三宅香帆のレビュー一覧

  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術
    とても読みやすく、面白かったです。
    とくに「好きを言葉で保存する」という部分は
    凄く納得で、自分がいつも本能のようにSNSやblogを書いていたのはこういう理由もあったのかと気づきました。
    他にも、ファンレターやレビューなど、修正を何度も繰り返して、伝えたいポイントをなんども確認するところなど、普段...続きを読む
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術
    ・他人の言葉に支配されず、自分だけの感想を言葉にする。
    ・工夫しようとする志が大切。
    ・読解力や観察力ではなく妄想力が必要。
    ・言語化に必要なのは細分化。
    など、なるほどな〜〜って思うことが、繰り返し表現を変えて紡がれるので、濃度が高い訳ではないのだけど、表現の工夫ってこういうのも含まれるのかなって...続きを読む
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術
    ひとつひとつの感情を細分化して自分の言葉に向き合うというのはなるほどと思った。
    自分は推しがたくさんあるので、公開するにせよしないにせよ、とりあえずいろいろな気持ちを書き綴ってみたくなった。
    自分の感情と言葉を大切にすることを意識できるように取り組んでみる。
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術
    このSNS時代に炎上しない・誤解されない程度の文章力を手に入れたいオタクは是非読んでくれ。
    文章術としてはごくあたりまえのことが書かれているけれど、"ごく当たり前の文章術"を身につける機会ってなかなかない。国語の授業をただ聞き流しても身につかない。「読書感想文が上手く書けない」とか「話が分かりにくい...続きを読む
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術
    ここぞという面白い場面、忘れられない場面のある小説が、刺さる小説であり、その名場面は予想外の展開と盛り上げ演出によって成り立つと、著者は述べている。今まで、書く側の人が書いた小説指南書はいくつか読んできたが、読む側の人のは初だったので、私も一読者側として、そうそう!そういう小説は面白い!と納得感でい...続きを読む
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    ポップな表紙とイラスト、そしてバズる文章教室という題名等、従来の文章読本とは様相の違う本書は、読んで楽しいエッセーだった。
    文豪たちが書いた文章読本とは違い、各方面から選ばれた文章のどこが面白いのか、どういう文章が読みやすいのか、読者を引きつけるのかなど、人に読んでもらう文章の書き方のエッセンスが著...続きを読む
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術
    人の言葉に左右されず、いかにして自分の言葉で語るか。
    答えは単純。自分の感想を形にするまで人の感想を見なければいい。
    その上で自分の感想を細分化し、焦点を絞って深堀りしていく。
    さぁ、やばいから卒業しよう。
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術
    面白い小説の共通点は「自分が好きな場面を挙げられること」というコンセプトのもと、小説を書く人の参考となるよう、様々なシチュエーションのいろんな小説の「名場面」を取り上げ、なぜそれが名場面なのかといったことを気鋭の書評家である著者の視点で解説。
    自分は小説を書きたいと思っているわけではないが、小説を読...続きを読む
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    実に読みやすかった!
    私自身、自分の語彙力の無さを日々痛感しているので…少しでも学びになればと思い手に取った一冊。

    眠くても、読みたくなる。続きが気になる。そんな本に久しぶりに出会いました。昨日買って、あっという間に読み終わってしまった。この感覚久しぶり。

    読後は、役に立ったな〜よりもこの作者さ...続きを読む
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本
    読みたい本がものすごく溜まっている時に、このような本を読んだら、ますます…
    三宅香帆さんの他の本を読みたいのに、ものすごく品揃え?の悪い小さな図書室の書棚になぜか「三宅香帆」さんの本は並んでいて、つい手に取ってしまった2冊目。
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術
    表題のような自己発信への希求は正直持ち合わせていないが、著者の文章術の中身や、本来の読者層が抱えている文章への問題点を知りたいと思って。

    書評に限らず、三宅さんの文章は言われてみると「推し」や「オタク」のそれに類するコンテンツへの愛情みたようなものが発散されているものであり、それが魅力だと思ったの...続きを読む
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術
    読みやすいうえにまさに悩んでた問題に直撃!
    胸のつかえが取れた感じとはまさに今の状態

    特に他人の感想やレビューを目にしてしまうと
    ○それに対する逆意見に傾いてしまったり
    ○もう世の中で言われまくってると投げ出したくなる
    という経験を何度かして、なにも見ないでまず自分!
    が身についていたので、やっぱ...続きを読む
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術
    いろんな小説の名場面を引用しながら、刺さる関係性や場面設定のコツが書かれている本。
    項目ごと細かく分かれていてプレッシャーなく読みやすかった!共感できない部分も少しあったけど、だいたい納得できた。
    「恋愛未満」の関係性書くコツが特に参考になったので今後意識して書きたい
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    頭脳明晰な文芸評論家であり文芸オタクの京大生による著名な作家の文体や文章構造の分析を基にして文章を学べる本。(というか教科書レベルによく分析されています。文章教室でテキストにしてる人絶対いるはず。)

    どうして私はこの文体に引き込まれてしまうのか、私はどうしてこの文体が好きなのか、と疑問に思っていた...続きを読む
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    あなたの書きたいことを自由に書きなさい。そう言われても何を書いたらいいかわからない。
    書きたいことがあったとしてもどうやって書いたらいいかわからない。
    起承転結はわかるけど「うまく書けないなあ」と思う。先生に聞くと言葉の使い方や読み手のことを考えてと言われる。
    わかるけどわからない。
    そんな時にこの...続きを読む
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    ”バズる”ってことは、やっぱりネット向け?と思って読み始めた私。
    作者の思惑は「そうではないよ」って。「テクニックを駆使して一時的に大きな拡散を狙う」ことが苦手な人向けに、書いた本であり、目の前の人の心をつかむ文章の書き方を伝えたいそう。(自分が思っていたことを作者も予想していたかのような言葉)

    ...続きを読む
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    正しい技術なんてなくて、好みの問題だよな〜と思った。

    確かにこういう文章好き、って思ったものがいくつかあった。
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    幅広い文献からの引用で自分の読書量の少なさを痛感した。文書の書き方・技術は、読書量に比例するんだろう。
  • 人生を狂わす名著50
    ネットでバズった書評ブログの書籍化。
    読んだ本、読みたくなった本、興味をそそられなかった本、書評だけで分かった気になれた本……などなど、様々である。
    著者には到底及ばないけれど、「本が好き」という気持ちだけはとても共感できるものであった。

    私は読書に限らず、あらゆる趣味は「現実逃避」だと思っている...続きを読む
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室
    ときどき著者独自の目線すぎてついていけないところもありつつ…知ってる文が出てきた時、腑に落ちる言い回しがされていて、この独特な雰囲気の本が面白く感じました。
    ひとつあたりの話しが長くて読み進みにくくなった時点でまとめだけ読むことにしました。ただまとめだけではピンとこないものも多かったので、気になると...続きを読む