三宅香帆のレビュー一覧

  • 考察する若者たち

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    『あなたの番です』『推しの子』など近年流行したエンターテイメント作品を題材に、なぜそれらが流行したのか探る社会論。三宅さんは結論、令和世代は“報われること”、もっと分かりやすく言うと“正解”を求めている、と述べている。令和世代は、正解がない批評ではなく、作者はこう言っていた・こう考えている、という正解がある考察の方が意味があると捉えている。

    推し活文化もそれに近いと説く。アイドルに対する推しは、自分が思い描く理想に近く、理想化した行動をとって欲しい、自分もそこに一部重なりたい、という想いがある。その理想(東京ドーム、ランキング1位など)が果たされた時、自分自身も報われた気持ちになる。(この部

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    2026年04月25日
  • 考察する若者たち

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    様々な媒体で三宅香帆を見ることが多くなった。それこそアルゴリズムなのかもしれないが。いつも正しいことを言っているような気がして聞いてしまう。三宅が言っているから買ってみよう読んでみようもいいけど、批評的な考え方もしたいと思う。まずは感想や学びをメモに取ることから始めようと思う。

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    2026年04月25日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    推しの尊さを前に「やばい!」「最高!」と語彙力を失ってしまう。そんなオタク特有のもどかしさに寄り添い、「好き」を言葉にして残すことの価値を教えてくれる良書だ。

    著者は、SNS等で他人のバズった感想を先に見ると、自分のオリジナルの感情が上書きされて消滅してしまうと警鐘を鳴らす。だからこそ、「他人の感想を見る前に、まずは自分の感情をアウトプットして自衛する」という主張には、大いに頷ける。初期衝動の「純度」を守るための極めて真っ当なアプローチだ。

    しかし、生成AIが日常の思考ツールとなった今、私はこの本を土台にしつつ、さらに「一歩先」へ行きたいと強く感じた。

    それは、他者の感想を「上書きされる

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    2026年04月22日
  • 人生を狂わす名著50

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    幅広いジャンルの書籍が紹介されており、それぞれに対する著者の熱量が強く感じられる一冊だった。すべてを深く理解するというよりも、「どの本に興味を持つか」によって自分の関心や志向が浮かび上がってくるような読み方が適していると感じた。
    実際に読み進める中で、『グレート・ギャツビー』や『燃えよ剣』といった作品に興味を持つことができ、自分の中にある関心の方向性を再確認するきっかけにもなった。また、著者の文体は親しみやすく読みやすい一方で、どこか昔のオタク的な熱量を感じさせるもので、少し気恥ずかしさを覚えつつも、その語りの強さが印象に残った。
    特定の分野に対して深い知見を持ち、それを語ることができる人物に

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    2026年04月19日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    本書は、面白い話し方の技術を体系的に解説するというよりも、「どのような視点で作品を読むか」に焦点を当てた一冊だった。序盤で主張はほぼ提示されており、その後は著者自身のエッセイなどを例に挙げながら具体的な読み方を示していく構成になっている。
    提示される5つの視点はシンプルながら有用で、作品について語る際の切り口として参考になると感じた。一方で、テクニックを体系的に整理して説明する内容を期待していたため、全体としては例文中心の構成にやや物足りなさも感じた。
    それでも、「面白さは情報量ではなく視点によって生まれる」という考え方は印象に残り、今後の読書や感想の持ち方に活かせそうだと感じた。

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    2026年04月17日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    なによりも著者の「想い」「愛」が大変伝わってくる内容だった。
    テンポよく書かれていて、とても読みやすいし納得できるし、熱量が高く、たくさんを欲していて、私も発信したい欲に駆られるような感覚に。もちろんたくさんの技術を用いているだろうが、それを取っ払うほどの気持ちを感じられる文章だったので、他の著書も読んでみたくなった。

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    2026年04月14日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    三宅香帆さん文章が本当に上手いですね。
    軽いのですが、中身のあることを的確に読み取らせて下さいます。

    あとがきに「会話するときは、本を読むように他人の話を聞く」とありました。すごく納得しました(^^)

    それに、本を読む技術って確かに大切ですね。本に深く共感できるようになれそうです。

    読む技術にあわせ多くの書評を読ませていただき、読みたい本が増えました。何読んでいいか最近分からなくなっていたので、本当によかったです。
    (^^)

    本を読む技術が高まると、話を聞く技術も自動的に高まりそうです(^^)

    三宅さんスゴイですね。
    もっと早くこの本を読んでおけばよかったです。

    ありがとうございま

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    2026年04月13日
  • 人生を狂わす名著50

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    名著50+各3冊の次に読むべきお勧めで、実際は200冊もの本の紹介があった。
    本の紹介本としてはかなり充実した内容、冊数ではないだろうか。
    そして、三宅氏は大変賢い方ではあるが、庶民にもわかりやすい平易な言葉を使って文章を書いてくださっているのがありがたいし、そこが良い。
    あと読んだことのある本が200冊の中に入っていると何だか嬉しい。

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    2026年04月12日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    「推し」に限らず、自分が好きなものを言語化する上で思考を深めていくためのコツが得られる本だなぁと感じました。中高生にもオススメできる一冊です。
    "言語化とは、細分化のこと"
    よく語彙力がないと自分を卑下してしまいがちですが、「言語化に語彙力は必要ない」「言語化とはいかに細分化するか」。
    なるほどと思いました。そして細分化した先にオリジナリティ、自分らしさが宿るのだと。自分がどんな時にどうしてそんな感情を抱いたのか、自分の感情を見つめて言語化していく力は、「推しの良さを伝える」以外でも自分自身を豊かにするものとなるのではないでしょうか。
    プロの書く推し語り文、とても面白かった

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    2026年04月06日
  • ニュー日本文学史

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    なかなか手が伸びなかった古典。約千年の文学が、三宅さんの軽快な解説によって紹介されている。この本の好きなところは、それぞれの作品から伺える作者の生きづらさを教えてくれているところ。1冊を通じて、千年前も今も苦悩があるからこそ文学は生まれる。(ただし、戦乱の世では文学の生まれる余地がない!涙)悩みがあればそれをエネルギーに変えていこうよ!という三宅さんのパワーが感じられ、元気づけられました!!

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    2026年04月04日
  • 「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活)

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    なんとなく好き、
    そんなものがあまりにも多すぎたなと
    自覚しました!

    自分の言葉で感想を書くこと!
    これを習慣にしていこう!

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    2026年04月03日
  • ニュー日本文学史

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    古典文学がこんなに活き活きとしたものだったなんて思わなかった。

    古典の授業はあんなにつまらなかったのに。いや、実はおもしろかったのかもしれない。何せ良く寝ていたものだから。

    今までここに紹介されている作品は、まともに読んだことがなかった。これを機に古典に触れてみたいと思いました。

    ただ、この本くらいに分かりやすい本でないと無理かも。そのくらい、この本は分かりやすく解説されていました。

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    2026年03月31日
  • ニュー日本文学史

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    古典文学ど素人の自分でも楽しく読めた。というか知識ない人の方が楽しめる。特に徒然草の大根の話は笑った。笑ったし、徒然草ってもっと厳かで伝統的な読み物と勝手に思ってただけに、凄く意外な内容だった。
    あと、印象に残ったのは平賀源内の『根南志具佐』と森鴎外の『舞姫』。
    根南志具佐は大まかな話は知っていたが、それが政治に対する風刺とは知らなくてためになった。
    舞姫は著者の方の独自の解釈があり、そういった解釈があるんだなぁと感心した。仕事と女性を天秤にかけて、女性を捨てたクズ野郎の話という認識だったので、違う解釈を知れるのは新鮮だった。
    こういった雑学も楽しめるので、古典文学初学者にはおすすめの一冊。

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    2026年03月31日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    文章ってこうやって味わうんだ…と30歳を超えて初めて気付きました。
    三宅さんの読書、文章への愛が伝わる素敵な本でした。
    これから出会う文章や歌詞を味わうのが楽しみになりました。

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    2026年03月30日
  • ニュー日本文学史

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    日本文学や古典、私には遠い存在のもののようで、でも、三宅香帆さんの本なので読んでみました!
    やっぱり三宅さんはスゴい!
    読んでみたいとか、読めそうかもと思わせてくれる!
    「有明の別れ」「浜松中納言物語」が気になるので、読んでみたいと思うのですが…
    現代語訳じゃないと無理だと思うので、三宅香帆さんのがあったらいいのにな〜〜〜

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    2026年03月26日
  • 「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活)

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    「好き」を言語化する技術というものは、「豊富な語彙力」だとばかり思っていた。確かに、語彙力があれば多くを語れるのであるが、自分が持ってる言葉で、自分の「好き」を言葉にすることが1番の言語化であると思った。
    著者である三宅さんがオタクであるから、オタクが抱く感情の言語化の方法が、オタク目線で書かれてあり読みやすかった。オタク友達に勧めたい1冊!

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    2026年03月25日
  • ニュー日本文学史

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    古典に全く興味ない私に取っては面白かった。
    特に序盤の1000年以上の話は面白く、今も昔も大きく変わっていないと思わされた

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    2026年03月21日
  • 「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活)

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    ・購入のきっかけ
    自分の好きなものに対し、それのどこが好きなのかを自分のなかで明確にできなかったから。

    ・読む目的
    好きなものの好きな理由を学ぶため。

    ・この本は知識を「広げる」or「深める」?
    広げる。自分の感じることをいかに言語にするか、その方法を紹介するように学んでいく。

    ・この本はどんなスパンで効く?
    短~中期的に効くと思う。
    短期的には、目的に対する解決として「好きなものの好きな理由を明確化する」ことができるようになる。
    それにより、好きなものを分析したりまた好きなものを伝えたりと、中期的に関わっていけるようになる。

    ・感想
    この本の重要な部分は、おそらく最初の「前準備」の

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    2026年03月17日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    この本の直前に読んでいたのが稲田豊史の『本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形』でした。その新書で「本を読む」って行為が衰退していく現状をはっきり理解したことでかなり落ち込んでいたところに、本読み最強女王(?)の三宅香帆!かなり気分は持ち直しました。「本が嫌いな人たちがどんどん増えているのはわかるけけど、本が好きな人たちもまだまだ元気!」ってな気分。そして今なぜ彼女が大活躍しているかもわかったような気になりました。それは読書好きにありがちな「上から目線」成分が皆無なところ。まるで「推し活」のように古今東西の作家の文体を楽しみ、次々にその裏側に潜むマル秘テクニックを分析

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    2026年03月15日
  • 言葉にできない想いは、どうしたら伝えられるだろう。──悩める大人に贈る万葉集

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    今年は万葉集を学ぼうと思っていたため、まずはこの本に入口の扉を開けてもらうことにしました。

    眉がかゆい・くしゃみをする・下紐が解ける
    =好きな人に会える前兆!?

    消しゴムに好きな人の名前を書くような、謎のジンクスが昔からあったなんて、面白い。

    やっぱり額田王が好きよ

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    2026年03月06日