディア時代から、世界がフラットになるインターネット時代を経て、現代はパーソナライズとリコメンドを通してフラット化がオートに作動するプラットフォーム時代なのだという指摘には頷く所がある。

    しかし肝心の「報われる」とはどのような状態なのか、判然としない。もちろん私が見逃している可能性は高い。報われない消費が何かというと、例えば正解のない批評や感想であり、そういうものは以前よりニーズが減退したのだそうだが、では他に何か無いのかという気もする。ガラス細工を写真に撮らずに鑑賞することも報われない消費として挙がっていた。

    うーん、それ

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    2026年05月27日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    学生時代、アニメオタクだった時期がある。当時は「布教」と称して、周囲に推しの尊さをどうにか伝えようと必死になっていた。しかし手応えはなく、「この良さが分からないならもういい!」と、八つ当たりのような気持ちで、いつの間にか自分の“好き”を共有することを諦めてしまっていた。
    この本を読んだ今では、あの頃の伝え方が本当に良くなかったのだと反省している。相手の興味の範囲、情報の取捨選択、話すスピード──どれをとっても、相手の興味を引く話し方ができていなかったのだと気づかされた。
    人が興味を持つ話題には、大きく「共感できること」と「新しい視点であること」の2つがあるという。自分がなぜその推しを好きなのか

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    2026年05月27日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    これこそ私に必要な技術!
    本当に感想文が苦手で「よかった」「面白かった」「悲しかった」しか出てこない。他の人の楽しげな感想見ては"いいね"するばかり。それは『私の好き』ではないことに気づかされました。
    相変わらず文章を書くのは苦手だけれど、自分の心に届いた感動を忘れないように形にできるようにしていきたいです。

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    2026年05月24日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    うまくできた構成だなぁ。
    これ編集者はどれくらい寄与してるのかな。
    52の文章を取り上げ、4つにカテゴライズし、各々をフォーマット化して紹介していく。文章にモデル名、テクニック名、小見出しをふるなんて、編集者が出張ったとしか思えないけど。
    なかで関心したのは、「もしテクニックを用いなかったらこんな文章になっていた」という改悪例を盛り込んでいるところ。なんて分かりやすい(同意できない箇所もあったけど)。
    三宅さんの作品売れるわけだ。

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    2026年05月22日
  • 考察する若者たち

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    自分の感想を持つことの大切さと尊さについて三浦さんが改めて伝えてくれた一冊。

    令和の若者は正解を欲しがるわけについて、
    流行のアニメやYouTube動画から多面的に評論しているため想像しやすく読み進めることができた。
    また、安定を求める時代背景は、現代において仕方のない選択であるかもしれないと感じた上で、自分の意見を持って批評できる感性を大切にして生きたいと感じた。

    「もっと得したい!」
    「得られるものなら一つの体験でもさらに充足感が欲しい!」
    と考えるせっかちな心理状態は、
    私にもある事なので風呂キャン(どうせ洗うなら汚れたと実感できる時がいい)も現代人の考え方としていえるものだと感じた

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    2026年05月22日
  • 考察する若者たち

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    大変興味深い内容が多い。

    考察という言葉では意識していなかったが、最近の作品に対し「正解の解釈」というものが求められている事は肌間で感じていた。
    例えば本作でも参考資料として登場する「君たちはどう生きるのか」なんかにおいても、ジブリから発信される“公式の意見“であったり、考察なるものを参考に感想を持つという人を周りで多く見かけた気がする。

    個人的にはそれに対する理由はSNSの影響かと思っていた。何故なら人の意見を聞くという事は自分の意見と擦り合わせることを伴うからだ。20年くらい前ここの映画の感想なんて精々身の回りの10人程度のものしか聞かなかっただろう。今は見ようと思えば無限に他者の意見

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    2026年05月21日
  • 人生を狂わす名著50

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    読んだことある本もない本もあったので、とっつきやすかったように思う。
    改めてこれが読みたいという特定の本はなかったが、楽しく読ませてもらえた。

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    2026年05月21日
  • ニュー日本文学史

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    古典読んでみたくなる!読者をそうさせるのが三宅さんのすごいところだなと
    登場した歴代の作家たちがみたら泣くよねえ

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    2026年05月21日
  • 考察する若者たち

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    三宅さん本は読みやすいですね。
    何か近くで話してくれてる感じがそこここにあって、楽しいです。

    この本を読んで、最近の社会環境を再認識できたように思いました。

    成長しない社会が続く中、リスクを取って夢にトライするより、所属する「界隈」の中で、小さな報いを求めてキャラを最適化している。
    所属する界隈に係る情報はアルゴリズムが次々と送り続け、送られてくる情報を考察し、界隈の報いを得るため考察し、正解を求める。

    そうあることは合理的で、小さな幸せにつながっている。

    特定の界隈を知り尽くすのも楽しいけど、やっぱ幅広くいろんなことを自らの頭で考え、批評する。作者の真意に合わせ正解を求めるのでなく、

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    2026年05月20日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    せっかく、このような本を読んだので、
    自分の推しについて書いてみる。
    私の推しは、かっこいいものの、万人が思うイケメンとは違う顔立ちである。
    一般人にいそうでいない、そして声が優しい。
    私は匂いと声フェチなので、声に魅力を感じると好きになるのかも(共感)
    あと、インタビューの時に「迷ったら茨の道を選ぶ」と言っていて、私自身の決断の判断基準に近いものを感じて、そのストイックさにも惹かれた。
    数年前に課金制のファンクラブを廃止して、ファンとの交流イベントより、自分の俳優としての姿を見せたいという覚悟に驚きとかっこよさを感じて、より好きになった。

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    2026年05月19日
  • ニュー日本文学史

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    古典や近代文学なんてほとんど読まないのに「面白そう」と思えるから不思議。
    これらの作品がどうして“名作”と呼ばれるのか。
    その理由を知ると俄然興味が湧く。
    男装モノはまだ分かるけど約千年前に異世界転生モノがあったとは。
    そういうのオッケーなんだ!?という新鮮な驚きがある。
    自身の恋愛を赤裸々に綴った日記、軽薄なパロディ、実際に起きた心中事件を元にした浄瑠璃…。
    何というか、文学の世界って現代とそんなに違わないんだなあという発見があって面白かった。
    個人的に、女性陣の夜更かしのお供でアンソロジーだという『堤中納言物語』が気になった。
    虫愛づる姫君とか懐かしいし、今度本屋で見て来よう。

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    2026年05月18日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    読みやすいし、次々に紹介されていく本はたちまち読みたくなってしまい、読んだら読みたい本リストが一気に増えてしまった一冊。

    考察を楽しむにはそれなりの知識が必要なのだ。たしかに本を読んでいて、これまで読んだ他の本との繋がりを感じると楽しくなる。これからもっとたくさんの本を読んでいきたい。三宅さんくらい速読できれば…。

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    2026年05月18日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    表題に関連する各技術は、作品評を通した実演のため、未読・未鑑賞の作品は、しっかり読めないのが歯がゆい。また、技術を使うためのデータベースは自身に帰結するはずなので、限界はありそう。
    ともあれ、著者の紹介する作品群はどれもこれも面白そうで、流石は三宅氏。比較・抽象・発見・流行・不易

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    2026年05月16日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    なぜ好きと感じたのかもっと深掘りしたいなと思った。映画とか見た後すぐに人の評価を気にして見ちゃうけどその前にしっかり自分の考えを残したい。

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    2026年05月15日
  • 言葉にできない想いは、どうしたら伝えられるだろう。──悩める大人に贈る万葉集

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    文章が作者のYouTubeチャンネルを観てるようで非常に愉快。オタク特有の早口なのにすっと頭に入ってくる読み味。
    万葉集の前提知識はないため、歌の理解はそこそこだと思うがそれでも大枠は掴めたと思う。
    初めて触れるものに興味関心を持たせるのには充分だった。能動的に万葉集に触れることがあるかは何とも言えないが、ふと出会ったときにはこのときのことを思い出すだろう。庭にある梅の木を思い出すように、もちろん哀しいということはないが。

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    2026年05月14日
  • ニュー日本文学史

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    三宅香帆さん、どれだけの本を読んでいるのでしょう?現代の話題の本も解説しているのに、日本の古文の教科書に載るもの載らないし聞いたこともないもののことまで、現代の私たちの理解に合わせてわかりやすくマッピングしてくれたこの一冊。一気に読みました。
    原文で読む気になれない古典の物語が多かったのですが、解説は魅力的で危うくちょっと読んでみようかな?と思うような誘惑さえ感じました。
    福沢諭吉の学問のすゝめの項は特に面白く、「職業を超えたコミュニケーションやごきげんでいること」がいまだに日本の課題という点、ホントそれ!でした。

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    2026年05月14日
  • 考察する若者たち

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    例えば友だちと1本の映画を見たあと、カフェに入ってお喋り。自分の感じたことを話して友達の感想を聞く。
    すると友達の口からは私と全く正反対の感想が飛び出してくる。

    「えっ、あの主人公の無言の涙、そう感じたの、、、?」

    「流れる涙を映す秒数が長かったから、罪の重さをずっしりと感じている、という事じゃないの???」

    「いやいや!その涙が地面に落ちたって事は、全ての罪悪感を洗い流したってことでしょ!」

    くらい全っっっっ然!違う感想がカフェテーブルに並べ立てられる。
    相手と感じたことが違えば違うほど、なるほどー!そういう考えもできるのかー!と、さらにその作品を1段階も2段階も上に楽しめる。
    逆に

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    2026年05月12日
  • 人生を狂わす名著50

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    こんな熱量で本を読んでいない私には、ちょっと羨ましく思ってしまいました。
    でも、読みたい本がまた増えてしまいましたので、それを楽しみに少しずつ読んでいければと思います。

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    2026年05月11日