三宅香帆のレビュー一覧

  • 考察する若者たち

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    とても売れている三宅香帆さんの新書。題名も気になり、購入。「令和」と「平成」で何が変わったのか?今の若者はどう変わったのか?きっと多くの人が気になる題材で、目のつけどころがすごいと思う。
    本書のキーワードは、「報われる」、「報われる努力をしたい若者」。それは、社会が報われる努力をできる場所になっていないことの証という。
    おそらく三宅さんが一番伝えたいことは、「あとがき」なのではないかと思う。本や雑誌を読む、書店に足を運ぶ。「自分の言葉」で表現する。それは、自分の考えを大切にすること、自分をみつめ、個性を大切にすることに繋がっていくと思う。

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    2026年03月20日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    物語の解釈の仕方を方法別に説明しつつも
    著者の物語への愛が途中から止まらなくて
    タイトルから脱線している感もあったが
    読み物として満足度はあった。

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    2026年03月20日
  • 考察する若者たち

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    Podcastをきっかけに興味を持った三宅香帆さん。

    現代のパーソナライズという名の個人性の喪失を批判的に洞察しながら、そこに「批評」の新たな価値を見出していく。
    現代の若者が全てにおいて報われることを求めているのだという分析はなるほどなと思った。
    答えのない問いにじっくり向き合う、時にその問いを自分自身で見つける。そんな力が必要だと言われて久しいにも関わらず、若者は真逆を行くのか。
    もう少し考えてみたいものだ。

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    2026年03月17日
  • 「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活)

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    ・購入のきっかけ
    自分の好きなものに対し、それのどこが好きなのかを自分のなかで明確にできなかったから。

    ・読む目的
    好きなものの好きな理由を学ぶため。

    ・この本は知識を「広げる」or「深める」?
    広げる。自分の感じることをいかに言語にするか、その方法を紹介するように学んでいく。

    ・この本はどんなスパンで効く?
    短~中期的に効くと思う。
    短期的には、目的に対する解決として「好きなものの好きな理由を明確化する」ことができるようになる。
    それにより、好きなものを分析したりまた好きなものを伝えたりと、中期的に関わっていけるようになる。

    ・感想
    この本の重要な部分は、おそらく最初の「前準備」の

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    2026年03月17日
  • 考察する若者たち

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    ネタバレ

    作者が作ったものが正解だとずっと思ってた
    物語は物語、作者も知らないことがある、人によって違っていいんだ
    報われにくいものを見つけていったら、もっと自分について知れるんだろうか

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    2026年03月17日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    「話が面白い人」になるにはどうするかというより、どうやって鑑賞する力を磨くかということに焦点をあてた本。アウトプット(話す内容)はインプット(今までに 見た/経験した もの)によって作られるため、まずはインプットの濃度をあげよう、という発想だと思う。

    「どう読むか」の方法について具体的な説明は冒頭に少し紹介されているのみで、本のほとんどが実践例としての三宅さんの実際の批評である。

    紹介されている鑑賞のプロセスは以下の5つ。
    「比較」他の作品と比べる
    「抽象」テーマを言葉にする
    「発見」書かれていないものを見つける
    「流行」時代の共通点として語る
    「不易」普遍的なテーマとして語る

    実践例と

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    2026年03月16日
  • 考察する若者たち

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    現代で言う"考察"には割と批評もひとまとめにされている場面多いように思う。
    批評の語感とか字面から、何かを批判するもの批判されるもののように感じてしまって避けられているのでは。
    本書でいうところの考察って、国語の授業でやる読解だなぁと思った。現代の若者たちが考察動画や考察ブログを求めるのは、読解に興味が向いて答え合わせがしたくなっているのか、自力では出来なくなってしまっているのか……。

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    2026年03月16日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    インプットをどう解釈するかの参考にはなったが、コンテンツの感想という側面が強く、そういった捉え方は面白い、といった発見はある。「人の話を本を読むように聞く」。人の話を遮ってしまうことがあるので心に留めておきたい一説。

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    2026年03月15日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    この本の直前に読んでいたのが稲田豊史の『本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形』でした。その新書で「本を読む」って行為が衰退していく現状をはっきり理解したことでかなり落ち込んでいたところに、本読み最強女王(?)の三宅香帆!かなり気分は持ち直しました。「本が嫌いな人たちがどんどん増えているのはわかるけけど、本が好きな人たちもまだまだ元気!」ってな気分。そして今なぜ彼女が大活躍しているかもわかったような気になりました。それは読書好きにありがちな「上から目線」成分が皆無なところ。まるで「推し活」のように古今東西の作家の文体を楽しみ、次々にその裏側に潜むマル秘テクニックを分析

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    2026年03月15日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    ライブに行ったあとや本を読んだあと、SNSで感想を見て「自分の気持ちを代弁してくれている」と満足しそこで感想をポストするのをやめてしまうというのが本当にあるあるだったので、そこに言及されていて自分だけじゃなかったんだと感動しました。すぐにメモを残すことを癖付けようと思います。

    他の本も読みたいと思いましたが著者の軽すぎる口調がどうしても苦手なので迷ってます。

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    2026年03月15日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    オーディオブックにて。

    好きを言語化するには
    ①感情の細分化
    ②自分の言葉で書く

    この時代、簡単に答えが見出せるから私自身もすぐに調べて答えをさがしてしまう。しかし自分が感じたことには正しい答えなんてものはないから誰かの意見を鵜呑みにするのではなく、自分自身の言葉で言語化するのは大切であると感じた。

    推しという現代の流行を活かしつつ、コミュニケーションスキルアップのビジネス書的にも有効な手立てが書かれている。

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    2026年03月14日
  • 考察する若者たち

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    ホラーの扉は開かなかったので、新書の扉を開いてみた。
    とても耳が痛すぎる話。あまりに意味を求めて過ぎているし、間違うことを恐れて、先回りして正解を求めていた気がする。ゼルダも負けることが怖くてずっとガノンドロフと戦ってないし、期待している結末じゃなかったらってフリーレンも途中で見てない。野球の試合もできれば勝敗分かった上で見たい(これはちょっと違うか?)本を読んだり美術館に行ったり、楽しかったけどこれ意味ある?と不安になって、常に意味を報酬を探してしまう。
    答えはいつも一つみたいなコナンくんはミステリーの中だけでいい。その他は複数あるよって世界だといい。だってその方がきっと面白い。
    そして自分

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    2026年03月13日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    時代でヒットした本をベースに、本が身近になりだした明治、大正から現在までを分析。
    高度成長期、立身出世を目指した教養としての読書。
    バブルがはじけ、情報革命時代には、ノイズ(読書などの教養)をオミットした情報が求められて、本が読まれなくなった。
    ここからは社会の批判をまじえながら、半身の社会を目指そうと提言。それこそが「働いていても本が読める」社会だと。
    そういえば20代の頃は、毎日午前様で、読書とは縁遠くなっていたな〜。

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    2026年03月10日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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     本文では文章を書くコツについてもいくらか触れられているが、個人的にささったのは、自分の好きや嫌いを言語化することの重要性について。現代はSNSなどネットから世界中の人と繋がることができ、昔よりも影響が強い言葉に触れる機会が多くなった。それによって、他人の考えがさも自分の考えかのように思考が上書きされいく。そして、自分を言語化できなくなり、自分がどういう人間か分からなくなる。私も映画を見たりして、言語化できなかったときは、人の感想でぴったりくるものがあれば自分の意見を代弁してくれたと安心していた。

     受験勉強では答えを見ることは良しとされていたし、むしろ分からない問題を時間をかけて答えを出す

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    2026年03月11日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    「読書と労働」の歴史を紐解くもの。様々な著作を引用して読書史、特に働く人にとっての読書・労働者が読書に何を求めていたのかを探求していく。

    本は「ノイズ」の多いメディアだという。目当ての情報にすぐにたどり着けるネット社会では、それ以外はノイズである。本はむしろノイズを楽しむ余裕が必要なメディアなのだ。

    本書はかなりの部分引用で成り立っているが、そもそも本書を手に取らなかったらまず読まないジャンルからの引用が多い。まさに本書の存在が読書のノイズの多さを立証している。そして、そのノイズの部分が面白い。

    実際、私も本がかなり好きなのにYouTubeやライブ配信の視聴、スポーツ観戦をしている時間が

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    2026年03月10日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    帯は「インプット術を大公開!」となっているが、これはミスリードで、アウトプット術の本だと思う。
    比較・抽象・発見・流行・不易という「型」を学んだ後に三宅氏の実践例が読めて勉強になる。
    内容を記憶に残すためにも、学んだことを実践していきたい。

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    2026年03月08日
  • 言葉にできない想いは、どうしたら伝えられるだろう。──悩める大人に贈る万葉集

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    今年は万葉集を学ぼうと思っていたため、まずはこの本に入口の扉を開けてもらうことにしました。

    眉がかゆい・くしゃみをする・下紐が解ける
    =好きな人に会える前兆!?

    消しゴムに好きな人の名前を書くような、謎のジンクスが昔からあったなんて、面白い。

    やっぱり額田王が好きよ

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    2026年03月06日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    前から話題になっている三宅先生の本を遂に手に取ってみました。表紙とタイトルに目と耳がチカチカしてしまい大丈夫かちょっと心配でしたが杞憂でした。面白いしタメになる!!

    読む対象が文章書くの苦手な人、SNSやってる人のようなので、わたし自身は著者先生の対象とする層からは外れてましたがそれでも面白い。冒頭の「読書感想文」信仰の話は思わず笑ってしまいました。先生のいう「共感と驚き」の共感の方にピタっとはまりました。

    SNSで発信するしないに関わらず、自分の言葉を持つことは大切なことだと思うので、推しのいる人いない人どちらにも読んでもらいたい一冊です。

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    2026年03月05日
  • 言葉にできない想いは、どうしたら伝えられるだろう。──悩める大人に贈る万葉集

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    万葉集の面白さが感じられる本でした!

    三宅さんの、関西弁でポップに付けられた現代語訳を見ているだけで楽しく、すらすらと読むことができました。

    現代の私たちと何ら変わりのない感性で詠まれている和歌が多く紹介されており、今と1300年も前では文化や人々が置かれている状況の何もかもが違うのに、心は変わらないなんて、人間って不思議だ〜と思いました。

    昔の人も同じことで悲しんでいたんだなと思ったら心が楽になる感じがしたので、辛いことがあったら、昔の歌人たちに慰めて貰うのもいいな、と思いました。

    あと、古典全般に言えることかもしれませんが、「作者未詳」ってかっこよくないですか!?誰が詠んだかわから

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    2026年03月04日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    p.145 というのも私はものすごく運動が苦手なのだが、その理由のひとつに「身体的な恐怖心がとても強い」というものがある。いや、運動神経が悪くて体のコントロールがきかないから恐怖心が強いのか、恐怖心が強いから体のコントロールがきかないのかは、よくわからないけれど…・・・・。。それにしたって、私は普通にみんなが遊んでいる遊具すらこわかった思い出がある。

    p.147 おかざき真里さんとひうらさとるさんの対談で昔「ブレーキをかけることは編集者に3<発見>書かれていないものを見つける
    できるけど、ブレーキを外すことは作家本人にしかできない」とおっしゃっていたことがあって、至言だなあと思った。本当

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    2026年03月05日