三宅香帆のレビュー一覧
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辞書にはこう書いてある。
【文体】ぶんたい
1.文章の様式。和文体、漢文体、あるいは書簡体など。
2.筆者の個性的特色が見られる、文章のスタイル。
んー、イマイチ、よくわからんな。
とういのが、これまでの”文体”という言葉に対する印象だったのだけど、この本を読んでやっと、理解出来るようになりました。
文体って、文章のリズムだったり、テンポ、構成、常体(だ、である)・敬体(です、ます)、ひらがなやカタカナの使い方、話し言葉の使い方などなど、その文章を書いた作家独特のスタイルを文体と言うのね。
何かの文章を書く上で、どうすれば読む人を惹きつけられるのか?はたまた、説得力を高められるのか、 -
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●推しに限らず「自分の言葉」で物事を語れるようになるノウハウ本。
●「自分の言葉で語る」技術を身につける。書評を書く参考にする。→「自分の言葉をつくるための3つのプロセス」を学んだ。
●とりわけ推しがあるわけではない。でも、本の感想は書き続けたい。本の感想を書く上で、使えると思ったのは「自分の言葉をつくるための3つのプロセス」。①よかった箇所の具体例を挙げる(どこがよかったのか細分化する)、②感情を言語化する(どういう感情を抱いたのか、どうしてその感情を抱いたのか考える)、③忘れないようにメモする、という3つのプロセスを経ることで、感想を「自分の言葉」で語れるようになるというもの。「言語化とは -
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最近よくテレビでお見掛けする文芸評論家・三宅香帆さんの著作を初めて手に取りました。きっかけは毎週欠かさず視聴しているBS番組「あの本、読みました?」で、小川哲さんの著書とともに紹介されているのを見たから。すごく興味をそそられて、両方とも買い込んだ次第です。
最近まで読んでいた俵万智さんの『生きる言葉』では、“言葉との向き合い方”について熱く語られていましたが、本書では言葉のテンポや構成、つながりといった“言葉を紡ぐ方法=文体”について深掘りされていました。
特に、三浦しをんさん・恩田陸さん・宮藤官九郎さんなど、私好みの著作家の作品の一部を引用してその文体の特色を明らかにしていく辺りでは、「 -
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ネタバレ【ポップな表紙に騙されてやばい!】
1,心が救われてやばい
2,手順が具体的でやばい
1,心が救われてやばい
本書のP53『「やばい」って、要は「あはれなり」と同じ使い方をするんだから。平安時代はオッケーで現代はダメなんて、意味が分からない!』の一文。
映画や書籍、美術館、食事にいたるまでいいと思ったものに対して「やばい」しか言葉がでてこない自分はなんて薄っぺらい人間なんだと感じていた。 それが「やばい」は言葉にできない感動をなんとか言語化したもので書評家の著者によってそんな自分を肯定してもらえた気がした。
読む前までは「やばい」を使用するのは否定されるべきもので、別の言葉で伝え -
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なーんか、最近面白い本に出会えてないなー
と悩んでいた私に、数々の新たな本との出会いのきっかけをくれた"本"。
彼女の著書に言語化に関する本があるのだが、やはり言語化が最高に上手い!
一つひとつの作品への愛がひしひしと、本当にひしひしと伝わってくるのである。
この中にはきっと私が好みの本もあるだろうしそうではない本もあるだろう。
なんなら紹介している本よりも、彼女の批評の方が面白いんじゃない?って物もあるだろうと思えるくらい、ワードセンスがあってどんどん興味が湧くのだ。
彼女の明るくて愛嬌のある人柄がそのまま文章に現れているのも、その長けた文章表現力が故だよなあと感心する。 -
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たしか2023年の秋に、神保町のブックフェスティバルのブースにて、著者本人に手売りしてもらった記憶。そこからの出世がもうすんごい。あの時、この人の名前どこかで見たなぁと思ったのにその場では出てこなくて、家に帰ってから思い出しました。恩田陸の文庫の解説だ!と。
一年ほど積読して、その後気ままにちょこちょこと読み進め、ようやく読み終わりました。
筆者と近い世代だからというのもあり、好きな本について語る時の口調に、かつての自身やその周囲、もしくはmixi、ブログ、Twitterで慣れ親しんだ語り口と近しいものを感じて、既視感からの親近感を覚える、ちょっと自分の想い出も刺激する忘れ難い本になりまし -
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これこれ!求めていた「書き方」「読み方」指南書はこっちだ!と、思いながらあっという間に読み終えた。
つい先日読み終えた『話の上手い人は何をどう読んでいるのか』が、残念ながら自分の求めるものとは違ったので、悔しくなってこちらを拝読したが、アタリでした!
仕事柄、批評文や感想文を書かせる場面があるが、国語業界の「感じたことを書けば作文になる」信仰まっただ中を歩んできた人間なので、大したアドバイスもできない悲しさ……。
本書に書かれていたことを伝えられたら、かなりレベルアップするのでは!?と、期待で興奮すらしている。
ライトな文体で書かれているので、高校生や活字慣れしていない人でも読みやすいと思