あらすじ
25万部突破のベストセラー!『「好き」を言語化する技術』著者、三宅香帆が教える
自分だけの言葉で、相手の心を動かす言語化実践のコツ!
「プレゼンで熱意が伝わらない」
「PRで商品の価値を伝えきれない」
「1on1で部下の心に響く言葉が出てこない」
そんな「言葉の壁」に悩んでいませんか?
現代のビジネスパーソンに求められるのは、自分の考えや想いを、自分らしい言葉で相手に届ける力です。
本書は、あなたの考えや想いを正確に、かつ魅力的に伝えるための「言語化」スキルを、7つの実践的なワークを通じて習得する一冊です。
著者は、『「好き」を言語化する技術』や『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で大ヒット連発中の文芸評論家・三宅香帆氏。
本書で必要なのは、難しいテクニックではありません。カギとなるのは、「細分化」と「情報格差を埋める」技術。これにより、ありきたりな表現から脱却し、あなただけのオリジナルの言葉で相手の心を動かすことが可能になります。
自分が本当に伝えたいことを言葉にできるように。
実践ワークが豊富に用意されているから、ただ学ぶだけではなく、手を動かしながら「言葉にする力」が確実に身につきます!
プレゼンや商談、自己PR、部下や子どもとのコミュニケーションまで、あらゆるビジネス・日常生活のシーンで「伝わる喜び」を実感してください。
さらに、「言語化の技術」を応用した企画・コンセプトづくりの方法まで、一歩踏み込んだ内容も紹介しています。
■本書で得られること
・相手の心を動かすプレゼンや商品PRの技術が身につく
・面接や商談で自分らしさが伝わるアピールができるようになる
・部下の成長を支える、心のこもった「ほめ方・叱り方」がわかる
・自分ならではの企画やコンセプトを作成する力が向上する
・好きなものを人におすすめするときの魅力的な伝え方がわかる
・子どもや家族への温かい声かけのコツが身につく
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
言語化とは自分の言葉をつくることで、そのために「クリシェ」から自分の言葉を守ることが重要。
※クリシェ=ありきたりな言葉
SNSやAIによって簡単に「答え」を見ることの時代だからこそ、自分の言葉をつくることの大切さを教えてくれる1冊です。
Posted by ブクログ
本の構成として、文字がギッシリと詰められているわけではなく、要点にはマーカーが引かれていて、そこを読み進めるだけでも、この章の大事な部分はここなんだなと認識でき分かりやすかった。また、それぞれの章の最後にまとめがあることで、大事なポイントがはっきりして、読み返す際の役にたった。
文書を書く際、どうしてもありがちな言葉(クリシュ)に頼ってまとめてしまうことが多く、それらの言葉を使うことで何となくちゃんとまとまった感じになっていることがよくあった。本書では、それを「あなたの言葉を奪う敵」と表現し、自分の感情を自分の言葉で語ることの大切さを改めて認識させられた。
また、言語化に必要なことは語彙力を高めることと思いがちであったが、心を動かされたことを細分化することの方がより重要であるとのことであった。
確かに、「感動した」「面白かった」と簡単な言葉で済ますのではなく、そこを掘り下げて何がどう面白かったのか、といったことを細分化することで相手にも伝わる。
本書には、それらをトレーニングするためのシートもついており、日々の中でも細分化することを意識することで、伝える力が磨かれるのだと感じた。
Posted by ブクログ
『「好き」を言語化する技術』に書かれていた内容の
超具体化ワーク版という感じ。
章ごとにワークシートがあり、
これが非常に使いやすい!
三宅さんの文章は、
読んでいると頭の中にロジックツリーというか、
大項目と小項目の階層がイメージしやすいです。
そのイメージのままのワークシートの構成なので、
書き込みやすいし、
書き込むことで本の内容がさらに理解が深まります。
また、コンセプトづくりの項では、
三宅さんのベストセラー3冊を具体例に挙げてあり、
なるほど感を得られました。
本書は脱線は少なくてスッキリと分かりやすいですが、
私は『好きを言語化…』の
ほとばしる推しへの想いの脱線なんかが面白かった!
なので、
言語化の技をシンプルに学びたいならこっち。
三宅さんのオタク度に酔いしれたいならあっち。
かなー、と思いました。
本日、激烈な腹痛のため病院で精密検査中。
その合間に読み、感想も書いています…。
これは、読んだ状況からも記憶に残る本になるなー。
あー、お腹痛い…
Posted by ブクログ
本自体は短時間でサラッと読めるけど、書き込めるワークシートが付いており、こちらは悩んで進みません(笑)時間がかかりそう。「自分の言葉をつくる」って大変だな。
気になったワードは「情報格差と細分化」。自分と他人とでは、もっている情報の量や質が違うので、自分と相手の間にある「情報格差」を埋めること。人に説明する時にはこの言葉を思い出しながら話したいと思う。