三宅香帆のレビュー一覧

  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    三宅さんが紹介される本だと、今までまったく興味を持ったことがない本でも、そしてそれが長い本だったとしても読みたくなる。もちろん気になっていた本もしかり。たとえば、『嵐が丘』とか『千夜一夜物語』とか『華氏451度』とか『恋愛論 完全版』(橋本治)とか『モンテ・クリスト伯』とか『風と共に去りぬ』とか『アンナ・カレーニナ』とか『細雪』とか、そんな本たち。

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    2021年12月29日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    悩み別に本を処方していくというコンセプトの本。悩みに効く一言、悩みに効く部分の紹介(引用)+著者のエピードもあってエッセイとしても読めます。こんな本は今までなかったかもしれません。

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    2020年01月25日
  • 考察する若者たち

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    以下の構成で本書は成り立つ。

    1章 批評から考察へ
    2章 萌から推しへ
    3章 ループものから転生ものへ
    4章 自己啓発から陰謀論へ
    5章 やりがいから成長へ
    6章 メディアからプラットフォームへ
    7章 ヒエラルキーから界隈へ
    8章 ググるからジピるへ
    終章 最適化に抗う
    あとがき やりたいことや自分だけの感想を見つけるコツ


    1〜8章は「今の若者は"正解"や"最適解"、"報われること"を求め、そのために時間やお金を使い、行動する」ってことを平成と令和の様々な観点から比較して示している。
    そして最終章で、「だけど、"正解&

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    2026年05月03日
  • 考察する若者たち

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    考察という切り口に納得。
    インターネット、SNSによる洗脳が続く影響が、こういう思考につながっていたのだと腹落ちした。
    報われたいという思考は、AIによって、一層強くなるに違いない。独自の解釈、答えのない論調が否定される世の中に向かうであろうし、こういう背景で成長した世代が世の中の舵取りをする時代には、人間発のイノベーションがあるのだろうか?

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    2026年05月02日
  • 考察する若者たち

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    この頃とにかく動画を消費したい、とにかく新しい店に行きたいと思ってしまう急かされている様な感覚がある。その理由の一端を説明してくれている気がした。

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    2026年05月02日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    読みやすかったのと、書評の書き方の具体例が分かりやすかったので☆4で。
    ネガティブな感想を抱いてしまう原因が「不快」「退屈」のどちらか。
    ポジティブな感情の理由は「驚き」「共感」(詩人穂村弘さんが著書の中でおっしゃっていたらしい)。
    この分析が大変興味深かったです。

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    2026年05月01日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    最終章の半身社会という考え方に強く惹かれました。
    それまでの章は文明開化以降の社会と読書の位置付けの変遷をたどるツアーであったため、やや説明的に感じました(それでも読みやすいです)。
    通して読むほうが納得がいきますが、最終章の考え方だけでも是非触れてみることをお勧めします。

    仕事に全身全霊で臨んでいて、それは降りかかる仕事量の点で避けようがなく、そのせいで読書や余暇の時間が削られたり家族に家事等への全身を強要したり、そんな生活に息苦しさを感じつつも、心のどこかで仕事へのフルコミットを美化している。
    こういった感覚は職場環境由来に加え、それを許容する自分の性格由来なものと思っていました。
    しか

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    2026年05月01日
  • 「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活)

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    ネタバレ

    本書258ページ
    『私はあなたの感想が、読みたいのです!』
    から、本書で紹介された推しについて言語化する内容を踏まえて感想を書いてみます。
    私自身推しを言語化する能力についてはあまりありません、皆無です。誰に向けて書いてもいいかわからないので、著者の三宅香帆さんに宛てて書いてみたいと思います。
    あなたにこの感想文が届くことを願って。

    最初にこの本を手に取ったのは本屋さんで、私は読書をする時は決まって電子書籍派です。しかしながら本屋さんでこの本を見かけたとき、または内容をペラペラ見て『他人の言葉に私たちはどうしても影響を受けてしまうのです』という内容から、ビビビっときました。(これはぜひ紙の本

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    2026年05月01日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    三宅夏帆さんの書籍は、自分が令和を生きる中で問題に感じていたことを的確に刺してくる。

    なぜこの本を読み始めたのかというと、就職活動で、人を理由に企業を志望した際、「なんで?」「どこを良いと思ったのか」と強く聞かれ、上手く答えられなかったからである。私は「好きという感情に理由なんてないよ!」と思っていたけれど、自分のバックグラウンドや幼少期の経験から好きはつくられると学び、AIで簡単に綺麗な文章をつくれる時代に、自分で話せる人にならないとなと危機感を抱いたからである。

    特に、ワンキャリアなどの通過ESを読むと、あたかも自分も同じ思いを抱いていると錯覚してしまう。インターネットに載っている志望

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    2026年04月30日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    タイトルだけ見て、個人にフォーカスして、労働がメンタル等に及ぼす影響と、それによる読書意欲の低下の本かと思っていたら、全然違った。個人ではなく、社会にフォーカスして読書という行為の社会での立ち位置と労働との関係性を書いた話だった。
    結論である「労働と文化を両立させる社会」については、具体性ははっきり言ってないが、非常に共感できることだった。
    最終章で書かれている「何も考えずに全身全霊で仕事するのは楽である」という主張は非常に耳の痛い話だった。なんとか「半身」で働いても何とかなる社会を作っていきたい。

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    2026年04月29日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    比較、抽象、発見、流行、不易の5パターンを使って、本や映画を解釈していくための方法と具体例をたくさんあげてくれているわかりやすい本。三宅さんのYouTubeとかをみてから読んでいると、三宅さんの人柄が文章から伝わってくる。このかた、やさしいし、作品への愛がすごく伝わってくる。

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    2026年04月29日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    またまた読みたい本が、どんどん増えてしまいました。
    砕け口調と口語的表現の文章は、難しい本とて親近感がわいてしまいます。読むのを挑戦してみようかなー、と思わせます。誰にでも分かりやすく噛み砕いて伝え興味を湧かせる、この筆者のスゴいところなんだろうなと思います。

    「究極の相談相手が、本」という筆者さん。
    確かに、私自身本を読むようになって今まであった孤独感が、若干薄れたかもしれないなーと感じています。あー、私1人じゃなかったんだー、と。ま、私の人生は先人たちの繰り返しの1つに過ぎないですし、だから私の悩みや苦しみなんか、きっともうどこかの本の中に解決策が既にあるはずですし(たぶん)。
    もっとも

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    2026年04月29日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    半身で生きていく
    仕事だけでも、読書だけでもない
    心のバッファを設けて偏りすぎない
    反面があるから両方がよくみえる
    読書で自分との対話、著書との対話を楽しもう

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    2026年04月29日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    タイトルに「好き」を言語化とついているが、コミュニケーションの本質が記載されている著書な気がする。
    対話者との情報格差を測り、それに応じた伝達を意識するとの内容は当然の事ではあるが、改めて提示されると、今後とも意識してプレゼン等を行おうという気にさせられた。
    また、著者の書評?アウトプット?のためのノウハウについても詳細に記載されており、文章作りのみでは無く、思考の整理についても応用出来そうなので参考にさせて貰う。

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    2026年04月29日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    明治時代から、日本人がどうやって読書で自己を高めようとしてきたかの歴史。
    現代の人はどうして本で自己を高めることをしないのか。
    納得感もあったし、面白かった。

    「情報」は知りたいことであって、「知識」は知りたいこと+ノイズ。
    自己を常に上昇させなければならないという社会、仕事によって自己実現せよ、との時代の要請を現代日本人が強く内面化してしまった結果、「知識」ではなく「情報」を得ようとするようになった。
    つまり、効率的に自己の上昇に直接的に寄与する「情報」だけを取りに行くようになり、「知識」つまりノイズの多い「本」という媒体が選ばれなくなった、ということ。
    ファスト映画、ファスト教養とかも、

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    2026年04月28日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    三宅香帆さんが、
    ここ数年、読んだり鑑賞した本、漫画、ドラマなどを例に取り上げ、
    面白く伝えるポイントを伝えてくれる本。

    私は、自分の話が大して面白く無いと普段から思っていたこともあって、この本を手にとってみたわけなのですが、、
    技術を生かそうというより三宅香帆さんおすすめの本や漫画をぜひ読みたい。やっぱNetflix入ろうかなあという気分になった一冊。

    推し活の考察は、時期的にこの本の後になってしまったのか、朝井リョウさんの「イン・ザ・メガチャーチ」にも通ずるものがあり、(資本主義とつながる推し活)興味深かったです。

    あとがきの「本を読むように、他人の話を聞く」という言葉がとても良かっ

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    2026年04月28日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    サンクチュアリっぽい本!(褒めてます)
    わかりやすく親しみやすい内容。しかし、随所に「それはマニアック過ぎでは?」とツッコミをいれたくなるトリックがあって、とても面白いし、自分でも真似したくなる!本を読んでいるはずなのに三宅さんが目の前で白熱授業してくれているみたいな本。ひとつ前に読んだ母殺しとはまた違った三宅香帆で面白い。

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    2026年04月28日
  • 考察する若者たち

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    考察する若者たちという題名通り、考察という文化はどうなのか問いかけるような内容だった。
    最近は考察をする系の動画が流行っており、その動画を見た後に購入する人が多いという内容が主であると感じました。
    筆者でもわからないその後という考察はとても魅力的に思いながら、その考察は正解が必要なのかという考えるという部分を疎かにしている可能性があるというのは、考えたこともない考え方でした。
    様々な本や漫画をとらえながら比較していくように考察されている内容がとても魅力的に思いました。

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    2026年04月26日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    自分の好きが他人に影響されやすいのは本当だと思う。
    昔、家族に、好きだったとある小説を酷評されたことがある。
    それを受けて、自分も「そうかも」と思って読まなくなってしまった。
    でも、確かに自分は読んでいた時、好きだったんだな、と思い出しました。
    他人の評価を見る前に、まずは自分の感想を持とうと思います。

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    2026年04月26日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    同世代の社会に対して感じている感覚を、歴史の背景も交えてうまく言語化してくれたように思えて面白かった。
    ただ、「半身で生きる」という姿勢は、プロフェッショナルとは逆の姿勢。特定の分野に強みを持つことが強い現代において、「半身で生きる」ことのイメージが私には現状イメージができていない。これは筆者も読者に問題提起している点ではある。
    また、ノイズすら選びとる(能動的に感性というアンテナでキャッチする)ことも必要なのではと思った。
    アンテナを磨きながらそのスイッチをオンオフする。そしてオフになっていてもそれを否定しないことがいいよ。と解釈した。

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    2026年04月26日