文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

1,320円 (税込)

6pt

※本書は2019年に刊行された『バズる文章教室』に加筆修正を施し、新たなコンセプトのもとで再編集したものです。

「伝わる文章」と「読まれる文章」は違う?

ニュースやSNS、メール、レビュー。
私たちは毎日、たくさんの文章を読んでいる。
…けれど、心に残る言葉はほんのわずか。
なぜ、特定の文章だけが記憶に残るのだろうか?
その秘密は「文体」にあった!
本書は文芸評論家・三宅香帆が、「文体」という謎を読み解く一冊。
正しくてわかりやすいだけでは届かない、
「人の心を動かす言葉」の技術を、本や日常の言葉から探り出す。
文章がもっと好きになる、新しい「ライティング入門」。


【コンテンツ】

Chapter 1
惹きつける文体
・星野源の未熟力ーー問いを共有する
・森鷗外の寄添力ーー最初にしつこく「これは記憶だ」と伝える。
・しいたけ.の誘引力ーー最初に意味不明な言葉を放り込む。 …など

Chapter 2
先を読みたくなる文体
・村上春樹の音感力ーー読みたくなるリズムを使う。
・司馬遼太郎の撮影力ーーカメラだけで書く。
・谷崎潤一郎の気分力ーー「どう感じているか」をくっつける。 …など

Chapter 3
説得力を生む文体
・秋元康の裏切力ーーオチでひっくりかえす。
・さくらももこの配慮力ーーオチを先に書いてしまう。
・こんまりの豪語力ーーアンチに対するフォローを入れておく。 …など

Chapter 4
記憶に残る文体
・俵万智の合図力ーーカタカナで注目させる。
・J・K・ローリングの超訳力ーー「引用言葉」を拡大解釈する。
・清少納言の音合わせ力ーー似た音でそろえる。 …など

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文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    年始早々から「今、ハマっている」三宅香帆の新書
    ニュースサイトやSNS、仕事の資料やメール、はたまた個人間のLINEのやり取り等、日々触れる文章は数多あれど、心に残る言葉はほんのわずか・・・
    記憶に残る文章の秘密は「文体」にあると着目し、様々な作家の文章や、歌の歌詞からその謎を読み解いています。

    0
    2026年01月03日

    Posted by ブクログ

    直近で読んだ本の15冊中3冊が著者の本。自分もまんまと狙いにはまった世間のうちの一人ですが、その3冊の中でもこれが一番面白いのはこれがオタク本だからだろう。オタクは、え?そんなところに注目するの、というその視点が面白い。序文に、文章には3つの楽しみがあって、1 それは何が書かれているか、2 誰の目か

    0
    2026年01月01日

    Posted by ブクログ

    今まで意識してこなかった、文体というものについて、楽しく学べました。

    これまでどんなことを書くか

    そこにこだわりがありました。

    しかし「どんな風に書くか」───そんな目線はありませんでした。

    これから読む時、書く時、持てるようになる。

    それだけで嬉しくなります。

    正しくて綺麗な文章も大切

    0
    2025年12月31日

    Posted by ブクログ

    怒涛の3ヶ月連続刊行第3作目。

    いい具合の脱力感で、三宅香帆のオタクさが全面に出ていてファン冥利に尽きる。題材と論考のハイペースでまとまったテーマを読み取るのは難しいが、他作品にもみられるように良質のブックガイドになっている。

    今年は三宅香帆の一強と言われるほどの露出と書籍発行部数である。来年以

    0
    2025年12月31日

    Posted by ブクログ

    人を惹きつける文章にはヒミツがある。

    「なんでこの文章に惹き込まれてしまうのか?」
    さまざまな魅力的な文章を例に、その理由を丁寧に解説してくれる1冊。

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

    「好きなものを語る話はおもしろい」と常々思ってますが、まさにそういう本。
    文体マニア(三宅さんのあとがきでの言葉を引用させていただくと"文体ウォッチング")を続けてきたからこそ書ける熱量。

    喫茶店で向かい合って「あのね!この人の文体はね!」って語りかけてくれる感覚がある。

    0
    2025年12月16日

    Posted by ブクログ

    新書のくせに分厚い。見れば315ページもある。でも、最近の推しの著者なので、そこは迷わず購入。惹きつける文体、先を読みたくなる文体など、たくさんの例が出てきます。一つひとつは、そうそうと納得して読むのですが、いかんせん分厚いだけあって、量が多く、とても実践できないと思うんですよね。と、70ページ付近

    0
    2026年01月04日

    Posted by ブクログ

    スポーツを観戦する時に、何も知らずに見るよりルールがわかっていた方がずっと楽しめるように、文章を読む時に知っておいた方が楽しめるポイントを、文体というテーマで丁寧に(かなりマニアックに)教えてくれます。

    小学校の国語の先生がこんな感じの授業をしてくれたら、本が好きな子供も増えるだろうなという感じが

    0
    2025年12月31日

    Posted by ブクログ

    文体って面白い!それをこの本で出来るだけ多くの方に共感してもらいたいなと思います。

    内容も凄く分かりやすく書かれています。
    例えば、特徴的な文体の紹介にあたって、元の文章と、その特徴がないバージョン(著者があえて改悪した文章)を比較することで「あ〜なるほど」と容易に腹落ちさせてくれます。

    これら

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

    書籍に対する文体の構成についての解説書。
    様々な作品を丁寧に考察、解説しており、「ほう」と学びになることが多い。もし作文や読書感想文を書く機会があったなら、きっと参考にしていただろう。
    とくに、AKB48のポニーテールとシュシュについては、当時歌詞の意味なんて考えたことも無かったが、改めて読んでみる

    0
    2025年12月30日

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