三宅香帆のレビュー一覧

  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    タイトルどおりのテーマを扱う本書。このタイトルの本がベストセラーになること自体が興味深い。
    このタイトルを見て、「確かに!」となるのと、「そうかな?」となる二面が同居するのが興味深い。
    前者は、まさにそのとおり、働いてたらじっくり読書なんかできやしない、という実感。後者は、とはいえ何かしら(とはいえ、本書でたびたび言及される啓発書よろしいビジネス書中心だが)読んじゃいるよ、というところだろう。

    本書は、読書とヒト、社会の向き合い方について、歴史経緯含めて解説しているが、そこはさておき、ここ十数年でどうか、に着目すれば、「読書=ノイズ」と喝破している。ノイズにならないタイプの自己啓発書、「情報

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    2026年03月22日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    再読。
    初めて読んだ時は読書メモもつけていなかったし、フランクな文体もあってかあまり印象に残っていなかった。

    再読して印象的だったのは、好きは一時的な感情だが、それを記録しておくことで、自身の好きが蓄積され、それは自己の価値観や人生になっていくと言う部分。

    読書メモってあんまり再読していないけど、読み直して過去の自分の好きに触れるのも面白いのだろうなと思った。

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    2026年03月22日
  • 考察する若者たち

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    とても売れている三宅香帆さんの新書。題名も気になり、購入。「令和」と「平成」で何が変わったのか?今の若者はどう変わったのか?きっと多くの人が気になる題材で、目のつけどころがすごいと思う。
    本書のキーワードは、「報われる」、「報われる努力をしたい若者」。それは、社会が報われる努力をできる場所になっていないことの証という。
    おそらく三宅さんが一番伝えたいことは、「あとがき」なのではないかと思う。本や雑誌を読む、書店に足を運ぶ。「自分の言葉」で表現する。それは、自分の考えを大切にすること、自分をみつめ、個性を大切にすることに繋がっていくと思う。

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    2026年03月20日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    物語の解釈の仕方を方法別に説明しつつも
    著者の物語への愛が途中から止まらなくて
    タイトルから脱線している感もあったが
    読み物として満足度はあった。

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    2026年03月20日
  • 考察する若者たち

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    Podcastをきっかけに興味を持った三宅香帆さん。

    現代のパーソナライズという名の個人性の喪失を批判的に洞察しながら、そこに「批評」の新たな価値を見出していく。
    現代の若者が全てにおいて報われることを求めているのだという分析はなるほどなと思った。
    答えのない問いにじっくり向き合う、時にその問いを自分自身で見つける。そんな力が必要だと言われて久しいにも関わらず、若者は真逆を行くのか。
    もう少し考えてみたいものだ。

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    2026年03月17日
  • 「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活)

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    ・購入のきっかけ
    自分の好きなものに対し、それのどこが好きなのかを自分のなかで明確にできなかったから。

    ・読む目的
    好きなものの好きな理由を学ぶため。

    ・この本は知識を「広げる」or「深める」?
    広げる。自分の感じることをいかに言語にするか、その方法を紹介するように学んでいく。

    ・この本はどんなスパンで効く?
    短~中期的に効くと思う。
    短期的には、目的に対する解決として「好きなものの好きな理由を明確化する」ことができるようになる。
    それにより、好きなものを分析したりまた好きなものを伝えたりと、中期的に関わっていけるようになる。

    ・感想
    この本の重要な部分は、おそらく最初の「前準備」の

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    2026年03月17日
  • 考察する若者たち

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    ネタバレ

    作者が作ったものが正解だとずっと思ってた
    物語は物語、作者も知らないことがある、人によって違っていいんだ
    報われにくいものを見つけていったら、もっと自分について知れるんだろうか

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    2026年03月17日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    明治、大正から、戦前戦後、高度成長期から現代に至るまで、時代時代で、どんな本が読まれてきたのか、読書はどういう位置づけだったのかを振り返ったのち、現在の読書と、ノイズ抜きの「情報」との違いが明確にされる。

    その上で、読書の復権のため、半身で働くことが提言される。読書に限らず。日本の復活と言っても良い。

    確かに、仕事に長時間を捧げ、それ以外の時間がない社会は健全ではないが、成長し続けないといけない株式会社という仕組みとのバランスをどう取るか、難しい。

    ノリに乗っている三宅さん、放っておくと働き過ぎてしまうほど仕事が好きだという点が一番の自分との違いかも。

    あとは、自分の20代30代の頃と

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    2026年03月16日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    「話が面白い人」になるにはどうするかというより、どうやって鑑賞する力を磨くかということに焦点をあてた本。アウトプット(話す内容)はインプット(今までに 見た/経験した もの)によって作られるため、まずはインプットの濃度をあげよう、という発想だと思う。

    「どう読むか」の方法について具体的な説明は冒頭に少し紹介されているのみで、本のほとんどが実践例としての三宅さんの実際の批評である。

    紹介されている鑑賞のプロセスは以下の5つ。
    「比較」他の作品と比べる
    「抽象」テーマを言葉にする
    「発見」書かれていないものを見つける
    「流行」時代の共通点として語る
    「不易」普遍的なテーマとして語る

    実践例と

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    2026年03月16日
  • 考察する若者たち

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    現代で言う"考察"には割と批評もひとまとめにされている場面多いように思う。
    批評の語感とか字面から、何かを批判するもの批判されるもののように感じてしまって避けられているのでは。
    本書でいうところの考察って、国語の授業でやる読解だなぁと思った。現代の若者たちが考察動画や考察ブログを求めるのは、読解に興味が向いて答え合わせがしたくなっているのか、自力では出来なくなってしまっているのか……。

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    2026年03月16日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    日本の労働史と本、読書の関係性について書かれた本であった。
    労働環境の変化が日本人の読書の向き合い方に大きく影響があることがわかった。
    とりわけ現代の新自由主義においては、人々が疲れ、花束のような〜の麦くんに代表されるように、読書に勤む余裕もなく、文字情報はただの情報としか消費されなくなってしまった。
    最後にはそういった現代に対する提言をしており、労働と読書の向き合い方を考えさせられる一冊であった。

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    2026年03月16日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    インプットをどう解釈するかの参考にはなったが、コンテンツの感想という側面が強く、そういった捉え方は面白い、といった発見はある。「人の話を本を読むように聞く」。人の話を遮ってしまうことがあるので心に留めておきたい一説。

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    2026年03月15日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    この本の直前に読んでいたのが稲田豊史の『本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形』でした。その新書で「本を読む」って行為が衰退していく現状をはっきり理解したことでかなり落ち込んでいたところに、本読み最強女王(?)の三宅香帆!かなり気分は持ち直しました。「本が嫌いな人たちがどんどん増えているのはわかるけけど、本が好きな人たちもまだまだ元気!」ってな気分。そして今なぜ彼女が大活躍しているかもわかったような気になりました。それは読書好きにありがちな「上から目線」成分が皆無なところ。まるで「推し活」のように古今東西の作家の文体を楽しみ、次々にその裏側に潜むマル秘テクニックを分析

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    2026年03月15日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    ライブに行ったあとや本を読んだあと、SNSで感想を見て「自分の気持ちを代弁してくれている」と満足しそこで感想をポストするのをやめてしまうというのが本当にあるあるだったので、そこに言及されていて自分だけじゃなかったんだと感動しました。すぐにメモを残すことを癖付けようと思います。

    他の本も読みたいと思いましたが著者の軽すぎる口調がどうしても苦手なので迷ってます。

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    2026年03月15日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    オーディオブックにて。

    好きを言語化するには
    ①感情の細分化
    ②自分の言葉で書く

    この時代、簡単に答えが見出せるから私自身もすぐに調べて答えをさがしてしまう。しかし自分が感じたことには正しい答えなんてものはないから誰かの意見を鵜呑みにするのではなく、自分自身の言葉で言語化するのは大切であると感じた。

    推しという現代の流行を活かしつつ、コミュニケーションスキルアップのビジネス書的にも有効な手立てが書かれている。

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    2026年03月14日
  • 考察する若者たち

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    ホラーの扉は開かなかったので、新書の扉を開いてみた。
    とても耳が痛すぎる話。あまりに意味を求めて過ぎているし、間違うことを恐れて、先回りして正解を求めていた気がする。ゼルダも負けることが怖くてずっとガノンドロフと戦ってないし、期待している結末じゃなかったらってフリーレンも途中で見てない。野球の試合もできれば勝敗分かった上で見たい(これはちょっと違うか?)本を読んだり美術館に行ったり、楽しかったけどこれ意味ある?と不安になって、常に意味を報酬を探してしまう。
    答えはいつも一つみたいなコナンくんはミステリーの中だけでいい。その他は複数あるよって世界だといい。だってその方がきっと面白い。
    そして自分

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    2026年03月13日
  • 考察する若者たち

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    「最適解」を欲し、「報われる」ことがゴールだとする令和の若者たちの思考を、平成以前の文化との比較によって分析している。
    令和思考についてよくわかっていなかった自分は、ただただそうなのかぁと勉強させてもらった。
    でも、長く生きていれば正解の無い問題にぶち当たることもたくさんあるわけで。社会的責任や家族をまだ持たない若者だからこそ、許される態度なのではないかとも思ってしまう。
    だからこそ自分の感覚を大事にして、自分の頭で考える練習が必要。あとがきに書かれた三宅さんのメッセージを多くの若者が受け取ってくれると良いなと思う。

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    2026年03月13日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    花束みたいな恋をしたで自分が感じたことが最初に出てきて、これは!と思った。最終的に言ってることは同感できつつも、途中までの分析から急に萎んでしまった気がしなくもない。それでも同年代として考察力はすごいと思うし、久しぶりにしっかりした本を読んだなという感じ。

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    2026年03月13日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    時代でヒットした本をベースに、本が身近になりだした明治、大正から現在までを分析。
    高度成長期、立身出世を目指した教養としての読書。
    バブルがはじけ、情報革命時代には、ノイズ(読書などの教養)をオミットした情報が求められて、本が読まれなくなった。
    ここからは社会の批判をまじえながら、半身の社会を目指そうと提言。それこそが「働いていても本が読める」社会だと。
    そういえば20代の頃は、毎日午前様で、読書とは縁遠くなっていたな〜。

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    2026年03月10日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    三宅さんの語り口が好きなので読みながら文章がずっとポッドキャストの時の声で脳内再生されてた

    本文面白かったし、この本のノイズに当たる部分は歴史の部分だなと思った
    歴史の話があってこその後半の主張だとも思う!
    全体的に読みやすくて共感できる部分多かったけど、もう一歩具体的な提案があればなと思って星4

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    2026年03月10日