三宅香帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
京大在学中に書いた書店ウェブサイトの名著紹介「人生狂っちゃうよね、と思う本」が大人気となり増補して単行本となったほど読書が生き甲斐の著者でさえ、就職するとスマホばかり見てしまい「本が読めない」という事態に直面したという(仕事はふつうに面白くやりがいある)
考察は「積ん読」の原点の昭和初期「円本ブーム」〜戦争体験〜週刊誌ブーム…読書で得られる「知識」は、「情報」が勝敗を分かつ情報化社会では余計なノイズが混じったものと認識される。生果実よりスイーツ、はてはサプリメントのように。創作は純然とした絵空事のエンタメでなければならず『教養』は時代錯誤となっているから、旧来の世界名作を読む人は希少。
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Posted by ブクログ
この本を読んで話の面白い人が意識しているようなことは何か、常にどういうことを考えているのかを知ることができた。
例えば、人気な作品というのはその時代の流行に乗っている側面、人が欲しているものであるということに気づくことが出来た。
現在放送されているアニメ鑑賞で「鬼の花嫁」に対して、ずっと一人を愛してくれる存在を欲している人が多数なのが人気を博している理由の一つかもしれないと以前の自分では気づけなかった点に気づけたと思う。
ただ、話が面白い人の考えを理解したのと実践するのとでは天と地ほどの差があると実感し、自身の感性を磨きながら、期間をあけて再度熟読していきたいと思う。
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Posted by ブクログ
YouTubeで見ない日はない
非常にお世話になっているので評価甘め
前提
考察=作者が提示する謎を解くこと
批評=作者も把握していない謎を解くこと
著者は批評を是とする
売れた本(漫画を含む)やドラマや映画など
ヒットコンテンツを中心に具体例を出しながら
世の中の流れを著者の幅広い知識を背景に
書かれてている
現代の若者(若くないが自分も含め)
タイパ・コスパで正解をすぐに求めてしまう人を
やや非難気味に書いてある非常に読みやすい本
結局どうすべきかは
巻末に色々書いてあるが
本を本屋で自ら選んで買って読んでねという
いつものオチで心地よい -
Posted by ブクログ
今まさに自分が悩んでいることが、時代の流れや日本人の働き方の変遷と共に綴られていた。読書の歴史書と言っても過言ではない。現代人から称賛される本や読書のあり方は、時代に反映されていることが分かりやすく記されている。
読書の中にあるノイズを排除して、ネットからピンポイントで知りたい情報を得たいと思う気持ちは本当によく分かるし、それは仕事に忙殺されそうになっている時こそ起こりうる。それはノイズを受け入れる時間と心の余裕がないから。そして、ノイズを受け入れられる心の余裕が持てないほど仕事に注力する生き方は、結果として自分を追い込むことに繋がる。
一方で、他者の文脈(ノイズ)を受け入れることは心の豊 -
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新書って面白い!
三宅さんの影響で、新書の良さを改めて感じている。
報われたい現代人という内容に、すごく共感できた。
世の中がどんどん効率化されて、タイパやコスパが重視されていく現代。その便利さを知ってしまっているからこそ、無駄なことはしたくない、自分がやること全てに報われたい、という思いが強くなってしまっているのかな。
それはみんなそうだと思うし、私自身もそう。限られた時間の中で、自分のためになることにフォーカスして生きていきたいと思っている。
だけど、最適化(効率化)されすぎた世の中で生きていくことって、きっと失敗や冒険が少なくなる。
今の自分にぴったりのものだけではなく、今の自分 -
Posted by ブクログ
以前に読んだ、推しの素晴らしさを語るコツが描かれている本の補足といった意味合いで、本作を読みました。
細分化するほど、その人らしさが出る。
細かい具体例を挙げ、どんな感情がわいたか、またその理由を考えてみる。
この一連の過程は、本当の意味で自分自身を理解するためのヒントになる気がしました。
さっそく、自分が好きなこと(リトグリのライブ映像で好きなシーン)を思い浮かべて、なぜ好きなのかを言語化してみました。
ものすごくスッキリしました。
本作を読んで、様々な発見や気づき、考えられたことがあったので、とても良かったです。
『たとえ不器用であっても、自分自身の言葉で語ったときには、相手の心を -
Posted by ブクログ
記念すべき最初の一冊(厳密には数冊読んだことがあるけど)でした。受験が終わり、前々から読書を始めようと思って、いざ本屋でなんとなく取った一冊で、時の人“三宅香帆”のこともその時は、最近本の動画で見た人くらいの印象。読後の感想としては、一冊目にしては面白かったんじゃないかと正直思っています。
内容は考察をはじめとする現代の若者の行動は、「報われたい」という原理で説明できるよね。という内容で、最終的には考察とは逆の行為である批評を進める内容でした。こんな感じの話題は友達ともたまに出てくる話題だったので、のめり込みやすく割とすぐ読めたんじゃないかと思っています。
三宅香帆は年齢的にはどちらかというと -
Posted by ブクログ
ネタバレ一応、若者として三宅香帆の若者批評はどう入った具合なのだろうと手に取ったのがキッカケである。
結論言うとその通り!と言う感想である。
結局は何事も最適化なのである。批評的なことを言ったところで、それってあなたの感想ですよね?と言われ話が終わってしまう。結局は批評が好きという人たちも、そういった界隈ということでグループ化され、そこからは抜け出せないのが事実としてある。界隈の傷は界隈同士で傷を舐め合うしかないのである。というと知見が広がらないのも事実であり、ヒットチャートをみんなで聴くといった行いがあれば、それぞれの意見が出てきてそれを言い合うみたいな行為が流行るのは理解できるが、それぞれ持ち