【感想・ネタバレ】推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年03月26日

私は感想を書き残すのが好きな人間なのでだけど、このSNS隆盛時代だからこそ、筆(というか実際今は入力作業なのだが)が止まってしまうことが多かった。
そのモヤモヤそして対策がすべて書かれていると言っても過言ではないのかしら!
そう、こういうのを誰かに教えて欲しかった!

気持ちをわかりやすく表現する、...続きを読むというコミュニケーションのノウハウ本としても、文章を書くための指南本としてもとてもわかりやすく面白い実用書。何より推しの良さを伝える、というめちゃくちゃ明確な目的にフューチャーしてるので愛もあって読んでて楽しいのだ。

読書感想文が書けずに悩んでた学生の頃の自分にそっと手渡してあげたい…!

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Posted by ブクログ 2024年01月18日

「推し」に関する本が増えてきた昨今、またこの手の本かあ…と敬遠していたのですが、おすすめされて読みました。めっちゃ良かったです(禁句)前半は推しや好きという感情を分析していて、中盤はそれを相手にどう伝えるか、後半は文章技術という構成。特に前半は好きを大切にしようと決めた24年の最初に読んで正解でした...続きを読む。中盤もコミュニケーション全般に言える大切なことだと思ったしとても勉強になる1冊でした。文章も軽くてとっつきやすいのでぜひ若い子にも読んでほしい。

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Posted by ブクログ 2024年01月09日

普段、推しのことを言葉に表すのが難しいと感じていたため、読んでよかったと思いました。推しだけではなく、自分の好きなものや嫌いなものについて発言する際に、役立てようと思います。

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Posted by ブクログ 2023年10月08日

「書評家の三宅香帆さんって誰だ?」から関心を持ち、読んでみました。
「若いのに、たくさん読書をして、どんな事を語るのだろう」最初はこんな感じ、、
読み進めると、自分も同じ「本好き」として三宅さんが発信する言葉が自分に新しい刺激を与えてくれます。 
(読んでてワクワク楽しい!)

言語化や、思考の整理...続きを読む方法を論ずる内容で他にも多くありますが、切り口がとにかく面白い。
「推し」をテーマにしているため、細々とした箇所が「一般論的」ではなく三宅さん自身の経験からくる「具体的」な話しであり、より読者に「伝わる内容」だと思いました。
何かを発信したいとき、人と話すとき、言葉の選び方、これを知っている人と知らない人では見えない大きな差がありそうです。
自分も若い後輩に同じような思考や言語化の本を勧めたことがありますが、いまいちピンときていない様子。
(勧め方が下手なのかな、、? と悩むこと数十回、、)
でも、本書の三宅さんの言葉(表現)なら誰にでも伝わりそうな予感がします。

人に勧めるだけでなく、自分自身も「これから自分のブログどうしよっか?」と過去を見直し、今後において修正することを楽しむきっかけを貰った気がします。
これからは三宅香帆さんが自分の「推し」になること間違いなし!

自分にとって今後注目の人物となりました。

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Posted by ブクログ 2023年07月29日


推しへの言語化ができなくて困ってる人必見
普通に文章の勉強にもなる
読みやすくてさくさく読み切れた。
作品全体に愛が漂っているところもよい

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Posted by ブクログ 2024年04月29日

具体的で分かりやすい

文章を書く必要に迫られて取っ掛かりとして読んでみたが
「やばい」をもっと細分化して考えてみることが大切なのだと分かった

文章の一節を提示して分析したり分かりやすく書いてくれていたと思う

日常での出来事や推しについて、その場で気持ちが動かされても
日々忘れていってしまうし、...続きを読むいざ口にしてみようとすると思ったように伝えられないと
もどかしい気持ちになることがよくあるけど
人に伝えるにも、自分のためにも感情を言葉にしていきたいなと思った

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Posted by ブクログ 2024年03月29日

まさに推しの素晴らしさを語りたいのに語彙力が少ないと悩んでいたところだったのでとても勉強になりました。
気持ちを細分化するということ心がけてみようと思います。

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Posted by ブクログ 2024年03月16日

・他人の言葉に支配されず、自分だけの感想を言葉にする。
・工夫しようとする志が大切。
・読解力や観察力ではなく妄想力が必要。
・言語化に必要なのは細分化。
など、なるほどな〜〜って思うことが、繰り返し表現を変えて紡がれるので、濃度が高い訳ではないのだけど、表現の工夫ってこういうのも含まれるのかなって...続きを読む思える本になってた。
相手との情報格差の観点は、抜けがちなのでちゃんと忘れないようにしたい。

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Posted by ブクログ 2024年03月16日

とても読みやすく、面白かったです。
とくに「好きを言葉で保存する」という部分は
凄く納得で、自分がいつも本能のようにSNSやblogを書いていたのはこういう理由もあったのかと気づきました。
他にも、ファンレターやレビューなど、修正を何度も繰り返して、伝えたいポイントをなんども確認するところなど、普段...続きを読むの自分のやり方を肯定してもらえるようで少し自信が持てました。
これからも出来るだけ面倒がらず、納得するまで研鑽したいと思います。

わたしはネガティブなことは発信すべきでない、と常々思っているので、発信しているひとの心理はこうなのか、と勉強にもなりました。

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Posted by ブクログ 2024年02月20日

ひとつひとつの感情を細分化して自分の言葉に向き合うというのはなるほどと思った。
自分は推しがたくさんあるので、公開するにせよしないにせよ、とりあえずいろいろな気持ちを書き綴ってみたくなった。
自分の感情と言葉を大切にすることを意識できるように取り組んでみる。

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Posted by ブクログ 2024年02月10日

このSNS時代に炎上しない・誤解されない程度の文章力を手に入れたいオタクは是非読んでくれ。
文章術としてはごくあたりまえのことが書かれているけれど、"ごく当たり前の文章術"を身につける機会ってなかなかない。国語の授業をただ聞き流しても身につかない。「読書感想文が上手く書けない」と...続きを読むか「話が分かりにくいって言われる」とかがある人には覿面に効果がありそうなことが沢山書かれている

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Posted by ブクログ 2023年10月20日

人の言葉に左右されず、いかにして自分の言葉で語るか。
答えは単純。自分の感想を形にするまで人の感想を見なければいい。
その上で自分の感想を細分化し、焦点を絞って深堀りしていく。
さぁ、やばいから卒業しよう。

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Posted by ブクログ 2023年08月13日

表題のような自己発信への希求は正直持ち合わせていないが、著者の文章術の中身や、本来の読者層が抱えている文章への問題点を知りたいと思って。

書評に限らず、三宅さんの文章は言われてみると「推し」や「オタク」のそれに類するコンテンツへの愛情みたようなものが発散されているものであり、それが魅力だと思ったの...続きを読むが本への入り口でもあったわけで。

自分が好きだと思えたものを、自分が思うように表出させることは、より情報が濫造されている現代情報社会において窮地に立たされているものだと想定するが、それが一方でコンテンツとその周囲への魅力を増す効能があることも実感としてあるため、本書に詰められているコンテンツへの向き合い方のノウハウや志向を、消極的な発信であるにせよ役立てればと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月01日

読みやすいうえにまさに悩んでた問題に直撃!
胸のつかえが取れた感じとはまさに今の状態

特に他人の感想やレビューを目にしてしまうと
○それに対する逆意見に傾いてしまったり
○もう世の中で言われまくってると投げ出したくなる
という経験を何度かして、なにも見ないでまず自分!
が身についていたので、やっぱ...続きを読むりか!!と気分爽快

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Posted by ブクログ 2024年01月20日

学びはかなりあったけれど、事前の評判と自分の期待値が高すぎてしまったのか、それよりは下回ってしまったか。

三宅香帆さんの本は総じて評価も高く、こちらを読んでハマって買い漁ってしまうかも…と思っていたのだが。
冒頭、私はプロの書評家ですので…!!、みたいなフレーズが4.5回続き、あ、うん分かったよ…...続きを読む(若いからってナメないでねってこと?)と感じ、かなり当方、心のバリア厚みが出てしまい。(笑)
中盤はとても良く、作者の価値観にも共感つづき。
終盤は添削先生みたいになってきて、これまた作者の私凄いでしょ上手いでしょ、の感じに。

若い女の子向けの本だったんやろか…。
口語体と説明的な論理的語り口が交互に出てくるのも、ちょっと疲れてしまい。日本語のペースに乗れなかったな。
この本の直前に勝間和代さん(53)の本読んでたから余計かもしれん。(笑)(笑)
ジャニヲタさんとかDヲタさんが読んで、少し鋭利なジャックナイフが、違う意味で研がれて、柔らかく優しく人の心に刺さるものになるよう、お母さんはお祈り申し上げます…

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Posted by ブクログ 2024年01月13日

レビュー溜めがちなので読んでみた。目から鱗というより改めて原点を指し示す文章術といったところか。タイトルや装丁の雰囲気より堅実な内容だった。
自分の言葉を育てていきたい。

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Posted by ブクログ 2023年11月05日

第5章からは参考になった。第6章の「説得」の例文も興味を惹く文章で面白かった。第1〜4章も参考になる箇所はいくつもあったけど個人的に冗長に感じたかな。

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Posted by ブクログ 2023年10月30日

「推し」の魅力を誰かに伝える、自分の感想を言葉にするのに必要なのは語彙力でも観察力でも分析力でもない。ちょっとしたコツで感情を言葉にできると楽しいし推しへの愛も深まります。きっと役立つ文章術。

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Posted by ブクログ 2023年10月30日

自分の感想をうまく言語化するためのツールとしての側面と共に、SNS空間においての自分自身固有の感想を保つことの大切さを説く自己啓発的側面もある。
後者の部分に実は作者の想いが強く乗っており、感想や言語化をアウトソーシングしてしまうことへの警鐘を鳴らしている。

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Posted by ブクログ 2023年10月26日

書評家兼オタクである著者が教えてくれる推しを語る文章術
自分の感情を大事にする。自分の感情から出てきたオリジナルな言葉で推し(好き)を語る。
言葉が目に見え、いいねで評価される時代。偶然にも見てしまう無防備な他人の言葉に惑わされるな。
あとがきにあるこの本を書いた理由に共感。自分の内側から出てきた感...続きを読む情、言葉を大事にしたい。

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Posted by ブクログ 2023年10月25日

完全にタイトルに惹かれて購入しました。

がっつり文章の書き方についてのレクチャーで国語を教えている私にはグサグサ刺さりました。
自分は子どもたちにこんなこと伝えられてないなと…

ビビッと来るよりはなるほど…が多い気がします。
ただあとがきは結構自分的にグッときたかな。

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Posted by ブクログ 2023年10月14日

 自分には『推し』というほど好きなものが無いなと悲しくなることがあった。だけどこの本を読んで自分は好きなことを言語化してこなかったので、推していることに気付けなかっただけなんだと感じた。
 『自分の言葉で、自分の好きなものを語ることで自分が自分に対して信頼できる「好き」をつくれる』というのを筆者は感...続きを読む動を言語化する理由としている。好きと感じるほどのものだからこそ、自分にとって何かしらの大きな影響を与えている。それを言語化することで自己自覚的になれる。
 自分の好きだなと思えるものを細かく言語化していくと自分の好きなジャンルの輪郭が少しずつはっきりとしてきた。面白いことに昔好きだったものとかもこのジャンルに属するという発見があった。そこで自分は長年このジャンルを推していたのかと感じ、それまで不鮮明だった自分を少しずつ理解できるようになった。
 好きなものを言語化することで自分がどういうものかを見つけられる楽しみと、それを相手に伝えるテクニックがいろいろと載っていてとても良かったです。

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Posted by ブクログ 2023年10月07日

「やばい」「考えさせられる」「泣ける」「とにかく好き」「最高」「金払う価値がある」「心に刺さる」何かに触れた後、だいたいこの中のどれかを使っている。そして自分の心に触れた何かについて、なにも伝えられていないなとよく思っていた。この本を読んだらそこを伝える術だったり、自分の心に触れた何かを言語化する方...続きを読む法だとかの参考にできるかもしれないと思い読んでみた。

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Posted by ブクログ 2023年09月10日

自分の感想を最低限メモレベルに落とし込むまで他人の感想に触れないという話が心に刺さった。 新作の映画を観に行くときでも、先にTwitterやネットの記事でその作品の評判を見てしまうと、上映中自身の目にフィルターがかかることを最近体感したばかりだ。
本でも人は他者の言葉に影響を受けやすいと繰り返し...続きを読む伝えている。楽しい推し活ライフを送るためにも他者が発する言葉と適切な距離を置けるようになりたい。

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Posted by ブクログ 2023年09月03日

後半にある3つの例文。
ぜひ最初に提示して欲しかった!

正直前半部分はオタク特有の回りくどさがあり、読み進めるのにパワーを要しました。私自身オタクだからこのノリとペースについていけたし、文章の節々からこの作者さんは本当にオタクなんだなと理解し、信頼をおくための時間になったけれど。何となく手に取った...続きを読む人にはその温度差が吉と出るか凶とでるか。

後半にある3つの例文とその解説はとても秀逸で、プロの書評家のすごみが感じられた。このインパクトが最初にあれば!もっと早くから信頼して集中して読み切れたのになぁ。

オタクではなく書評家としての顔が立つページの割合を増やして欲しかったです!

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Posted by ブクログ 2023年09月03日

感想やファンレター指南書かと思っていたので、かなりSNS寄りの内容で驚いた。
頭に内容があまり入ってこなくて私には向いていなかった。

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購入済み

共感の押し売りが邪魔

2023年09月05日

「こういう経験、あなたにもありますよね?」としつこく何度も、私は一切経験したことがないことを「あるでしょ?」と言ってくるのが大変に邪魔臭かった。
何故こんなにも、他人の酷評を見たせいで好きなモノが色褪せた経験が誰にでもあると考えているのか甚だ疑問です。私にはありません。
自分の好きや嫌いは、誰がどう...続きを読む言おうが全く揺るぎませんし関係ありません。
私の存在を否定してくるのが腹立たしく、途中で読むのを止めてしまいました。

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