三宅香帆のレビュー一覧

  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    バズる文章術を、さまざまな作家さんを例に分かりやすく述べられている


    ●しいたけ
     最初に何か、ひっかかり があると、どうしても続きを読みたくなる
    先にあえて、刺激的かつ意味不明な言葉を放り込む

    ●佐々木俊尚
     何と無く自分でも答えを知ってそうな問いを投げかけられるも、心の壁を作れない

    ●森鴎外
     最初にしつこく これは記憶だ と、伝える
    文章を書く人は全員過去型と、未来型の二つに分かれる
    つまり書き方が、過去に向きがちな人と、未来に向きがちな人が存在する
    夏目漱石は未来型
    森鴎外は過去型

     (ex)森鴎外➡︎古い話である。僕は偶然それが明治13年の出来事だと言うことを記憶している。

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    2023年02月16日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    とても具体的に文章の書き方を伝える本だと思います。内容は、50個ほどの文章や詩、歌詞、ブログ記事をモデルとしてそれぞれに使われてる工夫を分析しながら、三宅先生が自作の例文を添削して表現や構成の効果を味わうという形で成り立っています。知らない作家さんの文章を知るきっかけにもなりますし、実際に添削する前と後をみて学ぶことができるので実用的です。文章書きさんにはもちろん、三宅先生の読書が気になる方にもおすすめです。

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    2023年01月15日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    1.文章を書く仕事が増えてきたのでいつもとは違う切り口で読んでみたいと思って読みました。


    2.文章オタクの著者が語るバズるための文章術です。一般的にこの本の魅力はハウツー本に分類されてしまいますが、著者自身が楽しみながら書くというところが大前提となっています。
    それをふまえて、文章を書くことについてどれだけのテクニックが詰まっているのかをさまざまな著書を例に挙げながら書かれています。太宰治だったり、松井玲奈だったりジャンルを問わず例に挙げているので読み応えがある一冊となっています。各著者達の魅力はなんなのか、核となる部分はどこなのかをわかりやすく示しているのがとても良いです。

    3.いつも

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    2022年10月14日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    三宅さんが紹介される本だと、今までまったく興味を持ったことがない本でも、そしてそれが長い本だったとしても読みたくなる。もちろん気になっていた本もしかり。たとえば、『嵐が丘』とか『千夜一夜物語』とか『華氏451度』とか『恋愛論 完全版』(橋本治)とか『モンテ・クリスト伯』とか『風と共に去りぬ』とか『アンナ・カレーニナ』とか『細雪』とか、そんな本たち。

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    2021年12月29日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    悩み別に本を処方していくというコンセプトの本。悩みに効く一言、悩みに効く部分の紹介(引用)+著者のエピードもあってエッセイとしても読めます。こんな本は今までなかったかもしれません。

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    2020年01月25日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    『推し』=だれかに伝えたい事柄、この置換で有意義な読書になった。

    話題書で読みやすそうと手に取ったものの、文章のテンションが自分に合わない感じ。
    読書習慣のない人にとっては読みやすい、と評されそうな印象。

    そもそも推しという表現があまり好きじゃないうえに、推しについて語るというのもむず痒いと思ってしまう、、、

    総じて推し云々に留まらない、コミュニケーション全般において大事なことが書かれている1冊だったと思う。

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    2026年02月23日
  • 考察する若者たち

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    SNSやAIに囲まれた令和に生きる若者の性質を、流行から読み解く本。
    考察と批評の違いは、本質的には作り手の意図に関係なく、受け手が正解を意識しているかで分けられるということか。ただし、実際には最近の作品は作り手の方が正解のある考察を意識して、伏線を散りばめるなどしてヒットに繋げていることもあると本書では触れていた。このことを踏まえて、現代の作品は作り手が正解を意識しているか意識していないかで1軸、受けてが正解を求めるか(考察)求めないか(批評)で1軸の4象限に分けられると思うとわかりやすい。

    三宅さんの本は3冊目だが、適度に寄り道しながら伝えたいことをしっかりわかりやすく伝えてくれるので読

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    2026年02月22日
  • 考察する若者たち

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    考察がどうして流行っているのかが一気に解決しました。失敗したくないからこその正解を求めそして報われることが今の若者たちなのかぁ。確かにひと昔前は「努力は報われる」という前向きな言葉。そして少し前は「報われないこともある」というようなネガティブな言葉になり…。そこから、何のためにやってるの?これ、意味あります?みたいな若者が生まれた。そして今は「報われる」ために正解を欲しがる。推し活やChatGPTが流行るのも納得の一冊でした。

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    2026年02月22日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    三宅香帆さんの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」が実はあまり刺さらず、別の本も読んでみようということで手に取りました。

    タイトルに書いてある「話が面白い人」は何をどう読んでいるのかと言う問いに対し、比較・抽象・発見・流行・不易の五つの技術を使った鑑賞方法を用い、三宅さんがこれまでに触れてきた文学・ドラマ・漫画をどう捉えたか具体的に語られて行く、と言う構成。

    個人的には、p.132から始まる令和の「こじらせ男子」が持っていないもので語られる男女論が面白かったです。女性は早い段階から人生の選択を迫られることが多いのに対し、男性はより選択が広まることを良しとする世間で生きていくなかで、個と

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    2026年02月22日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    読書はできないのにスマホゲームはできる。そこにかける時間は同じなのになぜか、常々考えていたし、そんな自分を責めたりもしていた。
    読書はノイズ、なるほどと思った。
    速読法や自己啓発系、仕事関係の本ばかりを選ぶ時期があったことを思い出した。「情報」を求めていたのだなと思った。それを読書と思っていたその時期は、常にオン状態で読書が辛かった。
    今は読書というノイズを心地よく感じることができている。労働時間は変わらないが、気持ち的に半身で働けるようになってきていたのかもしれない。オンオフの切り替えに読書は最適だと感じている。本が読めている間はきっと大丈夫。

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    2026年02月21日
  • 考察する若者たち

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    相変わらずな三宅さんの分析力、そして表現力。
    本当にたくさんの本を読んでいるんだろうなーとは思うものの、ただ乱読しているだけの人ではここまで「批評」はできない。
    単にダメ出しでなく世相をどう見るか。
    ループものから転生ものへ、やりがいから成長へ、ググるからジピるへと。今回も楽しませてもらいました。

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    2026年02月19日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    話を面白くするノウハウかと思いきや、大部分自身の書評。読んで技を盗めということか。
    たしかに、内容は面白い。

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    2026年02月19日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    AIに仕事を奪われることを怖がるより、むしろ「本も読めないくらい余裕を奪うような仕事」なら、どんどんAIに任せてしまえばいいという考え方に救われました。

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    2026年02月18日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    ずっと気になっていた本でした。退職してから読んでも、とは思いましたが、読んでよかった。
    全身で仕事をしているから、読書ができない。インターネットで情報を集めたり、ゲームは出来るのに。2000年代くらいから始まった新自由主義の自己責任論はできる限り仕事して、老後資金も自分で稼げなので、社会全体がそういう風潮に染まり、自分で時間を作っても仕事に回してしまう。著者はそういうのはやめようという。24時間仕事してたら疲れて、身体を壊し、鬱病になってしまうかもしれない。それでは持続可能な社会にはならないと。
    それよりは半身で仕事をして、自分の趣味や生活に時間をもっとあてよう、そんな社会になるといいな、と結

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    2026年02月18日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    すごく知的探究心をくすぐられた1冊
    それだけでも読む価値はあった

    タイトルにはなぜ本が読めなくなるのかとあるが、要は文化的な営みや好きなことまでできなくなるのはなぜかということが主旨なのかなぁと、、

    読書離れの要因のひとつについて三宅さんが仮説を立てて、それは正しいかを検証する流れになっている
    あくまでも仮説の検証をした1冊であって本が読めない要因を分析して網羅しているわけではない

    確かに仕事をしていて、自分の周りにも趣味を持ってる人はいるけど、そういう人は間違いなく自己チューと呼ばれていたと思う
    なぜなら趣味をする時間があったら仕事をするのが、もしくは自己啓発するのが美徳とされてるから

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    2026年02月17日
  • 考察する若者たち

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    自覚あり!!って頭の中でうなずきまくりの読書体験だった。
    報われたい、成果が欲しい、正解に辿り着きたい、、、コンテンツが溢れすぎていて、そのコンテンツを消費することが目的になってること、めちゃくちゃあるなあ、と思った。
    自分のあれしたい、これしたい、って心の声も、浮かんだ瞬間に捉えないと消えちゃって、時間ができた時には何も考えられなくて虚にYouTube眺める、みたいな、、。
    過程を味わったり、その瞬間瞬間に意識向けたりしたいなと思った!!

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    2026年02月16日
  • 考察する若者たち

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    昨今のSNS選挙を目の当たりにして、なぜ現代のネット空間では、強いものがより強くなるんだろうと疑問に思っていたが、本書を読んで納得した。

    本来なら多様な情報にアクセスできるはず環境が、実は単一化されていく。プラットフォームの奴隷になっていく。これは、パブロフの犬と同じだ。

    これからは大多数の奴隷たちと、ごく少数の人とで、別の世界を生きていくのだろうか。柴崎友香『帰れない探偵』のような世界だ。読書して映画を観て批評するような人は、「帰れない探偵」として生きていくしかないのだろうか…。

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    2026年02月17日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    読書も、音楽も、ライブも、言葉はいらねぇ、自分の中で「なんかすごかった」の感情を大事にしておく方がもはやオシャレだと思っていました。

    が、それがとんでもなくもったいないことであったとは…!

    前半で、なぜ「好き」を言語化する必要があるのか?の部分にしっかり言及されていたので、その後も納得感をもって読み進められました。

    言語化のテクニックやヒントは様々ありましたが、とりあえず実践しているのは、「なんとなく好き」「なんとなく嫌い」の感情の理由を分解し、掘り下げて考えること。やや大げさですが、自分という人間そのものを理解することにもつながっているように思います。

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    2026年02月16日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    文体という観点から文章を読んだり書き手を評価したりしたことがなかったので、とても新鮮だった。それぞれの文体の特徴について3ステップでまとめてくれているので、だれでも簡単に真似できそう。感想文を書く機会の多い中高生や、私たちのようなレビュアーにオススメの1冊。読む専の方でも、作家さんの癖や面白さのヒミツについて知りたい方にはぜひ読んでほしい。

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    2026年02月16日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    そもそもこれだけたくさんの異なる文体を集めて語ることができる、読んできた、興味を持ってきた三宅さん、すごい!

    文体によってどうでも良い話も面白くなる。興味深いストーリーなのに文体に馴染めずに読めない。そんなことが良くあるけれど、仕掛けを著者の三宅さんがひとつひとつ解説してくれる。

    YouTubeでいろんな本について熱く語る三宅香帆さんの声を想像しながらこの本を読んでいた。楽しい!あっと言うまに読んでしまった。SNSの投稿もこの本を参考に練っていこうと思う。

    おまけの動画でも、本文にない本を紹介していて興味深かった。あれを読もうかな。

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    2026年02月15日