三宅香帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見る、読むなど得ること自体をもちろん楽しみつつも、それをいち経験として、得たいのかもしれない。
音楽もランキングから知る時代から、ショート動画で出会う時代に変化した。その影響で、現代の音楽はいかに短く、キャッチーで刺激的かを求めている。サビしか知らなくて、サビしかおもろしくなかったり、転調ばっかりで飽きさせないようしたり、曲調をガラッと変えて刺激を入れたり。
オンリーワンという孤立というよりも、ラベリングされて、界隈があって、何かに属していたい。何かに寄りかかっていたいという感じかな。孤独は嫌だもんね。
この感想を書いている時点で、わたしはマジョリティ的な考察する人間とは少し違っているの -
Posted by ブクログ
読んでいる中盤辺りから読み終わった今も、
推しへの好きを言語化して自分の思い、好きをたくさん残して、充実した人生を送っていると実感したい!
という気持ちが溢れています。
著者の推し活に対する温度感も好感を持てましたし、読んでいてワクワクしてきました。
そこそこ生きてきて、文章も添削しながら展開している身としては知っている方法も多かったですが、それをプライベートに使おうとはしなくなってたなと気付きもありました。
私の場合は推しに対してのモヤモヤはあまりないですが、可愛くてたまらないこの気持ちをどうしたら!と思うことはあります。
そんなたまらない気持ちを言語化して、自分でも思い出しやすくなるよ -
Posted by ブクログ
「推し」に限らず、自分が好きなものを言語化する上で思考を深めていくためのコツが得られる本だなぁと感じました。中高生にもオススメできる一冊です。
"言語化とは、細分化のこと"
よく語彙力がないと自分を卑下してしまいがちですが、「言語化に語彙力は必要ない」「言語化とはいかに細分化するか」。
なるほどと思いました。そして細分化した先にオリジナリティ、自分らしさが宿るのだと。自分がどんな時にどうしてそんな感情を抱いたのか、自分の感情を見つめて言語化していく力は、「推しの良さを伝える」以外でも自分自身を豊かにするものとなるのではないでしょうか。
プロの書く推し語り文、とても面白かった -
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Posted by ブクログ
私は多分ずっと半身で生きてきている。
夜中に飛び出して一晩帰って来ない様な働き方をしている夫に育児のサポートなんぞ期待もせず、
ずっと非常勤でやってきたら、子供がそこそこ大きくなっても居心地が良すぎてそのまんま。
時にバリバリやってる女性を見ては、後悔したり、花を買いきて誰かと親しみたくなったりしてたけど、
私はこれで悪くなかったなーとぼんやり思う。
異世界に行ったり、部屋を片付けようとしてみたり、
謎解きに感心したり、マネー雑誌をかじってみたり、
手当たり次第っぷりは振り返ると恥ずかしいくらいだけど、どれもその時の私と得難いご縁で出会った本たちで、出会えた事に感謝。
紙の辞書と電子辞書の -
Posted by ブクログ
インプットしたものをどのように解釈し、どのように面白さとしてパッケージして伝えるのか。そのための5つの技術が、具体的な作品と筆者自身の読み方を通して紹介されており、とてもわかりやすかった。
印象的だったのは、「何となく読む」ことを頭ごなしに否定しないところである。自由に読むことの面白さを認めたうえで、「こういう読み方もある」とそっと手ほどきしてくれる。その距離感が心地よかった。
「読む」という行為は、本来とても自由で、どこまでも広がっていく営みだと思う。本書は、その自由さを狭めるのではなく、むしろ楽しみ方を可視化してくれるガイドマップのような役割を果たしていた。
面白く話す、面白く伝える -
Posted by ブクログ
三宅香帆さんによる考察文化についての批評。考察、萌えと推し、AI、世界に一つだけの花という自分らしさから生きにくさを弱めるMBTIなどのラベリング。こうしたテーマを漫画やアニメなどのエンタメ作品を題材として読み解く。
映画やアニメで考察を楽しむのも感覚としてはわかるけど、個人的には三宅さんよりちょい年上の批評の時代を生きてきたおじさんなので、その時代の変化の整理はわかりやすかった。特に前半の萌えから推しへの変遷はなるほどと感じると同時に色々と考えどころのある話だなと感じた。
考察という唯一絶対の正解が求められる時代においては「萌え」ではなく「推し」となる。なぜなら「推し」には追いかける理想像が -
Posted by ブクログ
ネタバレ三宅香帆さんの「『好き』を言語化する技術」を読みました。ポイントは細かいテクニックはさておき、まずは思ったことをメモに残すことみたいだ。そして、読み手との距離感を明確にする。また、「推し」の良さを表現するだけではなく、推しを好きな自分(あるいは他人)のことを書いてみるなど、視点を変えることも有用。そして、気になったところを細分化する。推敲する。好きな作家の文体を真似てみるとかな。いずれにせよ、まずはメモっておく事が重要ということで、自分のアプローチは間違っていなかったようで安心した。
「面白さは共感と驚き」だそうで、「共感」とは自分も同じような体験と感情を知っていて、それをぴったりする言葉にし